スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

さよならポップスの巨星よ。


12月31日正午、芳しくない体調を誤魔化しながら新年の準備をしている最中、休憩の合間にケータイを覗いていたら、“日本ポップス界の巨星”こと大瀧詠一の訃報が目に飛び込んできた。以前からはっぴいえんどの音楽を愛し、今年に入ってからはメンバー個人の楽曲にも手を付けるようになっていた私にとって、それはあまりにも衝撃的なニュースだった。享年65歳。あまりにも早過ぎる。年の瀬という忙しない時期ではあるけれども、どうぞ皆さんも一緒に、日本の音楽史に燦然と輝く功績を残した氏の音楽とともにその別れを惜しんでもらいたい。

続きを読む

スポンサーサイト

2014年1月のリリース予定

■購入予定
15『BANANAMAN LIVE 2013 CUTIE FUNNY
22『ナイツ独演会 主は今来て今帰る。
24『エレ片コントライブ ~コントの人7~
29『チーモンチョーチュウ シチサンLIVE BEST Vol.2
29『【Amazon.co.jp限定】チーモンチョーチュウ シチサンLIVE BEST Vol.2 (アザージャケット付)(完全数量限定)

■テレビ関係
11『人志松本のすべらない話 第24回大会完全版
15『逃走中28 ~最後のサムライ~
15『有吉の夏休み 密着100時間 in Hawaii もっと見たかった人のために放送できなかったやつも入れましたDVD
22『東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい… ネパールの旅 プレミアム完全版
27『東京03角田&ゆってぃのぶらり作曲の旅DVD 中国編1
29『ロケみつ ザ・ワールド 桜 稲垣早希のヨーロッパ横断ブログ旅37 オランダ編その2
29『ロケみつ ザ・ワールド 桜 稲垣早希のヨーロッパ横断ブログ旅38 ベルギー&ルクセンブルグ編

■その他
22『チハラトーク #9
22『激情プロレスリング ~激突!!吉本芸人軍団VS新日本プロレス軍団全面戦争~
22『【Amazon.co.jp限定】激情プロレスリング ~激突!!吉本芸人軍団VS新日本プロレス軍団全面戦争~(オリジナルアナザージャケット+ビッグマッチ観戦チケット応募ハガキ付き)
29『LICENSE vol.TALK ∞ 02
31『が~まるちょば サイレントコメディー JAPAN TOUR 2012

新年の準備で忙しい年末ですが、風邪をひいてダウンしております。調子が良ければ、『THE MANZAI 2013』の感想文や、お笑いDVDのレビューなどを少しは片付けようと思っていたのですが、こればっかりはどうにもなりません。朝から晩までベッドに寝転んで、ただただゴロゴロしているだけの日々。いやー、大変ですね(笑) というわけで、これが恐らく2013年最後の更新となります。……一年の最後をこういう状態で迎えることになろうとは、果たして誰が想像していただろうか! 僕自身も年末に体調を崩すということをあまり経験したことがないので、戸惑っております。目指せ健康! というわけで、2013年は有難う御座いました。2014年はもうちょっと更新頻度を上げられればな、と思っております。……思うだけで終わらないように気をつけます。それでは、また。

『第2図書係補佐』(又吉直樹)

第2図書係補佐 (幻冬舎よしもと文庫)第2図書係補佐 (幻冬舎よしもと文庫)
(2011/11/23)
又吉 直樹

商品詳細を見る

「読書は僕の中にあるあらゆる欲望を凌駕した」と語るピース・又吉直樹によるエッセイ集。虚実の入り混じった不思議な文章とともに、これまでに又吉が読んできた本について紹介した、異色の本である。批評や解説の様に作品の実像を明確に表そうとせず、読後に感じられるぼんやりとした姿をそのままエッセイに反映することで、その風味を表している。それ故に、エッセイと紹介している作品の繋がりは一見すると希薄だが、『江戸川乱歩傑作選』や『人間失格』(太宰治)、『変身』(フランツ・カフカ)など、時たま作品に対する愛情の深さが感じ取れる文章なども見受けられる。そういった文章を見つけると、一定の距離を保とうという理性を作品を語りたいという感情が乗り越えてしまったように感じられて、なんだかたまらなくわくわくした。

 小説の楽しみ方は色々とあるが、僕が文学に求める重要な要素の一つが、普段から漠然と感じてはいるが複雑過ぎて言葉に出来なかったり、細か過ぎて把握しきれなかったり、スケールが大き過ぎて捉えきれないような感覚が的確な言葉に変えて抽出されることである。そのような発見の文章を読むと、感情の媒体として進化してきた言葉が本来の役割を存分に発揮できていることに感動する。多くの人が、自分との共通点を太宰文学に見出すのも太宰がその感覚に長けているからだろう。

(太宰治『人間失格』の紹介文より)


とはいえ、どちらが優秀かと感じることはなかった。どちらの文章も、とてもお笑い芸人が書いている文章とは思えないほどに、洗練された美しさで溢れていた。この圧倒的な文章力の理由を、安直に“数多くの本を読んでいるから”では片付けられないだろう。本書の巻末には又吉と芥川賞作家・中村文則氏との対談が収載されているのだが、そこで中村氏は「又吉くんには“気遣い”というキーワードもあてはまりますね」と語っている。「又吉くんはきっと優しいんでしょうね。だから、人の空気を汚したくないんですよ」と。これらの美しき文章は、読みやすくて余計な違和感を与えないようにと心がけた、又吉の“気遣い”精神によって生み出されているのではないだろうか。

