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どきどきキャンプベストネタライブ「サスロ」

どきどきキャンプベストネタライブ「サスロ」 [DVD]どきどきキャンプベストネタライブ「サスロ」 [DVD]
(2010/07/21)
どきどきキャンプ

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『どきどきキャンプベストネタライブ「サスロ」』を観る。タイトル通り、「24」のジャック・バウアーをモチーフとしたショートコントで人気を博しているお笑いコンビ、どきどきキャンプが過去に作り出してきたコントを再演したベストライブを収録した作品だ。タイトルになっている「サスロ」は、某有名機動戦士アニメシリーズに関連する人物の名前から来ているらしい。余談だが、どきどきキャンプの単独ライブには常にこの某アニメシリーズをモチーフとしたタイトルがつけられているようで、過去のライブタイトルを振り返ってみると「木星帰り」「完全平和主義」「我々は3年待った」と、無駄に壮大だ。それなのに、彼らが今作で演じているコントといえば、やれ女子風呂を覗くことに全力を注いでいる男子だ、やれファミレスの駐車場に停めておいた自分の原付をチンピラにイジられていることに焦る受験生だ、やれサッカーの試合中にトイレに行きたくてたまらなくなったゴールキーパーだと、とてつもなく矮小だ。機動戦士どころか、一般人にすら追いついていないような雰囲気すら漂っている。そんな彼らのコントを観ていて、ふと「非モテ」という言葉を思い出した。本来、「非モテ」という言葉は自意識的なものらしいのだが、女性に返信するメールの内容に必死になる男や、コンビニでエロ本が買えない男の姿は、まったくもって「非モテ」という言葉に相応しいものであると感じてしまったのである。「非モテ」な二人が繰り広げる、どうしようもなく矮小で情けない生き様。それはなんだか、女子たちから見向きもされない中学生男子の姿を彷彿とさせる。いざ行け、三十路の中学生。これからもきっとモテないけれど、生きていればきっと何かある!(根拠はない)


・本編(71分)
「女子風呂のぞき隊」「メール」「男の試練」「ロックミュージシャン」「24 in教習所」「24 inプールの後」「試合中の悲劇」「コンビニ買い出し」「原付とチンピラ」「親にささげる歌」「格闘技経験のない2人によるプロレス」「女を守る会」

・特典映像(23分)
「佐藤の授業」「岸の授業」※生徒としてハマカーンが出演
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2010年8月の購入予定

18『COWCOW CONTE LIVE 3
25『さまぁ~ず×さまぁ~ず DVD-BOX (6・7)【完全生産限定版
25『モンスターエンジントーク
25『コントスタイル ジンジャーエールはない!』(ザ・プラン9)
27『タンバリン芸人 ゴンゾー
27『LIVE! 潜在異色 特別版 【SUIDOUBASHI秘宝館】
27『ゲームセンターCX 24 ~課長はレミングスを救う 2009夏~

あくまでも予定だから買わないかもしれないし、観たからって感想を書くとは限らないし、だからそんなに期待しないでください! ……と、誰に言うでもなく言ってみる。そんなこんなで夏真っ盛り、海だキャンプだスイカ割りだと言ったところだけれども、皆さんは如何お過ごしだろうか。休日の前の日の夜に酒を飲んで酔っ払って、目が覚めたら午後だったとかいうような、荒んだ日々を送ってはいないだろうか。……僕のことではないよ、もちろん。そんな皆の夏を彩るお笑いDVD、とりあえず色々と出てきたけれどもどうだろう。……地味? パンチがない? なんかヒグラシの鳴き声が聞こえてくる? うん、そういう夏でもいいじゃない。おっさん二人のトークを見いる夏でいいじゃない。レミングスを救う夏でもいいじゃない。タンバリンでも叩けばいいじゃない。そんな夏でもいいじゃない……あれ、イヤだっ。

『西野亮廣独演会』

西野亮廣独演会 [DVD]西野亮廣独演会 [DVD]
(2010/07/14)
西野亮廣(キングコング)

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これまでに何十本という漫才を観てきたが、初めて観たときの衝撃という意味では、キングコングの漫才は決して忘れることが出来ない。はっきり言って、とてもつまらなかった。これほど笑えない漫才が、どうして評価されているのか不思議に思えるほど、彼らの漫才には面白さを感じられなかった。ところが、それから何年かして、改めてその漫才を観てみると、これがなかなか面白く見えて、再び衝撃を受けた。何か突出した要素があるわけではないし、テーマが特別なわけでもないのだが、スピード感溢れるテンポとエネルギッシュな展開で妙に惹きつけられてしまった。初見の頃よりも“漫才”を知ったために、これまで見えなかった部分が見えてきた、ということなのだろうか。今作は、そんなキングコングのツッコミでありネタ書きを担当している西野亮廣が、月に一度のペースで行っているトークライブ「西野亮廣独演会」全45回公演の中から、大阪公演の模様を完全ノーカットで収録した作品だ。観ると、ステージには一本のスタンドマイクしか立っていない。映像を映すモニターもなければ、休憩用の椅子もない。まさに「ステージに立つ俺だけを見ろ!」と言わんがばかりの演出で、彼の芸に対するストイックさを感じさせられる。そんなストイックなステージで繰り広げられるトークは、非常にシンプルだ。自身が体験した出来事を、余計な言葉を加えることなく展開し、オチへと直行する。それ以上も以下もない。もし、そのトークから特異性を見出すとすれば、それは異常とも言えるスピード感だろう。通常、トークというと、話と話の間に余韻を残すものだが、西野はそれをまったく許さない。先の話が終わったと思った途端に、次の話を始める。その話が終わったと思えば、更に次の話を始める。そういった状態で、トークは決して途切れることなく継続する。このスタイルは、キングコングの漫才と非常に似ていると言えるだろう。そしてこれは、恐らく偶然ではない。思うに、西野亮廣という芸人は、客を楽しませたいというエンターテイナーとしての気質よりも、芸人とはかくあるべきだと自身がイメージするプロ芸人としての気質の方が強いのだろう。「自分の芸を見せる」のではなく、「芸人である自分を見せる」ことに重きを置いているのである。だから、芸人としてネタを掘り下げるのではなく、笑いをギッチギチに詰め込んだトークを汗水流しながら展開している芸人としての自分を見せているのだ。無論、確証はない。ただ、特典映像に収録されている「スタジオにちょっとした不備が生じたことを考慮し、独断的な行動を取る西野」の姿は、それの裏付けになってしまっている気がしないでもない。ただ、トークの面白さは保証できる。ごろんと横になってリラックスしながら観たら、結構笑えた。


