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KOC2010決勝メンバー・データ表

今年も大きいので、たたみます。(ちなみに、去年のデータはこちら

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『キングオブコント2010』決勝進出者決定!

1.TKO(松竹芸能)
2.ロッチ(ワタナベ)
3.ピース(吉本)
4.キングオブコメディ(人力舎)
5.ジャルジャル(吉本)
6.エレキコミック(トゥインクル)
7.ラバーガール(人力舎)
8.しずる(吉本)

テレビ的なことも含めて、非常に妥当なメンバーが揃ったと言えるのではないかと。『爆笑レッドシアター』から2009年大会でも決勝戦に進出した実力派のロッチ・ジャルジャル・しずる、テレビでは既にお馴染みの存在となっている2008年大会ファイナリストTKO、テレビ露出がじわじわと増え始めて「まさに今売れかけている」ピース、ライブを中心に活動している中堅コント師キングオブコメディ・ラバーガール・エレキコミック……こうして考えると、とてつもなくバランスがいいメンバーだということが分かる。きっと今年も面白い大会になることだろう。

ただ残念なのは、毎年必ず一組は存在していたトリオ芸人が、今大会では不在だということだ。過去の大会において、トリオ芸人が結果を残すことは少なくなかった。2008年大会ではロバートがそのニュアンスで笑わせる力量を如何無く発揮して総合的に三位となったし、2009年大会では東京03が圧倒的コント力を見せつけて見事に優勝を果たした。その経緯から、今年もトリオ芸人には期待を寄せていたのだが……残念だ。聞いたところによると、ジャングルポケットやインスタントジョンソン、グランジにフラミンゴに鬼ヶ島といった面々がかなり面白かったらしい。彼らの来年の活躍に期待したい。

果たして今年は誰が栄光の優勝を勝ち取るのだろうか。過去の結果を参考にするのであれば、今年もライブを中心に活動しているタイプの芸人が優勝する様な気もするが、一方で、そろそろ若手の勢いある芸人が優勝をもぎ取ってしまうのではないかという気もしている。お笑いの賞レースとしては、そろそろ方向性を見出さなくてはならないだろう三年目に突入したキングオブコント、今大会の結果次第で今後の展開も大きく変わっていく……のかもしれない。

『オンバト+』八月二十七日放送感想文

『漫才:赤ちゃん』(501kb)
いずれやってくる赤ちゃんの「初めての瞬間」を体験するコントを展開する。一つのシチュエーションに対して一つだけボケが吐き出されるという、内容がバラバラになりがちなスタイルだったにも関わらず、全体の流れはきちんとまとまっており、非常に練られたネタではあった。ただ、笑いという意味では、あまりにも弱かった。「上手くまとまっている」の一言で片付けられるような、そういうネタだったか。ここはもうちょっとエネルギッシュに畳み掛けるスタイルを続けた方がいいような気がする。今回のネタはあまりにも大人しかった。

ものいい『漫才:体型・バスケット』(413kb)
お互いの体型イジリから、横山の趣味だというバスケットボールの流れへ。体型イジリのくだりに比べて、恐らく今回の本ネタ部分であるバスケットボールのくだりがあまりウケていなかった点が気になった。バスケット用語やブランドの名前がいまいち伝わらなかったためだろう。前半の空気作りが上手かっただけに、残念。

劇団イワサキマキオ『コント:熟年夫婦の会話』(469kb)
すっかり冷え切った関係の熟年夫婦が、ボソッとした裏声で会話を繰り広げる。展開がさりげなさすぎて、きちんと説明し辛いコント。どうして裏声で会話しているのか、どうして気付けば手で口を作って会話しているのか、その理由がさっぱり分からない。分からないが、なんとなく説得力があるために、ついつい納得してしまう。基本的な演技力が高いからだろう。しかも、ただニュアンスで笑わせるのではなく、きちんとした計算の元に笑いを生み出しているのだから、凄い。

アイデンティティ『漫才:彼女にサプライズプレゼント』(501kb)
彼女にプレゼントを渡すときは、サプライズを織り交ぜた方がいい……という漫才コント。典型的なスカシボケスタイルで、ビジュアルや手法はまったく違うが、なんとなくアンタッチャブルを彷彿とした。ネタ自体はそこそこ面白かったのだが、内容に突出するものがなく、やや印象に残りづらい。ネタとは別の部分で個性を見出す必要性があるのかもしれない。そういえば、以前の彼らは現代人らしい冷たさを感じさせる漫才をやっていたが、ああいうネタはもうやらないのだろうか。

ニレンジャー『漫才:』(385kb)
子ども向け番組のお兄さん風な二人が、『ニレンジャーといっしょ』という番組で子どもたちと勉強をする。子ども向け番組のお兄さん風な二人が明らかに妖しいことを子どもたちに教えるという、分かりやすくブラックユーモアなスタイル。「教育に良いことをしよう」というフォローも、明らかにそっち系の番組を意識したブラックさを引き出している。ただサディスティックなボケをやたらと見せていたため、途中から単にブラックというどうしようもない状況になっていた感。客に引かれない程度の、ほどほどのブラックユーモアを生み出せるようにならないと。

・今回のオフエア組
コア(337kb/337票)
スカイラブハリケーン(349kb/682票)
ガリガリガリクソン(301kb/909票)
リトレイン(293kb/266票)
勝又(253kb/839票)

特に感想無し。あ、でも勝又がオフエアだったのは、ちょっと残念かな。ガリガリガリクソンは長尺で見るとちょっとダレる印象があるので、仕方がないような気が。視聴者投票では、コアがかなり低い支持率。柳の下にドジョウは二匹いないのか。投票の結果、ガリガリガリクソンのネタが次回放送されることに。じんましんだ~!

