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山崎まさよしのベストアルバムの話。

先月、山崎まさよしのベストアルバムがリリースされた。

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(2013/06/26)
山崎まさよし

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これまでブログではあまり触れなかったが、私にとって山崎まさよしの音楽は青春時代を思い返す上で決して欠かすことの出来ないアイテムの一つである。当時、時代はストリートミュージシャン全盛期。ゆず、19、コブクロの音楽に自身を重ねていた人たちが多かった中で、私は山崎まさよしに傾倒していた。その理由は単純明快、デュオを組む相手がいなかったのである。……念のために言っておくが、決して友達がいなかったわけではない。ただ、一緒に歌ったり、オリジナル曲を作ったり、ギターを弾いたりするような仲間がいなかっただけだ。……話を戻す。とどのつまり、一人で歌える楽曲を獲得するために、山崎を選んだわけである。

そんな利己的な理由で聴き始めた山崎の音楽だったが、幾つかの楽曲を聴いていくうちに、その不思議な世界観にだんだんと惹かれていった。時に日常的に、時に幻想的に展開する山崎の楽曲には、押しつけがましくない優しさがあった。激情に身を任せがちな思春期という時代を、私は山崎の音楽で穏やかに過ごすことが出来たのである。……そんな山崎まさよしのベストアルバムがリリースされるとなると、無視するわけにはいかない。早速、どういう曲が収録されているのかをチェックしてみると……そのアンバランスな選曲に、ちょっと驚いた。

01.『One more time.One more chance』(Sg:97/01/22)
02.『セロリ』(Sg:96/09/01)
03.『僕はここにいる』(Sg:98/11/11)
04.『振り向かない』(Sg:97/10/22)
05.『全部、君だった。』(Sg:03/03/19)
06.『パンを焼く』(Al:96/04/01:from『アレルギーの特効薬』)
07.『Fat Mama』(Al:97/05/21:from『HOME』)
08.『根無し草ラプソディー』(Al:96/04/01:from『アレルギーの特効薬』)
09.『ツバメ』(Al:96/11/24:from『ステレオ』)
10.『お家へ帰ろう』(SgB:98/11/11:from『僕はここにいる』)


聞いたところによると、このアルバムは10代・20代リスナーを対象とした選曲になっているという。それ故に、収録されている楽曲は、全体的に一般受けしやすいモノが選ばれている……というのは分かる。ただ、それにしても、ちょっと古い曲に偏り過ぎではないかと思う。95年のメジャーデビュー以後、コンスタントにシングル・アルバムをリリースし続けているというのに、全10曲中9曲が90年代に発表された曲というのは、どうにも解せない。せめて、デビューシングル『月明かりに照らされて』は入れとけよ!と。限定ライブシングルで話題になった『心拍数』を入れとけよ!と。他にも、『明日の風』とか、『アンジェラ』とか、『真夜中のBoom Boom』とか……売れた曲は幾らもあるのに。なんというか、あまりにも売れセンを意識し過ぎていて、アルバムとしての魅力を感じない。実際売れてないらしいし。うーん……。

ちなみに、山崎のベストアルバムはこれだけではない。同時発売でもう一枚リリースされている。

The Road to YAMAZAKI~the BEST for beginners~[SOLO ACOUSTICS]The Road to YAMAZAKI~the BEST for beginners~[SOLO ACOUSTICS]
(2013/06/26)
山崎まさよし

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01.『One more time, One more chance ~弾き語りVer.~』(Sg:97/01/22)※原曲
02.『セロリ(prototype)』(Al:96/11/24:from『ステレオ』)
03.『Rough Rock'n Roll Boogie』(SgB:95/09/25:from『月明かりに照らされて』)
04.『関係ない』(Al:96/04/01:from『アレルギーの特効薬』)
05.『ただ ただ…』(Al:96/11/24:from『ステレオ』)
06.『ベンジャミン』(Al:97/05/21:from『HOME』)
07.『名前のない鳥』(Al:97/05/21:from『HOME』)
08.『8月のクリスマス(Acoustic Guitar Version)』(Al:06/06/28:from『ADDRESS』)
09.『最後の海』(Al:03/06/25:from『アトリエ』)
10.『コイン』(Al:96/11/24:from『ステレオ』)


こちらはアコースティック・ギターでの弾き語りをメインとした楽曲から選曲されている……のだが、やっぱり偏っている。山崎が全楽曲を作詞・作曲・編曲している『ステレオ』からの収録曲が多いのは分かるが、なら同コンセプトの『ステレオ2』や『SHEEP』からの収録曲がどうして皆無なのか! 『あじさい』とか、『星に願いを』とか、『6月の手紙』とか、『やわらかい月』とか、色々あるじゃん! というか、なんでこっちにも『One more time, One more chance』『セロリ』が入ってるんだよ! そこまで購買欲のそそられる楽曲じゃないよ! 名曲だけど! ……ただ、自分が選曲するとしても、似たような楽曲を選んでしまうだろうなあという気も。そもそも18年近い活動を20曲でまとめようというのが無理な話で……え? 似たような前例がある?
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プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

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