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『爆笑問題のニッポンの教養 渋滞学』

爆笑問題のニッポンの教養 万物は渋滞する 渋滞学 (爆笑問題のニッポンの教養 12)爆笑問題のニッポンの教養 万物は渋滞する 渋滞学 (爆笑問題のニッポンの教養 12)
(2008/01/11)
太田 光田中 裕二

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NHKでやってる番組『爆笑問題のニッポンの教養』(通称『爆問学問』)での対談を文章化したシリーズ。毎回、小難しい話がテーマになっていて、どうも敷居が高いというか、積極的に観ようという気が起きない番組だったけれど、どうもこの『渋滞学』の話だけは気になっていたので、購入。とはいえ、それほど期待せずに読んでみたのだけれど、なかなかどうして面白かった。

『渋滞学』とは、世の中のありとあらゆる様々な“渋滞”を分析・研究する学問のことだ。それは自動車渋滞に限らず、人の行列、アリの行列、バスの行列、鳥の行列、魚の行列……など、日常における様々な“渋滞”が研究の対象となっている。更に、研究は目に見えない世界にまで至る。進まない会議、漫才師のネタ、経済などの様々な“渋滞”についての話は、頭の回転の遅い僕でも楽しめる面白さを含んでいた。

あと、爆笑問題自身が“バラエティの空気”について語っていたのが、なかなか興味深かった。いや、恐らく太田なら性格上、そういうことは考えているんだろうなあ、とは思っていたけれども。それをテレビでハッキリと言ってしまうあたりに、彼らのバカがつくほどの素直さを感じさせる。田中が語っていた内容もなかなか面白かったが、今回は太田の語りを引用したいと思う。

「でもいまは、あいつ空気読めない、なんていうのが一つのギャグになるわけです。たとえば、わけのわからない素人っぽいやつが舞台とかスタジオに来て、お約束の反応をやらずに客が引いちゃったというときに、「空気読めねえやつだな」って言ってその場を救うんです。それは一つのギャグになるんだけど、芸人でバラエティやっていると、今度はそれが強迫観念みたいになってくるのね。空気が読めないということが、もしかしたら番組を一つ潰すことになるかもしれないって。それに対する恐怖心というのが、いま若手の芸人にはすごくあるんです。おれは最近、それが気になってね」


本書の最後に書かれた一文は、“日本人よ、空気を読むな 流れを読め”。これが西成氏による言葉なのか、それとも太田の心の叫びなのか。

そのテーマの身近さから言っても、この『渋滞学』についての話は『爆笑問題のニッポンの教養』という番組の面白さを知る上で、最もとっつきやすい内容だったのではないかと思う。いや、なんとなくだけれど、爆笑問題がこの番組をやっている意味が、ちょっとだけ分かってきた気がする。うーん、本当になんとなくだけれど。
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菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

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