スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

私から宮本へ


エレファントカシマシ、活動休止(※正しくは“ライブ活動”らしい)。メンバー同士が不仲になったわけではなく、ボーカルにしてバンドを牽引する主役である宮本浩次の耳が、文字通り言うことを聞かなくなってしまったためだという。よもや綿棒を突っ込み過ぎたのではあるまいか、などという医師免許も持たない庶民の安易な発想は何の意味も含まず、ただただ虚空へと自己満足の風になって消えていったのであった。それにしても、宮本が歌手として出来なくなったというのは、哀しい。魂の叫びか、或いは、単なる野獣の咆哮か、兎にも角にも得体は知れないが、その歌声には随分と惹きつけられた時期が私にもあった。が、そこには、哀しみだけではなく、ある種の期待感も芽生えていた。というのは、ライブ活動出来なくなった宮本は、またペンを手に何かを書き始めてくれるのではないかと思ったからである。

明日に向かって歩け!明日に向かって歩け!
(2002/05)
宮本 浩次

商品詳細を見る

エレファントカシマシの宮本浩次といえば、世間一般においては純然たるロック歌手であると認識されているだろうが、私にとっての宮本はむしろ、文章家として認識されている。その数少ない出版物『明日に向かって歩け』は、ド迫力の真っ赤な表紙というのも実に良かったが、軽妙かつ挑発的な文章は多感な高校生たる私のハートを真っ直ぐに貫いた。そも、どうして宮本の本を買おうと思ったのか、その経緯については失念したが、とりあえず、そういう事情がったため、宮本は私にとって歌手というより文筆家なのである。現在、この本は絶版となっているらしい。今から十年前のエッセイを復刊する義理は出版社には無いだろうが、この本が少なくとも当時の私にとって素晴らしかったことだけは、ここに書き記しておく。

幸せよ、この指にとまれ(初回盤)(ボーナスCD+DVD付)幸せよ、この指にとまれ(初回盤)(ボーナスCD+DVD付)
(2010/05/12)
エレファントカシマシ

商品詳細を見る

で、気が付くと、2010年のシングル『幸せよ、この指にとまれ』を購入していた。初回限定版に付属している、ライブ音源を収録したCDが目的である。チャプターが無いのは不便だが、どの曲も確かにエレファントカシマシである。多分、恐らく、確証は無いが、エレファントカシマシはライブの方が優れている。今更か。今更なのか。まあいいや。とりあえず、このCDは良い。安いし、良い。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

連絡用メールアドレス
loxonin1000mg@yahoo.co.jp

Twitterアカウント
https://twitter.com/Sugaya03

検索フォーム
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。