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「THE MANZAI2011」認定漫才師50組のまとめ

2011年に日本で最も面白い漫才師を決する「THE MANZAI2011」における、“本戦サーキット”へと出場できる50組の認定漫才師が決定した。これまで、このブログではあまり「THE MANZAI」について触れてはいなかったが、それなりに大きな話題としてお笑い通の間で盛り上がっているようなので、ちょっと触れておくことにした。ちなみに、その認定漫才師50組というのは、以下の面々である。

・「THE MANZAI2011」認定漫才師50組
アメリカザリガニ、アルコ&ピース、囲碁将棋、ウーマンラッシュアワー、エルシャラカーニ、学天即、キングコング、銀シャリ、グランジ、ザ・パンチ、さらば青春の光、磁石、ジャルジャル、シャンプーハット、スーパーマラドーナ、スパローズ、スリムクラブ、ダイノジ、チキチキジョニー、千鳥、テンダラー、東京ダイナマイト、トータルテンボス、土佐駒、ドレッドノート、トレンディエンジェル、ナイツ、流れ星、南海キャンディーズ、2700、ニレンジャー、Hi-Hi、博多華丸・大吉、バッドボーイズ、ハマカーン、ハライチ、はりけ~んず、パンクブーブー、ビタミンS、風藤松原、プリマ旦那、平成ノブシコブシ、POISON GIRL BAND、ぽ~くちょっぷ、マヂカルラブリー、メッセンジャー、U字工事、夕凪ロマネコンティ、吉田たち、我が家


“結成年不問”という点が大きく話題となった「THE MANZAI2011」だが、こうして決定した面々を見てみると、なんだか「M-1グランプリ」(01年~10年)と大して変わらないのではないか、という印象を受ける。特に“千鳥”“東京ダイナマイト”“POISON GIRL BAND”あたりの名前を見ると、そう思わずにはいられない。“エルシャラカーニ”“スパローズ”“ニレンジャー”などの名前もあるが、この辺りはM-1における髭男爵枠(会場を盛り上げる役割を担う芸人の意。独自の活躍を見せるも、決勝進出にはカスリもしないことも多い)に見えて仕方ない。……まあ、まだ第一回大会なのだから、先駆者であるM-1グランプリの胸を借りようということなのだろう。今後に期待したい。

ただ、個人的にどうも引っ掛かって仕方がないのは、開催当初は全国で行われる予定だった“本戦サーキット”が、東京・大阪・京都でしか行われないという点だ。なるほど、つまり大会開催者にとって全国というのは東京・大阪・京都のことなのか、フーン……と、そんなワケがない。開催前にあれだけ大風呂敷を広げておきながら、蓋を開けてみればコレかと。呆れて物も言えない。いや、まだ何か発表があるらしいので、決めつけられはしない。もしかしたら、更に会場が追加される可能性だってある。しかし、もしもこのままだったとしたら……いくら第一回大会だからとはいえ、些か否定的な目で見たくもなるというものだ。

ちなみに、以下は本戦サーキットへの出場を惜しくも逃した、いわゆる敗者の主な顔ぶれをまとめた表である。

・主な予選敗退組
アームストロング、アイデンティティ、アジアン、アップダウン、イワイガワ、インポッシブル、エリートヤンキー、エレファントジョン、LLR、えんにち、オジンオズボーン、COWCOW、ガスマスクガール、カナリア、かまいたち、ギャロップ、麒麟、コマンダンテ、三拍子、ジャングルポケット、しんのすけとシャン、ストリーク、スマイル、ダイアン、タイムマシーン3号、田畑藤本、チーモンチョーチュウ、超新塾、つばさ・きよし、天竺鼠、天狗、天津、Dr.ハインリッヒ、飛石連休、とろサーモン、2丁拳銃、ハイキングウォーキング、×-GUN、ハリガネロック、ビーグル38、Bコース、藤崎マーケット、プラスマイナス、プリンセス金魚、ブロードキャスト、マシンガンズ、見取り図、もっこすファイヤー、モンスターエンジン、ゆったり感、りあるキッズ、ロケット団、ロザン、ロシアンモンキー、レイザーラモン、和牛


出場者の数が多いのだから、敗者の質も高くなるのは当然なのだが、それにしても豪華な面々である。アジアン、麒麟、ダイアン、タイムマシーン3号、2丁拳銃、ハリガネロック、モンスターエンジン、りあるキッズなど、M-1グランプリの決勝戦に進出したことがある漫才師らの名前もある。個人的に期待していたCOWCOW、ストリーク、飛石連休、三拍子、マシンガンズも、ここに名を連ねている。実に残念である。しかし、第一回大会と第二回大会とでは、大きく審査方針が変更されることも少なくない。なにやら口惜しい気もするが、来年の活躍を楽しみにしておこう。(漫才の出来が悪かったのだろうという話は、ひとまず置いておく)
 
