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『清水ミチコのお楽しみ会2013 ~清水ミチコ物語~』(高松)

清水ミチコ物語清水ミチコ物語
(2012/03/28)
清水ミチコ

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『清水ミチコのお楽しみ会2013 ~清水ミチコ物語~』が高松で開催されるというので、観に行くことにした。2011年にリリースされたライブDVD『Live!清水ミチコのお楽しみ会 ”バッタもん”』にいたく感動し、ずっと彼女のステージを生で体感したいと思っていたので、まさに渡りに船である。チケットは発売開始直後にローソンチケットで入手。場所は高松のフェリー港からほど近いアルファあなぶきホールの小ホールで、席は1階全21列中の5列目、しかもほぼセンターという最高の場所だった。チケット代は手数料を除いて5,000円。正直、最初に値段を確認したときはちょっと高値に感じた。

そしてライブ当日。愛車をスッ転がして、ブックオフで昔のライムスターのCDを850円で買ったり、県立図書館で落語のCDを借りたり、タワーレコードを冷やかしたり、大盛りラーメンのお店『ドカ壱』で遅めの昼食を取ったりと、あっちこっちにウロウロチョロチョロと時間を潰しているうちに、気が付くと時刻は開場間際の17時前。少し慌てながら、アルファあなぶきホール近くの有料駐車場に移動、車を停め、歩いて会場に向かう。ここで余談だが、アルファあなぶきホールのすぐ側に玉藻町駐車場という大きな有料駐車場があるのだけれど、ちょっと脇道に入ったところにもっと安い有料駐車場があるので、そっちを利用した方がだいぶお得である(同様のことは高松駅の地下駐車場にもいえる)。少し歩く必要があるが、料金は大きく違ってくるのでご検討を。

小ホールの入口までやってくると、物凄い行列が出来ている。恐らく、開場前から近辺で待ち構えていた人たちが、一気に集中したためだろう。ほっと胸をなで下ろす……そもそも全席指定なので、何も慌てる心配はないのだが。ロビーに入ると、真正面に清水ミチコ扮する宝塚(?)俳優“轟寿々帆”の等身大パネルが飾ってあって、驚くと同時に吹き出す。轟寿々帆は最新作『私という他人』に登場する架空の人物で、そこでのアグレッシブな演技から、清水が彼女に強い思い入れを抱いていることを感じてはいたのだが、まさかパネルになってお目見えするとは。物販では、清水のCD、DVD、書籍などに加えて、コットンバッグ(大橋裕之デザイン)にクリアファイル(轟寿々帆・謎の韓流アイドルユニット“ブラックホール”の二種類)を販売。コットンバッグとクリアファイルをセットで購入したら安くするということなので(1,800円のところを1,500円に)、セットで購入する。なお、『私という他人』を購入したら、轟寿々帆の生写真が付いていたらしい。どんだけ推してんだ。

開演5分前、席に座る。すぐさまケータイの電源を切って、じっと開演を待っていたのだが、何か小さなトラブルでも起きているのか、なかなか始まらない。隣のおじいちゃんがケータイをイジっていたのでそっと横目で見ると、既に開演の予定時刻は過ぎている(※覗き見しようとしたのではなく、ケータイの電源が入っていることが気になってチラッと見ただけです)。心配する気持ちもそこそこに、しかし、そろそろ、いいかげんに待ちかねた……というところで開演のブザーが鳴る。途端に、ステージ上の巨大モニターに、こちらが想像もしていなかった衝撃的な映像が! まさかの展開に大笑いして、それまで待たされたことなどすっかり許してしまった。

続いてモニターに映し出されたのは、清水ミチコのモノマネ史。渋谷ジァンジァンでデビューし、『冗談画報』、雑誌での顔マネ写真連載など、清水ミチコという芸人が如何にして形成されてきたのかを簡単に解説。勿論、逐一笑わせてくれる。桃井かおりのモノマネはデビュー前からやっていたというのには、些か驚いた。年季が入っているんだなあ。VTRが終わると、待ちに待った清水本人がご登場。いきなりの新ネタ『田中真紀子のトーキング・ブルース』で、会場を一気に盛り上げる。そういえば、有吉弘行の台頭以前は、あだ名といえば田中真紀子だったっけ。歴代のドイヒーなあだ名、そして、これから作られるであろうあだ名をブルースに載せてお届けする。ナンセンスの中に悪意を織り交ぜた、素晴らしい一幕だった。これが終わると、続いてリクエストコーナーへ。“平野レミ”“叶恭子”と月並みなリクエストが観客から挙げられたが、三人目の女性のリクエストが“『My Black Eyes』”。その巧みな歌唱力(笑)で、見事に歌い上げていた(曲の詳細は同タイトルでググって調べてみよう!)。

以降、ネタバレにならない程度に取り上げると、『一人紅白歌合戦』『絵本朗読(Gたかし大ピンチなネタ)』『ミュージシャンの作曲講座』などを披露していた。どれもこれも最高に面白かったが、中盤でベスト盤『清水ミチコ物語』に収録されている『ひとつだけ』で、会場をしっとりとした空気で包み込む場面も。あんなん泣くに決まってるやないか……! ところどころで挟み込まれるVTRも素晴らしい出来栄え。中でも、某女優との対談映像は腹を抱えて笑った。どうやら清水は、演者としてだけではなく人から言葉を引き出す能力にも長けているようだ……もしかして天才か? DVD化に期待したい。ラストは『モノマネメドレー』、昭和版と平成版で一気に攻め込む! ここで観客のテンションが最高潮に達し、もう手拍子が鳴り止まないっ状態に。そうして迎えたアンコールで、清水が披露したのは……まさかまさかの肩透かし! どうして、これだけ盛り上げておいて、それをやらかしてしまうのか! ……いや、こういうセンスこそ、清水ミチコのセンスの極致だということは、既出のCD・DVDで既に学習済みである。とはいえ、なかなかに壮絶なパフォーマンスであった。その衝撃的なパフォーマンスが終わってからも拍手は鳴り止まなかったが、終演のアナウンスとともにライブは終了。観客からは「えーっ!!!」という不満の声もあがったが、その時、時刻を確認すると、もう19時半を回っていた。2時間超の長丁場、清水のスタミナも切れてしまったのだろう。それくらい、パワフルかつテクニシャンなライブだった。

清水はこれから7月まで全国を回る予定らしい。お笑い好きで、スケジュールや交通や予算の問題がないというのであれば、絶対に観に行くべきだ。こんなにも下らなくて、技と悪意があって、面白いライブってそうそう見られるものじゃない。皆で清水ミチコと一緒に、ライブという閉鎖的空間で自らの悪い感情を発散しよう! そうすればきっと、寂聴もあなたに微笑んでくれる筈……!
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プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

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