・本編(105分)
・特典映像(15分)
独演会の舞台裏映像

『キュートン風呂』

キュートン風呂 [DVD]キュートン風呂 [DVD]
(2010/07/14)
キュートン

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椿鬼奴、増谷キートン、くまだまさし、アホマイルド、しんじの六人から成るお笑いユニット、キュートン。彼らがテレビで注目されるようになったのは、『あらびき団』で披露した“ポージング”がきっかけだった。数々の若手芸人たちが如何に新しい笑いを生み出すか苦心している昨今のお笑い界において、“ポージング”は「カッコイイBGMに合わせてカッコイイ衣装を身に纏った面々がカッコイイポーズを決める」というあまりにも単純明快な芸だった。この“ポージング”が生み出す、分かりやすくてシンプルな面白さ、楽しさが多くの視聴者の心を掴んだのである。観客を楽しませようというエンターテイメントの精神に、ポップでキッチュな感性が混じり合う。それがキュートンの笑いだ。

『キュートン風呂』は、そんなキュートンの笑いが映像という形で表現された作品だ。本編には、“ポージング”を意識しただろう格闘ゲームのオープニングの様な盛り上がりを見せた『キュートンファイト』、若手映像クリエイターが手をつけたような独特の質感がたまらない夫婦コント『箱』、キュートンメンバーの中で最もその私生活が謎に包まれている男の生きざまを追ったドキュメンタリー『しんじのある一日』、昭和のドラマを意識したような設定の中でキュートンらしさが静かに暴発する『中華屋けんちゃんシリーズ』など、多種多様な映像が収録されている。中でも秀逸なのが、キュートンのショートコントを幕間映像の様に収録した『キュートン・ベリーショートムービー』および『サイレントコント』。キュートンがステージで展開しているコントをそのまま取り込んだような、実に奇妙な映像だった。

……今作の様に、映像の表現を重視している作品は、どうも多くを語りにくい。語れないわけではないのだが、あまりに語り過ぎると、映像として面白い筈の部分を面白くないように伝えてしまうのではないか、という危険性を意識してしまうからだろう。はっきり言って、この『キュートン風呂』は面白い。映像でなくては表現できないような笑いが、キュートンの視線できちんと作られている。案ずるな、しかと見よ。最高にクールでカッコイイユニット、キュートンは決して裏切らない。


・本編(100分)
「キュートン風呂 オープニング」「キュートンファイト」「溶接」「箱×三本」「しんじのある一日×三本」「中華屋けんちゃんシリーズ×七本」「くるみ荘」「キュートン風呂 エンディング」「キュートン・ベリーショートムービー×十三本」「サイレントコント×十三本」

・特典映像(107分)
「みんなで観ようキュートン風呂」「しんじケーキ」「キュートンファイト メイキング」

・関連記事
 ・『キュートンDVD』

『東京ダイナマイト「グレートダイナマイトフロムヘル」』

東京ダイナマイト グレートダイナマイトフロムヘル[DVD]東京ダイナマイト グレートダイナマイトフロムヘル[DVD]
(2010/07/14)
東京ダイナマイト

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東京ダイナマイトが所属事務所を吉本興業に移籍したと聞いたときは、本当にどうしたんだと心底ビックリした。だって東京ダイナマイトといえば、養成所出身のクソがつくほど真面目な芸人たちがウジャウジャしている現在のお笑い界で“邪道”ともいえる生き方を見せていたコンビ。そんなコンビが、まさに現在のバラエティ番組の本道を司っていると言っても過言ではない吉本興業に所属するなんて、いくらハチミツ二郎がNSC出身だからってありえない、そんなのファンタジーの世界だと思っていた。いや、思ったことすらなかった。それが現実になっちゃった、斜め上の結果になっちゃうんだから、世の中って分からない。でも、彼らが吉本興業移籍後に初めて行った単独ライブ『グレートダイナマイトフロムヘル』を観て、その行動の意味が分かった気がする。

ここ最近の東京ダイナマイトは、はっきり言って退屈だった。自分たちの面白さを掘り下げるとか、どうすればもっと面白い笑いを生み出せるのかとか、そういうことを一切やらなくなっていた。彼らがオフィス北野所属だった頃にリリースした最後の作品『D-Generation X』を観たときは、本当に絶望したからね。「あれ?東京ダイナマイトって、こんなに保守的だったっけ?」って。だから、彼らもそういう状況をブッ壊すために、オフィス北野を飛び出して吉本興業に飛び込んだのかな、と今は思う。この移籍劇は、彼らにとって荒療治みたいなものだったんだろう。

