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特別編 ~10年前の『爆笑オンエアバトル』を振り返る~

爆笑オンエアバトル〈4〉爆笑オンエアバトル〈4〉
(2003/04)
NHK「爆笑オンエアバトル」番組制作グループ

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あれから、10年。

今から10年前の2003年3月、『爆笑オンエアバトル』において第五回チャンピオン大会が開催された。当時の私は高校卒業を目前に控えた18歳。まだ、『エンタの神様』も、『笑いの金メダル』も、『爆笑レッドカーペット』も放送されていなかった時代である。ようやくテツandトモが世間に認知され、“なんでだろう”で大ブレイク直前だった頃……といえば、それがどれほど昔のことなのか、分かってもらえるだろうか。

この時期の『爆笑オンエアバトル』に対して、私は並々ならない思い入れがある。というのも、私が当番組を観るようになったのが、丁度この一年間からだったからだ。お笑いブーム黎明期と呼ぶに相応しい時代に、私というお笑いバカもまた、その渦の中に飲み込まれようとしていたのである。……表現がどうもオーバーだな。

そこで、今回は2002年から2003年にかけて、『爆笑オンエアバトル』で起こった出来事を、番組の公式本を片手に振り返って行きたいと思う。今ではすっかり人気者になっている芸人、今でもまだ苦汁を舐め続けている芸人、そして今では……。玉石混合のブーム前夜、みんな一緒になってゴルフボールに運命を委ねていた時代があったのである。
 
■4月13日
西中サーキットが初出場。解散後、メンバーの山崎は南海キャンディーズを結成。

■4月20日
スープレックス解散後の劇団ひとりが『ウォン・チューレン』で401kb、初オンエア。

■4月27日
第四回チャンピオン大会で最終決戦に進出したトリオ、プラスドライバーが485kbで最後のオンエア。角田はアルファルファの二人と東京03を結成、その後の活躍については言わずもがな。ちなみに、シブガキ隊のコピーアイドルという、なんとも変わったコントを演じていた。

■5月11日
ダンディ坂野が441kbで連敗脱出。ゲッツ旋風以前。

■5月18日
初の【未勝利戦】を開催。チャイルドマシーン『ちょっとだけEnglish』、麒麟、超新塾『ロックンロール大喜利』、5番6番、チャップメンがオンエアを獲得した。……五組中三組が解散してるなあ。チャイルドマシーンの解散はちょっと衝撃的だったなあ。チャップメンは、現在は鬼ヶ島の野田とエレファントジョンの加藤によるコンビ。ちなみに、オフエア組は、ネギねこ調査隊(いとうあさこ所属)、クワバタオハラ、寒空はだか、青空、ゴリけん。

■5月25日
番組放送後、オンエアを獲得したアンジャッシュ、ハリガネロック、テツandトモの三組が立川談志と対談する特別コーナーを放送。ハリガネロックにはちょっと厳しい意見をしていた記憶がある。ちなみに、残りのオンエア二組は、ユリオカ超特Qとオジンオズボーン。オジオズはこの頃、ちゃんとした漫才をしていた。

■6月1日
アメリカザリガニが429kbでオンエア、番組卒業。無傷の16連勝。飛石連休『温泉旅行』。

■6月8日
粋なりが『コンサート』、397kbで最後のオンエア。メンバーの大輪は、ピン芸人の大輪教授として活動中。トップ通過は我らが田上よしえで505kb。オフエアには、鳥居みゆきと友近の名前が。濃ゆいな。

■6月15日
おぎやはぎが『結婚詐欺師』でオーバー500を記録。バナナマンが『縄ぬけ術』で、星野卓也が『ぬいぐるみ実況』。三拍子が377kbで初オンエア。トータルテンボスが初出場。

■6月22日
ショートコントキング、江戸むらさきがショートコントで505Kbを記録。M-1優勝後、凱旋的に出場した中川家を抑えて、まさかのトップ通過。チュートリアル『南の島のメイ』。

■6月29日
福島収録。スピードワゴンとドランクドラゴンの連勝がストップ。陣内智則『卒業式』。ハレルヤ『主任』で初オンエア。

■7月6日
福島収録。坂道コロンブスが453kbで最後のオンエア。オフエアに、後にHi-Hiになるハミングステッチ。この時点で4連敗だが、この後2006年まで連敗が続く。シャカ『ロシアンルーレット』。

