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『R-1ぐらんぷり2013』ぐったり批評

端的に言うと面白かった。それ以上の感想は以下の通り。
 
【Aブロック】
■岸学『生活改善ダイエットマン』
迂闊にも唐揚げの試食コーナーに立ち寄ってしまった岸学が、そのダイエット中の身を守るためにダイエットマンに変身する。デブがデブたる自らの精神的な甘さと戦う様子を具現化したコント。唐揚げを食うか食うまいか葛藤するデブの様子を大袈裟に描くことで、笑いに昇華している。“デブあるある”も多く取り込まれており、なかなか充実した内容だったが、肝心の大袈裟な演出の詰めが甘い。ダイエットマンなるヒーローに変身しているのだから、もっと大袈裟なテーマソングや効果音などがあった方が、より下らなさが増していたのではないかと。あえて、そういった演出を排除することで、より矮小さを強調しようとしたのかもしれないが……派手な背景の前で披露するには、些か地味過ぎた。

■三浦マイルド『広島弁講座』
ガラが悪いイメージの強い広島弁を正しく理解してもらうために、三浦が広島弁について解説する。広島弁を「素朴で可愛らしい言葉」と説明した直後に攻撃的な言葉を紹介するというシンプルな裏切りで、上手く観客の心を掴む。以後、“激しい広島弁→必要以上に丁寧な意味の説明→激しい広島弁の例文”という三段形式でネタが進んでいく。初めは広島弁と説明のギャップで笑いを取っていたが、その後、少しずつ特異なシチュエーションを思わせる例文で笑わせるようにシフトチェンジ。計算された構成と、それを補う土着的世界観のバランスが絶妙に絡み合っていた。素晴らしい。

■ヤナギブソン(ザ・プラン9)『円グラフ』
“日本人の年収”を始めとして、様々な日本の問題についてスタンフォード大学の大谷が円グラフを用いて講義する。円グラフを主題としたコントという点は斬新だが、その内容は純然たる大喜利コント。一つ一つの大喜利回答は確かに面白いが、円グラフにしてじっくりと取り上げる必要を感じさせる程のインパクトはない。一つ一つが独立した流れが、ただ一本に繋がっているだけである。それ故に、終盤の「大谷が好きな円グラフ」という円グラフで円グラフを取り上げようとする混沌とした展開も、さほど活きない。細かいところまでキッチリと作り込もうとした結果、どっちらけになってしまったといったところか。こうなると、“スタンフォード大学の大谷”という設定の必然性も気になる。ヤナギブソンが円グラフで様々な事物を取り上げる、で良かったんじゃないか。コントにする必要性があったのか。バカリズムと山田興志が出現した後のネタにしては、お粗末だった。

■プラスマイナス岩橋『ファンに囲まれて』
ファンに囲まれてしまった岩橋が、彼らの要望に次々と応えていく一人コント。紹介VTRの印象で分かりにくくなっているが、要するに“ギャグ枠”である。ファンからの要望に応える形でギャグを繰り出すという構成は、昨年大会で、ボックスから五十音を取り出してそれに合わせたギャグを披露していたCOWCOW多田を彷彿と。但し、あくまでもボックスにギャグ選びの全権を委ねていた多田に対し、岩橋の演出はあまりにも自作自演の色合いが強過ぎる。せめて、何者かの命令(音声のみ)によって岩橋がギャグを繰り出すという演出にしていれば……ファンの要望をそのままオウム返しするというのは、一人コントとしても稚拙で宜しくない。個人的に「40過ぎのチンピラの身体~♪」は笑わせてもらったが。

【Bブロック】
■ヒューマン中村『ぽく言う』
「「ドラえもんの道具」ぽい言葉」「「ギリシャ神話の登場人物」ぽい言葉」など、ヒューマンが見つけた「日常に潜む「ぽい言葉」」を、フリップを使って発表する。ニュアンスの共感に重点を置いているネタである。“あるあるネタ”の変化球バージョンとでもいうのだろうか。ネタの質については言わずもがなだが、フリップに書かれた文字のデザインをそれっぽくアレンジして、より観客に共感されやすいようにしている点が細かい。ある程度パターンを見せつけたところで、「「戦国武将の旗に書いてある字」ぽい言葉」で見せ方を大胆に変える演出も上手い。流れ作業な印象を与えがちなフリップ芸にメリハリがつく。最後にヒューマン自身が“ぽい言葉”を演じてみせる展開もいい。演技力の点において些かの難はあったが、単なるフリップのめくり手で終わらせない場面を盛り込んだのは良かった。