『グレートダイナマイトフロムヘル』で、彼らは変わった。もちろん、基本的なところはまったく変わっちゃいないんだけれど、でも変わるべきところは変わった。コントは以前よりもナンセンスさ・不条理さを増していたし、技術も格段に上がった。特に間の使い方が印象的。ショートネタブームが盛り上がっている昨今、彼らはとことんじっくりと間を開いていた。もちろん、その“間”はその笑いに絶対的に必要な“間”だ。じわっと開いた間をピンポイントで埋めていくボケとツッコミは、まるで飛び石の様に水面を跳ねていった。東京ダイナマイトは吉本興業に移籍することで、間違いなくワンステップ上の段階へと進んだのだった。

個人的にメチャクチャ笑ったのは『英会話スクール』。ハチミツ二郎を含む複数の生徒たちの前で、松田が演じる外国人英会話教師が授業するという定番シチュエーションのコントなんだけど、とにかくもうヒドいのなんの。外国人の口調で不条理なボケを繰り広げる松田がたまらなく面白い!生徒に自己紹介をさせるくだりで腹を抱えて笑った。基本的に外国人ネタはツボなのもあるけれど、とっても面白かった。もちろん、他のコントも面白かったんだけどね、と妙なフォローを入れてみたり。

あと、今作には特典映像が収録されていないことを、最後に付け加えておく。実は前作『D-Generation X』もそうだった。それだけ単独ライブの出来に自信を持っているということなんだろうな。次回作も楽しみだ。


・本編(113分)
「オフィス」「松田P」「レストラン Part2」「フォークダンスDE成子坂カヴァー 刑務所 護送Mix」「さけるチーズ」「オフィス」「一休さん」「ふたりの大喜利ショー」「英会話スクール」「フーセンガム」「師匠」「フラワーアレンジメント」「マスクマン」「オフィス」

『オンバト+』七月二十三日放送感想文

銀シャリ『漫才:ことわざ』(417kb)
鰻が勉強したことわざを披露する。彼らのネタは「爆笑レッドシアター」で披露している「お前ホントは○○好きやろ!?」ネタくらいしか知らなかったので、こういう発想重視のネタはただただ新鮮。鰻が繰り出す言葉のボケもさることながら、橋本がツッコミとしてとても達者で、パターン化した展開を決して飽きさせない。

風藤松原『漫才:ことわざ』(489kb)
ことわざが苦手な松原が、風藤に教えてもらう。ネタのテーマが銀シャリともろ被りしているが、銀シャリが一方的に間違ったことわざを提示していたのに対し、こちらは風藤がことわざの頭の部分を言い、松原がその後の部分でボケ、それを松原がツッコむという掛け合いの構成になっている。以前からその傾向があったが、今回のネタはおぎやはぎの漫才に似ていた気がする。特に風藤のツッコミは、まるで矢作のそれのよう。メガネも似てる。憧れているのだろうか。

我人祥太『コント:マニフェスト』(397kb)
薄暗い表情の我人が、飲み会などで浮かれている若者たちを撲滅するマニフェストを発表する。ナベプロ所属芸人特有のあるあるネタを踏み台にボケていくスタイルのネタで、なかなか面白い。途中まではなかなか好評だったが、ケータイ機能を使ったボードボケで微妙に会場の空気が淀んでしまった気が。後半、ちょっとネタが雑になってしまっていた(ギャル・ギャル男の肌の色の規制、の辺りとか)のも、低キロバトルの原因か。なかなか面白かったけど、ちょっと脆弱な感じがあるかも。

ブロードキャスト『漫才:倒れた人を助ける』(425kb)
お酒を一気した若者が倒れたとき、どうやって対処すればいいのかを考える。相変わらず、一つの流れの中にボケを入れる技術力が高い。ここまで失速せずに一つ一つの小さな展開を小まめに笑いに変えられるコンビ、他にいないんじゃないだろうか。ただ、それでも数字が伸び悩んでいるということは、彼らには何かが足りないということなのだろう。技術以外の何かが。

和牛『漫才:告白』(445kb)
高校三年間忘れられなかった女性に告白する。ボケ自体は殆ど変わっていないのに、シチュエーションが変化することでどんどん狂気性が増していく、という漫才としてはかなり異質のネタ。結婚式に乗り込むだけならまだしも、分娩室は予想外だったなあ。「信じたらあかんでえ!信じたらあかんでえ!」……いや、面白い。

・今回のオフエア組
ウメ(333kb/761票)
ミスマッチグルメ(329kb/258票)
恋愛小説家(329kb/431票)
カレー(277kb/528票)
オレンジサンセット(253kb/880票)

ウメはこのところ、見るたびにスタイルが変化しているのが気になって仕方ない。今回はキングコング梶原みたいになっていた。一体、どんな心境の変化があったのだろうか。今回は投票に参加しなかったけど、もししていたら恋愛小説家カレーのネタに一票送っていたと思う。視聴者投票の結果は、「1ばんスクラム!」に出演中のオレンジサンセット! 2009年にプロデビューを果たした、ホヤホヤの新人だそう。

・オンバト+:ボーイフレンド『結婚の許し』
ツッコミが特徴的なコンビだが、そのヘンなツッコミに対するツッコミにちょっと時間がかかりすぎていた感。ネタ自体も、別にツッコミのおかしさをクローズアップしようとしていなくて、普通に漫才として成立していた。とどのつまり、ヘンなツッコミをする必要性が、今の彼らには無い。ヘンなツッコミにこだわるか、ネタにこだわるか、どちらかに徹した方がいいのではないかと。