■7月13日
Bコースが初出場。

■7月20日
フットボールアワーが413kbで初のトップ通過。413kbでのトップ通過は番組史上最低記録。やまもとまさみが初出場。カンカラ『辻斬り』。

■7月27日
ブラザースが501kbで初のトップ通過。ドランクドラゴン『新幹線』、チャイルドマシーン『ヒーロー戦隊やまもめん』。

■8月3日
ホーム・チーム『鎌倉』、チュートリアル『2時間ドラマ』。髭男爵が初出場。

■8月17日
「爆笑オンエアバトル サマースペシャル2002」放送。アメリカザリガニ、アルファルファ、アンジャッシュ、アンタッチャブル、いつもここから、江戸むらさき、エレキコミック、おぎやはぎ、カンカラ、坂道コロンブス、シャカ、18KIN、スピードワゴン、田上よしえ、ダンディ坂野、テツandトモ、$10、飛石連休、ドランクドラゴン、ニブンノゴ!、バナナマン、はなわ、パペットマペット、ハリガネロック、星野卓也、ホーム・チーム、ますだおかだ、ユリオカ超特Q、ルート33が出演。ダンディ坂野を他の若手芸人が救済する企画「ダンディを救え!」は、今となっては立場が逆転しているなあと。アメリカザリガニと18KINによる四人漫才、江戸むらさきと坂道コロンブスによる四人ショートコント、いつもここからとルート33のコント『お通夜』などなど。

■8月24日
福田哲平『福田哲平の平成教育委員会』。

■8月31日
底ぬけAIR-LINEが425kb、『あてぶりショー』で最後のオンエア。サカイストが473kbで初出場初オンエア。

■9月7日
佐賀収録。ペナルティが513kb、華丸・大吉が501kb、バカリズムが501kbと、オーバー500が三組も出た高配当回。華丸・大吉は連敗脱出。バカリズムは名作『ラジオ挫折』。ちなみに残りの二組は、はなわが493kb、アルファルファが437kb。一方、海原やすよともこが413kbでオフエア。劇団ひとりが出場する予定だったが、台風の影響で出られず。

■9月14日
佐賀収録。アンジャッシュが529kb、ますだおかだが521kbでオンエア。アンジャッシュ『ピーポーくん』。

■9月21日
インパルスが初挑戦でオーバー500を記録。ネタはコント『取り調べ』。陣内智則が自己最低キロバトル、369kbでギリギリオンエア。ニブンノゴ!『サッカーの壁』。

■10月5日
大阪収録。田上よしえの連勝ストップ。せんたくばさみ『おでん屋』。千鳥が初出場。

■10月12日
大阪収録。パックンマックンが501kbで連敗脱出。ブラックマヨネーズが425kbでオフエア。チュートリアル、コント『心霊写真』。チョップリンが初出場。

■10月19日
スピードワゴン『名探偵 井戸田潤』。

■10月26日
だいたひかるが457kbで初のトップ通過。

■11月2日
ダイノジ『小西』で517kb。キングオブコメディ『登校拒否』。

■11月9日
東京ダイナマイトが初出場。

■11月16日
ペナルティが409kbでオフエア。5位とはボール1個差。ゆうえんちが初出場。後に解散、メンバーのくじらはピンで活動。

■11月23日
ギャルソンズ、293kbで初オンエア。後に解散、メンバーのコカドはロッチを結成。

■12月7日
タカアンドトシが473kbと高得点でオンエア。これ以後、高得点を連発するように。

■12月31日
「新春蔵出しスペシャル」を放送。司会進行をハリガネロック、ナレーションを田上よしえが担当。

■1月4日
「爆笑オンエアバトル ウインタースペシャル2003」放送。アメリカザリガニ、アルファルファ、アンジャッシュ、アンタッチャブル、江戸むらさき、エレキコミック、おぎやはぎ、麒麟、号泣、坂道コロンブス、シャカ、18KIN、スピードワゴン、底ぬけAIR-LINE、タカアンドトシ、田上よしえ、ダンディ坂野、チュートリアル、テツandトモ、$10、ニブンノゴ!、バナナマン、パペットマペット、ハリガネロック、星野卓也、ホーム・チーム、ますだおかだ、ユリオカ超特Q、ルート33が出演。バナナマン、スピードワゴン、田上よしえによるハリポタコントが時代を感じさせる。

■1月11日
アメデオが初のオーバー500を記録。後に解散、森枝はエレファントジョン、大川原は鬼ヶ島へ。マギー審司が449kbでオンエア、番組卒業。無傷の10連勝。

■1月25日
ダイノジの連勝ストップ。

■2月8日
ネタが飛んだはなわが計量を辞退、キャン×キャンが281kbで繰り上がり当選。二代目・三代目チャンピオン、ルート33の無傷の連勝がまさかのストップ。M-1優勝直後のますだおかだが417kbでオンエア、番組卒業。無傷の17連勝。