面白くて、読みやすくて、読後には文章を貪りたくなる。そんな一冊。

『オンバト+』12月21日放送感想文

■THE GEESE【529kb/4,569票】※投票2位
14戦全勝、今期3勝目。コント『テレフォンオペレーター』。テレフォンオペレーターのバイトにやってきた三枝くん。先輩の脇谷さんからの指導を受けて、お互いに関するちょっとした雑談をしていると、なんだか不穏な空気に。そんな状況で開始された最終テスト。これに合格すると実践デビューらしいのだが、そのテストの内容が……。恵まれた環境にある三枝くんに対して、あからさまに厳しい態度を取る脇谷さんの卑屈っぷりが面白い。まあ、三枝くんにもそんな扱いを受ける理由はあって、だからこそ素直に笑えるんだけど。前半のフリを活かした終盤の展開が見事。「腰掛けでバイトしてんじゃねえ殺すぞ」

■ジグザグジギー541kb/3,973票】※投票3位
13戦9勝、今期3勝目。コント『椅子取りゲーム』。会社の忘年会にて、社長の豪華な賞品をかけて開催された椅子取りゲーム。酒も入った状態でご陽気に椅子の周りを回り始めたのだが、なかなか社長が合図の笛を鳴らさない……。541kbという結果だけを見ると、そこまでのネタかなあ……と思わなくもない。とはいえ、シンプルで分かりやすいボケ、対して少し捻りの入ったツッコミ、広い会場を飽きさせない動きの多さを考えると、高得点も納得か。それにしても、541kbは凄い。『爆笑オンエアバトル』時代にも、コントでこんな高得点を出したコンビはいなかったのではないだろうか。そのうち満点も出るのかなあ。「どうせ歌うんだったらサビを大切に!」

■寅人【393kb/2,658票】
3戦1勝、今期初オンエア。コント『彼氏とデート』。空手家のタケルくんとデートをすることになった総合格闘家のリキコ。しかし、リキコはこれまで、一度もデートをしたことがない。そこで、今日は絶対に男を落とせるテクニックを調べて、メモしてきた。このメモに従って、なんとかタケルくんと深い仲になろうとするのだが。とにかく格闘系の細かいボケの数に驚く。しかも、客に伝わりやすいネタが少なく、むしろマニアックな色合いのネタが多い。でも、それがマニアックと分かるくらいの説得力があるため、知らなくてもついつい笑ってしまう。こういう攻めたスタイルは嫌いじゃない。個人的にはちょっと林家彦いち師匠の『青畳の女』を思い出したが、方向性としては完全に間違っていないと思うので、このまま振り切った状態で突き進んでもらいたい。「タケルくんったら、テンプルがガラ空きだぞ♪」

■ラバーガール【449kb/4,585票】※投票1位
15戦全勝、今期3勝目。コント『お土産の話』。台湾旅行から帰って来た飛永。職場の休憩所で、先輩に台湾土産を手渡す。その流れで、先輩が以前に友だちから貰ったという、ヒドいお土産の話に発展するのだが……。ストレートと言っておきながらちょっとズレた観光地やお土産を提示する大水と、ツッコミを入れながら受け答える飛永のやりとりが、じんわりと面白い。中盤の展開はやや並列的だが、終盤の意外な事実の発覚によって、それまでのゆるい空気が一気にまとめられる様がなんとも心地良い。ちょっと笑いが玄人ウケになってきたような……。「ごりごりの外国人じゃないっすか!」

■ジェラードン【417kb/2,292票】
4戦全勝、今期4勝目。コント『カツアゲ』。お金をカツアゲされかけている二人……としか、説明しようがない。とにかくコントの情報量が少なく、リズムとノリのみで展開していく。ここまで感覚的な笑いに徹しているトリオって、ロバート以来ではないだろうか。流れるように繰り出されるギャグの数々はまったく意味を持たず、それでいてしっかりと面白かった。表現力が高いんだろうな、多分。それでも点数が伸びなかったのは……多分、オチで観客がドン引きしたのではないかと(笑) でも、それも込みで面白かった!「最強の右腕、よりも強いキック!」

■今回のオフエア
389kb:勝又
377kb:チョップリン
377kb:レモンティー
321kb:かぎしっぽ
293kb:夜ふかしの会

勝又、5位とボール1個差でオフエア。クセが強い芸風だから仕方がないのだろう、とはいえ、もう少しオンエア戦線に上がってきてもいいコンビだとも思うんだけどな。その意味では、チョップリンのオフエアも残念。夜ふかしの会は初黒星。これまでもあんまり番組にハマり切れていない感はあったけれど、これをきっかけに何か変化が生じるのだろうか?

■次回
アルコ&ピース(2)
囲碁将棋(2)
ケチン・ダ・コチン(3)
Gたかし(1)
ジャングルボーボー(1)
ジンカーズ
ニッチェ(3)
ボーイフレンド(2)
ボルトボルズ(3)
ワルステルダム

次回も茨城県つくば市での収録。ケチン・ダ・コチン、ニッチェ、ボルトボルズの3組が今期4勝目を狙う。ただ3組とも合計キロバトル数が低いので、なんとか高得点を叩き出したいところ。その背中を追い掛けるのは、アルコ&ピース、囲碁将棋、ボーイフレンドといった今期2勝組。既に次回の出場が決まっている囲碁将棋の結果が気になるところ。注目はおよそ2年ぶりの挑戦となったジンカーズ。フリーになってから初の出場とあって、期待がかかる。

『二度寝で番茶』(木皿泉)

