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「キングオブコント2013」決勝進出者決定!

『キングオブコント2013』決勝進出者が発表された。

一般的に無名なコンビばかりが勝ち上がった昨年大会の様な驚きは無かったが、なかなか挑戦的なメンツが揃ったのではないかと思う。組み合わせを見ても、2年連続で決勝進出しているのが3組、過去に決勝進出の経験がある返り咲きが3組、初の決勝進出が2組と、なかなかバランスがいい。お笑いファンの間では名の知れた面々が、果たして『キングオブコント』決勝の舞台でどのような戦いを見せてくれるのか。また、今回も司会を務めるダウンタウンと、どのようなカラミを見せてくれるのか。今から楽しみである。

以下、『キングオブコント2013』決勝進出者と、彼らがどのようなネタを生み出してきたのかを確認できるDVD、そして私のお目汚しな解説文を掲載したので、時間があったら読んでみればいいんじゃないかと思う。

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東京へ行く。三日目。

午前10時前、上野のホテルをチェックアウトする。

午前中、特に行かなくてはならない場所も無かったので、とりあえず秋葉原へと向かう。上野駅から秋葉原駅まで、山手線で二駅ほど。上野と秋葉原。まったく違いイメージのある町が、こんなに近い距離にあるなんて。なんだかビックリだ。

駅を降りて、ひとまずTwitterでフォロワーさんから聞いた“エロビル”なる建物に行ってみようと思い、移動する。うっかり反対側の出口を通ってしまったので、移動にはちょっと苦労した。だが、見つけるのは簡単だった。なにせ目立つ。緑で彩られた建物と、堂々と掲げられた【大人のデパート】という看板。本来、日本人とはシモに対して、ひそやかに接していた筈だ。それなのに、それなのに……と思いながら、店に入る。秋葉原という立地とエロビルという名称から、勝手に「アダルトビデオやアダルト雑誌がバカみたいに置いてある店なのかな?」と思い込んでいたのだが、いざ入ってみると大人のオモチャがバカみたいに置いてあって、呆気に取られる。その内容、男モノに女モノ、コスプレ衣装にSM道具、おしりの穴をまさぐるためのホニャララなどが「各階ごとに種類別で」置いてあるというボリューム。アダルト雑誌でもあったら買ってやらないこともないかな、と偉そうに思っていた先程までの自分を反省しつつ、何も買わずにすごすごと店を出る。

その後、しばらく秋葉原の街を散策。道を行く人たちの大半は、いかにもというようなメガネ男子たちばかりで、なんだか懐かしい気分になる。学生時代、アニメの話をしていたオタク仲間たちは、今頃は何をしているんだろう……と、感慨深くなってもいたり。気まぐれに某とらのあなに潜り込んだら、あの頃の匂いが充満していて、なんだか気持ちが若くなったような気がした。……多分、気のせいだと思う。

昼前に渋谷へ移動。タワーレコードが充実しているというので、ゆるりと向かう。途中、忠犬ハチ公の銅像を見つけたので、写メで撮影する。……こんな写真を撮って、後でどうするというのだろうか。タワーレコードでは、夜に会う予定の中山涙先生へのお土産として、私が愛して止まない先代鈴々舎馬風師匠のCDと、東京かわら版を購入する。東京かわら版は、表紙が五街道雲助一門じゃなかったら買ってなかったかもしれない。好きなんだよ、雲助師匠……。

JR線ガード下にある「麺KAWAKEI」で昼食。まあまあ。

この日は池袋のビジネスホテルに泊まる予定だったのだが、まだ時間が十二分に余っていたので、渋谷で何処か面白いところはないかとケータイで探してみたところ、「たばこと塩の博物館」というところがリーズナブルで時間も潰せるということだったので、行ってみる。文字通り、煙草と塩に関する資料が並んでいて、面白いというほどではないがつまらないということもなく、それなりに楽しめた。落語で聴いたことしかなかった煙草盆の現物を確認できたのは嬉しかったなあ。これで、より落語の世界をリアルに空想できる。

その後、渋谷駅で迷子になりながら、池袋駅へ。かなりやさぐれた雰囲気の町だと聞いていたが、上野ほど粗野ではなく、渋谷ほど洒落てもなく、ほどほどに落ち着けるムードが漂っていて、なんだか馴染んだ。16時半ごろ、チェックイン。溜まっていた洗濯物をホテルの備え付けコインランドリーで洗濯する。自宅在住が故に、かなり久しぶりに洗濯機を動かしてみたのだが、そうか、洗濯って1時間近くかかるものだったのか……と、しみじみ思う。

17時、新宿。19時からのオフ会まで、時間に余裕があったので、落語CDのメッカとも言うべきCDショップ、ミュージック・テイトへ向かう。さんざっぱら悩んだ挙句、『幸丸流 近代偉人伝 新札三部作』『ブラック・馬るこ 二人会』『新宿亭砥寄席 第二十回記念公演 瀧川鯉昇 還暦お祝いの会』を購入する。いずれも一般流通されていない作品ばかりだ。しかし、この店には、まだまだ未知の落語CDが眠っている。その全てを聴き終える日は来るのだろうか(多分来ない)。店を出て、しばらく新宿近辺を迷子になるも、19時ぴったりにオフ会会場の居酒屋へと辿り着く。……私はもしかしたら方向音痴なんだろうか?

19時、オフ会開始。怒涛の様な時間が過ぎる。23時ごろ解散。

24時を回った頃、池袋で中山涙氏と合流。居酒屋でまったりとした時間を過ごそうと思っていたら、まさかまさかの怒涛の時間が再び押し寄せて来る。その、あまりの怒涛ぶりに、帰宅後のTwitterでブッ壊れたつぶやきを吐き出しまくった挙句、各方面に多大なるご迷惑をおかけする。思い出し怒りの悪癖、久しぶりに炸裂でありました。学習。その場の怒りはその場で倍返し。……そんなこんなで時間を食い潰して、午前3時半にホテルに戻る。ワイセツなお店に行くこともなく、エロティックなチャンネルを見ることもなく、午前4時就寝。

ニッポンのファンク!

在日ファンク在日ファンク
(2010/01/06)
在日ファンク

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聴いたらハマっちゃうだろうなあ。そんなことを思いながらも、なかなかアルバムに手を出せなかった在日ファンク。でも、ついに先日、思い立ってアルバムを購入して、やっぱりハマっている。今、このブログでわざわざ書くことでもないと思うけれど、それでも言わせてもらいたい。在日ファンク、実にいい。まずバンド名がいい。在日ファンク。メンバーは全員日本人だけど、在日ファンク。どうして在日ファンクというのか。それは、日本に在るファンクだからだ。つまり、日本のファンクイコール、俺たちだってことだ。その覚悟。格好良いじゃないか、在日ファンク。何も考えていないのかもしれないけれど、それはそれで格好良いんだ。音楽とは、ミュージシャンとは、振り切れるということは、つまりそういうことなんだ。ブルース・リーの言葉にあやかり、考えるんじゃない、感じろってことなんだ。

爆弾こわい[初回限定盤] [DVD付]爆弾こわい[初回限定盤] [DVD付]
(2011/09/07)
在日ファンク

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在日ファンクの音楽は、どれもこれもノリがいい。そこにボーカルの浜野謙太、通称ハマケンの唄が乗ることで、更にノリが良くなる。このハマケンのボーカルも実にいい。決して上手い唄声ではないんだけれど、それがクールでかっけえ伴奏に乗ることで、クールとホットの絶妙なバランスが生まれる。それがすっごく格好良い。歌詞もいい。色んなところに頭を下げているようで絶対に下げてないのがマルマルファンクな『罪悪感』、じゅくじゅくしみるきずぐちを大胆かつエロティックに歌い上げる『きず』、やたらと京都へ行きたがる『京都』、スネークマンショーの『死ぬのは嫌だ、恐い。戦争反対!』へのアンサーソング(かもしれない)『爆弾こわい』……いい曲イロイロあるけれど、個人的には『こまくやぶれる』がたまらない!


