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『オンバト+』八月三日放送感想文

■ツィンテル453kb/2,158票】
九戦五勝、今期二勝目。コント『それ相撲じゃない?』。ケータイで友だちと会話している若者。昨夜見て面白かったという番組の説明をしているのだが、その内容が明らかに“相撲”。しかし、当人はそれが相撲であることに気付いていないので、偶然その会話を側で聞いていたサラリーマンはひたすらやきもき……。シチュエーション自体はありがちだけど、そこに芝居の要素を加えてグイグイ引っ張っていく様は、流石は元役者といったところ。ロジカルで窮屈になりがちな設定を上手く料理していた。「相撲じゃない?」という言葉に特化した倉沢のツッコミも、色々な視点から扱うことで飽きずに笑いに変えられていたと思う。ただ、オチが惜しい。スカシでふわっと終わらせずに、しっかりとしたオチで決めていれば、もっと評価されていたのでは。「モォ~!」

■阿佐ヶ谷姉妹【445kb/4,209票】※投票2位
四戦二勝、今期二勝目。『阿佐ヶ谷姉妹 オンバトコンサート』。フリートークの合間合間で色々な歌を熱唱する。バリバリのおばちゃん芸人であることを逆手に取った小ネタは言うまでもなく面白いのだが、それよりも芸風全体から漂う“不定形”な雰囲気がたまらなく可笑しい。漫才とも、コントとも違う、なんとも不思議な触感だ。二人がただ並んでいるだけで生み出される独特の空気が、ネタを組むことで更に増幅しているというか。天然の素材の良さを職人的に引き出しているというか。なるほど。阿佐ヶ谷姉妹、あなどれない。あと、前回のオンエアでは聞こえにくかった「ももいろババーバー」を、はっきりと聞こえるように声を張って改善していた点も、実にあなどれない。「やかましいっ!」

■夜ふかしの会【421kb/2,028票】
二戦全勝、今期二勝目。コント『うしろ姿』。鬼頭の友だちの田中が待ち合わせに遅れている。「罰ゲームにヒザかっくんしてやろうぜ!」と盛り上がる二人。そこへ田中が後ろ向きで登場。早速、鬼頭がヒザかっくんを仕掛けようとするのだが、そこへ更に田中っぽい後ろ姿の人間が二人やってくる。一体、誰が本物の田中なのか? 五人組の大人数ユニットだからこそ成立するコント。あえて三人を無駄遣いするという攻めた発想は嫌いじゃないし、こちらの予想外の方向に転がっていく展開も面白かった。ただ、どうしても五人という人数に対して、大きな笑いを期待してしまう気持ちも否めない。カンカラ、超新塾、パップコーンに続く五人組ユニットとして、奮起してもらいたいところ。「俺たちは赤田中から始めようよ!!」

■藤崎マーケット【449kb/4,422票】※投票1位
五戦四勝、今期初オンエア。漫才『ロボット』。最近、ハリウッド映画にハマっている田崎。中でも、未来からやってきた高性能ロボットが人類を襲うシーンが好きらしい。そのシーンを藤原と一緒に再現しようとするのだが……。細かいモノマネ芸で培われた藤原の巧みなロボット動作に、思わず息が漏れるほど感心。効果音も動作も見事にロボット。設定も漫才のネタとしてはそれなりに意外性があって、良かったのではないかと。ただ、所作のクオリティに対して、ネタが無難な方向に走っている感じが少々。“ロボットが人間らしい言動を取る”というギャップを取り入れた笑いに、やや偏り過ぎていた。あと、どうしてもロボットネタというと、DonDokoDonの漫才『タクシー』を思い出してしまうんだよな。その方向に進んでいくつもりなんだろうか。その先にどんな未来があるのか。ネタ後はロボットによる『ラララライ体操』を。「ばいなら!」

■ダブルブッキング【433kb/2,933票】※投票3位
二戦一勝、今期初オンエア。コント『ワルだった先生』。不良連中にも物怖じしない川元先生には、昔ワルだったという噂があった。そういう話が大好きな黒田先生、当時のエピソードを色々と聞いてみるのだが、そこには思わぬ事実が……。“生徒の指導に熱心な教師が実は陰湿”というギャップの笑いに大喜利色を混ぜ込んだボケが、逐一面白い。大喜利のセンスが高く評価されている川元だからこそ、成立させられるコントといえるだろう。ただ、ちょっと展開がクドい。ボケのボリュームだけでも十二分に満足感が得られていたのだから、やたらと二転三転する展開は必要無かったのではないだろうか。でも、そういう不安定さも含め、好きだったんだけれども。「昨日、二人のやり取りを、たまたま焼却炉の中で聞いていたんで……」

■今回のオフエア
357kb:ヒカリゴケ
337kb:かたつむり
325kb:日本エレキテル連合
225kb:コンパス
177kb:ブロッケン

今期二勝目を狙ったヒカリゴケ、かたつむり、コンパスがオフエア。かたつむりは前回の挑戦で初出場オーバー500を記録。連勝が期待されたが、無念の結果となった。ヒカリゴケは少々不調気味な模様。ボケとツッコミを入れ替えたことによる支障だろうか。10月に初のネタDVD『シリアル電気』をリリースする日本エレキテル連合、ここで華々しくオンバトデビューを飾りたかったが、成らず。次回の挑戦に期待したい。

■次回
アイロンヘッド
アルコ&ピース(1)
ザンゼンジ
チキチキジョニー(1)
千葉チューセッツ

ブランケット(1)
フリータイム(1)
【初】ぼーなすとらっく
マザー

次回は大阪収録。とはいえ、大阪色はなんとなく薄い。10組中5組がオンエア未経験者という、意外な展開が予想される回になっている。誰かが転べばすんなりと勝ち上がれそうだが、その相手を見ると、「THE MANZAI」ファイナリストやオンバトチャンピオン大会出場経験者、更に無傷の連勝街道をひた走っているコンビもいたりして、なかなか手強い。大阪という笑いに関して特殊な土地では、どのような結果が待っているのか? なお、初出場のぼーなすとらっくは、元三福星の平井と元ルーシーの木村によるコンビである。どちらも人力舎所属のユニットだったが、彼らはソーレアリア所属とのこと。
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ロボットネタというと、私はハマカーンを思い出しましたね。
ダブルブッキングは前見たときよりボケの部分が普通の会話になってたりしました。やっぱりNHK 的にダメだったのかなあとw

4th シーズン入ってから、マセキやSMA,太田プロ勢が好調ですね。菅家さん的に気になる事務所は、やはり、今年のKOC 女性初ファイナリストになりそうなニッチェ率いるマセキですか?。

>ヒロさん
ハマカーンもロボットネタありましたねえw
ダブルブッキング、あれでもNHK仕様になっているんですか。
…そういう気遣いが出来るコンビだったんだなあ(おいおい)

>宇宙デコポンさん
さーて、どうですかねー。
マセキは今、確かに来てる印象があります。
ニッチェもそうですが、ツィンテルやジグザグジギーなんかもいて、なかなか良い雰囲気が。
ただ、ここはあえて太田プロに注目したいですね。タイマが移籍しましたし。
…あえてってのも失礼な話だなw
プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

連絡用メールアドレス
loxonin1000mg@yahoo.co.jp

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https://twitter.com/Sugaya03

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