二度寝で番茶 (双葉文庫)二度寝で番茶 (双葉文庫)
(2013/09/12)
木皿 泉

商品詳細を見る

以前、とあるサイトで、荻上直子と木皿泉を勘違いしているコメントを目にしたことがある。確かに、両者の世界観はなんとなく似ている気がする。日常的なのに何処か現実感が無いような雰囲気と、そこに居る人々のちょっとコミカルな生活風景。ただ、まったりとした空気の中、まるで生活感の無い日常をタラタラと描いている荻上直子の作品に対し、木皿泉の作品には常に痛みが伴っている。柔らかくて、居心地が良くて、でもそこには人の心を揺さぶるような痛みがある。それが魅力でもあり、恐ろしくもある。……そんなことを思いながら『二度寝で番茶』を読んでいたら、まさに木皿泉自身が荻上直子の『かもめ食堂』に言及するくだりがあったので、一部抜粋する。

かっぱ「今、微妙に暴力の定義が変わってきていると思いませんか? やまだないとさんの『ハルヒマヒネマ』という映画評を読んでいて、私、なるほどと思いました。『かもめ食堂』という映画のことが書かれていて、これは日本人女性がフィンランドに食堂を開くという話なんですけど、この食堂のあり方が、とても暴力的だというんです。つまり、何を食べさせる店なのか何の表示もないし、客が中に入ってもメニューも出さない。そもそも客を呼び寄せる努力を店主はしようとしない。たしかに言われてみれば暴力的なんですよ」
大福「コミュニケーションを拒絶するのは、今は暴力なんですね」
(221頁)


『二度寝で番茶』は、夫婦で共同執筆の脚本家・木皿泉のエッセイ集である。……エッセイ集と、本書の裏表紙にも紹介されているのだが、上の抜粋を読んでもらえば分かるように、本文は対話形式で展開している。ならば、これはエッセイ集というよりも、むしろ対談集なのではないかという疑問が私の中にはある。だが、エッセイ集であるという。出している側がエッセイ集だというのであれば、それはエッセイ集なのだろう。収録曲の大半は既存のシングルからの楽曲なのにオリジナルアルバムだと言ってのけるレコード会社の様なものだ。それはもはやベストじゃないのか。そんなことはどうでもいいのか。もとい、どうでもいい。

本書を読んでいると、木皿泉作品における痛みの理由がよく分かった。その理由となっているのは、木皿泉の片割れ、妻鹿年季子(メガ・トキコと読む。カタカナで書くとハクリョクがあって宜しい)の存在である。本文において妻鹿さんは、とにかく色んなことにぶつかっていく。「それが常識」として片付けられがちな事象の数々を「へっ、そんなわけねーじゃん」と言わんがばかりに鷲掴みにし、がっぷり四つに組んで、ぶつかっていく。その感情の、理性の、言葉の説得力に、常識の世界で生きている私ははっとなり、そして少しだけ傷つくのである。

例えば、家族というモノについて、木皿泉は次の様に話を展開する。ちなみに、本文における「かっぱ」が妻鹿さんで、「大福」が夫の和泉努さんである。どうしてそういう名称になっているのかは、本書を最後まで読んでいくと分かるので割愛。

かっぱ「人権とか民主主義とか、みんなはそれが当然のごとくあるという前提でもを言うじゃない? 「その行為は人権にもとる」とか。私、その度に、なんか違うような気がするのよね。だって、誰かがつくったものでしょう? 人権とか。元々は、なかったものじゃない?」
大福「おっしゃる通り、人間の知性がつくり出したものでしょうな」
かっぱ「元々なかったものなんだから、それを維持したり使いこなしたりするのは、相当みんなが努力しないとダメだと思うんだよね」
大福「家族も誰かの発明だろうしね」
かっぱ「そう、家族もそうなの。私、それを言いたかったの。家族がイヤで自分の家に火を放ってしまう子供たちに言いたいです。核家族なんてほんとに最近できたもんなんだから。誰かがつくったものなんだから、どーしてもイヤだったら、捨ててもかまわないって。火をつけたり親を殺したりする前に、自分が家から出て行けばいいんです。家族は仲良しじゃなきゃダメだなんて大間違い。血がつながってるからって、安心しきって努力しなかったら、家族は成り立たないです。どんな人間関係も気をつかって初めて成り立つものでしょう? 世のお父さんやお母さん方は、仕事や近所づきあいでは、そのことをよーく知ってるはずなのに、なんで家族には気をつかったりくばったりできないのかなぁ」
(38頁)


実家暮らしで家族に甘えっぱなしの自分には、かなり突き刺さった。幸い、出血はしていなかったが。しかし、同時に救われたようにも感じた。ああ、家族という組織も過去に誰かが始めたことで、どうしても続けなくてはならないという類いのモノではないんだなあ……と。それが分かったからって何をしようというわけではないけれど、なんだかけっこう気が楽になった。この他にも、かなりの数のステキなやりとりがあったんだけど、一番良かったところを抜粋したらちょっと長くなり過ぎたので、ここで遠慮しておくことにする。読みやすくて、けど人生観を少なからず揺さぶられる一冊。木皿泉の本、もうちょっと色々読んでみようかしらん……。