・次回
アメリカザリガニ(16/16)
エレキコミック(14/19)
キャン×キャン(22/26)
ザブングル(4/12)
ペナルディ(12/14)
ますだおかだ(17/17)

次回は『爆笑オンエアバトル』時代の常連たちがバラエティコーナーに挑戦する「オンバトプレミアム」。前回はオジンオズボーンが出演していたが、今回はアメリカザリガニが出演。久しぶりに柳原のハイトーンボイスを堪能したいところ。

『ATARASHISHII YATSU!』

ATARASHII YATSU!ATARASHII YATSU!
(2010/06/16)
DJやついいちろう(エレキコミック)EGO-WRAPPIN’

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エレキコミックのボケ担当、やついいちろうによるミックスCD第二弾。前作『DJやついいちろう1』がポップ&ファニーな素晴らしい出来だったので、今作にも同様のクオリティを期待していたのだが、あまりピンとこず。繋ぎも前作ほど卓越されていなかった。今回は“JーROCK”を中心とした選曲になっているので、ややその縛りを意識しすぎたのかもしれない。但し、『今夜はブギーバッグ』からの流れは非常に良かった。怒髪天のアルバム、ちょっと聴きたくなっちゃったよ。

『オンバト+』七月十六日放送感想文

えんにち『漫才:息子を警察に迎えに行く』(497kb)
漫才コントのシチュエーションに頻繁に用いられる設定の一つ、「万引きした息子を説教する」をえんにちなりに改変した漫才。息子がやったのは万引きではなく恐喝になり、息子がいる場所も店の事務所から警察署に変更されている。それから後はいつものえんにち漫才なのだが、シチュエーションをきちんと見せることに成功したため、最後まで古さを感じることなく楽しむことが出来た。考えてみれば、彼らはこのスタイルでこの『オンバト』に三年間負け無し。安定性については文句無しの状態になっていると言えるだろう。

THE GEESE『コント:CUT』(465kb)
「カット!」の言葉が入るたびに状況が変換し、一体どのコントが実際の状況なのかが分からなくなってしまう混沌コント。このところ『オンバト』におけるTHE GEESEは決して好調とは言えず、以前のセンスの良さが少しずつ失われ始めていたように思えていたが、今回のネタではきちんとその実力を見せつけていたように思う。こういうシチュエーションで魅せるタイプのコントは、彼らの真骨頂だ。観客の笑いの量に対して評価が高かったのも、このネタの完成度の高さを見てのことだろう。ちなみに、このネタは単独ライブでも披露されていた。

GAG少年楽団『コント:大学の昼休み』(477kb)
昼休みを外で過ごしている三人の大学生の思惑が、予想外の状況を生み出す。今回、一番面白かったというか、興味深く感じたのがこのネタだった。大学で友だちを作りたいと思っている二人と、ただ単に鯖鮨を食べたいと思っている一人の考えが、複雑にしかしシンプルに絡み合う様は、観ていてとにかく爽快。発想はアンジャッシュのすれ違いコントに近いが、完全にオリジナルの笑いになっている。今年のキングオブコント、このトリオは注意すべきかもしれない。

ロケット団『漫才:時事ネタ・山形弁』(405kb)
様々な時事ネタを絡めたボケを取り入れた漫才から、英語に聞こえる山形弁漫才へ。しゃべくりのオーソドックスなスタイルを取っている点は評価できるが、話題がとっちらかっていて一貫性がない点が些か気になった。それ故に、後半の山形弁のくだりは非常に自然ではあったが、前半があまり印象に残らなかったことは否めない。内容自体はそこそこ良かったから、余計に残念。というか、ツッコミの倉本さん、動きすぎじゃないか。酔っているのかと思ったぞ。

ニッケルバック『コント:事件の目撃者』(429kb)
傷害事件について、事件の目撃者に話を聞くのだが、説明がやけに上手くて変な感じに。素人なのに何故か演技力に長けている……というキャラクター設定は割とコントでよく使われているものだが、このネタはそこに留まらず、かなり色々な要素を盛り込んでいて、なんだか妙なコントに仕上がっていた感。そこそこ面白かったが、やや内容に一貫性がないため、ちょっと印象に弱い。このコンビならではの笑いが見出せれば、もう少し変わってくると思うのだが。今後に期待。

・今回のオフエア組
パンダユナイテッド(385kb/494票)
ランチランチ(289kb/359票)
ボーイフレンド(261kb/787票)
ブラジルマン(221kb/426票)
ピーマンズスタンダード(173kb/693票)

『爆笑オンエアバトル』最後のチャンピオン大会に出場したランチランチがオフエア。以前から視聴者の評価の低かったコンビだが、今回の視聴者投票でも最下位という嫌われっぷりを見せる。個人的に、最近のランチランチはけっこう面白くなってきていると思うんだけどなあ。今回はブラジルマンに投票。知名度の高い芸人が取り上げられやすいプラス1だが、今回はピーマンズスタンダードではなくボーイフレンドが+1に決定。特徴的なツッコミを堪能しよう。

・オンバト+:モンスターエンジン『服を断る』
服屋の店員が薦めてくる服を断るにはどうすればいいか、という漫才。最初の「服を薦めてくる店員から逃げるために、ウソをついてダッシュで走り去ろうとする西森」は面白かったのだが、それ以後は同じタイプのボケがだらだらと続いて面白みに欠けていた印象。それがダメというわけではないけれど、こういう空気で見せるタイプのネタは『オンバト』に向かない。