・オンバト+:オレンジサンセット『RPGゲーム』
若いコンビということもあってか、基本的なべしゃりが立っていない。言葉が耳に入ってこないというか。まあ、これは仕方ないところもある。漫才の本筋に入ってからも、雰囲気は大して変わらず。足りないナンセンスを勢いで正当化しようとしていることは分かるんだけど、なんだかねえ。劣化版キングコングを観ているような感覚。相対的に、キングコングの良さが引き立つという。まあ、まだまだこれからか。

・次回
アルコ&ピース
ウーマンラッシュアワー
キャラメルマシーン
ゴールドラッシュ
サイクロンZ
ダブルブッキング
チョコレートプラネット
天狗
プリンセス金魚
ヤポンスキー

長い名前が多い回。ウーマンラッシュアワーなんて長いコンビ名だと思っていたけど、チョコレートプラネットも同じくらい長い名前なんだなあ。並べて気付くこともある。個人的にはアルコ&ピース、ダブルブッキングあたりの独創性の強いコント師に期待したいところだけど、果たして。

2010年9月の購入予定

01『松本ハウス復活第一弾ネタライブ「JINRUIの誕生」
15『ニブンノゴ!初コントDVDネタやります。
15『エレキコミック第19回発表会『中2のアプリ』
15『U-1グランプリ CASE03『職員室』
15『これでもととのいますか?~Wコロンのなぞかけツアー~
15『ラーメンズ第17回公演『TOWER』
22『第10回東京03単独ライブ「自分、自分、自分。」
22『バカリズムライブ 「クイズ」
22『ラストベストロッチ2
22『ラバーガール ソロライブ 「キャット」
22『キングオブコメディ第六回単独ライブ 「葉桜」
22『インパルス単独ライブ「村雨~むらさめ~」
29『ジャルジャル in LONDON

さあ、皆さんお待たせいたしました。悪夢のような淫夢のような九月がきますよ。どうですか、このもはや説明の必要のない情熱的パッションなリリース陣は!エレキコミック、東京03、バカリズム、ジャルジャルなどの単独ライブDVDではお馴染みの顔触れに加え、ラーメンズやインパルスなどの久しぶりの単独DVDリリース組から、Wコロンやニブンノゴ!などの初の単独DVDリリース組まで、豪華絢爛。しかも、あの松本ハウスまで復活するというのだから、たまりません。現在のお笑いを代表する面々が揃っていると言っても過言ではないラインナップを見逃すな!

『ウーマンラッシュアワード2010』

ウーマンラッシュアワード2010 [DVD]ウーマンラッシュアワード2010 [DVD]
(2010/07/28)
ウーマンラッシュアワー

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村本大輔と中川パラダイスによって2008年に結成されたコンビ、ウーマンラッシュアワー。彼らが注目されるようになったのは、島田紳助が彼らの漫才を絶賛したためである。なんでも紳助は、大阪のとあるテレビ番組で彼らの漫才(後半二分のみ)を偶然にも目撃し、その内容の良さに感心したのだという。今や日本の漫才産業を大きく支えていると言っても過言ではないM-1グランプリのいわば最高責任者である「島田紳助」が評価したのだから、注目を集めないわけがない。紳助が司会を務めている番組に呼ばれるなどのプッシュもあって、彼らの名前はそこそこお笑いフリークの間で知られる様になった。今作がリリースされたのも、そういう事情があったからだと言ってしまっていいだろう。

今作『ウーマンラッシュアワード2010』は、ウーマンラッシュアワーにとって初めての単独作品だ。裏ジャケットに書かれている売り文句は“突如現れた漫才界のスピードスター★新星ウーマンラッシュアワー”。一文の中に三つも星を配置している点も気になるが、なにより“突如現れた”という言い回しがたまらない。そりゃまあ、彼らが麒麟や笑い飯よろしく何の前情報も無い状態でM-1グランプリの決勝戦に名乗りを上げたというのならば、これは適切な表現だ。幾らでも星を配置すればいい。だが、ウーマンラッシュアワーが“突如現れた”のは、別に彼らが何処かでその実力を高く評価されたからではない……ということは、本文冒頭の時点で分かっていただけていると思う。どちらかといえば“突如引っ張り出された”と表現すべきだろう。