■三遊亭こうもり『都々逸親子』
小学生の間で都々逸を作るのが流行っているという息子に、父親が有名人をお題に新しい都々逸を即興で作らせる新作落語『都々逸親子』を披露。座布団の上に座ったり、最初にマクラを振ったり、落語として最低限の段階を踏んではいたが、肝心のネタは『笑点』の大喜利コーナーそのもの。はっきり言ってしまうと、都々逸を使って有名人を茶化したり上手いことを言ったりしているだけで、落語ならではの突き抜けた面白さは皆無に等しい。最後に自分の師匠をあえてイジろうとする安全な毒舌にも、ただただ興醒め。せめて、マクラで「生意気なもの」と言われていた子どもが、お題になった有名人に対してもっと気の利いたことを言ってくれれば、まだ幾らか落語らしくなっていたのではないかと。……思えば、末高斗夢時代から、ダジャレを使って笑えばいいのか感心すればいいのかよく分からないパフォーマンスをしていたので、良くも悪くも変わっていないといえるのかもしれない。

■田上よしえ『バーテンダー』
マントゥーマンで接客するとお客さんに帰られてしまうバーテンダーが、客の興味を惹くような話題を提供し続けるも……。バーテンダー設定のフォーマットを使った一言ネタ。これといってテーマの無い一言ネタが連発されるが、その内角をえぐるような皮肉めいた視点と一言ネタを言い終えた後のしてやったり顔のインパクトが、絶妙な統一感を生み出している。一昔前のネタにユーキャン、Amazonなどの現代性を感じさせるネタを含ませている点も好印象。ただ、オチの「ケツメイシ!」は失敗。女性の下ネタが良くない……というよりも、名刺を雑に扱っていたっていう点がマイナスに繋がっていたように思う。名刺って、大人になると案外バカに出来ないから。

■桂三度『クイズ・そのニュアンスありだよ』
クイズ番組『クイズ!そのニュアンスありだよ!』の模様を描いた新作落語。三遊亭こうもりと同様に落語スタイルのネタだが、言葉のニュアンスをテーマにしているという意味では、むしろヒューマン中村に似ている。但し、既存の言葉を「○○ぽい」と解説することで客の共感を得ていたヒューマンに対し、三度は存在しない意味不明な言葉を「○○ぽい」とクイズ形式で解説、客の共感を下地にやんわりと混沌へと陥っていく様子を描いている。このへんてこりんな発想の鋭さは、世界のナベアツだった頃とまったく変わっていない。ただ、ネタの構成自体は非常にベーシックで、だからこそ客を完全には突き放さない優しさが見える。結果的には予選落ちとなったが、「世界のナベアツは落語家になっても変わらず面白いことをしている」という事実を宣伝できた時点で、三度はある意味勝者であるといえるのかもしれない。

【Cブロック】
■キンタロー。『前田敦子のR-1出場』
女優への第一歩としてR-1の舞台にやってきた前田敦子。様々な人たちの応援メッセージを紹介しつつ、モノマネ芸に挑む。昨年大会において、友近が演歌歌手の“水谷千重子”としてR-1の舞台に立っていたことを思い出させる設定だ。ただ、水谷千重子に見られた混沌の要素は薄く、あくまでも物真似芸人としての本分を全うしている。……猪木の物真似のくだりは、少し混沌としていたが。前半は物真似の手数で魅せ、後半はバラエティ番組で頻繁に見せている前田敦子の卒業宣言パロディのフルバージョンを披露するという構成。ただただ物真似のショーを繰り広げているようで、特筆すべき新鮮味は無かったものの、注目を集めている若手ピン芸人としてやれることをやりきっていることだけは伝わってきた。今年の後半、彼女がどういうことになっているのか、今から楽しみである。

■スギちゃん『ワイルド仕分け』
ワイルドキャラで一世を風靡したスギちゃん。今回は、そんなスギちゃんのワイルドネタを、お客さんの面前で仕分けするというワイルドぶりを見せる。とにかく、登場直後の「フライングワイルド」に衝撃を受ける。キンタロー。の後ということでバラエティ番組の雰囲気を多分に残していたとはいえ、賞レースでこんなにもユルーいボケを発し、しかも、それがお客さんに受け入れられる。この凄さ。その上、ネタのテーマが“仕分け”だ。賞レースの決勝戦にも関わらず、良し悪しが定まっていない(という設定の)ネタを乱打しているのである。さらっとハードルを下げるところまで下げていく、その手腕たるや。肝心のネタも、昨年大会で披露していたような構成の妙は感じられなかったが、一つ一つのクオリティが安定している。大きな当たりは無く、決して優勝できるような質のネタでは無かったが、純粋にスギちゃんを観たいという人なら十二分に満足できる内容だったのではないかと。