■2月22日
名古屋収録。ハマカーンが初出場で413kbを記録するも、オフエア。バナナマン『合コン』で477kbを記録。最後のオンエアとなった。

■3月1日
名古屋収録。福田哲平が『遭難』で初のオーバー500。三連勝中だったインパルスが409kbで惜しくもオフエア。アルファルファ『ジョンソン和尚』。カンニングが最後の出場。ブチ切れネタを披露して、スタッフに怒られる。ナイツが初出場。

■3月8日
第五回チャンピオン大会セミファイナル大阪。アメデオ、アルファルファ、アンタッチャブル、江戸むらさき、ダイノジ、$10、パペットマペット、ビッキーズ、ブラザース、ユリオカ超特Qが出場。ビッキーズ、ブラザース、$10、アンタッチャブル、ユリオカ超特Qが決勝戦に進出。この後、アルファルファは活動休止。プラスドライバー角田を加えて、東京03を結成する。

■3月15日
第五回チャンピオン大会セミファイナル福岡。アンジャッシュ、エレキコミック、麒麟、スピードワゴン、チャイルドマシーン、チュートリアル、テツandトモ、飛石連休、フットボールアワー、ペナルティが出場。スピードワゴン、チュートリアル、テツandトモ、チャイルドマシーン、アンジャッシュが決勝戦に進出。

■3月19日
爆笑オンエアバトル ホーム・チーム』『爆笑オンエアバトル アメリカザリガニ』発売。

■3月22日
第五回チャンピオン大会ファイナル。すれ違いコントを見せたアンジャッシュが850kbを叩き出し、優勝。2位はアンタッチャブル(818kb)、3位は$10(766kb)「すいません、いや、すいますいません」。ちなみに、アンジャッシュはこの優勝をきっかけに、『エンタの神様』に出演。あっという間に売れっ子になっていく。


なお、『オンバト+』第三回チャンピオン大会が3月24日に放送される予定だ。顔ぶれはすっかり変わってしまったが、若手芸人たちの戦いは今もまだ続いているのである。
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No title

ちょうど世代でしたのでとても懐かしいかったです。チャイルドマシーンとても懐かしいです。せんたくばさみも。当時あんなに面白かったのに、今残っていないのは本当に衝撃です。他ではアクシャンとかイヌがニャーと泣いた日とか。ピン芸人などで残られてはいますが、少し複雑な気分にもなります。
でもそこから鬼ヶ島のようなトリオも誕生するんですね。

談志師匠との対談での

ハリガネロックがいきなり「師匠はロックなので」とか言って、CD渡した時の空気は忘れられない。
話し出した瞬間から、ヤバイ空気を画面からも感じたくらい。
全く談志師匠をわかってなかったなぁ。

No title

凄い懐かしいです! 
笑わず嫌いで初めて見て凄い面白かったカンニングが、その日のオンバトでオフエアだったのを強烈に覚えています。
チュートリアル『南の島のメイ』のラストはジャルジャルのひったくりの要素もありましたね。


出来ればこの振り返り企画を継続していただきたいです。

No title

>てんぐーさん
チャイルドマシーンの解散は、本当に衝撃的でしたね。今、樅野さんは作家、山本さんはピン芸人をやられているそうです。作家としての樅野さんの姿は、はんにゃの単独ライブDVDで確認できるので、興味があれば。そうそう、鬼ヶ島みたいに、新しい魅力を生み出すこともあったりして…だから面白い!

>あささん
そんなんやってましたっけ!? まったく覚えてないです。まあ、談志師匠も、そんなに腹は立てていなかったとは思いますけどねw 今年、ハリガネロック、どうなるんだろう?

>マイアミさん
カンニングのオフエアは、ある意味衝撃でしたねえ。それでまた、スタッフに説教されたっていうんだから、また面白いw 振り返り企画…また来年、04年版でお会いしましょうw

No title

オンバトの口上が「温かくも厳しい目で審査するのは・・・」から「厳しくも温かい目で審査するのは・・・」になったタイミングっていつでしたっけ?

それ位のタイミングでオンバトに通底してあったチーム感が薄れた気がするんですよね。

スペシャルでの同窓会感とか、本ネタよりオフエアコメントの方が面白かったダンディ坂野とか。

No title

ああ、そういえば以前と変わりましたよね口上。
あんまりきちんと意識したことないですねえ…。

スペシャルをやらなくなったことは大きいです。
あのバカ騒ぎが無くなって、番組全体から変にマジメさが出てきちゃったような。
ただ、ダンディはネタも面白かったですよ!w
プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

連絡用メールアドレス
loxonin1000mg@yahoo.co.jp

Twitterアカウント
https://twitter.com/Sugaya03

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