在日ファンクがいれば、きっと死ぬまで踊っていられる。在日ファンクがいてくれたら、きっと死ぬまで踊らせてくれる。全身の骨が砕けるまで!……って、そこまで激しく動かせない、動かせてくれないところが、また彼らの良さでもある。死ぬまでまだまだ時間はあるんだ。焦らず疲れず、ファンクをハートに刻み込め! とりあえず、先日リリースされたライブ盤『はじめての在日ファンク・アワー LIVE in SHIBUYA』がまた傑作だから、それをちょいと聴いてみるといいかもしれない! 夏も終わりだけど、まだまだアガるぞーっ!

2013年9月のリリース予定

■レビュー予定
04『インパルス単独ライブ「丘の上の木の下で」
20『[DVD+CD]三遊亭白鳥 三題噺@池袋演芸場
20『[DVD+CD]三遊亭天どん 真打昇進なんだよ TENDON2013
20『桂 宮治-[DVD+CD]新世紀落語大全-
20『春風亭昇々-[DVD+CD]新世紀落語大全-
25『宮地大介第二回単独公演「人生リハーサル」vol.和田ラヂヲ
25『バイきんぐ単独ライブ「エース」

■テレビ関係
04『にけつッ!!19
14『めちゃイケ 赤DVD 第1巻 オカザイル
14『めちゃイケ 赤DVD 第2巻 オカザイル2
18『東野・岡村の旅猿3 プライベートでごめんなさい… 瀬戸内海・島巡りの旅 ハラハラ編 プレミアム完全版
18『ごぶごぶBOX7
18『ごぶごぶ 東野幸治セレクション7
18『ごぶごぶ 浜田雅功セレクション7
18『壇蜜の××(チョメチョメ) ―前戯―
18『壇蜜の××(チョメチョメ) ―後戯―
20『BSフジ「カンニングのDAI安☆吉日! 」Presents DAI☆GO!GO! DVD【初回限定版】
25『ロンドンハーツ vol.6』(ブルーレイ版も)
25『ロンドンハーツ vol.7』(ブルーレイ版も)
25『ロケみつ ザ・ワールド 桜 稲垣早希のヨーロッパ横断ブログ旅33 スイス編 その(2)
25『モヤモヤさまぁ~ず2 大江アナ卒業記念スペシャル 鎌倉&ニューヨーク ディレクターズ・カット版
25『FNS27時間テレビ「ビートたけし中継」presents 火薬田ドン物語(仮)

■その他のリリース予定
25『落語研究会 桂枝雀 全集

このところ、ちょっとだけ涼しい日が続いている。有難い。毎年、当たり前のように口にしている言葉だが、「今年の夏は本当に暑かった!」。とはいえ、まだまだ油断ならない。このまま秋になるのかなーっと思わせておいて、後でまたキツめの残暑が来るのではないか……という可能性もある。念のため、今日もカバンにミニボトル……だ。そんな風にやってきた9月は落語三昧の予感。落語のCDとDVDをセットにしてリリースするという新しいシリーズが登場するのである。しかも、メンツがいい。殆ど知らない。それがいい。あえて超若手に焦点を当てて、最先端の落語家を見せてくれようという算段なのである。また、これの発売元が、そもそも格闘技系のDVDをリリースしている会社というのもいい。臨場感ありそう。この他のメンツは、インパルスにバイきんぐとコント色が強め。思えば、キングオブコントの決勝戦も間も無くだ!

ツィンテル『ネタミテーナー』

ネターミテーナー [DVD]ネターミテーナー [DVD]
(2013/05/22)
ツィンテル

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2008年に結成されたお笑いコンビ、ツィンテルの代表作を網羅したベスト盤。同日、同じ事務所で同じ年に結成されたお笑いコンビ、ジグザグジギーによるベスト盤『2008-2012』がリリースされていることから察するに、この二組が今のマセキ芸能社イチオシのコンビということなんだろう。対象が二組でも“イチオシ”という表現が正しいのかどうかは分からないが、まあそんなことはどうでもいい。重要なのは、それだけ事務所が彼らの実力を認めているということと、また今後の成長を期待しているということである。

本作に収録されているネタは全てスタジオで撮影されている。観客の声はない。スタッフの声もない。なんとも寂しい。漫才や落語ほどに観客の存在に左右されないコントは、こういった無観客状態の映像でもそれなりに観られるものにはなるが、それでもライブ映像に慣れている身としては、些かツライものがある。いや、彼らがコントを演じている最中はまだ気にせずに楽しむことが出来るのだが、ネタが終わった瞬間から映像がカットされるまでのビミョーな間が、たまらなく寂しい。舞台を暗転するとか、対応は可能だったと思うのだが。よもや意図的な演出か?

収録されているネタは全てコント。個人的な好みの差はあれど、どのコントも安定して面白い。海外に旅立つ彼女を見送ろうとする倉沢の背中を、その国を思わせるフレーズを盛り込みながら押してやる勢登のエールを描いた『旅立つ君へ』は、ダジャレに主軸を置いたコント。「オンバト+」や「爆笑レッドカーペット」でも披露されていたネタなので、ツィンテルといえばこのネタだというイメージの人も少なくないのではないだろうか。マリッジブルーの花嫁に逃げられてしまった倉沢が、声も見た目も彼女にそっくりな友人の勢登を代役にしてその場を凌ごうとする『花嫁』は、どっちがどっちか分からなくなってしまった倉沢の困惑ぶりを描いたコントだ。アンジャッシュ的なすれ違いの手法を取り入れているにも関わらず、「花嫁と友人(男)がそっくり」という前提の下らなさが故にまったく凄さが伝わらないという意味で、実によく出来たネタだと思う。個人的には、ツィンテルといえば『旅立つ君へ』よりもこのネタの方を思い出させる。勢登の花嫁姿が、また凄いんだ。目に焼き付いて離れない。

この他にも、バイトの先輩と後輩が自分の素性を明かすことで相手よりも有利に立とうとする姿が情けなくも可笑しい『バイト』、とある有名なことわざを知らない男に意味を教えようとするも上手く伝えられずにやきもきする様がたまらない『ことわざ』、ポーカーの名手を思わせる男がいざ勝負を始めようとすると完全に顔に出てしまっている『ポーカー』など、まったく違う手法・構成・笑いの取り方によるコントが展開されている。ここで注目すべきなのは、これらのコントをツィンテルはまったく違和感を覚えさせることなく、演じ切っているという点だ。恐らく、役者として培ってきた演技力の経験値が、ここに活かされているのだろう。そして、その違和感の無さこそ、今後のツィンテルの課題でもあるように思う。