・次回
ウメ
オレンジサンセット
我人祥太
カレー
銀シャリ
風藤松原
ブロードキャスト
ミスマッチグルメ
恋愛小説家
和牛

それぞれの個性が強い芸人たちが揃っている回。注目はR-1ぐらんぷり2010ファイナリストで昨年の『爆笑オンエアバトル』チャンピオン大会に出場した我人祥太、ゆるゆるとした空気が不条理な笑いを生み出すウメ、癒し系を装ったガチンコ漫才師風藤松原の三組。あと、銀シャリもちょっと気になる。

夏休み駄作特選『少林少女』

少林少女 コレクターズ・エディション [DVD]少林少女 コレクターズ・エディション [DVD]
(2008/11/05)
柴咲コウ仲村トオル

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かなりの駄作として知られている映画『少林少女』を観る。これまでその辛辣な評判は目にしていたが、その内容についてきちんと批判しているテキストを見たことがなかったので、これはきちんと自分の目で確認したいと思ったためである。そして、実際に自分の目で観たところ、これがなかなかの駄作だった。正直、本広監督は同郷ということもあり、自分の中ではそこそこ親しみを感じていた人物だったのだが、これは流石に評価できなかった。とにかく酷かった。

とりあえずストーリーを説明しよう。柴咲コウ演じる主人公、桜沢凛が中国の少林拳武術学校での修業を終え、故郷である日本へと帰ってくる場面から、物語は始まる。凛はまっすぐ故郷へと舞い戻り、かつて自身が所属していた道場へ向うのだが、そこにあったのは無人の廃墟だった。かつて道場に所属していた人間たちに話を聞くと、何年も前に突然潰れてしまったのだという。そんな中、凛は中華料理店で働いているかつての師匠、岩井(江口洋介)に出会う。岩井は道場が潰れてしまった理由を語らないが、とりあえずここに寝泊まりしろという。そして気付けば、凛は中華料理店のウェイトレスをしているミンミンが所属する大学の女子ラクロス部に入部することに。

この粗筋だけを読んでみると、そこそこにオーソドックスな導入に見えるが、実際の映像だとこれらの部分はかなり雑に扱われている。もっときちんと積み立てなくてはならない下地の部分なのだが、ここをササッと片付けたいのだという意図すら感じさせられるほど、雑なのだ。ただ短めにまとめるのではなく、まとめるべき部分をまとめずに、まとめなくてもいいところをまとめてしまっているような。エンターテイメント性の強い映画において下地作りこそ最も重要なプロセスなのだが、今作はそこがまず出来ていなかった。おかげで、その後しばらくは違和感の残るシーンが続く。やたらと友好的なミンミンも、凛やミンミンに対してやたらと悪態をつく女学生たちも、凛の努力によって一体になっていくラクロス部も、なんだか頭に入ってこない。

それらの退屈なシーンが終了すると、今作における悪役の学長・大場雄一郎が登場。この人物、映画の導入部分でそこそこ印象的な登場をしているのだが、そこで大学について悪く書いたライターを暗殺している風に匂わせるシーンがある。それほどの悪だ。この大場なる人物、実は凛と深い関わりがあり、詳しくは書けないが凛の秘められた力に強い興味を持っているのである。いわば、力に狂わされた男とでもいうのだろうか。後半は、大場がミンミンを誘拐し、凛が彼女を救出に向かうという、これまたかなり定番の展開を迎える。

この定番の展開が、なかなか面白かった。エグゼクティブプロデューサーにチャウ・シンチーを迎えているためなのか、カンフーシーンはとにかくアクションが楽しく、ダイナミックだったのだ。単なる色物にしか見えなかった某芸人とのカンフーシーンも素晴らしく、この時点でこれまでのマイナス点はほぼ帳消しとなった(見る人が見れば納得いかない出来なのかもしれないが、トーシロの自分がこれでも十分に楽しめた)。そしていよいよ、諸悪の根源である大場との一騎打ちの局面を迎える!

(以下、ネタバレ注意)

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「2010 人力舎 爆笑サマーライブ in 高松」に行ってきた

高松に人力舎の芸人たちがやってくるという。人力舎といえば、大手芸能プロダクションではないにも関わらず、アンジャッシュ、アンタッチャブル、おぎやはぎ、北陽、ドランクドラゴンなど、数々の人気芸人たちを輩出してきた関東の実力派芸能事務所だ。そんな恐るべきお笑い事務所、人力舎の面々がどうして四国へ? 社員がうどんでも食べたかったのだろうか。……まあ、そんなことはどうでもいい。とにもかくにも、近場で生の芸人が見られるというのは有難いってなわけで、香川の田舎からだらだらと観に行ってきた。

会場は高松駅から徒歩数分のアルファあなぶきホール。ここに来るのはラーメンズの単独公演『Tower』以来二度目になるが、その時は小ホールだった。物販では出演者の過去のDVD作品を販売していたが、その殆どを持っていたのでスルー。会場には沢山の客が詰め掛けていたが、大ホール全ての席は埋まらず。特に二階席・三階席は完全に空席という、なにやら切ない状況となった。集客数を考えると、そこそこ入っていたとは思うのだが……。

開演と同時に、舞台上のモニターで出演者の紹介VTRが流され始める。ゆってぃとおぎやはぎの写真が流された時には拍手が起こる。この二組が今の人力舎をリードしているということか。しかし、最後の最後に“総合司会”という文字を背中にアンタッチャブル山崎の写真が登場した途端、これまでにないほどの爆笑と大きな拍手が。完全にザキヤマが高松で「クル~!」状態だ。いや、どっちかというと「キターッ!」なんだろうけど。なんかややこしいな。以下、セットリスト。

オープニングトーク(アンタッチャブル山崎・ラバーガール)