『オンバト+』12月14日放送感想文

■エリートヤンキー509kb/1,970票】
6戦3勝、今期初オンエア。漫才『朝の支度を手伝ってくれる装置』。『ピタゴラスイッチ』に出てくる“ピタゴラ装置”の要領で、朝の支度を手伝ってくれる装置があればいいという西島。そんな装置が実際にあればどういう風になるのか、コントでやってみることになったのだが……。とりあえず設定が楽しい。『ウォレス&グルミット』に実際にそういう装置が使われていたけれど、アレを参考にしたんだろうか。漫才コントにも関わらず、同じシチュエーションを何度も何度も繰り返そうとせず。シンプルに一回だけ繰り返す潔さもイイネ。卵を顔にぶつけられた時の橘さんの顔がたまらない。一方、歯磨き中にパンを食べさせられるくだりは、もうちょっと面白くなりそうな気も。あの不快感を上手く表せる表現があればなあ……。「卵は高く!歯ブラシは低く!志は強く!」

■あばれる君【485kb/4,097票】※投票1位
8戦5勝、今期2勝目。コント『監督』。海外での合宿を終えて、いよいよ試合に臨まんとしている高校の野球チーム。しかし、監督がうっかり時差のことを考え忘れていたために、試合に出場することが出来なくなってしまった。その時、監督がメンバーたちに伝えたことは……。取り返しのつかない失敗をしてしまった監督が、どんどん自らの立場が悪くなってしまう行動を取っていたことが発覚していく様子がとにかく面白い。また、こういうどうしようもない人って、実際にいるからなあ。キャンプで生徒たちを丸めこもうとする人間の小ささも、実にたまらない。「先生、さっき大会本部に向けて、勢いで書き殴った怪文書を投函しました!」

■どんぴしゃ【453kb/2,164票】※投票3位
2戦全勝、今期2勝目。漫才『電車のマナー』。電車の中で大音量で音楽を聴きながら歌っている、マナーの悪い人を見たという赤峯。それを聞いた森本は、そういう人を見かけたら自分はちゃんと注意するというので、赤峯をマナーの悪い人に見立てて注意をさせてみることに。福岡出身の漫才師の人って、やっぱりちょっと独特の世界を持っているなあとしみじみ。一つ一つのボケにはそこまで引き込まれなかったけれど、森本さんが醸し出す独特の雰囲気が漫才に味わいを沁み込ませていたような……表現が漠然としているな。王選手、志の輔師匠のモノマネ、美空ひばりなどのワードから否が応でも伝わってくるペーソスさが、漫才本来の面白さとはまた違った良さを引き出していた様に思います。マジメなコメントだ。今は漫才らしい漫才をやっているけれど、いずれ博多華丸・大吉みたいな自身の個性をしっかり反映した独自のフォーマットを開発してくれるのではないか、とか思ったり。「ロマンポルノとかいうな?」

■ザンゼンジ【493kb/2,082票】
4戦3勝、今期3勝目。コント『知らない人』。コンビニから帰って来た武田の前に現れたのは、まったく見覚えのない男。泥棒でもなければストーカーでもない、この男の正体は……? ミステリーというか、サスペンスというか、全体的に緊張感が高まっている状況を笑いに変えていくという、非常にオーソドックスな手法を用いているにも関わらず、その空気はあくまで独特。その原因は、謎の男がどういう目的で武田の前に現れたのか、まったく分からないためだ。理解できない存在ほど怖いものはない。でも、たまに間が抜けているというか、人間臭い瞬間があって、そこで空気がふわっと緩んで、笑ってしまう。同じ事務所の鬼ヶ島に似ているようで、しかし上手く住み分けが出来ている。前回のコント『声変わり』にも舌を巻いたが、今回のコントも面白かった! オチがとにかく素晴らしい。あそこで切っちゃう判断がイイ。チャンピオン大会まであと一歩。「あっ! 土禁か……?」

■タナからイケダ【465kb/2,551票】※投票2位
3戦全勝、今期2勝目。漫才『野球選手の引退・伝令』。引退試合の前に残る選手の前で挨拶するプロ野球選手がやりたいという田辺。池田に協力してもらい、そのシチュエーションをやってみる。一方の池田がやりたいのはベンチからの指示を伝える伝令。今度は田辺に協力してそのシチュエーションをやってみるのだが……。どんぴしゃと同様、こちらもやりとりに妙な味があってイイ。ツッコミの田辺さんが京都出身ということもあって、ちょっと柔らかな物腰で喋っているためだろうか。ネタはそれなり。パーキュットのくだりを推していたけれど、あれにそこまでハマらなかったからなあ。ただ、終盤のペンギンのくだり、あそこは好きだった。田辺さんのペンギンの動きが可愛かったなあ(笑)「田辺! 変身。」

■今回のオフエア
421kb:オキシジェン
397kb:トップリード
333kb:パーマ大佐
293kb:自由気まま
269kb:や団

『オンバト+』初代チャンピオン、トップリードがオフエア。今期は高得点も出しておらず、ちょっと調子が良くないのかも。高得点で無傷の2連勝中だったパーマ大佐は、ここで初めての敗退。チャンピオン大会が一歩遠のいたが……次の挑戦で取り返せるか? 個人的にイチオシのオキシジェンはこれで3連敗。キロバトル数は決して低くないので、きっかけがあれば再びオンエア戦線に舞い戻ることが出来るとは思うのだが……。

■次回
【初】かぎしっぽ
勝又(1)
THE GEESE(2)
ジェラードン(3)
ジグザグジギー(2)
チョップリン(2)
寅人
夜ふかしの会(3)
ラバーガール(2)
レモンティー(2)