本編には漫才と幕間用の厳選コント、それからDVD用の企画映像が収録されている。漫才について解説する前に、厳選コントと企画映像について書いておこう。ここでいう厳選コントとは、彼らが紳助に見出されるきっかけを生んだネタ『バイトリーダー』のシチュエーションを変えただけのショートコントだ。様々な職場を舞台にバイトリーダーが活躍している様を演じている。……つまり、別に“厳選コント”ではないということだ。どうして“厳選”などと書いたのか。そんな無理やり盛り上げようとしなくても。

一方、DVD用の企画映像には、ボケ役の村本が故郷へ舞い戻る『故郷福井に帰る』と、ツッコミ役の中川がギャグで村本を笑わせるチャレンジ企画『12時間ギャグチャレンジ』の二本が収録されている。これに関しては、特に感想はない。前者はコント風味の強いロケ映像、後者はツッコミ役が全力でスベる“スベり芸”映像として、非常に無難な出来だった。パラダイス中川のスベりっぷりは、なかなか物凄いものがあったが。他人(しかも大御所)のギャグを応用したギャグでスベるって!

そして肝心の漫才。今作には『バイトリーダー』を含む十本の漫才が収録されている。そもそも『バイトリーダー』がどういう漫才なのかを説明すると、全然仕事が出来ない新人の女性アルバイトが危機に直面しているところに、バイトに命をかけているとしか思えないバイトリーダーが決め文句とともに登場し、その危機を救う(?)というネタだ。バイトリーダーが登場する際の決め文句が基本のボケとなっている。

彼らの漫才には、これと同様のフォーマットを使用しているネタが多い。例えば、今作に収録されている漫才でいうと、未来からやってきた男が過去の自分に衝撃的な言葉を告げる『未来から来た男』や、村本が生徒に好かれる教師となって生徒の危機を救う『むらせん』、村本がムラピーというアイドルになりきる『アイドル』などがそれに当たる。フォーマットが同じということで、どのタイミングでボケが出てくるのかが分かる点がとても親切だ。また、そのボケが安定してきちんと当たるため、安心してボケを待つことが出来る。ただ、そのフォーマットの性質上、ボケを畳み掛けることが出来ない点は否定できない。はっきり言って、M-1で評価されるタイプの漫才とはいえないだろう。そんな彼らのスタイルが紳助に評価されるというのは、考えてみれば妙な話である。とはいえ、これらのネタが面白いことは否めない。少なくとも、このフォーマットを使用していない漫才と比べたら、圧倒的に面白い。

漫才師としてはまだまだ未成熟な彼らが、これからどのような成長を遂げていくのか。とりあえず、余計な手を加えられることなく、純粋に漫才師として成長してもらいたいものだが、果たして。


・本編(119分)
「オープニング」「未来から来た男」「バイトリーダー」「カメラマン」「コント:海の家」「むらせん~女子校~」「犬飼いたい」「コント:カラオケ」「アイドル」「ゾンビ」「コンビニ」「むらせん~男子校~」「娘がほしい」「コント:ファーストフード」「流星聖也」「村本ロケ企画「故郷福井に帰る」」「パラダイスロケ企画「12時間ギャグチャレンジ」」「エンディング」(パラダイス漫才「初めてのネタ作り」※隠しトラック)

・特典映像(25分)
「村本vsbase芸人 激論バトル!」

続・ザ・プラン9を観る~『編集者竹一平の苦悩』『なゐ震る』『銀行ノススメ』

家から少し離れたところにあるレンタルビデオで、再びザ・プラン9の舞台公演DVDを借りてきた。その店に置かれているプラン9のDVDは、これで全部借りてしまったことになる。まだまだ観たい公演が幾つかあったのだが、置いていないものは仕方ない。とりあえず、これで打ち止めである。それにしても……うーん。とりあえず今回も、前回と同様に感想を書いてみた。

THE PLAN9/編集者 竹一平の苦悩 [DVD]THE PLAN9/編集者 竹一平の苦悩 [DVD]
(2006/05/24)
THE PLAN9

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様々な作品を生み出している個性豊かな小説家たちに悩まされる編集者、竹一平が苦悩する姿を描く。……まんまだな。小説家たちの作品世界と竹一平の現実世界が次第に混沌を生み出していき、竹自身もその混沌に飲み込まれていく……という、妙に“ぶった”構成の脚本に閉口。こういう芝居を否定するつもりはないが、これまできちんと“笑える演劇”を見せていた彼らが、こういう手法に逃げてしまったことは残念で仕方ない。途中まではそれなりに面白かったんだけどなあ。

THE PLAN9 なゐ震る [DVD]THE PLAN9 なゐ震る [DVD]
(2007/03/28)
THE PLAN9

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地震研究部に所属する五人の学生たちの姿を描く。学生特有の軽さは軽演劇と相性がいいようで、終盤まではとにかく笑えた。鈴木つかさがこっそり持っていた背が伸びる薬を食べさせられた研究室のナマズが巨大化する展開には、ひたすら爆笑。ああいうビジュアルで笑えるネタは、純粋に楽しくていい。ただ、芝居としてのストーリーがあまりにも無視されすぎていて、そこが些か引っかかった。終盤になって急に重たいモノを持ってこられても困るという話。ただ笑えるだけでは満足できないのが芝居なんだな、と再認識。