エレファントジョン「クラスメートの女性と再会」
ラバーガール「足裏マッサージ」
キングオブコメディ「迷子」
ゆってぃ「ワカチコ」

休憩トーク(キングオブコメディ・エレファントジョン)

東京03「万引」
北陽「コンパのトイレ」
ドランクドラゴン「告白」
おぎやはぎ「ただ歌いたくて」
アンジャッシュ「友だちの母親と結婚」

サイン抽選会(司会:アンタッチャブル山崎)


エレファントジョンとおぎやはぎが漫才、ゆってぃがいつもの漫談、残りは全てコントという全体的にコント寄りなライブとなった。キングオブコメディ高橋が初っ端からセリフをトチっていたこと以外は大きいハプニングもなく、とてもなだらかなライブになっていたように思う。披露していたネタが基本的に古いモノばかりだったことも、ハプニングの少なさの原因になっていたのだろう。それでも、ところどころに変化は見られたが。例えば、おぎやはぎのネタは小木の暴走ぶりがかなり極端になっていた。矢作が裏声で「ヤメローッ!」という場面は生で観てちょっと感動したな)

今回、生で色々な芸人のネタを観て思ったのは、動きが少ないネタは生の鑑賞が辛いということ。特にキングオブコメディのコントは、基本的に二人が動かないため、すぐにネタに飽きを感じてしまった。でも、もしもこれらのネタをテレビで観たとしたら、まったく違った感想を抱いているんじゃないかと思う。そのことが分かっただけでも、今回の生ライブ鑑賞は非常に貴重な体験だったと言えるだろう。

あと、一人でステージに上がっているザキヤマが、必要以上にハッスルしていたのが強く印象に残った。テキトーというオブラートを使って、どんなに面白くなさそうな言葉もすぐさま面白く調理するザキヤマの手腕の鋭さは、もう感嘆の声も出ないほど。でも、やっぱり演者としてのザキヤマが観たかったよ。“総合司会”の文字を背にしているザキヤマの宣材写真は面白かったけど、やっぱラストはアンタッチャブルの漫才とアンジャッシュのコントで締めてもらいたかったよ。今の人力舎には、圧倒的に漫才力が足りない。だからカムバック、柴田。

『エルダーソルジャーズ』

エルダーソルジャーズ [DVD]エルダーソルジャーズ [DVD]
(2010/07/07)
内村光良さまぁ~ず (大竹一樹・三村マサカズ)

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2009年11月から12月にかけて行われた、『ハンブン東京』『子どもさんかん日』に続く内村光良(ウッチャンナンチャン)プロデュース舞台公演第三弾『エルダーソルジャーズ』を収録。タイトルは“高齢の戦士”を意味している。出演は内村光良、さまぁ~ず(三村マサカズ・大竹一樹)、キャイ~ン(ウド鈴木・天野ひろゆき)、杉崎真宏、入山法子、汐見ゆかり。なお、杉崎はかつて安井順平とのコンビ“アクシャン”として活動していた。脚本を内村光良の従兄弟にあたる内村宏幸、演出を工藤浩之が担当。

五人の中年男たちが、薄暗い奇妙な施設に拉致される。彼らはそれぞれ仕事も違えば境遇も違う、お互いに面識のないまったくの他人だ。そこに怪しげなスーツの男が現れる。男は防衛省のエリート役員を自称し、彼らを集めた理由は「国家の危機を救うため」なのだと五人に説明する。最近、巷で起きている爆破事件は国家に対するテロ行為であり、今後想定される危機的状況を対処するために、彼らは強制的に招集されたのだ。どうして彼らでなくてはならなかったのか。実は、彼らはそれぞれ特殊な能力の持ち主で、男はその能力に目をつけていたのである……。

先にも書いたように、『エルダーソルジャーズ』は内村光良プロデュースの舞台としては『ハンブン東京』『子どもさんかん日』に続く三度目の公演。過去二回の公演はいずれも人間ドラマの中にコント的な笑いを盛り込むストーリーになっていた。そのためか、それらのストーリーは何処となく偽善的で、都合のいい夢物語を構築しているようにも見えた。しかし今作は、とにかく笑いを重視した内容になっており、ドラマ性はあまり顔を出していない。特に、これまでの舞台に見られた人間ドラマの要素は、まったくと言っていいほどに感じられなかった。せっかく芸人を五人集めたのだから、徹底的に笑える舞台にしよう……という意図があったのだろう。

今作の最大の魅力は、それら五人の中年芸人たちの個性と合致した超能力のチョイスだろう。下ネタでお馴染みの三村マサカズは“時間停止”能力を駆使して、登場する女優たちにドン引きレベルのセクハラを繰り広げる。ウド鈴木は“超記憶”能力を使い、これまでに見聞きした全てのことを思い出したり思い出せなさそうになったり。この他、神経質の大竹は心を読み、アクション演技が得意なウッチャンはひたすら丈夫、なんでもそこそこ優秀な天野ッチは都合良く使えない予知夢……。それぞれのキャラクターを存分に活かした能力が当てられていたように思う。

ただ、超能力の設定が出演芸人たちの本来の持ち味を重視し過ぎていたために、少しばかり内輪ネタの傾向が強まってしまった感もあった。本来の芝居としての面白さよりも、出演陣がテレビで見せているような面白さを、彼らのことを知っていることを前提として観客が楽しんでいるような、そんな空気を感じたのである。これは芝居の楽しみ方、見せ方としてはどうだろう。そういう笑いをすべきではないとは言わないが、それが強く見えてしまう、感じられてしまう舞台は、僕は宜しくないと思う。それは逆に、そういうことを気にしない人には、純粋に楽しめる舞台と言えるのかもしれないが。