次回は茨城県つくば市での収録。チャンピオン大会を目指して、ジェラードンと夜ふかしの会が今期4勝目を狙う。……夜ふかしの会はキロバトルの合計数を考えると、ちょっと厳しいか。2勝組では、THE GEESEを筆頭に、ジグザグジギー、チョップリン、ラバーガール、レモンティーが3勝目を虎視眈々と狙う。注目は未勝利の女性ピン芸人、寅人。こういう時に限って、意外なところがオンエアされるのよねえ。初出場のかぎしっぽはケイダッシュステージの女性コンビ。

『レイザーラモンRG 「Live in Japan」』

レイザーラモンRG 「Live in Japan」 [DVD]レイザーラモンRG 「Live in Japan」 [DVD]
(2013/11/06)
レイザーラモンRG

商品詳細を見る

『レイザーラモンRG「Live in Japan」』を観た。

レイザーラモンRGこと出渕誠はよしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属するお笑い芸人だ。1997年にプロレス同好会で知り合った住谷正樹とともにお笑いコンビ「レイザーラモン」を結成。『長崎の平和像』『森光子暗殺計画』『総理大臣VS国民』などのアナーキーなコントを生み出し、地下芸人への道を真っ直ぐに突き進む。しかし、相方の住谷がハードゲイのキャラクター“レイザーラモンHG”でブレイクしたことを受け、これに便乗、リアルゲイのキャラクター“レイザーラモンRG”として、バラエティ番組に出演するようになる。当初はHGのコバンザメとして各方面から非難を浴びせられていたが、試行錯誤の末「あるあるネタ」に開眼。名曲に乗せてあるあるを披露するスタイルが注目を集め、2013年3月には初のあるあるDVD『GREATEST HITS』をリリース。本作『Live in Japan』は、それから約8ヶ月後にリリースされた、あるあるDVD第2弾である。

『Live in Japan』には、レイザーラモンRGが2013年8月17日に東京・新宿RUIDO K4で開催した、あるあるコンサートの模様が収録されている。百戦錬磨のお笑い芸人たちが死闘を繰り広げているバラエティ番組でも、平然とした表情で自身のあるあるネタを披露している彼の姿を見ていれば、そのライブが素晴らしい内容になっていることは想像に難くない。しかし半面、不安もあった。その原因となっているのは前作『GREATEST HITS』である。『GREATEST HITS』はRGのあるあるネタをミュージシャンのPV風に映像化した、あるあるネタのプロモーションビデオ集だ。これに収められている、一昔前の名曲に乗せてあるあるネタを繰り広げているRGの面白さを100%に近い形で引き出していく数々の映像を観た後では、どんなに素晴らしいライブパフォーマンスであったとしても、到底敵わないのではないかという不安が生じたのである。

そんなこんなのフクザツな感情を抱きながら、本編をポチッと再生。

画面に映し出されたのは、ステージの上に立つレイザーラモンRG……ではなく、軽妙なトークを展開するマイケル富岡の姿。DVDを間違えたか?とパッケージを確認しそうになったが、何も間違ってはいない。実は『Live in Japan』の本編は、ミュージシャンのライブ映像を放送しているMTVを再現した作りになっているのである。マイケル富岡はそのVJ(ビデオジョッキー)として、本編に出演しているわけだ。前作『GREATEST HITS』でも、あの小林克也をDJに招いてラジオ番組を再現していたが……その徹底したディティール作りに唸らざるを得ない。マイケルもノリノリで、本作がワールドツアーの最終公演だという設定を忠実に守り、「あるあるの知名度が日本に留まらず、今や世界に轟いている現実!」と断言している姿が早くも面白い。

そんな素晴らしきマイケル富岡の紹介コメント、そしてやたらと壮大なオープニング映像を経て、満を持してライブがスタート。一発目に披露されたあるあるは、玉置浩二の名曲『田園』に乗せて、『国際マラソンあるある』と『帰省ラッシュあるある』の2本立て。1曲目に相応しいハイテンションな選曲に対し、ちょっとマニアックなテーマのあるあるというバランス感がたまらない。相変わらずの高い歌唱力で、「あるある言いたい」と訴えかけた言葉に作り直された替え歌が繰り広げられるバカバカしさもサイコーだ。その一方で、サビの直前に放りこまれた「毎日、あるある頑張っていりゃ~♪」という替え歌に、あるあるネタで注目を集めたRG自身を投影しているようにも感じ取られ、ちょっとだけグッときてしまったり。

その後もRGによる至極のパフォーマンスは止まらない。ちょっとだけ涙を誘うWANDS『もっと強く抱きしめたなら』に乗せた『片思いあるある』、「あるあるの森の奥深く……」というナレーションで始まる聖飢魔Ⅱ『蝋人形の館』に乗せた『ふるさとあるある』、原曲の哀しさがあるあるによって妙に所帯染みてしまっているTHE YELLOW MONKEY『JAM』に乗せた『社員食堂あるある』など、数々の名曲を完全に自らの“あるある”にしていた。個人的には、DA PUMP『Crazy Beat Goes On!』に乗せた『オージービーフあるある』が印象に残っている。曲の懐かしさもさることながら、「オージービーフ」というコアな狙い目のテーマ、そしてなにより4人の女性ダンサーを従えたキュートなパフォーマンスが似合わない! ……もとい、だからこそ面白い!

