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『オンバト+』六月二十二日放送感想文

■S×L517kb/2,499票】※投票3位
三戦全勝、今期二勝目。漫才『男らしい教育』。自分の子どもは男らしく育てたいという酒井、相方の加藤を泣いている子供に見立てて、男らしく指導しようとするのだが。荒川良々を思わせる愚鈍な雰囲気の加藤が、酒井の要望を次々に打ち砕いていくお馴染みのスタイル。ネタの流れはいつも決まっているのにまるで飽きさせないのは、細かいボケをしっかりと作り込んでいるためだろうか。とはいえ、このまま続けていくと、いずれ飽きそうな気もする。何処かでシフトチェンジする必要はあるんだろうけど、何か策は練っているのだろうか。「ゆうこちゃんが泣いていたのに、抱きしめてやれなかった!」

■うしろシティ【445kb/3,994票】※投票2位
十一戦十勝。コント『友達の見送り』。上京する阿諏訪の見送りにやって来た金子。発車のベルが鳴り、阿諏訪は列車に乗り込み、そのまま走り出して二人は別れる……かと思われたが。走り出す列車の中から話しかけられて、仕方なしに追いかけて対応する……その発想自体はさほど突飛ではないが、列車を追い掛ける金子の姿を描いた演出が絶妙。おかげで、非現実的な緊迫感を上手く描けていたのではないかと。ただ、オチが弱い。最後にきちんと話が締まるオチがあれば、もうちょっとボールが入ったんじゃないかと。「二、一、一なんだってーっ!」

■グランジ【413kb/1,887票】
五戦全勝、今期二勝目。漫才『売れる芸人の名前・じゃんけん』。個人名に“し”が入っている芸人は売れるという話から、子どもの頃によくやっていたかくれんぼをやってみようとじゃんけんを始める展開へ。お笑い好きには興味深い話で観客の視線を引きつけておきながら、後半は動き重視のまったく関係無いネタにもつれ込むという超混雑漫才。バカなテンションでじゃんけんを展開する発想は大好きなんだけれど、血を吐いたあたりで観客を置いてけぼりにしてしまっていた感。こういうバカ重視のネタは、中途半端でも振り切れ過ぎても面白くなくなってしまうから厄介だ。ただ、そのままかくれんぼが始まってしまったのは笑った。「ならばチョキだ!」

■ライス【457kb/4,134票】※投票1位
初出場初オンエア。コント『バナナ』。大量の小道具を必要とするお芝居に、どうしてもバナナしか用意することが出来なかった。仕方が無いので、全ての小道具の代用品としてバナナを用いることに……。どう考えても無理のある状況を、半ば強引に正当化することで生じるズレを笑いに変えているコント。こういうネタはアンジャッシュが得意なイメージがあるな。ただ、アンジャッシュの様に演者の心境に着目していないため、ただ完成されてしまった芝居の中に生じているズレだけを楽しむことが出来る。素材の味のまま召し上がれってわけだ。まあ、そういう面倒臭いことを考えずとも、ただただバナナが大量に出るというだけで十二分に面白いのだが。「我慢できねぇよ!」からのバナナの房は笑えたなあ。すっごくバナナが好きな人みたいになってたのが、たまらなく面白かった。次の挑戦にも期待。

■クマムシ【313kb/1,940票】
二戦一勝。漫才『アイドルとしてデビューする曲』。長谷川が女の子に生まれ変わって、アイドルになった時に歌うデビュー曲を披露する。……なんだ、この設定は。最近のナベプロには、導入で突飛なことを言っておいて、その後は暴走しつつもちょっとずつ観客を引き込んでいくスタイルのネタがちょっと増えている気がする。正直、こういうネタは観客の懐の広さに甘えているところがあるように思うので、あんまり広まってほしくないのだが。肝心のネタについては、「あったかいんだからぁ~♪」のフレーズは強烈だけれど、それを見せるための設定があまりにも整っていない。無理に個性を主張しようとせずに、とりあえず無難なところから入った方が伝わったんじゃないかと。とにもかくにも、まずは観客の意識を掴むところから……。

■今回のオフエア
293kb:ジグザグジギー
289kb:マシンガンズ
285kb:オテンキ
245kb:シオマリアッチ
233kb:マンマミーヤ

オンエア回数の多いジグザグジギー、マシンガンズ、オテンキがオフエアという大波乱。中でもジグザグジギーはチャンピオン大会出場後初めての挑戦だったこともあって、今回のオフエアはどうもげんが悪い。早々にオンエア戦線に復帰したいところ。シオマリアッチは大阪NSC出身のピン芸人。今回で三度目の挑戦だが、なかなか調子が上がらない。

■次回
あばれる君
アボカドランドリ
囲碁将棋
THE GEESE
【初】ジャッカス
スーパーマラドーナ(1)
タイムボム
【初】トラッシュスター
ピーマンズスタンダード
風藤松原(1)

次回も岐阜収録。スーパーマラドーナと風藤松原が今期二勝目に挑む。前回、久しぶりに高キロバトルを叩き出した風藤松原は、ここで上手く弾みをつけていきたいところ。この他、エネルギッシュな一人コントで昨年度はチャンピオン大会出場まであと一歩というところに迫ったあばれる君、なんだかんだで無傷の11連勝中のTHE GEESE、日本人とアメリカ人のアンバランスな漫才コンビ・タイムボムなど、気になるメンツが揃う。注目はおよそ三年ぶりの出場となるピーマンズスタンダード。勝機を見出しての参戦なのか、それとも特に理由もなく出ちゃったのか……?
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クマムシのネタって、ケチン・ダ・コチンみたいにツッコミが戸惑うんじゃなくて、ツッコミが歌を止めに入るスタイルなので、逆に歌のクオリティが高いと止めるというツッコミがおかしくなっちゃう気がしました。
「あったかいんだから」の歌もいい歌なので、見てる側からしたらちゃんと聴きたいという感情になったので、ツッコミの「楽しんでるのお前だけだよ」とかのセリフに違和感を感じてしまいました。

S×Lは確かに面白いですが、やっぱりこのままではまずいですよね。

今回は漫才のスタイルだけでなく、ネタの最初の動き(酒井さんが手を振り下ろすやつ)まで前回と一緒だったのが気になりました。


うしろシティは同じようなネタをジグザグジギーがやっていたのを先に見ててそっちの方が印象的だったのであまり残りませんでした。


あとはやっぱりジグザグジギーのオフエアが残念です。

>エミタスさん
ああ、なるほど。確かにツッコミがちょっとヘンテコでしたね。
何の意味もなく歌い始めたりとかした場合じゃないと適切じゃない。
その辺の歪さも印象を悪くした理由かもですねえ…。

>替え玉さん
S×Lはこのままだと厳しいでしょうねえ。
でも、彼らはクレバーなコンビだと思うので、ここでは終わらないでしょう。
うしろシティのネタは確かにジグザグジギーがやりそうな雰囲気が。
僕はまだ観たことがない…と思いますけど。どうだろう。記憶力に自信が無。
プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

連絡用メールアドレス
loxonin1000mg@yahoo.co.jp

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https://twitter.com/Sugaya03

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