スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『新宿末廣亭深夜寄席 ~骨太肉厚編~』

新宿末廣亭深夜寄席~骨太肉厚編~新宿末廣亭深夜寄席~骨太肉厚編~
(2012/11/28)
V.A.

商品詳細を見る

■「深夜寄席」とは
毎週土曜日午後9時30分から「新宿末廣亭」で行われている落語会の名称。毎回、二つ目(※“前座”という修行段階を終えて、一人前の落語家として認められた落語家を指す。更に、その実力が認められると“真打”になる)の落語家が四名出演している。木戸銭は500円ととってもリーズナブルなので、何かのついでに立ち寄るのも面白いかもしれない。なお、出演者は「新宿末廣亭」ホームページにて随時公開中。深夜寄席がCD化されるのは、これで二度目となる。前作のレビューはこちら

■鈴々舎馬るこ『転失気 ~ブラック和尚にカワイソ珍念~』(19分39秒/2012年8月4日収録)
鈴々舎馬風門下。掛かり付けの医者に「転失気は御座いますか?」と聞かれた和尚。しかし転失気が何か分からない。転失気の意味が気になるが、この年になって誰かに聞くのは恥ずかしい和尚は、小僧の珍念を騙して転失気の意味を調べさせることに……。キャラクターが過剰にデフォルメされていて、通常よりもかなーりバカバカしい内容になっている。全体的にギャグが散りばめられているが、特に小僧が和尚に騙されていたことに気付くくだりを重点的に描いているので、後半の展開がより効果的に。オチもスパッとキレがいい。そんな馬るこさんの落語を収めたCD『まるらくご ~うしといぬとしにがみ~』が、現在絶賛発売中。私も買います。

■三笑亭夢吉『鷺とり』(23分00秒/2012年7月28日収録)
三笑亭夢丸門下。仕事をしていない男が、ご隠居の家にやってきた。そのことを注意されると、実は新しい商売を考えていると言う。その商売とは、鷺とり。果たして、男は如何にして鷺を捕まえようというのか。初めて聴いた演目。鷺を捕まえる手法もさることながら、鷺を捕まえた後の展開がなんとも破天荒。調べてみると、元は上方で演じられていた演目だという。なるほど、言われてみれば、上方のねっとりとした口調が似合いそうだ。人を食ったようなオチもいい。夢吉さんの口演は悪くないが、馬るこさんの後ということもあってか少しインパクトに欠ける。あと、男が○○に引っ掛かってしまう場面に、もうちょっと雰囲気が欲しい気も。

■桂宮治『大工調べ』(29分08秒/2012年9月8日)
桂伸治門下。ある日、与太郎の家にやってきた棟梁は、新しい仕事が入ったからと事前に道具箱を預かろうとする。ところが道具箱が無い。どうしたのかと尋ねると、払ってない家賃の代わりに大家に持って行かれたのだという。そこで棟梁は、道具箱を返してもらうために画策するのだが……。マクラでパァパァと毒を吐き捨てて客にドカンドカンとウケる感じが、なんとなーく立川志らく師匠を彷彿と。肝心の『大工調べ』、ちょっとばかり与太郎の描写がねっとりしていて好みじゃないが、棟梁のとてつもない迫力の啖呵で相殺。ここまでまくしたてられたら、与太郎が物怖じするのも納得だ。考えてみるに、全体的にキャラの濃度を上げているんだろう。これなら、退屈だからとカットされがちな後半のお白州のシーンも、割と楽しく観れそうだ。どっかで観れないかな?

第三弾『新宿末廣亭深夜寄席~眉目秀麗編~』も、間も無くリリース。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

深夜寄席はまだ何かしらでも拝見したことがなかったのですが、本当に面白いらしいですね。馬るこさんは自分も大好きです。畳み掛けるようなコミカルなキャラクターが本当に最高ですよね。独演会や二人会に行くと東北復興支援の特別DVDが販売されていて、映像はあまりよくありませんが、動画の馬るこさんを家庭で見ることができるので、見つけたらぜひゲットしてください。

No title

近所でやってたら、一度は観てみたいんですけどねえ。如何せん、東京まで行かなくちゃならないのがメンドイ…。馬るこさんは本当に面白かったので、今後もチェックを入れていきたいと思います。しっかし、地方まで来てくれるかな、馬るこさん。。。
プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

連絡用メールアドレス
loxonin1000mg@yahoo.co.jp

Twitterアカウント
https://twitter.com/Sugaya03

検索フォーム
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。