あと、この話とは別に、大竹一樹のキャラクターがいまいち把握されていなかったことが、ちょっとだけ気になった。いや、厳密に言うと、過去二回の公演においても、大竹の演じるキャラクターは何処か人間的な部分がテキトーに扱われていて、それが今回も気になった……と書くべきだろう。それだけ人間性が見えてこない人、ということなのだろうか。うーん。

『ウッチャンナンチャンのウリナリ!』『内村プロデュース』など、ウッチャンメインのバラエティ番組を楽しく観ていた人ならば楽しめる作品……というか、メインの五人が好きな人なら、ごく当たり前に楽しむことが出来る作品だと思う。ただ、そこそこ芝居を鑑賞した経験がある人は、たぶん今作に違和感を覚えるんじゃないか。だって、別に芝居である必要がないからね、こういう笑いを生み出したいのなら。でも、じゃあダメだったのかというと、それはそれで判断が難しい。面白い芝居だったことには違いないので……。


・本編(DISC1:124分)
・特典映像(DISC2:115分)
「メンバー自己紹介」「笑いに包まれた稽古風景」「笑いに包まれた舞台裏風景」「本公演中の色んなコト…」「日替わりゲスト」「メンバーが語る思い出のシーン」「千秋楽…」

『モンスターエンジンDVD2』

モンスターエンジンDVD2モンスターエンジンDVD2
(2010/06/30)
モンスターエンジン

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M-1グランプリ2008・2009二年連続決勝進出、キングオブコント2009決勝、第31回ABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞受賞。若手の芸人としては、かなり高い評価を得ているモンスターエンジン。しかし、その本芸を観る機会は未だに少ない。恐らく世間において彼らのネタといえば、神を名乗る上半身裸の男たちが戯れる『神々の遊び』や、不思議なブレスレットを身に付けた日から右手がモンスター化してしまった学生の日々を描いた『ゴッドハンド洋一』の様な、ショートコントのイメージが強いのではないだろうか。事実、M-1グランプリでの漫才も、キングオブコントでのコントも目にしている僕にとっても、モンスターエンジンのネタといえばそれらのショートコントが先に思い浮かぶ。

そういう意味で、モンスターエンジンはかなり微妙なポジションにあるコンビだと言えるだろう。賞レースの評価に対して、強く印象に残るようなネタはあまり作られていない。しかし、漫才やコントの様な本芸ではないショートコントが、世間で高く評価されている。面白い芸人なのか。それとも面白くない芸人なのか。その間で、モンスターエンジンはゆらゆらと揺れている。僕は彼らに対し、そういうイメージを持っていた。

『モンスターエンジンDVD2』は、彼らにとって二作目となる単独作品だ。前作は自己紹介の意味を込めて漫才・コント・ピン芸などをバリエーション豊かに収録していたが、今作は『ゴッドハンド洋一』シリーズを中心に数本のオリジナルコントを収録している。まったくの余談だが、近々彼らのトークライブを収録した『モンスターエンジントーク』もリリースされるという。所属事務所が彼らに対して強く期待を寄せていることが、よく分かる。

収録されているコントを観てみると、これがまた統一感を感じさせないタイプのネタばかりで驚いた。砂を集めている高校球児たちに、生意気な小学生が非情な言葉を投げかける『高校野球』。海に行きたいと大林に持ちかけた西森が、当日になってまったく行く気を無くしてしまう脱力コント『海』。実家を取り壊すことになった老人が、壊される場所とともに今は亡き妻との思い出を生々しく訴えかける『とりこわし』。時に乱暴になり、時に理不尽になり、時に欲情する彼らの笑いをあえて言葉にするとしたら、それは“人間の生臭さ”なのかもしれない。……と思っていたら、『河川敷』の様にナンセンスなコントもある(説明するとネタバレになるので自粛。ただ、メチャクチャ面白い!)。どうにもこうにも、自由すぎる芸風だ。

正統派のフリをした歪んだ漫才を吐き出し、自身のスタンスがまったく見えてこないコントを作成し、片手間に作った様な中二病ショートコントを撒き散らし続けるコンビ、モンスターエンジン。彼らは一体何者なのだろうか。次回作『モンスターエンジントーク』を観たとき、その正体を掴むことが出来るのだろうか。


・本編(75分)
「高校野球」「ゴッドハンド洋一1 修学旅行」「演歌」「ゴッドハンド洋一2 休み時間」「海」「ゴッドハンド洋一3 追試」「とりこわし」「ゴッドハンド洋一4 休み時間」「結婚の挨拶前夜」「ゴッドハンド洋一5 下校」「ゲームセンター」「ゴッドハンド洋一6 3ヶ月後」「河川敷」「河川敷~その後~」「漫才」

・特典映像(6分)
「教習所」

・関連記事
 ・『モンスターエンジンDVD』

笑塔たまび線

ラーメンズ第17回公演『TOWER』 [DVD]ラーメンズ第17回公演『TOWER』 [DVD]
(2010/09/15)
ラーメンズ

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ラーメンズ第17回公演『TOWER』 [Blu-ray]ラーメンズ第17回公演『TOWER』 [Blu-ray]
(2010/09/15)
ラーメンズ

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ラーメンズ第17回公演『Tower』がDVD化されることが決定した。ラーメンズの新作舞台がDVD化されるのは2009年4月にリリースされた第16回公演『TEXT』以来、およそ一年五ヶ月ぶりのこと。タイトル通り『Tower』に関する様々なコントが披露された今回の舞台は、これまでの様にロジックで見せるものではなく、ギャグメインの笑いを重視した内容になっている。それ故に、一部のラーメンズファンの評価が芳しくない公演ではあるのだが……果たして。