銀行ノススメ [DVD]銀行ノススメ [DVD]
(2007/08/08)
ザ・プラン9

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とある銀行の一日を描く。……どんどんストーリーが希薄になっている気がする。個性的なキャラクターたちが動き回り、軽快でコミカルなやりとりが飛び交い、しかしきちんとシリアスはシリアスでこなすという、今回の三本の中では最も理想的な展開を迎えている作品。食べ過ぎたら太る女性行員とか、下らなすぎる。ただ、これにも問題が。ストーリーの中で起こる重大事件のとある部分が、かなり雑に扱われているのだ。ここが最後まで引っかかってしまった。こういう細かいところは、もっときちっとやってもらいたかったかな、と。とはいえ、今回の中で一番しっくりくる公演だったことは間違いないんだけれどね。

『弁斗とジェッ太』と『竹一平』の間の公演が気になる。探してみよう。

キングオブコント2010・三回戦まとめ

先日、キングオブコント2010三回戦の全日程が終了した。昨年と同様、今年も三回戦は三日間、うち二日が東京予選、うち一日が大阪予選という日程で行われた。今年の予選は過去に比べて非常に厳しいと噂されており、二回戦の段階でダイノジ、どきどきキャンプ、ファミリーレストラン、劇団イワサキマキオ、アルコ&ピースなどのシード組が姿を消している。

今回の記事では、特に厳しい審査が行われただろう三回戦を勝ち上がった芸人たちと、惜しくも破れ去った芸人たちをまとめてみることにした。実際に予選の様子を見ていない人は、そこにどういうドラマが巻き起こっていたのか是非妄想を膨らませてもらいたい。

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『劇団ひとり 夢空間 1DK ~One Dream Keeper~』

劇団ひとり 夢空間 1DK ~One Dream Keeper~ [DVD]劇団ひとり 夢空間 1DK ~One Dream Keeper~ [DVD]
(2008/10/01)
劇団ひとり津田寛治

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テレビ業界にさりげなく紛れ込んでいる一人コント師、劇団ひとり。イッセー尾形を継承するキャラクター憑依型コント師でありながら、職人としてライブ至上主義になることなく、ごく当たり前にテレビタレントとして番組に出演している。一方で小説家としての一面もあり、その構成力が高く評価されている。職人・作家としての一面を守りつつ、無難なテレビタレントとしてもきちんと仕事をこなす。そんな彼のことを“テレビ業界の異物”と称しても、何の問題もないだろう。

『劇団ひとりの夢空間 1DK~One Dream Keeper~』は、そんな劇団ひとりの構成力を堪能できる一作だ。今作は関根勤やU字工事らが出演していた“5ミニッツ・パフォーマンス”枠で放送されていた、劇団ひとりをメインとした番組をDVD化した作品だ。この枠では常に、5分という時間を使って一組の芸人が自らのスタイルを見せることがテーマとなっている。しかし、この枠を使って劇団ひとりが始めたのは、トーク番組だった。自らがメインになるべき番組で、劇団ひとりは必然的にゲストを中心にしなくてはならない番組を始めたのである。とはいえ、もちろん作・演出を劇団ひとり自身が務めていることからも分かるように、これは単なるトーク番組ではなく、疑似トーク番組。一筋縄ではいかないトークが、そこでは展開するのである。

ゲストとして登場するのは、津田寛治、星野真里、 船木誠勝の三人。彼らはそれぞれ、劇団ひとりがリアクションに困るようなトークを展開する。津田は劇団に無礼な言葉を投げかけ、星野は空気の読まない我が道を行くコメントを続け、 船木は典型的なバカ発言を繰り返す。それらのトークに対し、劇団は決して大袈裟にツッコミを入れることなく、まるで本当のトーク番組で見せているような柔らかなリアクションを見せ続ける。スタッフ笑いも一切無いため、そこには徹底的にリアルな空気だけが流れ続ける。

今作で劇団ひとりが笑わせようとしているもの、それは“テレビタレントとしての自身の脆弱さ”だ。先にも書いた様に、コント職人としては圧倒的な才能を見せられる劇団は、しかしテレビタレントとしては些か無難である。その無難な自らの弱さを、職人としての劇団が笑っているのだ。この複雑な構造を、劇団は今作でごく自然に見せている。実に恐ろしい才能だといえるだろう。今作をリリースした後も、劇団のポジションは以前とまったく変わっていない。これから先もおそらく、そのポジションを変わることなく劇団ひとりは続いていく。もしそれが変わったとしたら……その時また、劇団は変わった自らを笑いに変える術を探ることだろう。その二面性の狭間で。


