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「オンバト+」三月二十四日放送感想文

バイきんぐ【461kb/1,162票】※視聴者投票3位
七戦五勝、今期三勝目。前年度の連敗はどこへやら、三回連続でトップ通過とはならなかったが、見事にチャンピオン大会出場権を獲得した。今回のコントは、真夜中に自作の歌を熱唱している男に文句を言いに来た隣人が実はその曲のファンで、しかし男はミュージシャン志望者ではなく単なるニートだった……という、非常にややこしいシチュエーションのもの。捻りのある設定のコントを得意とする彼らだが、今回のネタは流石に捻り過ぎた感が否めない。「夜中にハーモニカを吹いたら隣人が来るんだよ!」「お前の歌声を聴いてたら、訳もなく涙が止まらない夜がある!」「俺の部屋はテメエの唄声を間近で聴くことが出来るアリーナ席だからな!」など、印象的なツッコミが前半に出てしまったのも、後半の印象を弱くした要因か。オチも弱め。とはいえ、安定したクオリティのボケとツッコミで、この複雑な展開を崩すことなく演じ切ることが出来る力量は流石。

キャプテン渡辺【501kb/2,170票】※会場審査1位・視聴者投票1位
九戦八勝、今期四勝目。チャンピオン大会出場を賭けた最終戦で、まさかの自己最高記録を更新。だが、チャンピオン大会出場には届かず。視聴者投票でも1位を記録したが、タイムマシーン3号と同数ポイントということで視聴者投票の票数で争うことになり、敗退。惜しくもチャンピオン大会出場を逃した。今回、キャプテンが披露したのは、お馴染みのクズ漫談。但し、いつものクズあるあるではなく、今回は大金を手に入れたクズ(もといキャプテン本人)の話を展開している。察しのいい人は気付いていると思うが、「R-1ぐらんぷり2012」決勝戦でも披露したアレである。R-1ではスベりにスベったネタだが、既にクズっぷりが浸透していることもあってか、オンバトではもうバカみたいにウケる。「我は神なり!」「愚かなる勤め人の友人」「恐らく宗教の話」「僕がまだ人間だった頃」などのキラーワードもきちんとハマった。ただ、やはりこのネタは、キャプテンがクズ漫談の芸人であることを前提とすることが出来るステージでなければ、ウケるのは難しそうだ。R-1の客が去年のキャプテンのことさえ覚えていれば……いや、普通は覚えてると思うけど……ぶつぶつ。

ムートン【501kb/826票】※会場審査1位
四戦三勝、今期三勝目。うしろシティ、さらば青春の光に続くように松竹芸能からやってきたコント師、ムートン。今期の松竹芸能はこの三組が中心になって出場していたが、よもや彼らだけがチャンピオン大会出場権を獲得することになろうとは。これだから「オンバト+」は読めない。今回のコントは、物件を見ている最中、そこでどんな恋愛を繰り広げるのか妄想してしまう客と、それを見せつけられる不動産屋というもの。彼らの初オンエアネタを彷彿とさせるシチュエーションに、どんな進化が見られるのかと期待していたら、あっという間にネタが終了。思わず時間を確認すると、およそ三分。短い。どこかに大幅なカットが入ったのか、それとも実際にこの長さだったのか。どちらにしても、これでオーバー500といわれても……ちょっと困る。視聴者投票の結果が芳しくないのも、当然というものだ。ただ、終盤の「うん、八ヶ月だって!」から「不動産屋さん!」にかけての流れで大ウケしていたので、それがキロバトルに響いたのではないかと推察される。しかし……もうちょっと観たかったな。

風藤松原【381kb/1,197票】※視聴者投票2位
八戦全勝、今期四勝目。450kb台の微妙な連勝が続いた、今期の風藤松原。ここで合計キロバトルの増量を狙いに来たが、まさかまさかの今期最低キロバトルを記録。しかし、なんだかんだで、「オンバト+」になってからのオフエアはゼロ。その芸は安定期に突入しているといってもいいだろう。今回は漫才コントで、風藤が司会を務めるトーク番組に、松原演じるアイドルが出演するというもの。トーク番組という設定のネタにも関わらず、後半は何故かクイズが畳みかけられていくというシチュエーション無視の展開に。この急展開についていけず、置いてけぼりを食らった観客も少なくないのでは。但し、「13日の金曜日はイオンお客様感謝デー」「カモシカのような足の匂い」「ラッコは石を使って何を割る→校舎の窓ガラス」「イカが攻撃されたとき何を出す?→小銭」など、ボケのセンスは相変わらず素晴らしいものがある。ただ、センスが先行し過ぎて、それを見せるためのフォーマットがどんどん雑になっている。面白いのに……勿体無い。

GAG少年楽団【365kb/942票】
七戦全勝、今期三勝目。一勝目が441kb、二勝目が521kbと、少しずつキロバトルを向上していたGAG少年楽団。バイきんぐに続いて、チャンピオン大会出場の可能性を持ったユニットだったのだが、ここでまさかの急ブレーキ。ムートンに追い抜かれ、チャンピオン大会出場の権利を逃してしまった。彼らは昨年度もボール一個差でチャンピオン大会に出場ならずという苦汁を味わっていたが、まさか今年度も出場できないとは。来年度こそはチャンピオン大会出場なるか、もとい、そもそも番組に出場することは出来るのか? 今回のネタは、勉強を受け持っている男子学生の部屋に「友達」としてやってきたのが女子で、これは彼女なのではないか……と疑いの目を向ける家庭教師のコント。自己最低記録を更新しているネタにも関わらず、これが非常に面白い。部屋にやってきた女子の言動が、いわゆるカップルのあるあるネタとなっていて、それが家庭教師の発言ではっきりと明確になっていく。その流れが実にたまらない。「ええ~?」の言い方もいいなあ。これがどうして自己最低記録を……男女の様子があまりにも生々しかったからだろうか。それにしても、これでチャンピオン大会出場を逃したというのは、あまりにも手痛い。

