スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『立川談志 最後の大独演会』

最後の大独演会最後の大独演会
(2012/11/22)
立川 談志、太田 光 他

商品詳細を見る

2011年11月21日に亡くなった立川流家元・立川談志が、2010年6月15日に以前から交誼のあったビートたけし(と、たけしに誘われた太田光)を迎えて開催した座談会の模様を収録した一冊。100ページにも満たない薄さに対して1,200円(税別)という価格設定が些か高いように感じなくもないが、三人によるトークの模様を収めたCDが付録についてくることを思うと、むしろ妥当といったところか。

内容は主に、これまで談志が高座や著書で語り続けてきた藝に対する理念と昭和の芸人たちに関する芸談の焼き直し。正直、過去の家元の著作を追っているならば、そこまで読む必要は無いように思う。ただ、逆に言えば、家元がこれまでに語ってきたおおよそのことが分かる、初心者向けに最適の一冊になっているともいえる。また、センスという点で通じ合っているビートたけしが相手をしているだけあって、話が滑らかに繰り広げられているのも良い。……いや、むしろ家元が、たけし(with太田)に芸人の生き様を改めて教えておこうという意識があったからこその、この滑らかさなのかもしれない。個人的には、初代林家三平の話にちょっと驚いた。

たけし「おいらは志ん生さんも聞いてきたし、円生も金馬も柳橋も聞いてきたんだけど、中でも師匠はやっぱり一番先鋭の感覚を持ってるよね。そして今や何だか妙な生き物になっちゃった」
太田「妙な生き物(笑)」
たけし「人間国宝というと「ふざけんな!」って怒るから、天然記念物だよね。いや、絶滅危惧種の方がいいか。「絶滅危惧種 立川談志」って感じだなあ」


絶滅から一年五ヶ月前のハナシ。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

連絡用メールアドレス
loxonin1000mg@yahoo.co.jp

Twitterアカウント
https://twitter.com/Sugaya03

検索フォーム
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。