・本編(63分)
「津田寛治」「星野真里」「船木誠勝」

・特典映像(25分)
メイキング

ザ・プラン9を観る~『サークルS』『The Ten-Show』『弁斗とジェッ太 ~大阪ブレインドレイン~』

家から少し離れたところにあるレンタルビデオでザ・プラン9の舞台公演DVDを幾つか発見したので、まとめてレンタルしてみた。プラン9の舞台は過去に何度か観たことがあるんだけれど、それほどいい印象を受けなかったので、そのまま敬遠していたのである。だから今回、かなり久しぶりの鑑賞になったんだけれど、これが思っていた以上に面白かったので、感想文を書いてみることにした。

サークルS [DVD]サークルS [DVD]
(2004/02/25)
THE PLAN9

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とあるアパートの一室で二人の学生によって結成された“サークルS”。これは天体観測サークルで、名前のSは“スター”を意味していた。そこに現れた見知らぬ男。男は二人に「ここはサークルSですよね?」と尋ねる。しかし、この男がいう“サークルS”とは彼らの隣の部屋に集合している自殺サークルのことで、名前のSは“スーサイド”を意味していた。自殺という重々しいテーマを決して単なる要素として片付けることなく、真正面から取りあげている点に好感を覚える。話としても出来が良く、後半の怒涛の展開にはひたすら感動。とはいえ、最後はきちんとお笑いライブらしく、ちょっと崩して。彼らにとって初めてのDVDということもあってか、非常に出来のいい作品だった。

The Ten-Show [DVD]The Ten-Show [DVD]
(2005/01/26)
THE PLAN9

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とある研究室で“転生”について研究している五人の医学生たち。彼らにはそれぞれ転生したい偉人がいて、それぞれその偉人に近付こうと奮闘していた。そんな時、平賀源内に転生しようとしている研究員が、タイムマシンを発明する。このタイムマシンが、後に転生するヒントを与えることに……。設定の奇抜さ、思わぬストーリー展開、魅力的で個性溢れるキャラクターたちと、見どころ満載の内容なのだが、後半の展開があまりにややこしいのが難点。ただ、それでも漠然と理解できるのは、舞台特有の説得力によるものなのだろうか。もう少し偉人達のキャラクターを活かしてもらいたかった気もする。

弁斗とジェッ太~大阪ブレインドレイン~ [DVD]弁斗とジェッ太~大阪ブレインドレイン~ [DVD]
(2005/05/18)
THE PLAN9竹中絵里

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日本一のアマチュア漫画を決定する大会が存在する世界。その大会で確実に優勝するため、密かに組織されたアマチュア漫画集団がいた。彼らはいずれも技術があるものの、プロの漫画家になるのは難しいとされている面々ばかり。ところが、その中に一人だけ天才的な漫画の才能を持つ男がいて……。シチュエーションは少し複雑だが、ちょっと変わったトキワ荘物語だと考えれば理解もしやすいか。話としてはかなりオーソドックスだが、やはり後半が少しややこしくなっている。とはいえ『The Ten-Show』と比べると格段に分かりやすく、話も純粋に面白い。唯一の女性キャラである竹中絵里もいい演技を見せており、今回の三本の中では最もとっつきやすい内容になっていたのでは。個人的には、鈴木つかさのVシネ馬鹿なキャラクターが良かったな。今度の「アメトーーク」に出演するらしいので、そこでの活躍にも期待。

なかなか面白かったので、また借りてみようと思う。

バナナマン傑作選ライブ「bananaman Chop」

バナナマン傑作選ライブ bananaman Chop [DVD]バナナマン傑作選ライブ bananaman Chop [DVD]
(2010/07/28)
バナナマン設楽統

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お笑い芸人がベストライブを行うことがある。ベストライブというのは、文字通り過去の単独ライブなどで披露してきたネタを改めて再演するライブのことだ。世間にそこそこ名前が知られるようになった芸人が行うことが多く、その知名度によっては公演がDVD化されることも少なくない。過去の例でいうと、アンジャッシュ、インパルス、陣内智則、バカリズム、ラーメンズなどの芸人は、ベストライブを行った経験がある。いずれも、ネタの面白さには定評のある面々ばかりだ。

関東のアンダーグラウンドでコントを作り続けてきたバナナマンも、2006年からベストライブを行っている。が、バナナマンのベストライブは、他の芸人のベストライブとは些か状況が違う。というのも、バナナマンのベストライブは、その内容の殆どが過去の単独ライブDVDに既に収録されているネタなのだ。先にも書いた様に、ベストライブを行う芸人の大半は、世間にそこそこ名前が知られるようになった芸人なのだが、これは過去のネタを観てもらえる機会がないから行うという趣が強い。いわば「これまでの僕たちを見てください」と芸人自身が言っているわけだ。しかし、バナナマンの場合、それらのネタの殆どが既に単独ライブDVDとして世間に公表されている。これは一体、何を意味しているのか。