ここで、認定漫才師50組を様々な側面から見てみる。まずは、結成年。

・結成年順
90:博多華丸・大吉、はりけ~んず
91:メッセンジャー
94:シャンプーハット、ダイノジ、テンダラー
95:アメリカザリガニ、スパローズ
96:バッドボーイズ
97:エルシャラカーニ
98:ザ・パンチ、トータルテンボス、Hi-Hi
99:キングコング
00:磁石、千鳥、流れ星、ハマカーン、平成ノブシコブシ、POISON GIRL BAND、U字工事
01:東京ダイナマイト、ナイツ、パンクブーブー
02:チキチキジョニー
03:ジャルジャル、スーパーマラドーナ、南海キャンディーズ、ビタミンS、我が家
04:囲碁将棋、風藤松原
05:学天即、銀シャリ、グランジ、スリムクラブ、土佐駒、トレンディエンジェル、ニレンジャー、ハライチ
06:アルコ&ピース
07:ぽ~くちょっぷ、マヂカルラブリー、吉田たち
08:ウーマンラッシュアワー、さらば青春の光、ドレッドノート、2700、プリマ旦那
11:夕凪ロマネコンティ


こうして見ると、認定された漫才師50組は全て「M-1グランプリ」への出場権利を持っていた(或いは、今現在も行われていたとしたら“持っている”)ことが分かる。無論、一度にこれだけの芸歴に差のある漫才師たちが競い合うという特質は失われていないが、どうも根本的なところはM-1に頼っている感も否めない。ところで、こうして見ると、それぞれコンビ歴が想定していたよりも長かったり短かったりしていて、なかなか面白い。個人的には、01年結成の漫才コンビがなかなか個性的で良い。芸風がまるで違う……!

【追記:はてブからのコメントによると、博多華丸・大吉、はりけ~んず、メッセンジャーの三組はM-1参加資格を持っていなかったとのこと。ていうか、考えてもみれば、90年結成の二組は当然の如く出られないのである。このまとめを作った時の僕は一体何を考えていたのやら。文章の流れを考慮して訂正は致しませんが、謹んでお詫び申し上げます……イチから直すのが面倒臭いだけだろう、とは思わないように。図星だけど】

続いて、ここまでさんざっぱら書いてきた「M-1グランプリ」での戦績。本来ならば、一回戦から準決勝までのデータを全てまとめておくべきなのだろうが、流石に手がかかるので、決勝進出のデータのみをまとめている。敗者の中にもM-1決勝進出者が何組か見受けられたが、やはりこちらの方が多い。

・M-1決勝進出記録(出場年順)
アメリカザリガニ(01年~03年)
キングコング(01年、07年~08年)
ダイノジ(02年)
千鳥(03年~05年、07年)
東京ダイナマイト(04年、09年)
トータルテンボス(04年、06年~07年)
南海キャンディーズ(04年~05年、09年)
POISON GARL BAND(04年、06年~07年)
ナイツ(08年~10年)
U字工事(08年)
ハライチ(09年~10年)
パンクブーブー(09年~10年)※09年大会優勝
銀シャリ(10年)
ジャルジャル(10年)
スリムクラブ(10年)


個人的には、先に名前を挙げた“千鳥”“東京ダイナマイト”“POISON GIRL BAND”の活躍に期待したい。M-1で評価されなかった漫才を、ここで大いにぶつけてもらいたいところだ。

最後に、「爆笑オンエアバトル」での成績をまとめてみた。ここも全戦績をまとめてしまうべきなのだろうが、やはり大いに手間がかかってしまうので、こちらも内容を制限する。

・「爆笑オンエアバトル」戦績(10勝以上/オンエア回数順)
ハマカーン(23/25)
流れ星(20/20)
パンクブーブー(19/21)
トータルテンボス(17/20)※第10回~第12回チャンピオン大会優勝
U字工事(17/20)
磁石(17/21)
アメリカザリガニ(16/16)
ダイノジ(16/19)
我が家(14/16)
テンダラー(13/16)
博多華丸・大吉(13/17)


