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日曜日の記録

午前8時半、やはり汗まみれで目が覚める。

なかなか頭が働こうとしてくれないので、カプセル内に備え付けられているテレビを見る。通常の民放とは別に映画チャンネルというのがあったので、それに替えてみると、松田優作と薬師丸ひろ子が出ている映画が流れている。どうやら『探偵物語』の様だ。独特の雰囲気が実に日本映画的で良い。今度、レンタルで借りてみようと思う。改めてチャンネルを変えると、NHK教育で『クインテット』を放送している。ドヴォルザークの『家路』を演奏していた。名曲である。

ようやく覚醒し始めてきたので、カプセルから出る。とりあえず後輩のJ氏と合流しようと、彼のカプセルを覗き込むのだが、姿が見えない。何処へ消えたのだろうか。カプセルの中には、彼の服とケータイ電話が。思わずミステリー小説の様な展開を想像してしまい、なにやら落ち着かない。レストランフロアに探しに行ってみるが、いない。それでしばらくあっちこっちを探してみると、少し外れたところにあるマッサージチェアーに腰かけているのを見つける。こちらをハラハラさせておきながら、実に能天気である。

無事に合流したところで、改めてレストランフロアで朝食を取ることにする。宿泊客は350円払えばバイキングを食べられるということなので、そうする。おにぎり二個、食パン一枚、辛めの野菜炒めにウィンナーを五本ばかり食す。350円という値段の割には、なかなか美味かった。食後、J氏がトイレに入るが、トイレットペーパーが切れているという事態に陥るも、ウォシュレット機能のおかげで乗り切る。そういえばウォシュレットって、そういう機能だったな。

午後9時45分、出発。
 
我々がやるべきことは、もはや岡山に帰るだけ。しかし、せっかく松江までやってきて、ノコノコと帰ってしまうというのも惜しい話である。そこで、島根県名物である出雲蕎麦を食べて帰ることにした。ところが、ここで問題が発生する。ガイドブックに掲載されている蕎麦屋の殆どが、午前11時開店だったのである。流石に一時間も時間を潰すのは難しい。どうしたものだろうか……と、ガイドブックをペラペラめくってみたところ、午前9時半から開店している蕎麦屋を発見する。そこで、その蕎麦屋“八雲庵”を目指し、南へと進む。

“八雲庵”は松江城の近くにある店で、すぐ側に小泉八雲記念館がある。古い街並みが実に渋く、散策するだけで満足できそうな味のある空間が素晴らしい。その空間を維持するためなのか、駐車場が非常に分かりにくいところにあった。おかげで一度、駐車場の前を素通りしてしまうという危機的状況に陥ることに。しかも、前の通りは、一方通行という……。なにやら出鼻を挫かれた感があるが、ここまで来て引き下がるわけにもいかない。車を回して、改めて駐車場に納車する。店内には既にお客さんが何人か入っていたが、無事に席を獲得できた。店の壁には、有名人のサインがズラッと貼り出されていたが、サインというのはどうも誰が書いたのか分からない。とりあえず、ドラえもんのシールが貼られているサインが、大山のぶ代のモノだということだけは理解する。J氏が五色割子蕎麦を註文したので、私もそれに倣う。なかなか美味であったが、ガイドブックには鴨南蛮が紹介されていたので、そちらの方が良かったような気がして、どうも不満が残ってしまった。また来るような事があれば、今度はそちらを注文したいと思う。

食事を終えた我々は、改めて岡山へと戻ることに。時刻は午前11時前。その道中、特に大きな事件は無く、実に平穏な時間を過ごした。唯一、車の中で流していた音楽CDに紛れて、落語のCDを流そうとして強引に止められたことは、事件だったといえるのかもしれないが。柳家喬太郎なのに……。

岡山のJ氏宅に到着したのは、出発から二時間半が経過した14時20分。しばらくJ氏宅で雑談を交わした。およそ一時間後、私がJ氏宅を出発。一度、倉敷イオンに立ち寄り、三遊亭円丈のCDを購入し、帰途についた。……が、ここで事件が起きる。道に迷ってしまったのである。「こちらの道に入れば、知っている道に行けるのではないだろうか」と思った道が、まるで当たらない。気付けばどんどん狭い道へと入り込んでしまい、どんどん人気も無くなっていく。これはどうやら狐狸の類いに化かされたか、などと下らないことを考えているうちに、だんだんと開けた道へ。どうにかこうにか高速道路へ上がり込み、無事に家路についた次第である。ああ、死ぬかと思った。結局、帰宅時刻は20時22分。多少の寄り道はしたにしても、随分と遅い時間になってしまった。

次は鳥取砂丘に行こうと思う。……懲りない。
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No title

八雲庵は地元でも有名なそば屋ですよ~、小学生は社会でこの蕎麦屋周辺を必ず取材させられます。というかそこから30分で僕の自宅です><
でも松江城周辺もただ歩くだけでもかなり面白いですよ。和菓子もおいしいし。
今度は観光で松江に来てくださいね、いいとこですよ。うろうろしてる僕に会ったら挨拶してくださいね

No title

有名みたいですねえ<八雲庵
帰宅後、出発前にホームページを覗いていたことに気付きましたw
今度は松江を目的に訪れたいと思います…って、安請け合いですが。
出雲も行きたいしなあ。

松江城

長旅お疲れさまでした。
さしずめ、J氏が「ヒマラヤ山系」氏@阿房列車、というトコですね^^

松江城といえば「堀川遊覧船」がお薦めです♪
http://www.matsue-horikawameguri.jp/

次回はぜひに。

No title

ろくでなしの百鬼園と愚痴まみれのヒマラヤ山系でしたw
阿房列車出来るような趣味人になりたいもんです。

遊覧船、車から目にしました。
いいですねえ。ああいうのが楽しめる大人にならないと。
プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

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