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『彦いちばなし ~林家彦いち落語集・創作編~「睨み合い・完全版」「友情」』

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(2010/12/01)
林家彦いち

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「笑点」のラーメンキングでお馴染み林家木久扇師匠の弟子、林家彦いち師による創作落語CD第一弾。『SWAのCD』で聴いた落語がいずれも面白かった(『掛け声指南』と『臼親父』)ので、期待に胸を膨らませて聴いてみたのだが、やや期待外れ。

“実体験をベースにした大ヒット噺”として紹介されている『睨み合い・完全版』は、面白いけれども創作落語といった雰囲気ではなく、どちらかといえばエッセイを朗読しているような内容で些か拍子抜け。とはいえ、電車内でこれまでの『睨み合い』を回想するという演出は、なかなかいい味を出していて良かった。緊急停車した電車の中でキレた若者と遭遇する緊張感がたまらない。2007年9月2日録音。

もう一本の噺『友情』は、「友だち、いないんでしょ?」と妻に冷やかされた男が、数少ない友だちと呼べる男の家に行って一悶着起こすというもの。「友だちとは何なのか?」という、ある意味現代的なテーマを取り上げているにも関わらず、その掘り下げが甘い。中盤、かなり面白いところまで掘り下げていただけに、その点が惜しく感じた。あと、これは当人の問題ではないのだが、この噺は“おバカな冒険落語”(帯の紹介文より)ではないと思う。このタイトルでこの紹介だと、事前に間違った印象を与えてしまうので良くないのではないかと。後味も微妙の宜しくない。まあ、そこは御愛嬌か。2009年3月6日録音。

おまけとして収録されている“短か噺”は、林家たい平・柳家喬太郎と三人で呑みをしているところで他人のケンカに遭遇する『七夕の思い出』と、敬老会で『初天神』を披露したときの観客の反応を語る『敬老会』を収録。柳家小三治のトークショーを彷彿とするような、ニヤッと笑えるエピソードが語られている。安心して楽しめるが、如何せん“短か噺”なので、ちょっと物足りないところも。『敬老会』はもうちょっと欲しかった。
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菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

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