■アンドーひであき『ものまねアンドロイド』
最新アンドロイドによる物真似ショー。太田光、ココリコ田中、筧利夫など、様々な有名人の動きを正確に真似る。機械的な動きで特定の人物を演じる物真似スタイル、或いは、動きだけで特定の人物を表現する物真似スタイル自体は、過去にも存在している。つまり、それを構築する要素は決して新しくない。ただ、その両方を徹底的に研ぎ澄ませているにも関わらず、笑いどころを“動きあるある”に集中させている点は、なかなか興味深い。余計な笑いは要らない、狙うは一点集中。実に潔い。だからこそ、動きは微細にまでこだわっている。客がアンドーの動きを「フルーツポンチ村上」であると認識するまでの速さを見よ! ただ、再起動後にもう一展開あった方が、ネタとしては良かったのではないかという気もする。FINAL STAGEでのネタから察するに、そこは作品性を重視したのだろう。

■雷ジャクソン 高本『海上自衛隊の世には出ることのない秘密』
かつて海上自衛隊に属していたという高本が、沢山のスナイパーたちに狙われている最中、自衛隊の秘密をじゃんじゃん暴露していく。ノンフィクション漫談を繰り広げるスタイルは、なんとなくコラアゲンはいごうまんを彷彿とさせる。その内容がちょっとキワどいのも、実にコラアゲン的だ。スナイパーに狙われながら漫談をするという設定がまあまあ独創的ではあったが、あまり活かされていなかったような。はっきり言うと、ここぞという場面で狙撃されないことが多かった。「UFO」と「ホステス」は狙撃されていた方が面白かったと思うんだが。構成を練り直せば、もっともっと面白くなるのではないかと。……もしかして、テレビで披露するにあたって注意が入ったのだろうか……? 内容が内容だけに、勘繰ってしまう。

【FINAL STAGE】
■三浦マイルド『西岡さんの言葉』
三浦が道路交通警備員のアルバイトをしている時に出会った人物、西岡さんの強く印象に残っている言葉の数々を紹介する。名言を語るように見せかけて、なんでもない言葉を拾い上げていくという裏切りは予選と同質の仕掛け。一つ一つの言葉が少しずつ西岡さんの人間性を物語るようになっていく展開はベーシックで、意外性が薄い。但し、「タイの女の子が……」「運転免許……」に代表されるように、危うげな状況をゴールデン仕様にボヤかした言葉選びは絶妙。『広島弁講座』程のインパクトはないが、悲哀と空虚を漂わせるエンディングは味わい深い。

■ヒューマン中村『しりとりで言い返そう』
傷つくことを言われた時には、その言葉を使ってしりとり形式で言い返す。“傷つく言葉(フリ)”に対して“ヘンテコな返答(ボケ)”をするという形式を、“しりとり”という関係性で繋げることで成立させたフリップ漫談。ネガティブな言葉に対して、過激ではないシニカルな言葉で返答する流れが清々しい。終わりが近付くにつれ、だんだんと返答がバカ(相手の敵意に気付かない)になっていく変化も絶妙。ヒューマンのセンスが反映されているという意味でも、『ぽく言う』よりも格段に良い。ただ、「漫才でいいじゃん」と言われてしまえば、なんとも答えようがない。フリップ漫談ならではの遊びがあれば、もしかしたら……。

■アンドーひであき『往年のスター』
『チャップリンの珍道中』に載せて、往年のスターが次々に登場する。笑いどころを足そうと思えば、幾らでも足すことが出来たんじゃないかと。それこそ、ブルース・リーの「がちょーん!」みたいなのをもっと散りばめておけば、もっともっとウケは狙えた。導入の映画泥棒、踊る大捜査線のくだりで起こっていた、あのウケが持続できた筈だ。もっと言ってしまえば、予選と同じことをやっていれば優勝出来た。でも、それをやらなかったのは、彼が作品性を重視したためだろう。チャップリン、マイケル・ジャクソン、立川談志をR-1決勝の舞台できちんと演じる、それが彼のやりたかったことなのだ。だったら、仕方ない。彼にとってのR-1は、その程度の大会だったのである。でも、そういう芸人のことを、私はあんまり嫌いじゃない。あの並びに談志を持ってくる了見が良い。