ツィンテルのコントは面白い。面白いのだが、それは台本の時点で完成されている面白さだ。彼らはそれを役者として演じているだけに過ぎない。そこに彼らの個性は反映されていない。それ故に、ツィンテルのコントは、確かに面白いのに印象に残りづらい。で、そういうコント師の場合、台本に個性を見出すことも少なくないのだが(例えば、アンジャッシュでいう“すれ違い”パターンのように)、先にも書いた様に彼らのコントは多種多様で不定形だ。そこにパターンを見出すことは難しい。ある意味、スタイルもパターンも出来上がっているジグザグジギーとは、まったく逆の状況にあるといえるのかもしれない。

そんな彼らのコントを観ていると、かつてアンジャッシュやエレキコミックが演じていたコントを観たときのことを、なんとなく思い出した。今でこそ、アンジャッシュはすれ違いコントの名手として知られ、エレキコミックはバカコントの旗手として人気を博しているが、それ以前には、もっと無個性なコントを演じていた時代もあったのである(その頃のネタは、『爆笑オンエアバトル アンジャッシュ』『爆笑オンエアバトル エレキコミック』で確認することが出来る)。つまり、今はまだ何のスタイルも固まっていないツィンテルもまた、彼らの様になる可能性があるということだ。ただ、それが必ずしも、正しい選択であるとも言い難い。今、彼らがやっている無色透明のコントもまた、続けていくことで一つの色合いを見せるようになる可能性も否定できない。

いずれにしても、いつの日か、本作がツィンテルの前史を収めた貴重な記録として、静かに語られていくような作品になればいいと思う次第である。


■本編(62分)
「旅立つ君へ」「彼女」「手品」「花嫁」「甲子園」「パパラッチ」「バイト」「友情」「ことわざ」「ルームシェア」「ポーカー」「あの頃僕らは」

■特典映像(13分)
「収録を終えて<GUEST:ツィンテル MC:ジグザグジギー>」

うしろシティ単独ライブ『アメリカンショートヘア』

うしろシティ単独ライブ「アメリカンショートヘア」 [DVD]うしろシティ単独ライブ「アメリカンショートヘア」 [DVD]
(2013/07/03)
金子 学(うしろシティ)、阿諏訪 泰義(うしろシティ) 他

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「キングオブコント2012」決勝進出、平成24年度NHK新人演芸大賞受賞、そして今現在はフジテレビ系列の若手芸人番組『バチバチエレキテる』に出演中と、やたらめったら勢いづいている若手コンビ、うしろシティが2013年1月に開催した単独ライブの模様を収録。うしろシティ名義のDVDは、既に『街のコント屋さん』(2011年11月)や、さらば青春の光との連名による『cafeと喫茶店』(2013年2月)などがリリースされているが、単独ライブをパッケージ化するのは今回が初めて。なかなか若手芸人の単独ライブDVDをリリースしてくれない松竹芸能にしては、珍しい判断といえるだろう……それだけ期待されている、ということでもある。

収録されているネタは全てコント。つまらないネタは一本も無いといっても過言ではない。ただ、突出して面白いといえるネタも、これといってない。芸人の個性が色濃く反映されがちな単独ライブにしては、なかなか珍しいくらいにムラがない。良くいえば安心して観られる、悪くいえば無難。人間の心理に着目したネタが多く、コントの終わりにそっと匂わせる切ない後味が、ほのかにバナナマンからの影響を思わせた。

個人的に印象に残っているのは、自作の野球漫画を持ち込んだ少年が雰囲気で編集の好みを感じ取り、その態度に合わせて作品を改竄し始める『持ちこみ』。バカバカしい展開の最後に訪れる寂しさが、なんとも味わい深かった。それから、最後のサッカーの試合に負けてしまった三年生のうち、他のメンバーたちが号泣している中で一人だけ泣けずにいる阿諏訪がどんどん追い込まれていく『サッカー部』。そして、オンバト+でも披露された、上京する阿諏訪の見送りにやって来た金子が、彼の日頃からの“キツい感じ”が東京でも続けられるのかを心配する『上京』。このネタ、阿諏訪も金子も極端に演じているから笑えるけど、夢を叶えるために上京するという行為そのものに多少なりとも含まれている要素だと思う。そんな純粋な思いを笑いに変えるだなんて……でも、笑えるんだよなあ、笑っちゃうんだよなあ。「だって阿諏訪くん、行きそうだったじゃん!」とか、たまんないよなあ。あと、『人探し』……は、詳しくは書かない。この衝撃は実際に観ていただかないと。

特典映像には、ライブの最終日でのみ披露されたという特典収録コント『漫画』『彼女と別れた』、ライブの幕間で流された映像『演技力』『リベンジ』、DVDのための撮り下ろし映像『イメージキャラクターになろう!!』を収録。正直、幕間映像と撮り下ろし映像は、あってもなくてもいい程度のクオリティ。幕間映像はむしろマネージャーがメインで、二人がメインの幕間映像の中の一本としてなら楽しめるだろうが、これだけを抽出する必要性は感じられない。実際のライブでは、もっと面白い映像が流されていたと聞いているので、なんとも残念である。撮り下ろし映像も、特殊なテーマを掲げている割には画が地味で展開も少なく、ちょっと物足りなかった。その代わり、特典収録コントの二本が、まあ面白かった! 特に、金子が教室で描いていた自作の漫画をクラスメートの阿諏訪に読まれてしまう『漫画』は、本編で彼らが演じていたコントとは逆転の発想で作られていて、ちょっと彼らの新しい基軸の様なものを感じさせられた。

先日、うしろシティは第4回単独ライブ『うれしい人間』を開催、好評のうちに幕を下ろしている。パッケージ化されるかどうかは分からないが、そこではきっと新しい彼らの笑いが披露されたことだろう。……DVDになればいいのになあ。


■本編(68分)
「卒業式」「CHANGE」「持ちこみ」「不動産屋」「ヒーロー」「サッカー部」「先生さようなら」「ヒッチハイク」「上京」「人探し」「芽生え」

■特典映像(32分)
【特典収録コント】「漫画」「彼女と別れた」
【幕間映像】「演技力」「リベンジ」
【撮りおろし映像】「イメージキャラクターになろう!!」

「上野広小路亭 立川流広小路寄席」(8月17日)

立川寸志(前座)『寄合酒』
立川笑二(前座)『かぼちゃ屋』
立川吉乃進『肥瓶』
立川獅子丸『高砂や』
立川キウイ『らくご公社』
立川雲水『二人癖』
立川龍志『船徳』
  仲入り
立川こはる『ナースコール(三遊亭白鳥・作)』
立川志のぽん『権助魚』
土橋亭里う馬『富士詣り』
立川談幸『元犬』
立川ぜん馬『黄金餅』


「開場11時半・開演12時」という触れ込みに合わせて、開演15分前くらいに入場したら、既に前座さんの口演が始まっていた。……もしかして、寄席というのは本来、開場時間と同時に前座さんが登場するものなんだろうか? 高座に上がっていたのは、立川談四楼門下の寸志さん。若い衆が酒の肴を持ち寄る『寄合酒』を演じていた。どんなもんかと集中して聴きたかったのだが、チケットを事前に取っていたから予約席に座った方がいいのか、それとは別のルートからチケットを予約している人向けなのか、客席の脇の幕の中で考えているうちに終わってしまった。続いて出てきたのは、立川談笑門下の笑二さん。ネタは、落語スター・与太郎がかぼちゃ売りをやらされる『かぼちゃ屋』。与太郎のヌケっぷりが上手く表現出来ていて、面白かった。続く、立川談幸門下の立川吉乃進さん、立川志らく門下の立川獅子丸さん(ともに二つ目)は、あまり記憶に残らず。悪い印象はなかったと思う。

