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『サンドウィッチマン ライブツアー2012』

サンドウィッチマン ライブツアー2012 [DVD]サンドウィッチマン ライブツアー2012 [DVD]
(2013/02/06)
サンドウィッチマン

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『サンドウィッチマン ライブツアー2012』を観る。

サンドウィッチマンは、1998年9月にお笑いトリオとして結成された。しかし、後にメンバーの浜田ツトムが脱退(浜田は現在“メインストリート”というコンビで活動中)、残された伊達みきおと富澤たけしのコンビとなる。ブラック色の強いネタを作り続けていたためか、なかなかテレビに取り上げてもらえなかったが、ライブの模様を目にしたスタッフに見出されて、2005年5月に『エンタの神様』に初登場。その後、『M-1グランプリ2007』で敗者復活戦からの決勝進出、優勝を果たし、一気に注目を集める。また、『キングオブコント2009』にも出場、決勝進出を果たして準優勝となる。現在は、出身地である宮城県を中心に活動している。本作には、2012年9月から10月にかけて開催された全国ツアーから、東京公演の模様が収録されている。

漫才もコントも器用にこなせる実力派のサンドウィッチマン。その確かな技術力は、単独ライブでもしっかりと活かされている。ジムの会員になりたいという伊達が、坂本一生みたいな格好をしたトレーナーに話を聞くのだが、その詳細を知るごとに不安を覚えていくコント『スポーツジム』を始めとして、押し入って縄で縛りあげた住人の思わぬ正体に泥棒大ピンチな『泥棒』、単独ライブではお馴染みの富澤扮するアウトローな男が学習塾に姿を現す『学習塾』など、いずれも安定感のある笑いに包まれている。勿論、漫才もしっかりと面白い。特に、ライブの最後に披露された、伊達が「コーフンしてきたな」とお馴染みの言葉を口にする漫才コント『漫才 ~寿司屋~』は、やや下ネタの度合いが強まっているものの、六分でスパッと終わらせていて、単独ライブで披露されているとは思えない切れ味の良さが素晴らしかった。

ところが、本編の鑑賞後、妙に物足りなさを覚えている自分に気がついた。どのネタも確かに面白かった筈なのだが、どうしてなんだろうか。しばらく考えているうちに、伊達がボケたいだけボケまくるスタイルのコント『いたわる男』の仕業だということに気が付いた。もはや単独ライブではお馴染みの伊達メインのコントだが、過去の公演では、その後には口直しとして、ちゃんとした(?)富澤メインのコントが演じられていたのである。しかし本作は、伊達メインのコントの後に口直しのコントが収められておらず、そのまま最後の漫才が入ってしまっている。しかも、この最後の漫才は、先にも書いた様に六分程度でスパッと終わるタイプのもの。つまり、伊達メインのコントの余韻が残ったまま、本編が終了してしまっているのである。それ故の物足りなさなのだ。なんとも惜しい。

それでも特典映像の出来次第では取り戻せていたかもしれないが、今回の特典映像は過去のそれに比べて、そこまで面白くはなかった。サンドウィッチマンがお互いに関する問題を答えていく『相方検定!』、伊達の天才的(?)なイラストをクローズアップした『サンドウィッチマンの絵心チェック』などは、企画としてはちょっとオーソドックス過ぎたし、サンドウィッチマンあるモノをパクったという某芸人を糾弾する『おい狩野!謝罪せよ!』は、彼らじゃなくても某イケメン芸人さえいれば成立する企画だった。もし、昨年のラーメン作り一昨年のフェイクドキュメンタリーの様なインパクトのある企画があれば……重ね重ね惜しいと言わざるを得ない。

とはいえ、ライブのバックステージだとか、伊達のさじ加減でどんどんネタが変わっていく『いたわる男』の各地方公演ごとの違いだとかを収録していて、かゆいところにはちゃんと手が届いている一作ではある。贅沢さえ言わなければ、ちゃんと楽しめるのではないかと。……でも、惜しいんだよなあ……(まだ言うか)


■本編(62分)
「スポーツジム」「漫才 ~救急車+家庭訪問~」「泥棒」「学習塾」「いたわる男」「漫才 ~寿司屋~」

■特典映像(76分)
「相方検定!」「おい狩野!謝罪せよ!」「サンドウィッチマンの絵心チェック」「ラジオ」「マネージャー撮影によるライブツアー舞台裏」「いたわる男 名場面集」

※日本語字幕アリ
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No title

僕もコーフンしてきました。

No title

たまんねーな!(バイきんぐ返し)
プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

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