スポンサーサイト
新しい記事を書く事で広告が消せます。
漫才、コント、ピン芸のDVDレビューをやってます。
![]() | 一億総ツッコミ時代 (星海社新書) (2012/09/26) 槙田 雄司 商品詳細を見る |
自分はツッコまれないように、つまりボケをやらないように気をつけながら、ツッコミを入れるわけです。ツッコミだけを入れていれば、安全な場所から他人を攻撃できます。そのことで自分の価値を高めようと考えている。(略)私は「ツッコミ高ボケ低」の気圧配置は居心地が悪いと感じています。失敗に対して容赦なく非難を浴びせる。ツッコんでいれば楽だけれど、何も生まれない。空気は悪くなる一方なのです。
『一億総ツッコミ時代』より
“ツッコミ”について考えている。ツッコミとは、基本的に常識が非常識に対して繰り出される指摘を意味する。故に、ツッコミは“観客の代弁”と表現されがちだ。ツッコミよりもボケが評価されやすいのも、そのためである。「所詮は常識の代弁」と捉えられているのだ。
— 菅家@藝人狂時代さん (@Sugaya03) 11月 25, 2012
しかし、必ずしもツッコミが常識的であるとは限らない。また、常識的であったとしても、それが正しいとは限らない。そんなツッコミの危うさを漫才に取り入れたのが、アインシュタインだったのではあるまいかと私は考える。
— 菅家@藝人狂時代さん (@Sugaya03) 11月 25, 2012
アインシュタインのいなだは、個性的という言葉を超越するほどに偉大な顔面をしている。しかし、それをいなだは逆手にとって、「イジりたいんやろ?」「お前にこの素材を活かしきれるんか?」と挑発する。そうすることで、ツッコミを封じてしまうのである。
— 菅家@藝人狂時代さん (@Sugaya03) 11月 25, 2012
ツッコミの意図を先に読んでツッコミを封じてしまう。そんなアインシュタインの漫才が、マキタスポーツの『一億総ツッコミ時代』と同時期に世に出たことは、決して無関係ではないのではないか…という憶測を立てながら、私はビーフカレーを食ったのであった。むにゃむにゃ。
— 菅家@藝人狂時代さん (@Sugaya03) 11月 25, 2012
![]() | オードリー DVD (2009/07/22) オードリー(春日)、オードリー(若林) 他 商品詳細を見る |