鑑賞前に感じていた不安はなんだったのか、映像に頼らずに自らのパフォーマンス能力だけで観客を惹きつけていくRGの地力を楽しむことの出来る、実に素晴らしい作品だった。あるあるネタそのもののクオリティも相変わらず高かったし、歌も上手かったし、曲ごとにいちいち衣装やカツラを着替える様子がまたなんともいえる面白かった。唯一、残念な点を挙げるとしたら、前作の副音声でツッコミを担当していた浅越ゴエが不在であることだろう。前作では、RGの完成された世界観に彼がツッコミを入れてくれたおかげで、作品そのものの持ち味とはまた違った味わいをひつまぶし的に楽しむことが出来たのだが……次回作では是非とも参加していてもらいたい。


■本編(82分)
「『田園』国際マラソンあるある/帰省ラッシュあるある」「『もっと強く抱きしめたなら』片思いあるある」「『サヨナラ』カバンあるある」「『蝋人形の館』ふるさとあるある」「『Bye For Now』係長あるある」「『JAM』社員食堂あるある」「『Crazy Beat Goes On!』オージービーフあるある」「『ENDLESS RAIN』オシャレなカフェあるある」「『星空のディスタンス』みそ汁あるある」「『風になりたい』からあげあるある」「【日本盤限定ボーナストラック】『One more time,One more chance』パントマイムあるある」

■特典映像(24分)
「レイザーラモンRG×マイケル富岡 トークセッション」
「予告編集」

『オンバト+』12月7日放送感想文

■煮物女子513kb/2,624票】
初出場初オンエア。漫才『告白の演技』。剛力彩芽くらいの演技なら自分にも出来るというおけちゃん。その演技力を確かめるために、告白のシーンを演じてみることに。とりあえず、センターマイクを準備し忘れたスタッフは、1時間正座。登場から意図しないトラブルに巻き込まれる芸人の辛さを、君たちは分かっているのか! 肝心のネタは、いつかチキチキジョニーが演じていたネタと設定がもろ被り。ただ、内容をおけちゃんのおばさん臭さに絞ったために、より笑いどころが明確になっていたように思う。スパッツ上げて気合入れるくだりは面白かったなあ。若さ故のしっくりこない喋りも、丁寧なネタ運びできちんとカバーしていた。今後の展開次第では、けっこう面白いことになるかも。「なにかしらかゲット」

■ジェラードン【493kb/2,805票】※投票3位
3戦全勝、今期3勝目。コント『サプライズ』。友だちの海野に誕生日ドッキリを仕掛けようとしている二人。綿密に計画を立てて、しっかりと海野を迎え入れる。前半の計画シーンの最中に繰り出された不思議なワードの数々が、後半の本番シーンで大きな笑いへと昇華されていく展開がたまらない。こういうアンジャッシュ的な笑いも出来るトリオとは思わなかったな。ただ、個人的に一番笑ったのは、何の躊躇もなく始まった、独特のハッピーバースデーソング。また不思議な世界に逆戻りするとは思っても居なかったので、再び意表を突かれてしまった。何気に策略家だなあ。「はっぴのばぁすでぇの、とぅーゆー」

■ケチン・ダ・コチン【433kb/3,450票】※投票1位
12戦9勝、今期3勝目。コント『てるてる坊主』。雨降りの中、偶然にも同じ場所で雨宿りをしている男女。不意に女の方が『てるてる坊主』を歌い始めると、男がそれにコーラスを重ねてきて……。前回のオンエアネタ『いい湯だな』と同じパターンのネタだけど、ちょっとパンチに欠ける。新たに加えたハーモニカ演奏も、クオリティとしてはイマイチで、(凄過ぎて)笑えるという領域には達していなかった(相方が吹き始めるくだりも、あんまりウケなかったなあ……)。また、男女の関係性を取り入れたことで、変にロマンス色が強くなってしまったことも、笑いが弱まってしまった理由だろうか。個人的には、それを逆手にもう一捻りして欲しかった。「なかなかのブスだ~よ~♪」

■スーパーマラドーナ【493kb/3,052票】※投票2位
8戦6勝、今期4勝目。漫才『四コマ漫画』。たった四コマで物語を見せて、しかも最後にはオチる……そんな四コマ漫画は凄いと熱弁する武智。そこで今回は二人で協力して、舞台で四コマ漫画を再現してみることに。四コマ漫画をテーマにしているけれど、やっている内容はさほど四コマ漫画である必要性がなかったような……まあ、それは別に良いんだけど。設定が複雑なため、いちいち細かい説明が挟み込まれている点は気になったものの、それを凌駕する笑いの量に改めて感心する。特に後半の畳み掛けは素晴らしい。それまで武智さんの動ききっかけでボケていた田中さんが、今度は自分の動ききっかけでボケられるようになるから、妙に開放感を覚えるんだよなあ。「うーわヤバい遅刻やー!ん?遅刻か?やっぱ遅刻やー!」

■オテンキ【421kb/1,962票】
10戦7勝、今期2勝目。コント『足の怪我』。野球の練習中に怪我をしてしまった江波戸。落胆している彼の前に現れたのは、いちいち下らないボケを放り投げて来る小ボケ先生だった。最近の彼らがハマっている、ちょっと感動路線の入ったコント。ワンパターンのマンネリな展開は、そろそろ新喜劇の領域に突入しようとしているようにすら感じられる。ただ、今回は意図的に感動の時間を長めに取って、あえて小ボケ先生を泳がしてみる展開にシフトチェンジしていた。……あまり効果的に働いていなかったようだが。こういうトリオが一組くらいいてもいい……まあ、正直なところ、この路線には我が家がハマると思っていたんだけども。オチもいつものパターンだけど、あまりにベタ過ぎて笑ってしまった。久しぶりだから忘れてたーっ! 「わかんない」