【総評】
三浦マイルドが満票で優勝だという。不満はないが、満票の出来だったかと言われれば違和感もある。正直、三浦のネタは『西岡さん』よりも『広島弁講座』の方が、構成とセンスという点において圧倒的に優れていた。それでも、審査員が三浦に投票したというのは、『西岡さん』という人物を描き切ったことに対する評価なのであろうか。正直、ああいう人は、コンビニの隅っこで売られている大人向け漫画に幾らでも登場していそうなイメージがあるので、個人的にはそこまで凄いとは思えない。とはいえ……三浦マイルドが言葉選びの点において素晴らしいセンスを持っていることは事実で、彼が優勝したということについては、先にも書いた様に不満はない。来年もこのくらい盛り上がりますように……。

追記。“総評”と書いておきながら、気付けば三浦マイルドのことしか書いていなかった。もうちょっと書いておこう。今回、改めて思ったけれど、やっぱり3分は短いね。その影響で、ネタをギュッと詰め込めるフリップ芸が有利になっちゃって、間を取るタイプの芸風が出づらい感じになっちゃってたように思う。で、いわゆる一人コントをやってたのが、岸学だけという。……ヤナギブソンは亜種のフリップ芸だし、岩橋はギャグだし、田上よしえは一言ネタだし、キンタロー。は物真似だ! 純粋な一人コントやってたのは岸学だけ! ショートネタブームが終わった今、なんで『爆笑レッドカーペット』の後追いみたいなことやってんだろーなーって思うよ、私は。『THE MANZAI』『キングオブコント』だって4分使ってるのに、あんだけ盛り上がってるんだからさあ。そこの改善、一つ宜しくお願いしますよ。本当に。
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No title

あーなるほど、岩橋のネタはそう見ればよかったんですね。ギャグ枠だったのか。
正統派コントだと準決勝のレポにかいてあったので、初めて見たとき?????って感じでした。
先入観を持ってネタを見るのはいけませんね。

田上よしえは爆発しましたね。若干化粧が濃かったけど。ブレイクのきっかけになればと思います。

スギちゃんの健闘、アンドーひであきのブロック通過が個人的にうれしかったです。
ただ、一番うれしかったのは・・・・

多部ちゃんの困り笑顔が見れたことだぁぁぁっぁぁ

No title

僕も今年は良かった。
大きな外れがいなかったし。
ただ、落語組はもう少し落語をして欲しかった
その点、大きく周りの期待を下げてしまってるだろう。

岸学さんは割と良かった。最初はただのデブネタか・・・
だが右手とか左手のくだりで印象が変わった。

ヒューマン中村さんの芸名って三浦マイルドさんが名付け親らしいです。
そう考えると、この決勝は二人にとって最高の形だったのかもしれない。

No title

自分は今回マイルド氏には残念ながらあまりハマらんかったですね…
逆にヒューマン氏がR-1に映えたなあと。ほんでオンバトでR-1とKOCのチャンピオンの統一戦が…みたいなのをひそかに期待してました。

No title

>三軒長屋さん
ただ、他の方のレビューでは、岩橋さんの人柄をエンターテインメントとして見せていたのではないかと書かれていて、「なるほどなあ…」と思ったりも。田上さんは確かに化粧が濃かったw それがちょっとシチュエーションのアダルトな雰囲気を相まって、良かったとも思いますが。多部ちゃんの困り笑顔www

>最近どう?さん
「R-1で落語」に期待を寄せ過ぎているのかもしれません。派手な背景に3分という短い時間、あくまでもアウェイなんだから…と許容するくらいが丁度良いのかも。どきどきキャンプのコントもそうですが、岸さんのコントはけっこうユルいようでいて、締めるところは締めてるんですよねえ。そこが流石でした。確かに、二人の関係性が素敵な形で昇華されてましたねえ。ふふふ。

>のめすぽさん
R-1のデーハーな舞台には合わない芸風ですしね。もっと場末のライブ会場だったら、しっくりきたかもしれませんね。ヒューマンは確かに映えてました。予選のネタのフリップのデザインとか、決勝仕様になってたのも大きいんじゃないですかね。オンバト…バイきんぐはまだ出場してますから、有り得ないことはない!かも。

