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ガチョーン、逝った。

谷啓氏が亡くなった。

1932年生まれで、今年78歳を迎えていた谷氏。年齢のことを考えれば仕方がないことだと思っていたのだが、死因は階段からの転落による脳挫傷だという。

老衰ではなく、事故死。

そのことを知ったとき、偶然にも僕は酒に酔っていたこともあってか、涙が止まらなくなってしまった。

どうしてそんな辛い最期を迎えなくてはならなかったのか、と。

今年のいつだったかは忘れてしまったが、テレビで谷氏を見たことがあった。確か、TOKIOのトーク番組だったと思う。

おそらく、人が谷氏のことをイメージするとき、誰もが『笑う犬』シリーズに出演していた頃のダンディな姿を想像するのではないだろうか。その時、少なくとも僕は、そういう姿の谷氏のことを想定していた。

ところが、その番組に出演していた谷氏は、ごく当たり前のおじいちゃんでしかなかった。テレビに出演しているというのに、まったくオシャレな格好ではなく、化粧をしている風にも見えず、しかも声まで小さくなってしまって、本当に単なるおじいちゃんと化していたのである。

そんな谷氏の姿を見て、僕はもう彼が長くはないことをなんとなく理解した。タレントとしても、人としても。それは仕方がないことだ。生きているものは必ず死ぬし、形あるものは必ず壊れる。

でも、事故死はなかったんでないか、と。

あの完全におじいちゃんと化していた谷氏が階段から転落して亡くなるなんてエンディングを、どうして神様は用意してしまったんだ、と。

理不尽だな、と思う。

きっと、そういう事故は全国的に起こっていることだろうし、それで亡くなっている老人もたくさんいるだろう。そのことを思うと、僕が谷氏の訃報に対してこれほど落ち込んでいることも、それはそれで理不尽といえるのかもしれない。

でもなあ……。

喜劇映画と音楽が大好きで、子どもの頃から恥ずかしがり屋で、集団行動ができなくて、クレージーキャッツではトイレに行くのも恥ずかしがって、そのことがメンバーにバレてトイレに行くときにはメンバーについてこられて、家が火事になったときは何故か庭で麻雀大会を初めて、火事の現場から秘蔵のエロ写真が出てくることを恐れて、ミミズを牛乳瓶まで詰めて奥さんや子どもに意地悪する。

そんな谷さん、大好きでした。ガチョーン!

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プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

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