■今回のオフエア
417kb:学天即
397kb:メンソールライト
309kb:ピーマンズスタンダード
289kb:巨匠
233kb:シロハタ

新人演芸大賞を受賞した学天即がまさかのオフエア。とはいえ、まだまだチャンピオン大会は狙える位置なので、なんとか勝ち上がってほしいところ。メンソールライトは7連勝がストップ。前回のオフエアも鳥取だったというのは、なにやら因縁めいたものが感じられなくも。個人的に好きなピーマンズスタンダード、なかなか勝てないなあ……。

■次回
あばれる君(1)
エリートヤンキー
オキシジェン
ザンゼンジ(2)
【初】自由気まま
タナからイケダ(1)
トップリード(2)
どんぴしゃ(1)
パーマ大佐(2)
や団(2)

次回も鳥取収録。2回連続オーバー500を叩き出している脅威の新人・ザンゼンジを筆頭に、初代『オンバト+』チャンピオン・トップリード、ピン芸の新鋭・パーマ大佐と、注目株が居並ぶ。その他のメンツも実力派揃いで、誰が勝ってもおかしくない。初出場の自由気ままは、松竹芸能所属の男女コンビ。煮物女子に続く大躍進なるか。

『オンバト+』11月30日放送感想文

■S×L517kb/3,787票】※投票2位
4戦全勝、今期3勝目。漫才『マナー』。先日、図書館に行ったら大きな声で電話をしている人を見かけたという酒井。今度見かけた時にはビシッと注意してやろうと思うので、相方の加藤にマナーの悪い人を演じてもらい、ビシッと注意するコントを始めようとするのだが。ネタの展開はこれまでと同じなのに、いちいち面白い。二人のやりとりも面白いし、時たま加藤さんが酒井さんの私生活での言動を暴露するくだりも外すことなく面白い。やっぱり今期はこのスタイルで乗り切ることが出来そうだ。しかし、終盤の展開では、酒井さんが加藤さんの私生活での言動を暴露する、逆襲を試みる場面を。成功していたかどうかはともかく、そういう変化を加えていこうという姿勢がいい。この先、どう変わっていくのか本当に楽しみなコンビです。「俺が浜ちゃん、お前が松ちゃん」

■ニッチェ【429kb/5,183票】※投票1位
10戦8勝、今期3勝目。コント『海女さん』。彼氏に浮気されてしまった近藤。彼から貰ったネックレスを衝動的に海に投げ捨ててしまうが、すぐさま仲直り。しかし、海に投げてしまったネックレスをどうしたものか……と思案に暮れている彼女の前にやってきたのは、ネックレスをつけた海女さんだった。海女さんの格好をした江上さんがとにかく強烈。ネックレスの入手ルートを追求されるたびに貪欲な感情を剥き出しにする姿は、なんともいえない迫力があった。ただ、ボケの数も展開も少なく、鑑賞後に物足りなさを感じた。正直、最近はネタの完成度という点で、以前よりも格段にパワーダウンしているように見受けられるので、ここらで一つ精進してもらいたいところ(このコントはそもそもちょっと古いネタだったけれど)。「お母さん! あれはカニです……」

■スマイル【445kb/3,451票】※投票3位
6戦5勝、今期3勝目。漫才『歌詞』。日本人の歌の中に歌詞に英語が出てくるものがあるが、日本人なら全部日本語で歌うべきだと主張するよしたか。そこで、様々な日本の歌で使われている英語を、次から次へと日本語に翻訳して歌っていく。漫才としてはかなり手堅いネタ。こういう漫才はソツなくウケるけれど、コンビとしての持ち味が出しにくくもあるように思う。実際、前回のオンエアに比べて、よしたかさんの良さがあんまり活かされていない内容だった。チャンピオン大会を視野に入れて、ネタを温存している可能性も否定できないけれど。ところで、こういうネタで取り上げられている曲が一昔前のモノばかりだと、ちょっと興醒めしてしまうのは私だけなんでしょうか? AKB48とか入れても良かったんじゃないかしらん……。「すごいたましい!」

■ボーイフレンド【413kb/2,027票】
5戦2勝、今期2勝目。漫才『インパクトのある自己紹介』。ただ自己紹介をするだけではなく、もっとインパクトのある自己紹介をしていきたいという黒沼。それを聞いて、宮川が普段から考えているカッコイイ自己紹介ラップを披露し、これを二人でやってみるのはどうだろうかと提案する。本格的なラップをネタに取り入れている時点で、ちょっと好感を抱いてしまう。こういう現代性の強いネタに弱いんですよね。ただ、ネタそのものはまだまだ発展途上。中盤、宮川さんの自己紹介ラップに黒沼さんの中華料理ラップが重ねられてしまうところが聞き取りづらくて、その後のやりとりがいまいちピンとこなかったのが、本当に勿体無かった。あそこは宮川さんが声のトーンを落として、中華料理ラップを聞き取りやすくしないと……偉そうですね。ただ、このスタイルは本当に稀少なので、丁寧にしっかりと育んでいってもらいたい。覚醒の時は遠くない! それはそうとして、楽しそうに漫才するのもいいよね。「俺も八王子だよ!」

■夜ふかしの会【381kb/2,302票】
3戦全勝、今期3勝目。コント『謝罪』。たるんでいる野球部部員に呆れて、怒鳴って練習を早々に切り上げてきた顧問の鬼頭先生。そこで3人の部員がやってきて揃って頭を下げるのだが、先生は許そうとしない。その結果、「宜しくお願いします!」「ダメだ!」「宜しくお願いします!」「ダメだ!」というやりとりが繰り返されることになり……。イチからパターンを作り上げて、そのパターンも中で笑いを創造するタイプのコント。リズムを崩せないからと水が飲めなかったりトイレに行けなかったりして、かなりバカバカしくて面白かったんだけど、ここもニッチェと同様に内容の充実感がイマイチ。設定上、どうしても冗長になってしまう時間があるのが痛いです。ただ、こういう笑いの取り方、個人的には嫌いじゃなかったり。「ばちこい!」

