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「オンバト+」十二月一日放送感想文

■シロハタ473kb/1,183票】※会場審査1位・視聴者投票2位
初出場初オンエア。劇団出身者で結成されたコンビで、オスカープロモーションに所属しているとのこと。みっちー、あかつ、勝又も所属しているオスカー。元々はモデルの事務所だった筈なのだが……。コント『ホームランの約束』。野球選手がホームランを打つまでの流れを、様々な角度から見せる……って、この手法、キングオブコントで見たような気が……まあ、いいや。ちょっとした繋がりを辿るようにまったく違ったシチュエーションが展開されていく様は、実に映画的。笑いどころは皆無に等しかったが、たった二人で繰り広げるパフォーマンスとしてはそれなりに楽しめた。……今のオンバトは“爆笑”って入ってないから、問題無いのかな。ただ、こういうタイプのネタはあくまでも一回こっきりと思うので、次がどうなるかが気になるところ。

■風藤松原【445kb/1,174票】※視聴者投票3位
十一戦十勝、今期二勝目。飄々と勝ち星を上げ続けている漫才師・風藤松原も、気付けば十勝を記録する番組の常連コンビに。それでも未だにオーバー500を記録したことがないというのだから、なんとも不思議だ。むしろ、爆発したことがないからこそ、淡々と勝ち続けることが出来るのだろうか? 今回のネタは、古今東西にかこつけて「サザエさん」の登場キャラクターが言わなさそうな台詞を挙げる漫才。最近の彼らが力を入れている大喜利形式の漫才に版権ネタを絡めたネタで、もはや漫才なのか何なのかよく分からなかった。面白いんだけど、なんだか釈然としない。以前の彼らがやっていた漫才を思うと、もっと良いネタを作れそうな気がするのだが。それとも、あえて評価云々を無視して、ただただ笑いに執着した漫才をやっていくことに決めたのか。それはそれで良いと思う。同じ道をトレンディエンジェルが高速で駆け抜けてるけど。

■クレオパトラ【437kb/1,364票】※視聴者投票1位
四戦全勝、今期三勝目。初出場から一度もオフエアを経験したことのない彼ら。順調に勝ち続けているといえるが、その一方で出場回数を重ねるごとにキロバトルが落ちてきているのが気になる。勢いが落ちてきているのか、それとも単なるビギナーズラックなのか。真価が問われるのはこれからだ! 今回のネタは、初のコント『カウンセリング』。カウンセリングを受けに来た人物が、よくよく話を聞いてみると、どうやら「サザエさん」の登場人物……って、ネタのテーマが被ってる! とはいえ、こちらは風藤松原とは違い、最後の最後までタイトルを提示せず、ただただ匂わせ続けるという工夫を凝らしていた。……まあ、「サザエさん」であることには変わりないけど。「ドラえもん」と「サザエさん」を扱ったネタは禁止ってことにしないか、もう。それでも個性を出せる芸人もいるけど、ちょっと使い勝手が良過ぎる。

■ヒデヨシ【425kb/1,094票】
六戦四勝、今期二勝目。「爆笑オンエアバトル」時代にはオフエアの常連だった彼らも、ここにきて何かを掴んだ模様。キロバトルはまだまだ安定しないが、番組の常連として花開くことが出来るか? ネタは『読み聞かせ』。父親が眠れない我が子に読み聞かせる本が、何故か料理本。以前に披露したコントのフォーマットを使っていたが、それなりに料理本を使う意味を見出していたように思う。ただ、パンチに欠ける。料理名と童話のタイトルを絡めるくだりなどは無難に笑いを取っていたが、ぼんやりしてると聞き逃してしまいそうなレベルではどうにもこうにも。ちゃんとした新しいのが欲しい!