古きも新しきもこんがらがって、非常にいい塩梅である。注目は、番組とともに成長してきた“流れ星”と、番組卒業後に芸風を大きくシフトチェンジした“ハマカーン”の二組だろうか。片や自らの個性的な芸風にこだわってきたコンビ、片や自らの芸風を捨て新たなるスタイルを見出して急成長を遂げたコンビ。どちらでもいい、どちらかが報われる結果になってくれれば嬉しいのだが……。

以上、「THE MANZAI2011」雑感であった。いえらいいえらい。
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No title

お久しぶりです。
全国サーキットは公式サイト開設当初から東京、大阪、名古屋のみの「なんちゃって全国」でしたよ。
(参照:http://d.hatena.ne.jp/madoi_nigeru/20110508#1304875163
公式に発表されて、さらに格落ち感が増したのは否めませんが。

芸歴10年以上で花開いた組やM-1でこぼれ落ちた層を拾い上げるという意味では意義があるとは思うのですが、それ故に芸歴~年までというくくりの賞レースが欲しくなるという印象です。>THE MANZAI
今後も見守るつもりですが。

No title

<当初から東京、大阪、名古屋のみの「なんちゃって全国」
あれ、そうでしたか!
これは完全に「全国」という言葉に踊らされてしまいましたね。む、無念じゃ。
で、しかも、そこから更にグレードが落ちている…と。なんなんだコレ。

<芸歴10年以上で花開いた組やM-1でこぼれ落ちた層を拾い上げるという意味では意義がある
僕もそこに期待していたんですけどねえ。
しかし、その割に、結構若手の芸人が多く拾われている印象が。
…いや、拾うな、とは言いませんけれども。
とにかく第一回、どうなることやらと期待半分不安半分といった感じです。
年末のお祭りになれるかしら…。

No title

はじめまして。いつも楽しく拝見しています。

東京で行われた2回戦を見ましたが、認定漫才師のリストを見る限り「当日の出来/不出来はあんま関係ないんじゃ」というのが率直な感想でした。
つまり、M-1・オンバトの流れを組んでいるというより、全てのメディアを考慮したうえで「サーキットが盛り上がる50組」を選んだのではないでしょうか。
そういった意味で、以前書かれていた「漫才を日常へ返す」というテーマは、かなり的を得ていると思います。

ちなみに、もっとも惜しいと思ったのは、天狗です。
彼らが落ちたのを知ったときは、さすがに「ヤ」の一文字ぐらい浮かんできましたよ(笑)。

No title

はじめまして。

なるほど…しかし、今回の予選を見てきた人によると、「現場のウケ」が重視されていたとの意見も見受けられましたので、一概にそうだと決めつけられるものではないように思います。まあ、予選を見ていない者としてはなんとも言えず、決勝戦を待ち望むだけなんですけれども…どんなんだろう。

まあ、そうだったとしても、漫才を日常へ返すにしては、サーキットがどうも…うーん。既に書きましたが、もっと色んなところでやってもらいたかったですよ、ホント。

天狗、そんなに面白かったですか。「オンバト+」で何度かネタを拝見していますが、なかなか面白くなりそうなコンビだと見るたび思います。なんかこう、胡散臭い感じが…。来年はどうなるかな?

No title

大阪2日目を見た限りでは妥当な感じがしました
大阪の有名どころで落選したのはネタを温存しすぎて、いろいろな所でやりすぎたネタをやったり、時代の流れを感じさせる状態だったりしました はい

テンダラーと千鳥の逆襲に期待したいです

No title

なるほど…どうもネット中心にやっていると、自己評価が固まり過ぎていけませんね。芸能が水モノであることを、うっかり忘れてしまいがち。気をつけなくてはいけません。テンダラーは以前、コントライブDVDの特典映像に収録されていた漫才が秀逸だったので、地味に期待しております。

自分は本戦サーキットを見に行きましたが、その日の出来と審査結果が一致していて、なかなか公平に進んでると思われます。麒麟は残念でしたね。ちなみに、バッドボーイズは認定漫才師ですよ!!

No title

色々な人のレポートを見ると、なかなか妥当らしいですねえ。
初めての賞レースなので、頑張ってもらいたいところです。
バッドボーイズ…本当だ!
とてつもなく失礼なことをしてしまいました!修正します!

No title

 ハマカーンや磁石、アルコ&ピースなどのオンバト組が好成績を収めているのでちょっとうれしいですね。

No title

そうですねえ。アルコ&ピースはKOCの方で結果出してもらいたいなー…とも思ったりしますが。年末が楽しみです。
プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

連絡用メールアドレス
loxonin1000mg@yahoo.co.jp

Twitterアカウント
https://twitter.com/Sugaya03

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