■今回のオフエア
377kb:阿佐ヶ谷姉妹
373kb:こぶし
373kb:チキチキジョニー
353kb:アイデンティティ
353kb:トミドコロ

今期3勝目を狙っていた阿佐ヶ谷姉妹とチキチキジョニーが揃ってオフエア。アクロバットなディナーショー、久しぶりに観たかったなあ。オープニングを仕切っていたトミドコロも、オフエアに。初オンエア以降、勝っては負け勝っては負けを繰り返していたが、これで遂に連敗を経験することに。当たれば大きいアイデンティティ、ちょっと不調気味?

■次回
オテンキ(1)
学天即(2)
巨匠(1)
ケチン・ダ・コチン(2)
ジェラードン(2)
シロハタ
スーパーマラドーナ(3)
【初】煮物女子
ピーマンズスタンダード(1)
メンソールライト(2)

次回は鳥取収録。今期初の4勝目を狙うのはスーパーマラドーナ。『THE MANZAI 2013』決勝進出を逃した悔しさをここで晴らしたい。一方、今年は新人演芸大賞を受賞、『THE MANZAI 2013』決勝進出が決まってノリノリな学天即の名も。この2組がオンエアされるのはもはや決定といっても過言ではない? 個人的に注目しているのはメンソールライト。ちょっと芸風に変化が生じている様な気が……。

『THE MANZAI2013』決勝進出組の発表!

『THE MANZAI 2013』決勝戦のメンバーが発表された。

ウーマンラッシュアワー(3年連続)
千鳥(3年連続)
東京ダイナマイト【初】
風藤松原【初】
天竺鼠【初】
オジンオズボーン(2年連続)
チーモンチョーチュウ【初】
レイザーラモン【初】
NON STYLE(2年連続)
銀シャリ(2年ぶり2回目)
学天即(2年ぶり2回目)


こうして見ると、なんだか面白いバランスだ。3年連続で決勝進出しているのが2組(ウーマンラッシュアワー、千鳥)、2年連続で決勝進出しているのが2組(オジンオズボーン、NON STYLE)、2年ぶり2回目の決勝進出が2組(学天即、銀シャリ)、そして残りは全て初の決勝進出と。とはいえ、チーモンチョーチュウと風藤松原は以前から評価の高い漫才師として知られていたし、天竺鼠はキングオブコントファイナリストで東京ダイナマイトはM-1ファイナリストとしての実績があるので違和感は無く、そこまで驚くような選出にはなっていない……え? レイザーラモン? まさか、彼らが賞レースの決勝戦に進出するなんて、そんなバカなこと……ホンマや!(明石家さんまトリビュート)

組み合わせはこんな感じ。

【Aグループ】
レイザーラモン、チーモンチョーチュウ、オジンオズボーン、千鳥
【Bグループ】
学天即、風藤松原、銀シャリ、ウーマンラッシュアワー
【Cグループ】
天竺鼠、NON STYLE、東京ダイナマイト、(ワイルドカード)


え? 1組目がレイザーラモン? まさか、彼らが賞レースの決勝戦でトップバッターを選ぶなんて、そんなバカなこと……ホンマや!(明石家さんまトリビュート) と、ついついそこに目がいってしまうけれど、なかなか面白い割れ方になったのではないかと。Aグループはオジンオズボーンが有力候補だと思われるものの、同じグループにいる千鳥の存在が恐ろしい。3年連続で決勝進出、手の内が分かっている彼らが今度はどんな世界を見せてくるのか。浅さと深さの戦いになりそうな予感がします。Bグループは今大会の優勝候補であるウーマンラッシュアワーがとにかく目立つけれど、右肩上がりの学天即、センス重視の風藤松原・銀シャリという対抗馬もなかなかに魅力的。ポスト・アルコ&ピースの登場なるか。Cグループは混沌の様相。剛速球を投げるNON STYLEが強いような気がする一方で、昨年大会では千鳥に負けていることから、天竺鼠や東京ダイナマイト、或いはワイルドカード組に抑え込まれる可能性も否定できません。とどのつまりは読めない。……いつものことじゃねーかっていうツッコミは無視だ!

その大事な大事なワイルドカード枠に挑戦するのは、こちらの方々。

ジャルジャル
和牛
【決】テンダラー
流れ星
【決】磁石
どきどきキャンプ
相席スタート
スパナペンチ
【決】囲碁将棋


9組中3組が決勝進出経験組という、なかなか楽しそうなメンツですね。ジャルジャルとスパナペンチはサーキット上位に1度名前が挙がっていたけれど、もう1つのサーキット戦で評価されなかったみたい。個人的には、こういう場で流れ星の名前を見られることが、けっこう嬉しかったりして。あと、どきどきキャンプの漫才師としての急成長っぷりに、ちょっと驚いた。そういうイメージがまったく無かったのになあ。凄いぞ。もっと凄いのは相席スタート。なんと、今年結成!

と、今年もなんだか波乱の予感がする『THE MANZAI2013』決勝戦の模様は、2013年12月15日午後7時からの放送となるようです。お見逃しなく。
プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

連絡用メールアドレス
loxonin1000mg@yahoo.co.jp

Twitterアカウント
https://twitter.com/Sugaya03

検索フォーム
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。