・その他のリリース
0922『インパルス単独ライブ「村雨~むらさめ~」
0922『キングコングのあるコトないコトDVD~芸人オールスター戦・1回表~
0922『ホリさまぁ~ず Vol.3
0922『ホリさまぁ~ず Vol.4
0922『ホリさまぁ~ず Vol.5
1006『竜兵会の約束
1020『NHK DVD サラリーマンNEO SEASON 5 DVD-BOX I

ザ・ギース『ALTERNATE GREEN』

THE GEESE ALTERNATE GREENTHE GEESE ALTERNATE GREEN
(2010/06/30)
THE GEESE(ザ・ギース)

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後には何も残さない。何も残らない。それを信念に、決して古びない笑いを生み出し続けている“ナンセンスの帝国”ことシティボーイズを師事している彼らもまた、同様の信念を抱いている。彼らのコントの後にも、やはり何も残さない。何も残らない。ただ、彼らにはまだ、シティボーイズのナンセンスな笑いの後に漂う寂しさが足りない。それを会得すれば、彼らは更に伸びるのではないかと思うのだが、そこまで似せる必要もない気もする。何にせよ、今の彼らのコントは、正統にシティボーイズのナンセンスを引き継いでいる。素敵なことだと思う。

そんなコンビ、THE GEESEにとって六度目となる単独ライブ『ALTERNATE GREEN』が無事にDVD化された。前作『Dr.バードと優しい機械』だけで終わることなく、こうして続けざまにリリースされるということは、きっとこれからの単独もDVD化されるのだろう。素直に嬉しい。彼らの様な職人タイプのコント師が生み出すライブは、きちんと作品として残るべきだ。なんなら、以前の単独ライブから傑作ネタを集めたベストライブなどもやってもらいたい。……贅沢かな。

それにしても、素晴らしいほどに意味がない。テレパシーが使える者同士が美容師と客という関係で接触するも特にドラマを起こさない『テレパシー美容室』も、某番組で取り上げられた「じゃない方」というフレーズを使用して繰り広げられるOLの会話の妙を描いた『じゃない方OL』も、芝居から現実へと切り替わる合図「カット」を巧みに利用したハイセンスコント『CUT』も、まったくもって意味がなかった。中でも『大人の階段』は、何か深い意味があるように見せかけておいて、実はまったく意味がないという、とてもナンセンス度の高いコントで大満足。コント師としての実力は、以前よりも格段に上がっているように思う。今年はキングオブコント決勝、あるんじゃないだろうか。

ただ、これらのコントは、些か設定の独自性に頼り過ぎている様な感もあった。前回の単独でもそうだったが、彼らはコントの設定を真面目に捉え過ぎているきらいがある。もっと設定を破壊して、更にナンセンスな笑いを生み出していけそうなのに、そこにいかない。あえてそういう作りにこだわっているのかもしれないが、個人的にはもうちょっと暴発した彼らの笑いが観たい。もうしばらくしたら、そういう笑いも生み出していけるようになるのだろうか。

シティボーイズの背中を真っ直ぐに追いかけているコント師、THE GEESE。その活動が評価されたのか、今年のシティボーイズミックス(注:シティボーイズが年に一度行っているコントライブ。タイトルの“ミックス”は必ず客演が組まれることから)に、彼らの同胞であるラバーガールとともに出演することが決定している。敬愛する芸人の芸を間近に見ることで、彼らの芸にも大きな変化が表れる……そんなこともあるのだろうか。いざ行け、更なるナンセンスの深淵へ……!


・本編(71分)
「オープニング」「テレパシー美容室」「じゃない方OL」「男子ショートプログラム」「新メニューの試食」「CUT」「尾関オーディション」「大人の階段」「エンディング」

・特典映像(20分)
「カーテンコール」「舞台裏」「再演コント「AD」」「再演コント「妄想料理教室」」

・関連記事
 ・『THE GEESE「Dr.バードと優しい機械」』

キングオブロード

第10回東京03単独ライブ 「自分、自分、自分。」 [DVD]第10回東京03単独ライブ 「自分、自分、自分。」 [DVD]
(2010/09/22)
東京03

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キングオブコント2009覇者、東京03が優勝後に初めて行った全国公演『第10回東京03単独公演「自分、自分、自分。」』がDVD化されることが決定した。彼らは以前にもベストライブで全国公演を行っているが、単独ライブで全国公演を行ったのは今回が初。芸人の間でも好評だった王者のコントを、皆で体感しよう。

・その他のリリース
0901『冒険チュートリアル ~やったことない冒険ツアー~
0915『ぼくらのカーケシ ~懐かしのスーパーカー消しゴムでよゐこが遊んでみた~
0922『フットンダ2
0922『バカリズムライブ 「クイズ」
0922『ラストベストロッチ (2)
0922『ラバーガール ソロライブ 「キャット」
0922『キングオブコメディ単独ライブ (6)「葉桜」
1002『さんまのまんま ~永遠のスター編~ BOX1』(VOL.1+VOL.2)
1002『さんまのまんま ~永遠のスター編~ BOX2』(VOL.3+VOL.4)
1002『さんまのまんま ~永遠のスター編~ VOL.1』(芸人編)
1002『さんまのまんま ~永遠のスター編~ VOL.2』(格闘技編)
1002『さんまのまんま ~永遠のスター編~ VOL.3』(名優編1)
1002『さんまのまんま ~永遠のスター編~ VOL.4』(名優編2)
プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

連絡用メールアドレス
loxonin1000mg@yahoo.co.jp

Twitterアカウント
https://twitter.com/Sugaya03

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