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『オンバト+』九月十四日放送感想文2(大阪)

■スマイル517kb3,060票】※投票1位
五戦四勝、今期二勝目。漫才『友達がいない』。高校の同窓会を楽しみにしているよしたか。ところが、同じ高校に通っていた瀬戸によると、実は既に同窓会は開催されていたという。もしかして、よしたかには友達がいないのか……? 瀬戸のフォローを受けても、徹底的に考えがネガティブな方向へと向かっていくよしたかの姿が新鮮。それでいて、最後はしっかりと毒舌を吐き出して、従来のスタイルもきちんと踏襲している。面白かった。ネタ後のトークによると、この漫才はよしたかの実体験をモチーフとしているらしい。これをきっかけにネタの方向性も変わっていくのだろうか。だとすれば、今回は新鮮味があったことも評価の対象になっていると思うので、次が勝負どころである。次回の挑戦ではどうなっているんだろう? 「どうもーっ! ATMですーっ!」

■ジグザグジギー【501kb/1,903票】※投票3位
十一戦七勝、今期初オンエア。コント『超高性能家政婦ロボット』。高価な家政婦ロボットを購入した池田。早速、その機能を試そうとするが、ロボットが発する作動音が大きすぎて……。私は藤子・F・不二雄の漫画を読んで育った人間なので、こういう未来的な設定のコントには無条件で好感を抱いてしまう。実際、面白かった。ロボットの作動音に着目するという発想もさることながら、それによって生じる細かい悩み、打開策に至るまでの流れがスムーズで美しい。惜しむらくはオチ。音を使ったボケという意味で、それまでの流れを意識した展開ではあったけれど、ちょっとどっちらけな印象を受けた。せめて、バグリ音を使ったボケが、もう一つくらいあればなあ……と。「これ何の音なの!?」

■ロシアンモンキー【505kb/2,041票】※投票2位
初挑戦初オンエア。漫才『童話を話す』。由紀さおりと安田祥子の姉妹が童謡を歌って、全国を回って荒稼ぎをしているというすーなか。それを見習って、我々漫才師が童話や昔話を面白おかしく喋れることが出来れば、全国を回れるのではないかと提案する。試しにやってみることに……。とどのつまりは、色んなスタイルで『桃太郎』を朗読するという漫才である。一つ一つのボケに繋がりは無く、非常に散漫的ではあるのだが、そのベテラン然とした佇まいと味の沁み込んだ語り口に否応無く引き込まれる。その内容を振り返ってみると、天使と悪魔、古畑任三郎、ダウンタウンブギウギバンドと実に古臭いが、それらが全て味として昇華されてしまう。『オンバト+』ではなく、『笑点』の演芸コーナーあたりで拝見したいところ。「ビッグピーチ登場♪」

■こぶし【377kb/987票】
六戦三勝、今期初オンエア。コント『伝説の闇医者』。普通の病院では見てもらえない理由で怪我を負った男が、“伝説の闇医者”と呼ばれる医者の元へと赴き、治療してもらおうとする……のだが。闇医者だと思っていた人物が呪術的な治療を始めるというギャップの笑いからは、ひたすら不可思議な動きと言葉で観客を翻弄し続けるムチャクチャなコント。無論、彼らなりに笑いを生み出す方式を編み込んでいるのだが、それを凌駕するほどにムチャクチャ。あまりに強引、力技過ぎて、ついつい笑ってしまった。たまにはこういう粗いのもいい。「シュール過ぎるって!分からんて!」

■レモンティー【377kb/1,519票】
二戦全勝、今期二勝目。漫才『合いの手』。博多のカラオケでテレビ局の偉い人の歌に合いの手を入れて盛り上げようとしたら、あまりにも下手過ぎて「帰れ!」と言われてしまったヤマドゥ。どんな合いの手をしたのか、舞台の上で再現してみせる。……とりあえず、合いの手を入れるネタのために彼らが選んだ曲が、西城秀樹の『走れ正直者』だということに驚いた。どうして、またそんな古い曲を選んだのか。しかも、さほど売れていないのに。アニメのエンディングテーマだったから、それなりに知名度はあったんだろうが、それにしたって古い。ネタの内容は至って無難。前回のオンエアではかなり無茶苦茶な漫才を演じていただけに、なんだか残念である。ただ、ヤマドゥが合いの手の中でだらだら喋るくだりは、博多華丸を彷彿させる味わいがあって良かった。「ちなみにウチの隣はネパール人夫婦……」

■今回のオフエア
361kb:チョップリン
313kb:ジャッカス
293kb:あばれる君
225kb:ウメ
145kb:ザ・ツイスターズ

前回、初出場で初オンエアを果たしたチョップリン、連勝ならず。THE GEESEやラバーガールのように、ナンセンス一派として連勝街道に入ってもらいたかったところだが……残念。前回、オーバー500を記録したあばれる君も、連勝ならず。彼のパッションは大阪に届かなかったのか。ウメはこれで三連敗。最近はずっとコントに挑戦しているようだが、もう紙コントはやらないのだろうか……。

■次回
アイデンティティ
オキシジェン
学天即(1)
かもめんたる
334
ジャングルボーボー
ムートン
横澤夏子
ラバーガール
ロビンソンズ

次回は北海道登別収録。『キングオブコント2013』決勝進出が決まっているかもめんたる、『オンバト+』第3回チャンピオン大会ファイナリストのラバーガールの二組が目立つ。ラバーガールは12連勝中。チャンピオン大会を目指して、更に連勝を伸ばすのか。前回はオフエアだったアイデンティティ、オキシジェン、ムートンらのリベンジも気になるところ。注目は、前回の出場で高キロバトルを叩き出した学天即。関西圏の外でもしっかりと評価されてもらいたいところ。
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非公開コメント

久しぶりのオンバトでしたが、やはり面白いですね。


スマイルは前回の漫才のスタイルから変わってましたが、個人的にはこっちのが好きでした。

ジグザグジギーはずっと見たかったネタでかなり面白かったです。
これをキングオブコントでしたらどうなるんだろう…?


ウメは2009年頃に紙コントは飽きたって言ってましたが、ここまでくると見たくなりますね。

No title

スマイルのネタは面白かったですねえ。
これを上手いこと新機軸に出来るようになるかどうか。
ジグザグジギーのネタ、キングオブコントでもそこそこウケる気がします。
ウメの紙コント、久しぶりに新しいの観たいなあ…。
プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

連絡用メールアドレス
loxonin1000mg@yahoo.co.jp

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https://twitter.com/Sugaya03

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