これはあくまでも個人的な見解だが、バナナマンがベストライブを行い始めた2006年の頃、彼らはスランプに陥っていたように思う。最初にその雰囲気を感じたのは、2004年の単独ライブ「Elephant pure」だった。それまで手放しに面白かった彼らの単独ライブが、この年から微妙に退屈になってしまったのである。その原因となったのは恐らく、事務所の吸収合併だ。そもそも彼らはM2カンパニーという事務所に所属していたが、この単独ライブが行われる前の年に同事務所はホリプロコムに吸収合併されている。時期的なことを考えても、この環境の変化が彼らのライブに少なくない影響を与えたことは、ほぼ間違いないだろう。バナナマンがベストライブを始めたのは、丁度そういう時期だった。

その状況から察するに、もしかしたら彼らにとってベストライブというのは、いわば芸人としての確認作業といえるのではないだろうか。過去に披露してきたコントの数々を再演することで、これまでに自らがどのようなコントを演じてきたのか、改めて認識するために、ベストライブと称して過去のコントを演じてみせたのではないだろうか。もちろん、あくまでも推測である。

バナナマン傑作選ライブ『bananaman Chop』は、『bananaman Punch(2006)』『bananaman Kick(2008)』に続く傑作選シリーズ第三弾だ。今回、これらのシリーズをまとめたDVD-BOXも同時発売されているので、傑作選ライブはこれで一区切りを迎えたということなのだろう。バナナマンのきちんと代表的なネタを抑えた“Punch”、個性の強いネタを中心にまとめた“Kick”と比べて、“Chop”は全体的に捻りの入ったネタが選ばれている印象を受けた。特に『ブルーフォーブラッフォーガングリフォン』が再演されたのには驚いた。また、今作で再演されているネタの大半は、彼らがスランプに陥っていた頃の単独ライブで披露されたネタでもある。もしかしたら、リベンジとしての意味もあるのかもしれない。

収録されているコントの大半は既に観たことのあるネタばかりだったので、特に大きな感動を覚えることはなかった。ただ、日村が女性だということが発覚する初期コント『The truth』を観ることが出来たのは、少し嬉しかったか。過去のライブで披露されたコントも、中身が今風に改変されていることが多く、色々と見どころの多い内容だったと思う。

現在はスランプを脱し、きちんと面白い新作コントを生み出し続けているバナナマン。もはや彼らに過去を振り返らなくてはならない理由などはないが、また思いついた頃にこういうライブをやってもらいたい。ただ、どうせやるのなら、DVD化されていないネタの方が、個人的には嬉しいのだけれども。『土下座』とか『統と亀』とか、観たいなあ。


・本編(133分)
「ブルーフォーブラッフォーガングリフォン」「pumpkin」「The truth」「Destroy the composition」「先輩とオマエ」「ハナからのハジマリ」「赤えんぴつ」

・特典映像(5分)
「赤えんぴつ(オマケ)」

キングオブコント2010なう

1020『平成ノブシコブシ 単独ライブDVD 「御コント ~今宵の主役はどっちだ~」
1027『インスタントジョンソン単独ライブ「阿修羅」
1027『兵動・小藪のおしゃべり1本勝負 其の参 [DVD]
1027『兵動・小藪のおしゃべり1本勝負 其の四 [DVD]
1027『天竺鼠単独ライブDVD(仮)
1110『根斗百烈拳2(仮)』(ハイキングウォーキング)

時期的にキングオブコント決勝進出を想定していただろう面々。ハイキングウォーキングは落ちちゃったけどね。注目は二年連続で決勝進出を果たした天竺鼠の単独ライブ。baseよしもとが地味に動き始めている……!

トータルテンボス漫才ライブ『アフロの森のおふざけモンキー』

漫才ライブ アフロの森のおふざけモンキー [DVD]漫才ライブ アフロの森のおふざけモンキー [DVD]
(2010/07/21)
トータルテンボス

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「爆笑オンエアバトル」チャンピオン大会で前人未到の三連覇を成し遂げて以降、僕の中でトータルテンボスはかなり微妙な存在となっている。確かに彼らは面白いコンビだ。大村がホテルのフロントマンになるネタなど、お腹を抱えて爆笑した覚えがある。でも、彼らが三連覇を成し遂げたときのネタは、はっきり言って微妙だった。それは彼らの最大の持ち味である大村の言葉遊びが光ることなく、ただただ藤田の短所をイジっているだけの漫才で、決して面白くないわけではないが、とても評価できる代物ではなかった。そんなネタで、彼らがアンジャッシュもアンタッチャブルもタカアンドトシを成し遂げられなかった三連覇という大記録を残してしまったことを、僕は今でも引きずり続けている。それなら、ハイキングウォーキングが優勝した方がずっと良かったじゃないか、と。

『トータルテンボス単独ライブ アフロの森のおふざけモンキー』は、トータルテンボスが「爆笑オンエアバトル」チャンピオン大会で三連覇を成し遂げたネタ『占い師』を含む八本の漫才が披露したライブを収録した作品だ。通常、芸人の単独ライブといえば、漫才やコントや企画を交えたバリエーション豊かな内容になるものだが、今作では漫才しか披露されていない。これは即ち、彼らが今現在漫才でやろうとしていることを全て今作にぶつけていることを意味している、と言っていいだろう。