・今回のオフエア
309kb:GUMシロップ
301kb:巨匠
297kb:ななめ45°
265kb:100W
129kb:パンダスティックランマー

なんと、第一回チャンピオン大会で好成績を残したななめ45°が、第二回チャンピオン大会出場を賭けた本戦で「オンバト+」初のオフエア。比較的安定した連勝を記録していた彼らだけに、いったいどんなネタを演じてしまったのかが気になるところ。それ以外のメンバーは全員初挑戦者。……そもそも、この時期に無理矢理出場することはないんじゃないか、と思うのだが……。

・次回(第二回チャンピオン大会)
1位:井下好井
2位:タイムマシーン3号
3位:バイきんぐ
4位:ラバーガール
5位:ソーセージ
6位:span!
7位:ムートン
8位:ザ・ゴールデンゴールデン(※繰り上がり出場)
初代チャンピオン:トップリード

次回はいよいよ第二回チャンピオン大会。漫才師が三組、コント師が六組と前大会と同様にコント寄りの大会になるようだ。ちなみに、タイムマシーン3号、ラバーガール、ザ・ゴールデンゴールデン、そして現チャンピオンのトップリードの四組が二年連続でチャンピオン大会に進出を果たしている。経験が物を言うのか、それとも新しい勢力が活躍を見せるのか。どう転んでもおかしくない第二回チャンピオン大会は、3月31日午後10時55分からスタート! ……ビミョーな時間帯だな!
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No title

キャプテン渡辺おもしろかったですねぇ。
プラスの出来事をプラスに捉えて話し、マイナス(どうしようもなさ)を生み出すという・・・・・・。

個人的にうしろシティのチャンピオン大会出場ならず、というのがただただ残念です。今期やったコントはどれもクオリティの高いものばかりで、彼らのコントをチャンピオン大会の舞台で見たかったです。

あれよあれよと言う間にトップ通過の井下好井とスタイルを確立し安定した笑いをとるタイムマシーン3号。
そしてKOCでは8位と涙を呑んだものの、単独ライブではその実力をみせつけたトップリード。
その3組を追う残り6組も一癖も二癖もある実力派揃い。
何とも見ごたえのある大会になりそうですね。
(何だか安っぽいまとめになってしまった・・・・・・。)

No title

キャプテン渡辺はのびのびやれた感じですね。
R-1の時には見れなかった部分もネタにありましたし
TVでやるネタの時間は4~5分は欲しいところです・・・

はじめまして

初めてコメントさせて頂きます。いつも楽しく読ませてもらってます。

僕個人の意見としては、チャンピオン大会ということもあり、井下好井、ゴールデン、バイキング当たりはネタの完成度に+して、勢いを相当掴めてないと厳しいと思ったり。その点でいうとタイムマシーン3号が一番有力ではないかと。またラバーガールも今期のネタチョイスや単独の開催をみると、猫カフェ、電報位の勝負ネタを隠してそうな感じが(笑)。

僕もうしろシティの敗退は残念です。ネタのフォーマットや笑いに持ってく演技力は若手の中でも一つ抜けてましたね。

長文失礼しました。

No title

キャプテンの視聴者投票枠の出場はならず!
うーん、残念。
タイマの壁は厚かった…キャプテンにも出てほしかったです。

代わりにタイマが視聴者投票1位は割と意外でした。
ぶっちぎりでの年間ランキング1位かと思ってましたので。

チャンピオン大会はシード3組、
いのよし・タイマ・トプリのどれかが有力だと予想します。
2ネタで済みますしねぇ。

No title

来年は多分1年通してやれるので久々に上位20組でやってほしいものです。

No title

>名取さん
うしろシティは来期の活躍に期待したいですね。
チャンピオン大会、本当に見応えのある大会になりそうです。

>タナカ商店さん
R-1でやってたけどオンバトでカットしてたところもありましたね。
番組に編集されたのか、自らカットを入れたのか。
やっぱりテレビでのネタではそこそこ時間を使ってほしいですねえ。

>オルタナさん
初めまして。井下好井はシードなので、他の芸人よりは気楽かなあと。
タイムマシーン3号はどうなんでしょう? まだネタがあるのか彼らは。
ラバーガール、確かに何か隠している予感があります。
…が、ネタ三本はやっぱり厳しそう。

>慧輝さん
タイムマシーン3号が年間1位だったら、キャプテンが上がっていたかも?
そういう意味では「おい、しっかりしろよタイマ!」と思わなくもなかったり(笑)
シード権が大会の結果をどう左右するのか、気になるところです。
観客もネタを三回も見せられると飽きそうですが…。

>のめすぽさん
あー、20組でがっつり見たいですねえ!
あの大規模な感じが見れないのは、寂しい限りです。
プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

連絡用メールアドレス
loxonin1000mg@yahoo.co.jp

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https://twitter.com/Sugaya03

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