ここからは真打。立川キウイ師匠は新作『らくご公社』を披露(勝手に命名)。ネットでは「下手」の代名詞として語られている印象の強いキウイ師匠だが、客ウケは悪くなかったし、実際に面白かった。演目は自身の落語ベタを逆手に取った新作(改作?)で、その意味では実力の見えにくい口演だったが、軽妙な語り口で非常に楽しかった。続く立川雲水師匠は上方の落語家さん。演目も上方落語で『二人癖』。二人の男がお互いの口癖を治すために賭けをする噺で、初めて聴いたのだが、とてつもなく面白かった。キウイ師匠が搦め手の面白さなら、雲水師匠はド直球の面白さ。個人的に、三遊亭百生師匠や桂小南師匠など、東京で活動する上方の落語家さんには好きな人が多い。雲水師匠の名前も、その並びにきちんと記録しておかなくては。仲入り前は立川龍志師匠。船宿に居候する若旦那が船頭になると言い始める『船徳』の世界を、しっかりと骨太に演じていた。

仲入り後は、立川談春門下の二つ目、立川こはるさんから始まり始まり。立川流の数少ない(唯一?)女流落語家は何を演じてくれるのだろうと期待に胸をふくらませていたら、これがまさかの三遊亭白鳥原作の新作落語『ナースコール』! どうしようもない新人ナースが巻き起こす騒動を描いた作品で、白鳥師匠特有のウザいくらいのぶりっこキャラが見事に再現されていた。……ちなみに、普段は古典落語を演じてらっしゃるそうです。続く立川志のぽんさんも二つ目の落語家さん。以前、岡山で開催された「立川志の輔独演会」で、前座を務めてらした方である。演目は、田舎者の権助が主人のアリバイ作りのために、あんまり詳しくない魚を買いに行かされる『権助魚』。正直、この演目は、春風亭昇太師匠のイメージが強すぎるため、ちょっと個人的に相性が良くないかなあ……と思っていたのだが、これがなかなか面白かった。志のぽんさんの口演は、はっきりと分かりやすい特徴はないんだけれど、じわりじわりと浸透してくる面白さがあった。いずれ、とんでもない化け方をするんじゃないか。

ここからは再び真打ち。立川流の総領弟子・土橋亭里う馬師匠は、富士詣りにやってきた男たちが山の神に懺悔する『富士詣り』を披露。以前に鑑賞した某快楽亭ブラック師匠のDVDでめったくそにこき下ろされていた時の印象が強い里う馬師匠だが、なかなか聴かせる口演だった。低く、静かに、落ち着いているという意味で、先代三遊亭圓楽師匠のことを少し思い出したな。続けて高座に上がったのは、立川談幸師匠。演目は犬が人間になってしまう珍妙な話『元犬』だ。始まった当初は、やや口調が急ぎ足な印象を受けたのだが、そのテンポに慣れていくにつれて、どんどん噺の世界に引き込まれていった。また、犬の素朴な表情が、談幸師匠の顔に合ってるんだよなあ……。トリを飾ったのは、立川ぜん馬師匠。銭に対する人間の欲望を描いた『黄金餅』を演じていた。これが面白いくらいに、以前に聴いた若き日の談志師匠の口演に似ていた。個人的には、それは単なるモノマネというよりも、むしろ継承であるように思えた……のだが、どうだろう。一度聴いただけでは分かりかねる。いつか、また聴く機会を得られればいいのだが。

同じ一門でありながら、それぞれ個性豊かな立川流一門の面々。いつかまた、観に行きたいもんです。

「キングオブコント2013」準決勝進出組・データ表

「キングオブコント2013」準決勝進出者が決定したので、データで区分してみた。

まずは、過去に決勝進出経験のある、全18組。

うしろシティ(2012)
エレキコミック(2010)
鬼ヶ島(2011)
かもめんたる(2012)
銀シャリ(2012)
THE GEESE(2008)※ノーシード
さらば青春の光(2012)
しずる(2009、2010、2012)
ジャルジャル(2009、2010)
TKO(2008、2010、2011)
天竺鼠(2008、2009)
トップリード(2011、2012)
2700(2008、2011)
モンスターエンジン(2009、2011)
夜ふかしの会(2012)
ラバーガール(2010)
ラブレターズ(2011)
ロッチ(2009、2010)


“コンビ結成年数10年以内”という規定があったM-1グランプリと違って、キングオブコントは結成年数関係無く出場できる大会である。なので、過去に準決勝戦に進出しているユニットの再挑戦率が、とにかく高い。優勝したユニットや、バナナマン・サンドウィッチマン・ピースなどの賞レースに出場する必要性の無いユニットを除くと、過去の大会で決勝進出を経験しているほぼ全組が揃っていることになる。……全組ではないんだよなあ。2008ファイナリストのチョコレートプラネット、最近ちょっと調子が悪いみたいだ。

続いて、昨年大会に続いて、準決勝戦に進出したユニット、全24組。
なお、ここからのデータは、決勝進出経験の無いユニットに限定しております。

アームストロング(4年連続5回目)
アルコ&ピース(3年連続4回目)
インスタントジョンソン(6年皆勤)
犬の心(3年連続4回目)
インポッシブル(2年連続2回目)
エネルギー(2年連続3回目)
かまいたち(6年皆勤)
巨匠(2年連続2回目)
グランジ(6年皆勤)
ザ・プラン9(6年皆勤)
ザブングル(6年皆勤)
GAG少年楽団(5年連続5回目)
ジグザグジギー(3年連続3回目)
シャカ(4年連続4回目)
ジャングルポケット(5年連続5回目)
ジューシーズ(5年連続5回目)
スパローズ(2年連続2回目)
ダブルブッキング(2年連続2回目)
ツィンテル(3年連続3回目)
ななめ45°(5年連続5回目)
ニッチェ(3年連続3回目)
パンサー(3年連続3回目)
5GAP(3年連続3回目)
我が家(4年連続5回目)


インスタントジョンソン、かまいたち、グランジ、ザ・プラン9、ザブングルの5組は、第1回大会から準決勝戦に勝ち残り続けている常連メンバーだ。……良いんだか悪いんだか。とはいえ、昨年大会では彼らと同様の状態にあった銀シャリが決勝進出を果たしているので、彼らが今年に初の決勝進出を果たす可能性は決して低くない。聞いたところによると、3回戦でインスタントジョンソンがめちゃくちゃウケていたらしい。準決勝でも同じ結果を残せるかな。

今度は、昨年大会では準決勝に行かなかったけど今年は勝ち上がれた、返り咲きの6組。

アイロンヘッド(2年ぶり2回目)
アップダウン(3年ぶり4回目)
クロスバー直撃(5年ぶり2回目)
シソンヌ(4年ぶり2回目)
ずん(2年ぶり3回目)
和牛(3年ぶり2回目)