しかし、その割には今作で披露されている漫才は、どうも全体的に弱かった印象。先にも書いた様に、トータルテンボスの漫才といえば大村の言葉遊びが重要な鍵となっているが、今作での大村は非常に控え目で、くすぐり程度の小ボケを連発するばかり。ボケとしての存在感を殆ど見せることが出来ず、その結果、漫才のちょっとしたくすぐりでしかなかった藤田の容姿をイジる場面が必要以上に浮き彫りとなり、そればかりが強く印象に残るようになってしまっていた。この状態が、大村のボケ芸人としての能力低下によるものなのか、藤田のキャラクターを強調していこうという方針の変更によるものなのか、その理由はよく分からない。ただ、今回のライブで披露されている漫才の幾つかが、ボケの弱さをカバーするかのように、きちんとした構成で見せる漫才(便宜的ではなくきちんと事件から解決までを描いた『探偵』と、細かい伏線を終盤怒涛の勢いで回収する『占い師』『避難訓練』は必見)だったことを考えると、どうも前者が原因なのではないかという憶測をせずにはいられない。余計な勘繰りだが。

一方、ライブの幕間映像として収録されている「今日のいたずら」は、今回も絶好調。大村の無駄に考え抜かれたいたずらと、そのいたずらにきちんと引っかかる藤田の姿は、微笑ましく面白い。今作のパッケージに“VTR「今日のいたずら」最新版をたっぷり収録!!”と、漫才よりも「今日のいたずら」を推したコメントが書かれていたことも頷ける、安定して笑える映像だった。……良いんだか、悪いんだか……。

現在、もしかしたら漫才師として長いトンネルに突入してしまったかもしれないトータルテンボス。現在、彼らはコントツアーを行っているとのこと。一度漫才から離れることで、このトンネルから脱する糸口を見出すことが出来るのかもしれない、という考えがあってのことなのかどうかは分からないが、得策ではあると思う。果たしてトータルテンボスは、再び漫才師として上質のネタを見せることが出来るようになるのか!……期待したい。


・本編(95分)
漫才:「占い師」「医者」「居酒屋」「探偵」「中華料理屋」「避難訓練」「マネージャー」「ペットショップ」
今日のいたずら:「お茶」「鍋」「ファン」「寝起きドッキリ1」「カレーうどん」「ラップ」「寝起きドッキリ2」

・特典映像(34分)
「お笑い界初!前代未聞の前説5人!」(トータルテンボスの副音声付)
「トータルテンボス密着48日~コンビを超越した1つの絆~」

夏のおすすめ文庫本10選

『死んだ目でダブルピース』さんが、自身のブログで“夏のおすすめ文庫本100選”という企画を行っている。文字通り、彼が個人的に好きだという文庫本をただただ紹介するという、とてもシンプルな企画だ。これが正直言って面白そうなので、真似することにした。というか、某所で「マネしようかな」とつぶやいたところ、当人に「期待しています!」と書かれてしまったので、やらざるを得なくなってしまったのだが。もはや、やるしかないのである。あの時、迂闊に呟かなければ……。

さて。とにもかくにも“夏のおすすめ文庫本100選”を真似た企画をやらなくてはならないわけだが、流石に100冊の本を紹介する気力は自分にはない。こういう時間と根気が必要な企画は、どうしても途中でダレてしまう気質なのである。そこで、僕の場合は“夏のおすすめ文庫本10選”と題し、個人的に愛して止まない文庫本十冊を紹介することで妥協することにした。否、これは妥協ではなく、あくまでも『死んだ目でダブルピース』さんの企画との差別化を図るものである。……嘘じゃないよ。

というわけで、部屋にある文庫本をあれやこれやと探ってみたところ、どうにかこうにか十冊の文庫本を“発掘”することに成功した。いずれもここ数年、かなり熱を入れて読み込んだ本ばかりなのだが、驚いたことに一冊も小説本が含まれていない。思い返してみると、学生を卒業して以降はすっかり小説を読まなくなってしまっていたことに気が付いた。小説として描かれる虚構を受け入れられる余裕が無くなってしまったのか、単に小説に飽きてしまったのか、理由は分からない。ただ、ここ数年は小説を読むことが面倒になってしまっていたことは確かだ。

前置きが長くなってきた。そろそろ、本来の目的である紹介文に入りたいと思う。これが、僕の“夏のおすすめ文庫本10選”だ。……別に夏じゃなくてもいいな。

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2010年8月「スピードワゴン」

漫才『指相撲・水戸黄門』
どちらがドラマ「水戸黄門」に出演するか、指相撲で対決する。「指相撲」「水戸黄門」というそれぞれ違ったネタを合体させた漫才なのだが、ちょっと繋ぎ方があからさまな点が引っかかる。「指相撲」は個人的にとても好きなネタなのだが、だんだんと劣化している気がする(主に小沢が独特な指相撲を始めるところ)。あと、これは好みの問題なんだろうけど、漫才中に塩を取り出すところはカットできないものなのか。

