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経年変化が最強の進化


時々、いとうせいこうの歌声を聴きたくなる。

とはいえ、私は別にいとう氏のファンではない。シティボーイズのコントライヴにゲスト出演している彼のことは好きだが、それ以上の強い感情を抱いたことはない。今現在、彼が参加している音楽ユニット□□□(クチロロ)に対しても、さほど興味はない。それでも、不思議と彼の歌声が聴きたくなることがある。

「ええ。若くないす。もう」なんて半端な嘆きに檄飛ばす
吹き飛ばす 幾つかのバース そのソウルに絶妙なスルーパス
価値を震わす まじガチで狂わす

熟成のブルースが申す醸す声の様子
年月の知恵が全部フォースになってフローする 生きた日々のフルコース
苦労も絶望も異様な説得力へのオープンソース

ボジョレー・ヌーボーなんて若いだけ非常にちょれえ
年代物のワイン 詰まる樽からのサイン受け取れ
角とれ 深まる余韻 その分 心の針はもっともっととんがれ


とはいえ、彼は歌が上手いわけではない。印象的な声をしているとは思うが、歌うことに適した声ではない。それでも彼の歌声を聴きたくなるのは、上手くないからこそ内臓に深く響くパンチがあるからなのかもしれない。ていうか、単にこの曲が好きなだけなのか。これはいい曲だ。『ヒップホップの経年変化』。タイトルには“ヒップホップ”とあるけれど、どんな事物にも共通する言葉が溢れている。
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菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

連絡用メールアドレス
loxonin1000mg@yahoo.co.jp

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https://twitter.com/Sugaya03

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