クロスバー直撃が2008年以来の準決勝進出という事実に、驚きを隠せない。『オンバト+』で観たネタがけっこう面白かったから、割と定期的に出場しているイメージがあったんだけどな。あと、やっぱり目につくのは、ずんの二文字。このコンビが決勝戦に進出したら、どんなことになるんだろう。ゴールデンタイムに、あの爽やかな笑いの風がフワーッと……。

最後に、今大会で初の準決勝進出を果たしたユニット、全22組。

アンダーポイント
イシクラノオノ
キサラギ
サンシャイン
ザンゼンジ
3フランシスコ
シマッシュレコード
シロハタ
スパイク
タモンズ
弾丸ジャッキー
たんぽぽ
チャーミング
日本エレキテル連合
ねじ
バンビーノ
ピレニーズ
本田兄妹
マヂカルラブリー
ロビンソンズ
わらふぢなるお
ワルステルダム


流石に無名どころが多い。名前を知っているところだと、ザンゼンジ、3フランシスコ、スパイク、タモンズ、弾丸ジャッキー、たんぽぽ、日本エレキテル連合、マヂカルラブリー、ロビンソンズ、わらふぢなるおくらいか……結構知ってるな! 個人的には、弾丸ジャッキーが初の準決勝進出が意外。以前にリリースされた単独ライブDVDがめちゃくちゃ面白かったから、もう何度か勝ち上がっていると思ってた。たんぽぽの初進出も意外。理由はないけれど、一度は上がっている印象があった。印象で物事を捉えちゃいけない。

以上、全70組から残ることが出来るのは、たったの8組。今年は誰が残るのかな?

『超可動ガール 1/6 1』(OYSTER)

超可動ガール1/6(1) (アクションコミックス(コミックハイ! ))超可動ガール1/6(1) (アクションコミックス(コミックハイ! ))
(2013/05/10)
OYSTER

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テレビアニメ『少女→惑星探査』の主人公“ノーナ”に惚れ込んだアニメオタク・房伊田春人は、「フィギュアに手を出したら取り返しのつかないことになる」という定説に不安を抱きながらも彼女の1/6フィギュアを購入する。すると、そのフィギュアが勝手に動き始め、更に自分自身を本物のノーナだと言い始めたのである。そんな彼女の姿を見て、春人は思った。「フィギュアに手を出したら取り返しのつかないことになる……こういうことだったのか!」。かくして、二人の奇妙な同棲生活が幕を開けたのである。

現実には存在しない二次元のキャラクターが、フィギュアという特殊な形とはいえ実体化するという、いわば「オタクの夢」を描いたギャグ漫画である。但し、いわゆる美少女キャラとの明るく楽しいドタバタな日常は、殆ど描かれていない。むしろ、作中で重要視されているのは、「二次元のキャラクターが現実に現れた場合、どのような行動を取るのか?」というリアリズムの追求である。

例えば、序盤で春人のことを謎の巨人として認識したノーナは、彼を注意すべき存在として攻撃態勢に入るのだが、たまたま部屋に置いてあったブルーレイディスクを見つけて、態度を一変する。実は、そのブルーレイディスクは『少女→惑星探査』の予約特典で、作中に登場するアイテム“メッセージレコード”と同じデザインで、それをきちんと保管している春人を高度な知性を持つ学者だと勘違いしたのだ。このプロセスの無理の無さ。また、別の回ではノーナが結婚という儀式についてテレビで得た知識でしか理解していなかったり、原作で恋愛の要素が無かったためか男女の交際についてまったく理解していないことなどが描かれていたりと、とにかくリアルに展開されている。

もちろん、まだ第一巻の段階なので、あくまでも序盤の説明程度に書かれているだけの可能性も否定できない。ただ、本作の作者であるOYSTERは、以前の作品『男爵校長』においても、ポップで個性的なキャラクターたちがドタバタする四コマ漫画として連載を開始したにも関わらず、巻数が増えていくにつれて、過剰ともいえるほどにキャラクターや世界観を掘り下げていった実績がある。だから、きっと本作も、このままで終わることはない。ノーナがどうして動き始めたのか、どうして春人の家で動き始めたのか、そして二人はどうなってしまうのか……今から、その結末が楽しみなシリーズだ。

「川柳川柳 昭和音曲噺 夏のガーコン祭り」(2013年8月15日)

三遊亭わん丈『八九升』
春風亭一之輔『黄金の大黒』
林家彦いち『神々の唄』
  川柳つくし・真打昇進披露口上(のようなもの)
川柳つくし『終焉の地』
  仲入り
川柳川柳『大ガーコン』


わん丈さんは三遊亭圓丈門下の前座さん。『八九升』は圓丈師匠から最初に習ったネタで、他所でやる機会が無いので、ここで演るんだと(笑) 噺そのものは面白かったけれど、ちょっとオチが伝わりにくかったかも(こちらの知識不足によるところが大きい?)。一之輔師匠の『黄金の大黒』は、彼が提唱する“部活落語”の本道を行くモテない男臭さ満載の一席。オチも川柳祭りに合わせたモノになっていて、非常に充実していた。勢いが違うな、やっぱり。彦いち師匠『神々の唄』は新作落語。ウソつきな男とそれに付き合わされる妻の騒動を描いていて、かなり強引な展開を見せながらも、最後には清々しい程に美しいオチへと流れていく。繊細かつ力強いナンセンスな笑いは、これも彦いち師匠ならではの素晴らしい口演だった。

そのまま休むことなく、間も無く真打ち昇進となる女流落語家・川柳つくしさんの真打昇進披露口上の練習の様な催しへ。川柳師匠が真打ちになった頃の話や、彦いち師匠・一之輔師匠の真打昇進時のエピソードなども聞けて、非常に面白かった(語彙が少ないな、どうも)。更に、立て続けに、川柳つくしさんの新作落語『終焉の地』へ。新築一戸建てを購入した中年独身OLに起こった悲劇を描いたもので、これがとにかく下らなかった! もしかしたら、つくしさんは川柳川柳という落語家のことを後世に伝えていく、彦六師匠に対する木久扇師匠の様なポジションになるのではなかろうか……と、思った。川柳川柳師匠は、いつもと同じと言われ続けている『大ガーコン』。以前にDVDで観たときよりも随分と年老いたように思えたが、歌声には張りがあったし、なにより立ち上がってからの動きがカクシャクとされていた!