私はFINAL STAGEを観たとき、ヒューマン4票、アンドー3票、マイルド0票かな?と思っていましたので、この結果は意外でした。

No title

そうですねえ、僕も正直そう思っていたんですが。まさかの三浦マイルド、それも満票という結果になるとは思いませんでした。だからって、当人に文句言いに行くようは了見はありませんが。へへへっ。

No title

毎度参考にさせていただいています。

どこの評論でも、岸学が準決勝でのファン投票1位という結果に触れていないのが残念。
なぜ1位だったのか、それがなぜ決勝で不発だったのか、意見が聞きたい。

No title

投票しやすかったっていうのはあるんじゃないですか。面白いネタであるには違いないけれど、審査員が確実に上げてくれそうなネタじゃない。だから……と考えた人は、意外と少なくないんじゃないですかね。ジャックで売れた岸さんが今、ああいうネタで……っていう驚きもありますし。

決勝でイマイチだったのは、ステージの違いによるところが大きいのではないかと。決勝のステージって、デーハーじゃないですか。ゴールデンタイムのバラエティ番組なんで、当然といえば当然なんですが。でも、準決勝のステージって、黒い幕の前とかではないですけど、そんなに派手じゃない。あくまで予選ですし。だから、岸さんのああいうちょっと機微なネタというか、一人でもぞもぞやってるようなネタがハマりやすかったんじゃないかなーっと。で、ハデなステージでやって、あんまりにも地味過ぎて盛り上がりきれなかったんじゃないかなあ……って、全部想像ですけど。

No title

三浦マイルドは面白かったですし優勝も納得できますが自分も満票もらうほどか?とは思いましたね。

ヒューマン中村の1本目は評価高かったですが・・・自分はあれ、バカリズムの「コーナーっぽく言ってみようのコーナー」の劣化版と思えてしまいました。
去年のこと war the 辞典共々、毎回ヒューマンさんは着眼点は良くても表現力が足りない気がします。
2本目は1本目より個人的には笑えたんですが、しりとりであることの重要性が低すぎた。

アンドーひであき、1本目はすごく好きでした。2本目は完全に凄さ>>面白さで笑いが格段に落ちていましたね。

以前ナベアツが好きだったので個人的に期待していたのは桂三度です。面白かったと思うんですがね・・・「これ、落語なのか?」って気はしました。これが落語ならばバカリズムの「正直村と嘘つき村」や「走れネロス」も座布団の上でやれば落語として成立してしまいそうな気が・・・って、バカリズムを引き合いにだしてばかりだな(笑)。


※また話題が変わって恐縮ですが、以前のオンバトのレポでウエストランドを絶賛しておられませんでしたか?この間行ったライブに出ていたのでそのときのレポを貼っておきます。

No title

何をもって落語とするか。そこが曖昧なので、三度さんのネタを落語とするかしないかは難しいところではあります。まあ、談志師匠曰く「新作は落語じゃない(批判的な意味ではない)」とのことなんで、問題無いんじゃないかとは思いますけどね、どういうカタチでも。

レポ読みました。…瞬間メタルの漫才か(そこかよ)

全体的には

全体的には、今回のR-1は面白い大会だったと思いました。
かなり食い足りない年もあるなか、なんとかゴールデンで放送する基準までには達したかと(^^)(数人は不発に終わりましたが)。
審査結果については、そのときの流れだったり、対決する芸人のネタの種類にも左右されるので、変に目くじら立てるのもどうかと思います。

一つ言えるのは、今大会で「笑い」の爪痕を残した芸人たちが、その芸を今後の活躍につなげていってほしいということ。
今回の「露出」が、視聴者にその笑いをきちんと理解された「浸透」になっていき、そして足のついた「ブレイク」になっていくことを願います。

No title

そうですねえ、確かに面白い大会でした。
露出…どうなりますかねえ。仕事依頼は来てるみたいですが。
じゃんじゃん売れてほしいですねえ。ジャンバリジャンバリ。


2時間で大人数決勝に上げて白黒ハッキリつけようとしたら必然的に3分にせざるをえないんじゃないんでしょうか…?
THE MANZAIだってキングオブコントだって2,3時間くらい時間さいてるから4分ガッツリネタやれるんだと思うわけですよ…!

だったら、無理に数増やさなくてもいいと思うんですよ。
そのために時間を短くしなくちゃならないんだったら。
確率の幅を広げても、可能性を狭めたら何の意味もないと思うんです。
プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

連絡用メールアドレス
loxonin1000mg@yahoo.co.jp

Twitterアカウント
https://twitter.com/Sugaya03

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