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矢野のあっこさんと磯谷のゆきちゃん

このところ、TSUTAYAで落語のCDをレンタルすることがすっかり習慣となってしまっていたのだが、いいかげん枚数を借り過ぎていたのもあって、店に在る中でまだ聴いていない落語CDが少なくなってきた。このままだと、近いうちに近所のTSUTAYAに置いてある落語CDを全て聴いてしまうことになる。それがいけないということはないが、なにやら生き急いでいるようでみっともない。そこで、たまには落語以外のCDを借りてみようと思い、以前から気になっていた『はじめてのやのあきこ』を借りてみた。

『はじめてのやのあきこ』とは、ミュージシャンの矢野顕子によるセルフカバー曲を収録したミニアルバムだ。『自転車でおいで』『中央線』『ひとつだけ』など、自身の代表曲をカバーしている。この作品が特徴的なのは、それぞれの曲を他のボーカリストと共にセルフカバーしている点。例えば、『自転車でおいで』は槇原敬之と、『中央線』は小田和正と、『ひとつだけ』は忌野清志郎と共演している。シンプルな演奏に極上のボーカルが絡み合って誕生する曲の数々は、まさに至高と言わざるを得ない。

それらの曲をじっくりと噛み締める。どれもこれも、文句無しに素晴らしい。ところが、ある曲に差し掛かったところで、状況が変わる。気付けば目頭が熱くなり、鼻の奥が湿っぽくなっていた。感情が激しく揺さぶったその曲は、矢野が元JUDY & MARYのYUKIと共に歌った『ごはんができたよ』だった。子どもの頃の幼い風景に故郷の温かさが重なっていく様子、そしてはち切れんばかりの母性愛が合わさって、とてつもなく泣けてくる。

そもそも、僕はこの二人のボーカルに弱いのだ。矢野顕子の最も知られている楽曲『夢のヒヨコ』は聴くたびに涙が出そうになるし、YUKIの『長い夢』や『ふがいないや』などはサビの場面で実際に泣く。そんな二人が一緒になって歌うのだから、もう泣けないほうがおかしいという具合。聴いたところによると、このアルバムにも参加している槇原敬之も、自身のアルバムでこの曲をカバーしているらしい。……泣けるんだろうなあ。

一週間の終わり、疲れた心に『ごはんができたよ』。たまらなくはち切れんばかりの心に、ひとつ。
 
追伸。母親の偉大さを力強く歌い上げた、上原ひろみとの『そこのアイロンに告ぐ』も必聴。
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No title

僕は「ごはんができたよ」を槇原敬之のカヴァーで聞きました。
いいですよね、歌詞が絵本みたいで。「こんにちワン」の歌よりよっぽどほのぼのします。
去年のお盆、母方の実家に行く途中の夕暮れで聞いて涙が出そうになりました。

No title

歌詞のほのぼの感が凄いですよね。
でも、考えてみると、けっこうズップリと深いところを見てるような。
夕暮れ時にこの曲は厳しい!間違いなく泣きます。
プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

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