まだまだ破天荒の落語家・川柳は健在なんだと大笑い、そして感動した。

東京へ行く。二日目。

8月15日木曜日。あまりよく眠れず。慣れないT字カミソリで髭を剃る。皮膚が弱いからなのか、剃ったそばからどんどん血が滲んでくるが、中途半端なところで止めるのは不精髭よりも画が悲惨なので、頑張って剃り切る。

午前10時、ホテルを出る。昼から東京タワーに赴く予定だったので、山手線で上野から有楽町へ移動、そこで三田線に乗り換え、日比谷から御成門へ移動する。御成門駅でTwitterで知り合った女性と面会、近所の中華料理店で昼食を取り、喫茶室ルノアールでだらだらと雑談を交わした。初日、まったく人と会話らしい会話をしていなかったからなのか、無駄に饒舌になってしまい、気が付くとかなり不必要なことを言っていた……と思う。しみじみと反省する。ルノアールは初めて訪れたのだが、なかなか居心地が良かった。いい店である。

午後1時半を回った頃、彼女と別れ、東京タワーへ移動。大門をくぐり、増上寺を通り抜ける。増上寺はかなり大きなお寺で、なかなかに洗練された空気の漂っている場所だった。まるで映画を観ているかのような美しさ。今回は通り道にさせてもらったが、またいずれ訪れようと思う。

東京タワーの根元に着くと、そこには沢山の人だかりで溢れ返っていた。夏休み中だからだろう、大半が親子連れの様子だった。昨日、夕暮れ時、浅草に行かずに、東京タワーに行くべきだっただろうかと少し後悔する。少なくとも、昼過ぎの段階よりは空いていたに違いない……。タワーの真下にあるフットタウン3階へ移動、9月には閉館してしまうという蝋人形館に入る。東京タワーの蝋人形館といえば有名だが、いざ入ってみると、そこまで見るべきものはないという印象を受けた。よく出来ていたし、感心もしたけれど。ところで終盤、蝋人形の傾向が明らかにロックスターに偏っていたのだけれど、あれは誰の趣味なんだろう?

そそくさと蝋人形館を後にして、まずは1階へ。本日のメインイベントである、藤子・F・不二雄展のチケットを購入する。それから、エレベーターに乗って、屋上へと移動する。……チケット売り場は1階にあるが、入り口は屋上にあるのだ。恐らくは混雑に対する配慮なのだろうが、なかなか面倒である。屋上に行くと、長い長い行列が。とりあえず最後尾に並ぶ。ふと、遠くに藤子F展の入り口が見える。よーく見ると、“1時間待ち”と書かれている。……あれは、入り口に入ってからの待ち時間、ということだろうか。だとすれば、実質は何時間並ぶことになるんだろうか。考えれば考えるほど気が滅入ってきたので、考えるのをやめた。よく見ると、屋上には幾つかのドラえもん像が配置されていることに気が付いた。かわいい。思わず頭をペチペチする。子どもたちもドラえもん相手にはしゃいでいる。なんとも和やかな雰囲気だ……と、孤独のグルメのゴローちゃんみたいな気持ちで心落ち着かせているうちに、入場の運びとなった。

入り口をくぐると、早々に全55体のドラえもん像がズラリ! 圧巻である。それぞれ、違う道具を持っているドラえもんが、全部で55体。まさしく、圧巻である。思わず、ケータイで写真を何枚も撮影してしまった。上がるテンション。だが、屋上から4階へと移動する階段で、またも行列に並ばされる羽目に。しかも、今度は屋内で、空調も少ないという状況下。屋上の何倍も上がっていく不快指数。でも、その先には、素晴らしきパビリオンの数々が……!

具体的な内容については省略。ただ、えがったです。

東京タワーから御成門駅へと舞い戻り、三田線で大手町駅へと移動。そこから東西線で中野駅へと向かう。中野には単なる時間潰しで訪れたのだが、確認すると時間がビミョーだったので、テキトーなネットカフェに入って、明日のホテルを検索する(とある事情により、現在利用しているカプセルホテルは二泊の予定なのだ)。池袋の某ビジネスホテルが安いみたいなので、そこに目星をつけたところで店を退出し、中野駅から高円寺駅へ移動。座・高円寺で「川柳川柳 昭和音曲噺 夏のガーコン祭り」を観る。

22時前、終演。上野に移動して、以前にお世話になった松本尚久氏と合流し、一緒に焼肉を食べる(奢ってもらった! いい人だ!) 落語家の老い、圓歌一門の凄さ、圓丈師匠の影響力などの話をしているうちに、先生の都合で解散。「もうちょっとお話ししたかった……」と言われましたが、こちらも同意見であります(ヨイショではないのヨ)。ホテルに戻って、カプセルに潜る。アルコールが入っている影響で、凄い量の汗をかきながら就寝。

東京へ行く。初日。

8月13日火曜日、午後8時前に地元の駅より高速バスに乗って出発する。乗客は私だけ。一番初めの停車駅だからだろう。そして案の定、バスが各停車駅に停まるたびに、どんどん人が乗車して来て、気が付くと満員状態になっていた。しかし、客と客の間に広くスペースが設けられている三列シートのため、不快感を覚えることはない。バスは一路、東京へ向かう。途中、淡路島と足柄で休憩となった。足柄というのは、『金太郎』の歌詞にある「足柄山」のことだろうか。気にはなったが、調べはしない。

明けて8月14日水曜日。午前9時前に東京駅で降車する。今日は上野の鈴本演芸場で落語を聴く予定になっていたので、上野駅へと移動する。東京駅から上野駅までは山手線で移動した。東京は何処へ行くにも交通機関が充実しているから便利だ。上野に到着後、16日まで宿泊することになっているカプセルホテルにチェックイン、荷物を預ける。この時点で、時刻は9時半を回るところ。鈴本演芸場の昼席が始まるのは午後12時半なので、3時間も余っている。仕方が無いので、アメ横あたりをぐるぐるを散策していると、謎の黒人に呼びとめられて、キャップを3,000円で買うことになった。生で見る黒人はハクリョクがあって、実に恐ろしかった。これも一つの経験として捉えることにした。……ただ、キャップじゃなくて開襟シャツの方が良かったかな、としばらく後悔する。その後、ブックオフやTSUTAYAでさんざん時間を潰す。気になった作品もあったが、普段の生活の上でなら兎も角として、旅行先で本・CD・DVDを買おうという気持ちにはどうもなれない。12時前、偶然に鈴本演芸場の前を横切ったら、行列が出来ている。なんだろうかと覗いてみると、これから観ようと思っている昼席のチケットを販売していた。え? チケット販売って、12時からじゃないの? なかなかに長い列が出来上がっていたので、慌てて並ぶ。このユルさが寄席というものか……と、しみじみ思う。そうして無事にチケットを購入、12時半に鈴本演芸場昼席を鑑賞する運びとなった。以下、香盤。

翁家 和楽社中『太神楽曲芸』
柳亭市馬『子ほめ』
鈴々舎馬風『カラオケ漫談』
三遊亭小圓歌『三味線漫談』
入船亭扇遊『お菊の皿(?)』
古今亭志ん輔『紙入れ』
江戸家猫八『ものまね』
三遊亭歌武蔵『相撲漫談』
三遊亭歌之介『爆笑龍馬伝』
  【仲入り】
ロケット団『漫才:時事ネタ→秋田では…』
古今亭菊之丞『替り目』
室井琴調『講談:徂徠豆腐』
林家正楽『紙切り』
三遊亭圓歌『中沢家の人々』


旅の疲れもあってか、市馬師匠の時点で既にコックリコックリ船を漕ぎ出していたものの、馬風師匠の漫談でなんとか持ちこたえたが、小圓歌師匠の唄声にまたも船が出航し、扇遊師匠の時点ですっかり眠りこけてしまった。なので、実質は志ん輔師匠からしか記憶にない。ダメだね、どうも。