■吉田たち【461kb/1,007票】
三戦二勝、今期二勝目。大阪出身の双子漫才師、初の東京でのオンエアを記録する。キロバトルも400台後半と、なかなかの好記録だ。このまま連勝街道に入ることが出来るか。今回のネタも漫才で『SHAKE』。SMAPの「SHAKE」を歌おうとするが、色々とやらなくてはならないことを強要され……。ここにきて、またも版権ネタ。しかし、歌が始まる前に「プルルルゥハァ!」と言わされたり、珍妙の振付けをやらされたり、彼らのオリジナリティはそれなりに反映されていたように思う。ただ、漫才の終了後に、なんともいえない物足りなさを感じた。多分、サビの前に漫才が終わったからだ!

■今回のオフエア
381kb:あきげん
361kb:や団
317kb:ハチクミ
261kb:馬鹿よ貴方は
189kb:334

先のオンエアで漫才師として思わぬ進化を見せたあきげん、しかし結果は振るわず二連敗。上手く使いこなせていないのか、それともオンバトにはもはやそぐわないのか。当たれば大きいトリオコント師や団も、これで二連敗。4月の521kbがまるで夢のよう。目指せリベンジ。前回、あの世を舞台にした奇妙なコントで初オンエアと成ったハチクミ、連勝ならず。しかしキロバトル数値を落としたわけではないので、今後の活躍に期待。

■次回
アボカドランドリー
うしろシティ
オレンジサンセット
GAG少年楽団
【初】春夏笑冬
【初】すっぽん大学
ツィンテル
トップリード

横澤夏子

初代オンバト+チャンピオン、トップリード再び。前回はまさかのオフエアとなったが、今回は果たして? 更に、うしろシティ、GAG少年楽団、ツィンテルと、番組注目のコント師たちがズラッと並ぶ。キングオブコントで果たせなかった戦いを、今ここで……って、流石に大袈裟な表現。あと、レッドカーペットで三国志コントを披露していたすっぽん大学が初挑戦。アレをやるんだろうか。アレをこのステージで披露するんだろうか。わくわく。

『バカリズム THE MOVIE』

バカリズム THE MOVIE [DVD]バカリズム THE MOVIE [DVD]
(2012/11/21)
升野英知(バカリズム)

商品詳細を見る

2012年1月から3月にかけて、TOKYO MX系列で「バカリズム THE MOVIE」という番組が放送されていた。“バカリズム THE MOVIE”。考えてみると、妙なタイトルである。通常、なにかしらかの言葉に“THE MOVIE”という言葉が付加される場合、それは既存の作品が映画化されたことを意味している。特に、『踊る大捜査線 THE MOVIE』『アンフェア THE MOVIE』『荒川アンダーザブリッジ THE MOVIE』など、人気を博したドラマ作品が映画化される際に使われることが多い。しかし、“バカリズム”は作品の名前ではない。芸人として活動している升野英知のユニット名である。そこにはどんな深い意味が込められているのか……いや、きっとそこに深い意味など存在しない。バカリズムと映画。この二つの点を繋げただけに過ぎないのだろう。

「バカリズム THE MOVIE」は、バカリズムが映画を完成させるまでの経緯を追ったドキュメンタリー……という設定のフェイクドキュメンタリー番組である。一応、番組はバカリズムが映画を撮影することを前提に進行しているし、実際に映画を撮影するために必要なプロセスを踏んではいるのだが、その内容はというと、やれ「映画に使用するカチンコを木材からチェックする」だの、やれ「スタッフが食べる弁当を監督自らが選別する」だの、あまり映画とは関係のなさそうなことばかりやっている。それはもはや、単なる悪フザケとしか言いようがない代物であった。……というわけで、一応「バカリズムが映画を撮る!」と銘打ってはいたものの、当時の私はそれを半信半疑の気持ちで見ていた。どうせ、映画を撮影するだのなんだのいうのもフェイクなんだろう、と。

ところが同年5月、バカリズムが手掛けた“ほぼ初監督”映画『バカリズム THE MOVIE』は本当に完成され、東京・シネマアート六本木にて限定上映されたのである。まさか本当に映画が制作されているとは思ってもみなかったので、それが本当だと知った時は随分と驚いたものだ。映画は好評を博し、その後も大阪・福岡などで上映された。しかし、流石に全国上映とはいかなかったようで、上映されたという事実だけを目前に叩きつけられた田舎者(=私)は、ただただその評判を指をくわえて見ていることしかできなかったのである。泣くしかないっ。

