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“平熱のお笑いコンビ”おぎやはぎによる、朋友バナナマンへの熱いメッセージ

現在絶賛発売中の「Quick Japanvol.92」では、バナナマンが特集を組まれている。
クイック・ジャパン94クイック・ジャパン94
(2011/02/11)
バナナマン、おぎやはぎ 他

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“無敵のふたり”というキャッチコピーで取り上げた同特集は、バナナマン二人に対する24,000文字インタビュー「バナナマンという道の上」を始めとして、日村と同居生活を送っていたこともある升野英知(バカリズム)や設楽が運転手を務めていた渡辺正行による「バナナマンへの証言」、“三人目のバナナマン”として名高い構成作家オークラが共に歩んできたバナナマンの歴史を振り返る「バナナマンのネタとコントとテレビと僕」など、なかなかに充実した内容となっている。

ただ個人的に物足りないのは、コント師としてのバナナマンに関するテキストが少ないこと。オークラが当時を振り返る行程の中で、少しだけコント師としてのバナナマンについても触れているけれど、彼らの足跡を振り返るに当たり、この程度の証言では物足りない。以前、シティボーイズを特集したとき(※vol.83)の様に、第三者によるライブDVDレビューがあっても良かったのではないだろうか(ちなみに、シティボーイズのライブDVDレビューは鈴木工氏が担当している)。

そういう意味では、この特集はちょっと味気ないモノになってしまっているといえるかもしれない。特に、近年のバナナマンについての供述が多く、彼らがテレビに頻繁に出るようになる前のことについて、あまりにも触れられていない。本来、Quick Japanという雑誌が最も注目すべきは、そういったメジャーになる前の側面だと思うのだが。「テレビ・オブ・ザ・イヤー」なんてヌルい企画に誌面を割かないで、こっちに全力を注いでおけばこんなことには……。

なにやら愚痴がこぼれまくってしまったが、まったく読むべきテキストがないというわけではない。自身によるインタビュー、周囲の供述、それぞれきちんと面白かった。とりわけ、以前から付き合いがあり、昔も今も共演する機会が多いおぎやはぎによるコメントは、読んでいて少しばかり胸が熱くなった。
 
おぎやはぎがバナナマンと初めて出会ったのは、彼らが人力舎に入って三年目の頃。当時、既にバナナマンはライブでかなりの有名人。彼らにはとても手の届かない存在だったという。しかし、そんな二人に対して、設楽はよく話しかけてくれた。

小木「(略)初対面の設楽さんがどうだったかよく覚えてないね」
矢作「そうだね。バナナマンの頭脳が設楽さんってことも知らなかったしな」
小木「でも、親しみやすかった気がする。人見知りな俺らに、積極的に話しかけてくれたんだよな。親戚の兄ちゃんみたいな感じで」


その後、元々は人力舎に所属していたオークラとの繋がりで、二人とバナナマンの距離は縮まっていく。おぎやはぎにバナナマン、そしてラーメンズによる三組で「君の席」というユニットを結成したり、「宇田川フリーコースターズ」を結成したり。プライベートでもどんどん仲良くなっていった。

矢作「オークラから聞いたんだけど、実は設楽さんも超人見知りで、俺らだったら大丈夫だと思って「一緒にやろう」と声をかけてくれたらしいよ」
小木「どの辺が大丈夫だったんだろ(笑)」
矢作「設楽さんは人見知りというより、人を認めない男だよね」
小木「好き嫌い激しいんだよ。すごく」
矢作「まぁ俺らのこと、好きなんだろうね」
小木「うん、そうだね」


そうしてバナナマンの二人と仕事をするようになったおぎやはぎ。二組の距離感はすっかり縮まった。それでも、二人のバナナマンに対する尊敬の念は、今でも薄れることはない。ライブでのバナナマン、テレビでのバナナマン、その圧倒的な凄さを認めながらも決して彼らに嫉妬することはなく、出会ったときと変わらない気持ちを抱き続けている。

(ライブのバナナマンについて)
小木「やっぱり圧倒的な演技力だよな……」
矢作「そう。うまく言えないけど、絶対的な何かがあるんだよね。それが無いと、客は途中で飽きちゃう。お笑い観に来てるわけだから、三〇秒、一分笑いがなかったら「なんだろう」って思うじゃない? それをオチまで待っちゃう。待たせちゃう」
小木「あれは、マネできないね。技術がスゴ過ぎて」
矢作「参考にならないよ」

(バナナマンのテレビ露出が少なかった頃を振り返り)
小木「あの人たち、スロースターターなだけだから。ライブであんなに爆発力と持久力を発揮してるんだもん。テレビで通用しないわけがない」
矢作「ずっと以前からテレビに出ても抜群に面白かったと思うけどね。俺らが言うのもなんだけど、マイペース過ぎだよね」


心の底から彼らを信頼しているからこそこぼれる、素直な言葉なのだろう。

最後に、そんな二人からの、バナナマンに向けたメッセージが掲載されている。

小木「(略)両方オールマイティーなんてコンビ滅多にいるもんじゃありません。今のまま行けば、確実に天下取れるんじゃないかと思います。なので、身体に気をつけてがんばって下さい」
矢作「トップ取るところ見てみたい。ただトップって色んな意味で難しいと思うけど」
小木「「俺たち、すごいことになるぜ!」はまだ半分も実現させていないでしょ。これからですよ」
矢作「そうなったとき、俺たちも近くにいたいな。近くにいないと面白くないから
小木「俺たちも身体に気をつけないといけないね」


そんな二組の共演を見るために、我々も身体に気をつけないといかんですね。
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プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

連絡用メールアドレス
loxonin1000mg@yahoo.co.jp

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https://twitter.com/Sugaya03

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