志ん輔師匠の『紙入れ』は、本来のスケベったらしい部分を少年漫画レベルにまで引き下げた、全年齢バージョン。あのエロスがあってこそのネタの様な気もするが、これはこれで味わい深い。猫八先生は流石の出来。ものまねとものまねの間のトークでじんわりと笑わせていて、楽しかった。アフリカ旅行で耳にしたという虫の音色は、また日本と違ったワールドワイドな赴きがあったな。歌武蔵・歌之介の圓歌一門ラインは、とにかく凄まじいの一言。爆笑と爆笑の間に爆笑を詰めたような、とにかく笑いしかない時間だった。私はやはり、この一門が好きである。

仲入りを挟んで登場したロケット団の漫才は、ツッコミの倉本が三浦のボケを受け入れるというかフォローするスタイルになっていて(以前からその傾向はあったか? あんまり覚えていない)、更に面白くなっていた。正しい路線を進んでいると思う。菊之丞師匠はけっこう楽しみにしていたのだが、ここでまたも、うっかり船が出港してしまう。もしかしたら、いわゆる本寸法の芸が苦手なんだろうか? 疑似江戸っ子への道は遠い。紙切りの正楽師匠、「秋田スーパーこまち」をリクエストされて一瞬だけ戸惑う姿にニヤリ。今回の旅の目的でトリの圓歌師匠は『中沢家の人々』を。師匠が心筋梗塞で倒れたとき、他所から掛かってきた電話で「師匠は何の御病気で倒れられたのですか?」と聞かれ、エラいことを言ってしまったのは小圓歌師匠だと言っていたので、ここにメモ。色気と艶と愛嬌のある小圓歌師匠がアレを言ったかと思うと、ちょっとドキドキ。

口演後、一度ホテルに戻って、少しだけ増えた荷物をロッカーにまとめる。このまま休んでも良かったのだが、時刻は午後5時を回ったところで、寝てしまうにはまだ日が高いと思い、浅草へと足を延ばしてみることに。上野から浅草へと銀座線で移動。黄金のウ○コビルスカイツリー雷門の存在をチェックしたら、なんとなく満足したので、先程とは逆の手順でホテルに戻る。途中、スーツの男に思いっきり肩をぶつけられ、倒れそうになる。○クザか何かだろうか。そうじゃなければ、他人のことを省みないロクデナシである。黒人で始まり、ロクデナシで終わる。なんとも悲惨な初日であった。

東京へ行く。前日。

どうしても行かなくちゃならない理由があるわけではないんだけれど、このお盆休みを東京で過ごすことにした。元より、お盆の連休を何かに利用しようとは思ってはいたのだが、まさか上京することになろうとは、自分でも思ってもみなかった。ただ、お盆休み中に、私が愛して止まない三遊亭圓歌師匠が鈴本演芸場でトリを取ることを知ってから、漠然と「東京に行く」というテーマが自分の中に芽生え、家族に確認すると了解を貰え、夜行バスのチケットを予約することが出来、ホテルの予約も順調に済ませられたので、では行こうかという結果に至ったのである。無論、私が東京に行っている間は、ブログを更新するという悠長なことは出来ない。そもそも、ここ一週間ばかり、ブログに掲載できるレベルの記事を書き残すことさえままならない精神状態にあったので、更新するしない以前に、更新できるできないの問題と直面する必要があるのだが。まあ、それはこの際、どうでもよろしい。ブロガーがブロガーである唯一無二の要素である「ブログ」を更新しないという、いわばネット上におけるアイデンティティの放棄にも近い行為を「どうでもよろしい」の一言で切り捨ててしまうことに些か問題を感じなくもないが、それほどまでに、今回の上京に対して気持ちが高ぶっているのであると、賢明なる読者諸君には御理解戴きたい所存である。なお、東京滞在中に、私を凄い人たちが囲むというコンセプトの飲み会が催されるらしい。そのメンツを聞いた限りでは、どうしても主催者が私のことをリンチしたがっているとしか思えないのだが、虎穴入らずんば虎児を得ずという言葉にあやかり、飛び込むつもりだ。生きて帰ってきたら、またブログで会いましょう。では。

『ぼのぼの』が描く“日常”の苦味

突然だが、あなたは『ぼのぼの』をどこまで知っているだろうか。

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(2012/05/26)
いがらしみきお

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原作を読んだことのない人にとって、『ぼのぼの』はかわいらしい動物たちが右往左往しているだけの子ども向け日常マンガというイメージがあるのではないだろうか。そして、それはある意味において、正しい認識である。少なくとも、テレビアニメとして放送されていた『ぼのぼの(95年~96年)』は、その趣の強い内容になっていた。テレビアニメ版『ぼのぼの』だけを知っている人にとって、『ぼのぼの』は間違いなく子ども向け作品なのである。

だが、原作はそうではない。

『ぼのぼの』の主人公、ぼのぼのはちょっとしたことを考えすぎてしまうラッコの少年だ。貝を割るための石を探しているときには「ボクはどの石も好きだけど、どの石がボクを好きなのか分からないなあ」と言って友だちのアライグマくんを惑わせたり、自分以外のみんなは普段は皮を被っていて「ボクと会ってない時のみんなは皮をぬいで休んでるんだ」「どうしてボクだけみんなとちがうんだろう」と一人悲しくなったり、「どうして楽しいことは終わってしまうんだろう?」とずーっと考えていたりしている。そんなぼのぼのの純朴な悩みを見て、読者である私は笑う。そして、ふと気付かされる。ぼのぼのが悩んでいることの多くは、私たちが日常を過ごす上で、そ知らぬ顔をして気にしないようにしていることだからだ。でも、ぼのぼのは子どもなので、考える時間がたくさんある。彼は子どもである限り、私たちが見逃している疑問について考え込み続けなくてはならないのである。大変ですね。

そして今、『ぼのぼの』の疑問は更なる境地へと達しようとしている。しかし、その疑問に直面しているのは、ぼのぼのではない。ぼのぼのの一番の友だち、シマリスくんである。

『ぼのぼの』の世界において、シマリスくんは最も多く家族が描かれている。ぼのぼのやアライグマくんは基本的に父親の姿しか提示されていないが、シマリスくんには両親に長姉(ダイねえちゃん)・次姉(ショーねえちゃん)が存在し、作品には準レギュラーとして登場している。テレビアニメ版『ぼのぼの』にも登場していたので、ご存知の方も少なくないのではないだろうか。

現在、シマリスくんの両親は伏せっている。

おとうさんは以前から病気がちだったのだが、それを看病していたお母さんまで倒れてしまったのだ。ダイねえちゃんは結婚して、ショーねえちゃんは独り立ちして、それぞれ家にはいない。それで否応無しに、シマリスくんが両親の看病をすることに。それでも、気持ちだけでも楽しく看病しようと、自分なりに試行錯誤をしてみるものの、病気のせいで陰鬱になっている両親はそんなシマリスの感情を受け止められず、無碍に扱われてしまう。

シマリスくんはクノーする。

シマリスくん「あんなに元気で幸せそうだったものが、たった何年かでなぜあんな風になってしまうのか。なぜそんなに変わってしまうのでぃしょう


ある日、シマリスくんはおとうさんと一緒にテンペロの花を見に行く。年に一度、決まった季節にしか咲かないテンペロの花。その花を目にしたおとうさんは、ぼそりと「おかあさんも連れてくればよかったよ、来年も見られるかどうかわからないし」と口にする。それを聞いたシマリスくんの感情は、それまでのクノーと相俟って大爆発する。

シマリスくん「何度も見れる方がいいではないでぃすか! シマリスだってそのために看病してるのに! それなのに一回でいいとか言われたら、シマリスはどうしたらいいのでぃす! 治してあげたいから看病してるのに! なのにぜんぜんよくならないから苦しいのに!