そんな折、吉報が飛び込んできた。なんと、『バカリズム THE MOVIE』がDVD化されるのだという。それも、単なるDVD化ではない。映画本編を収録したディスクに、テレビで放送されていた「バカリズム THE MOVIE」の完全版を収録したディスク(※なんとバカリズム“ほぼ監督”のコメンタリー付!)と、映画で披露されている音楽(※東京03の単独公演テーマソングの編曲担当でもお馴染み、カンケが担当)を収録したオリジナルサウンドトラックCDを加えた、豪華三枚組仕様になっているのだという。値段は少々お高いが、それだけの価値があると確信した私は、薄っぺらな財布の奥底に眠る一万円札を握り締め、近隣のDVDショップを目指したのであった。……いや、本当はamazonだけど(←地元に金を流さない極悪人)。

『バカリズム THE MOVIE』は五つの短編で構成された、いわゆるオムニバス映画だ。それら全ての作品に、バカリズムは“ほぼ 主演・脚本・監督”として関わっている。それ故に、まったく違ったジャンルの作品を取り扱っているにも関わらず、いずれの作品にもバカリズムのエッセンスがたっぷりと染み込まれている。ただ、『トツギーノ』などのコントに見られるシュールさは、本作では控えめだ。バカリズムは本作のブックレットにおいて、【メッセージ性はなにもありません。たくさん笑って終わりです】と語っている。それはまさしく、かつての大衆映画が持っていた、エンターテインメント性にのみこだわるスタイルと同じであるように思える。『バカリズム THE MOVIE』は、シュールと呼ばれ続けてきた芸人が世に堂々と見せつけた“大衆映画”なのである。

鑑賞後は、一緒に「バカリズム THE MOVIE音頭」を踊りたくなること、間違いなし!

以下、各作品のレビュー(出来る限りネタバレ含まず)。

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「THE MANZAI 2012」決勝進出者発表!

・決勝進出漫才師
1位:千鳥
2位:オジンオズボーン
3位:笑い飯
4位:磁石
5位:ハマカーン
6位:ウーマンラッシュアワー
7位:アルコ&ピース
8位:スーパーマラドーナ
9位:NON STYLE
10位:トレンディエンジェル
11位:テンダラー

「THE MANZAI 2012」決勝戦に進出する漫才師が発表された。本戦サーキットでちょこちょこ結果が漏れていたというのもあるのだろうが、あんまり意外性の無い結果である。11組中5組が初の決勝進出。昨年大会のワイルドカード決定戦に出場していた“スーパーマラドーナ”“トレンディエンジェル”、M-1グランプリチャンピオン“NON STYLE”“笑い飯”など、そこそこ注目されていた漫才師の名前が並んでいるが、それらを差し置いて“オジンオズボーン”の名前が挙がっているのが感慨深い。松竹芸能のポストキングコングみたいなポジションだった彼らにやってきた最大のチャンス、果たして掴むことが出来るのか?

・ワイルドカード決定戦出場漫才師
12位:チーモンチョーチュウ
13位:エルシャラカーニ
14位:囲碁将棋
15位:エレファントジョン
16位:ウエストランド
17位:スパローズ
18位:Hi-Hi
19位:中川家
20位:ロザン

とにかくM-1グランプリ2001王者“中川家”の存在感が凄い。ごく当たり前に決勝進出するだろうと思っていたのに、まさかワイルドカードの方に出てくるとは。この他、昨年大会の決勝進出者“囲碁将棋”“エルシャラカーニ”“Hi-Hi”など、いかにも実力派という漫才師の名前が挙がっている。しかし、個人的に気になるのは“ウエストランド”。「キングオブコント2012」準決勝でも名前が挙がっていた彼ら。これから注目すべき若手芸人の一組かもしれない。「オンバト+」でも好調だし、来年はとてつもないことになっている……かも。
プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

連絡用メールアドレス
loxonin1000mg@yahoo.co.jp

Twitterアカウント
https://twitter.com/Sugaya03

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