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誕生日の話

28歳になった。

28歳。未知の年齢だ。まあ、どんな年齢であろうとも、未知であることには違いないが。しかし、漠然と重ねてきた日々がこうして一つの通過点へと繋がり、また新たなる通過点へと向かって行くことについて、大人というのはどうも鈍感で、それをはっきりと実感しないと、それが 未知であるということを忘れてしまうのだ。

自分の年齢や誕生日を忘れてしまっている人をたまに見かける。幼い頃は、どうして自分の年齢や誕生日を忘れることが出来るのだろうと不思議に思っていたものだが、いざ自分が大人になってみると、忘れてしまう人の気持ちが実によく理解できる。結論から言うと、大人になると年を重ねるという現象に対する興味が薄れてしまうのだ。自分は漠然とした“大人”であって、今後、そこから大きく変わることはない。“青年”“中年”“老年”という曖昧なカテゴリーには多少の反応を示すが、細かい年齢の重なりにはさほど興味を抱かない。彼らが年齢を深く噛み締めるのは、2桁目が変わる時だ。29歳、39歳、49歳、59歳……ここから上になると、もう何にも興味を持てなくなる。誕生日になっても、ケーキを買ってろうそくを立てるということはしない。ろうそくを立てるのは仏壇だけで、やることといえば緑茶をすすりながらおはぎを食らうばかりである。無論、決めつけに過ぎないが。

それにしても、よもや28歳になるまで、親のすねをかじり続けているとは思わなかった。幼い頃に思い描いた私の将来像といえば、20歳後半には既に結婚をしていて、子どもも一人くらいいて、英才教育にロバート・ジョンソンでも聴かせている……というようなものだったが、今の私といえば、実家でのんべんだらりとクダを巻き続け、演芸・落語の類いに親しみ、自室は関連書籍や音源で占領されているというような状況である。もし、幼い頃の私が今の私を見たら、どう思うだろう。失望はしないだろうが、「ちょっとは部屋を片付けろよ」とは思うかもしれない。そうなると、私は「お前だって母親に部屋を片付けてもらってるくせに」と返すだろう。……昔からちっとも変わっていない。まあ、28歳になってはみたものの、相変わらずだよーっと、忌野清志郎の曲ばりに思っている次第である。九月じゃなくて二月だけど。

以上、28歳の私でした。

あ、せっかく28歳になったので、何か変化をつけてみようと思って、試しにブログのタイトルを変えてみた。正直、これまでの『藝人狂時代』は、なんだか格好つけ過ぎているきがしていたので、どうだろうとも思っていたので。とはいえ、これを正式名称にするかどうかは分からない。また変わるかもしれないので、その時もひとつよしなに。

追記。新しい名前をつけてみたものの、まったくしっくりこなかったので、戻しました。まあ、28歳になっても、こんな感じです。はい。
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非公開コメント

「藝人狂時代」のほうがいいと思いますよ。
「お笑い狂の唄」なんかどうでしょう?

No title

いやー、やっぱり『藝人狂時代』がしっくりきますね。
お笑い狂の唄は…遠慮しておきますw

No title

タイムマシンで昔の自分に会いに行く、そんなネタがふと頭に。

僕は30になる頃に花にミネラルウォーターを撒けてたら良いな、と。
願わくばオンバトで年4勝を、と。

No title

素敵な夢ですねえ。叶いますように!
つまんなかったら、容赦無く批判を(やめなさいって)
プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

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