この後、シマリスくんにかけたおとうさんの言葉が素晴らしいのだが、それは単行本でご確認を。

現在、『ぼのぼの』が描いている疑問は、相変わらず私たちが見逃している疑問である。しかし、それはもう、日常を過ごす上で見逃してしまえるような領域のものではなくなっている。何故ならば、それらの疑問は、いずれ私たちが直面しなくてはならない問題、目を逸らしてはならない現実そのものに直結しているからだ。その意味において、『ぼのぼの』は日常マンガといえるだろう。だが、そこで描かれているものは、穏やかで温もりに満ちた、私たちが理想とする日常ではない。辛くて、苦しくて、でも認めざるを得ない日常なのである。

そんな『ぼのぼの』を、私はもっと知ってもらいたいと思う。

『オンバト+』八月三日放送感想文

■ツィンテル453kb/2,158票】
九戦五勝、今期二勝目。コント『それ相撲じゃない?』。ケータイで友だちと会話している若者。昨夜見て面白かったという番組の説明をしているのだが、その内容が明らかに“相撲”。しかし、当人はそれが相撲であることに気付いていないので、偶然その会話を側で聞いていたサラリーマンはひたすらやきもき……。シチュエーション自体はありがちだけど、そこに芝居の要素を加えてグイグイ引っ張っていく様は、流石は元役者といったところ。ロジカルで窮屈になりがちな設定を上手く料理していた。「相撲じゃない?」という言葉に特化した倉沢のツッコミも、色々な視点から扱うことで飽きずに笑いに変えられていたと思う。ただ、オチが惜しい。スカシでふわっと終わらせずに、しっかりとしたオチで決めていれば、もっと評価されていたのでは。「モォ~!」

■阿佐ヶ谷姉妹【445kb/4,209票】※投票2位
四戦二勝、今期二勝目。『阿佐ヶ谷姉妹 オンバトコンサート』。フリートークの合間合間で色々な歌を熱唱する。バリバリのおばちゃん芸人であることを逆手に取った小ネタは言うまでもなく面白いのだが、それよりも芸風全体から漂う“不定形”な雰囲気がたまらなく可笑しい。漫才とも、コントとも違う、なんとも不思議な触感だ。二人がただ並んでいるだけで生み出される独特の空気が、ネタを組むことで更に増幅しているというか。天然の素材の良さを職人的に引き出しているというか。なるほど。阿佐ヶ谷姉妹、あなどれない。あと、前回のオンエアでは聞こえにくかった「ももいろババーバー」を、はっきりと聞こえるように声を張って改善していた点も、実にあなどれない。「やかましいっ!」

■夜ふかしの会【421kb/2,028票】
二戦全勝、今期二勝目。コント『うしろ姿』。鬼頭の友だちの田中が待ち合わせに遅れている。「罰ゲームにヒザかっくんしてやろうぜ!」と盛り上がる二人。そこへ田中が後ろ向きで登場。早速、鬼頭がヒザかっくんを仕掛けようとするのだが、そこへ更に田中っぽい後ろ姿の人間が二人やってくる。一体、誰が本物の田中なのか? 五人組の大人数ユニットだからこそ成立するコント。あえて三人を無駄遣いするという攻めた発想は嫌いじゃないし、こちらの予想外の方向に転がっていく展開も面白かった。ただ、どうしても五人という人数に対して、大きな笑いを期待してしまう気持ちも否めない。カンカラ、超新塾、パップコーンに続く五人組ユニットとして、奮起してもらいたいところ。「俺たちは赤田中から始めようよ!!」

■藤崎マーケット【449kb/4,422票】※投票1位
五戦四勝、今期初オンエア。漫才『ロボット』。最近、ハリウッド映画にハマっている田崎。中でも、未来からやってきた高性能ロボットが人類を襲うシーンが好きらしい。そのシーンを藤原と一緒に再現しようとするのだが……。細かいモノマネ芸で培われた藤原の巧みなロボット動作に、思わず息が漏れるほど感心。効果音も動作も見事にロボット。設定も漫才のネタとしてはそれなりに意外性があって、良かったのではないかと。ただ、所作のクオリティに対して、ネタが無難な方向に走っている感じが少々。“ロボットが人間らしい言動を取る”というギャップを取り入れた笑いに、やや偏り過ぎていた。あと、どうしてもロボットネタというと、DonDokoDonの漫才『タクシー』を思い出してしまうんだよな。その方向に進んでいくつもりなんだろうか。その先にどんな未来があるのか。ネタ後はロボットによる『ラララライ体操』を。「ばいなら!」

■ダブルブッキング【433kb/2,933票】※投票3位
二戦一勝、今期初オンエア。コント『ワルだった先生』。不良連中にも物怖じしない川元先生には、昔ワルだったという噂があった。そういう話が大好きな黒田先生、当時のエピソードを色々と聞いてみるのだが、そこには思わぬ事実が……。“生徒の指導に熱心な教師が実は陰湿”というギャップの笑いに大喜利色を混ぜ込んだボケが、逐一面白い。大喜利のセンスが高く評価されている川元だからこそ、成立させられるコントといえるだろう。ただ、ちょっと展開がクドい。ボケのボリュームだけでも十二分に満足感が得られていたのだから、やたらと二転三転する展開は必要無かったのではないだろうか。でも、そういう不安定さも含め、好きだったんだけれども。「昨日、二人のやり取りを、たまたま焼却炉の中で聞いていたんで……」

■今回のオフエア
357kb:ヒカリゴケ
337kb:かたつむり
325kb:日本エレキテル連合
225kb:コンパス
177kb:ブロッケン

今期二勝目を狙ったヒカリゴケ、かたつむり、コンパスがオフエア。かたつむりは前回の挑戦で初出場オーバー500を記録。連勝が期待されたが、無念の結果となった。ヒカリゴケは少々不調気味な模様。ボケとツッコミを入れ替えたことによる支障だろうか。10月に初のネタDVD『シリアル電気』をリリースする日本エレキテル連合、ここで華々しくオンバトデビューを飾りたかったが、成らず。次回の挑戦に期待したい。

■次回
アイロンヘッド
アルコ&ピース(1)
ザンゼンジ
チキチキジョニー(1)
千葉チューセッツ

ブランケット(1)
フリータイム(1)
【初】ぼーなすとらっく
マザー

次回は大阪収録。とはいえ、大阪色はなんとなく薄い。10組中5組がオンエア未経験者という、意外な展開が予想される回になっている。誰かが転べばすんなりと勝ち上がれそうだが、その相手を見ると、「THE MANZAI」ファイナリストやオンバトチャンピオン大会出場経験者、更に無傷の連勝街道をひた走っているコンビもいたりして、なかなか手強い。大阪という笑いに関して特殊な土地では、どのような結果が待っているのか? なお、初出場のぼーなすとらっくは、元三福星の平井と元ルーシーの木村によるコンビである。どちらも人力舎所属のユニットだったが、彼らはソーレアリア所属とのこと。
プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

連絡用メールアドレス
loxonin1000mg@yahoo.co.jp

Twitterアカウント
https://twitter.com/Sugaya03

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