幕間:ハンバーグ師匠「鉄板ジョーク100g」

漫才『井戸田潤殺人事件』
井戸田が子供の頃からなりたかった探偵のドラマを作ってきた小沢が、そのストーリーを読み聞かせる。『爆笑オンエアバトル』ではお馴染みだった、井戸田潤を主人公とした小説漫才。ところどころに新しい要素が見られるものの、大きく改変されている部分はなく、また技術的な進歩も見られず。むしろ、少しテンポがおかしくなっていたような。ネタ自体の出来は確かに良いのだが、二本続けて旧作を披露した意味がよく分からない。まあ、一本目のネタとはまったくタイプの違うネタではあるのだが……。

幕間:ハンバーグ師匠「鉄板ジョーク200g」

漫才『ちょっといい話』
井戸田が町中で見かけた「ちょっといい話」を披露するのだが、小沢にはその良さが伝わってこない。それは井戸田の話し方が下手だからだという小沢は、より話を惹きつけられるものにするべく次々に改変する。2008年の単独で披露された漫才。最初に提示された話が小沢によってどんどん無意味な内容になっていくところが面白いネタなのだが、井戸田に対する小沢の態度が些か上から目線なところがどうも引っかかって仕方ない。このネタに限らずどうもここ数年、小沢がイジられキャラとしての井戸田に強く当たっている場面を見ることが少なくないのだが、はっきり言って小沢はイジりが向いていないので止めたほうがいいのではないかと思う。

幕間:ハンバーグ師匠「鉄板ジョーク300g」

漫才『俺の夢の話』
行列の出来るラーメン屋を開業することが夢だという小沢の話に、隙あらば井戸田の「富士山の様にでっかい男になる」という夢が入り込んでくる。小沢のボケをきっかけに井戸田のボケが乗っかってくるという、かなり変則的な漫才。元々、ちょっとボケの要素を感じさせられるツッコミをしていた井戸田の特性を上手く活かしていて、スピードワゴンの新機軸を感じさせられる。というか、笑い飯っぽさも少しばかり。

幕間:ハンバーグ師匠「鉄板ジョーク500g」

次回は「柳家喬太郎」。初の落語家!

『オンバト+プレミアム』七月三十日放送感想文

この日の『オンバト+』はオンバトプレミアム。『爆笑オンエアバトル』時代の常連たち(いわゆるOB)を集めて、様々なゲームに挑戦してもらうバラエティコーナーを放送した。出演はアメリカザリガニ、エレキコミック、キャン×キャン、ザブングル、ペナルティ、ますだおかだ。前回のアジアンと同様、常連と呼べるほど結果を残していないザブングルが何故か参加。まあ、バラエティ番組慣れしている彼らがいると、幾らか場の空気も和らぐというものか。今回はますだおかだチーム(ますだおかだ、アメリカザリガニ、エレキコミック)とペナルティチーム(ペナルティ、ザブングル、キャン×キャン)に分かれ、知力・演技力によるバトルを繰り広げる。

まずはネタ対決。ザブングルとエレキコミックがコントで対決した。先行、ザブングルはヤンキー先生のコント。顔に特徴がある加藤が追い込まれる、ザブングルにとってお馴染みの展開を見せるコントだが、こういうネタはどうも好きになれない。加藤の顔面だけでカバーできないほどに理不尽だからだろう。ただ、今回のネタに関して言えば、それを意図的に行っているようにも見えた。おそらくザブングルは、ヤンキー先生とかあんまり好きじゃないタイプだ。後攻、エレキコミックは親戚のおじさんにお年玉をせびる小学生のコント。やつい演じる小学生の守銭奴ぶりが、理不尽さを超越したナンセンスを生み出していた。思えばザブングルとエレキコミック、方向性が似通っているのかもしれない。

それから、会場アンケートとムチャぶりコントのコーナーが続く。なかなか面白かったのだが、この辺りは上手く録画が出来ていないので省略。ただ、過去の『オンバトプレミアム』の中では、かなり面白い部類に入っていたのではないかと。結果は、ますだおかだチームが373kb、ペナルティチームが253kb。ますだおかだチームの勝利となったが、若干リーダーのイメージに偏った結果になっている気がしないでも。

・次回
アイデンティティ
勝又
ガリガリガリクソン
劇団イワサキマキオ
コア
スカイラブハリケーン
ニレンジャー

ものいい
リトレイン

ガリガリガリクソンの画の強さが凄そうな回。ただ単に太っているだけ。注目は前回そこそこ面白い雰囲気のコントを披露していた勝又、サンミュージック期待のコント師劇団イワサキマキオ、「爆笑レッドカーペット」のブームに乗り損なった雰囲気があるものいいの三組。あと、なんか変な感じに独自性を見出しているニレンジャーも、ちょっと気になる。
プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

連絡用メールアドレス
loxonin1000mg@yahoo.co.jp

Twitterアカウント
https://twitter.com/Sugaya03

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