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『オンバト+』2014年3月8日放送感想文

■ジグザグジギー【501kb/4,326票】※投票2位
14戦10勝、今期4勝目。コント『間違い電話』。仕事上の付き合いがある佐々木さんに電話をかけたいのに、どうしてもナメトコという謎の人物に繋がってしまう。他の人に番号を聞いてみたり、確認のために別の場所へ連絡を取ろうとしても、何故か電話の向こうにはナメトコが……。冷静になって考えてみるとかなり不気味な内容のコントだが、状況に戸惑いながらもどこか冷静な池田さんのツッコミのおかげか、ホラー的な印象は残らない。個人的には、池田さんが佐々木さんの自宅の電話番号の語呂合わせに気付いて「ヤツの家電ですって!」と訴えかけるくだりが、かなり面白かった。『ABCお笑いグランプリ』でやっていた教室の席のコントもそうだけど、こちらの想像を上手い塩梅に飛び越えていくんだよなあ。オチはちょっと雑……というか、投げっぱなし。それまでがウケていたから、アリっちゃアリなんだけど。

■ウエストランド517kb/3,580票】※投票3位
13戦9勝、今期3勝目。漫才。これまでもテーマから逸脱した暴走気味の漫才を披露していた彼らだが、今回は番組最後の通常収録ということもあってか、テーマもへったくれもないハチャメチャな内容に。ただ、全体を通してみると、長々とまくし立てる井口のツッコミを茶化した内容には絞られていることが分かる。ただでさえメタ要素の強い漫才がよりディープに掘り下げられている、という意味では最後の挑戦に相応しい漫才といえるのかもしれない。この調子だと、近いうちに中川家みたいになってしまうのではないか、と危惧している。いや、別に危惧する必要はないんだけど。ひょっとすると、賞レースなどでは評価されないかもしれないけれど、このスタイルを最後まで貫いてもらいたい。面白かった。「僕だってジグザグジギーみたいなネタやりたいんだよ!」

■ザンゼンジ【473kb/2,707票】
6戦4勝、今期4勝目。コント『付き人』。インタビューを受けている役者と、その付き人のジュン。10年ほど役者の身の回りのことをやっているジュンは、彼がどういう時にどういうことを望んでいるのかを把握している。事実、このインタビューの最中にも、細かいところで役者をきっちりとフォローしていて……。現実的ではないレベルの細かいところまで役者のフォローをする付き人、という設定はありがち。ただ、役者の意図を読み間違えてしまった付き人が、お仕置きとして自分から手のひらにほっぺたをぶつけるマイセルフビンタのくだりは、なかなか意外性があって面白かった。やっていることのブッ飛んでいる感じも好きだけど、なによりビンタを受けたジュンの表情がイイ。前半のフリ部分がもうちょっと洗練されていれば、後半が更に盛り上がるじゃないかという気もする。人力舎の新しい風として、更なる高みを目指してもらいたい。「(差し出した手に飛び込んできたジュンに)あ、違う違う違う違う」

■グランジ【465kb/3,421票】
8戦7勝、今期4勝目。コント『ZONEの名曲『secret base~君がくれたもの~』にぴったりなショートストーリー』。なんとなくロマンティックなタイトルだが、とどのつまりは『secret base』をオチに使ったショートコントである。ドラマティックなシチュエーションを笑いに昇華するショートコントといえば、アンジャッシュがやっていた『アンジャッシュドラマ』を彷彿とするが、グランジはそれよりディープに攻めている。いきなりの観客プレゼント、いきなりのピタゴラ装置、そして、いきなりの計量。これらの、まるで違ったシチュエーションが、全て『secret base』のメロディに合わせて強引にまとめられる……こんなムチャクチャなショートコント、そりゃ笑うしかない。なお、このネタは彼らのベストネタDVD『グランジ BEST NETA LIVE DVD』にも収録されている。今回のオンエアを見て、ちょっとでも気になったのなら、気まぐれに買ってみるのもどうだろう。

■うしろシティ【445kb/5,564票】※投票1位
15戦14勝、今期5勝目。コント『取り調べ』。初めて容疑者を取り調べることになった若い刑事。自主トレも終えて、本番を始めようとした矢先、部屋に入ってきた容疑者がいきなり自供し始めてしまう。初めての取り調べなんだから、もっと容疑者には粘ってもらいたいのに……。うしろシティのコントといえば、どこか非現実的な展開に陥ることが多いイメージがあったのだが、今回のネタはけっこう現実的。取り調べに並々ならぬ意欲で臨む刑事もいるだろうし、いきなり自供し始める容疑者もいるだろう。その設定に何もおかしいところはない。ただ、両者の求める結果が違っているために生じるねじれが、笑いに繋がっている。また後半、このねじれた状況に思わぬ亀裂が生じて、刑事が望む状況になっていく展開がまた面白い。この流れを自然に見せられる脚本の上手さ。人気は伊達じゃない。オチはちょっと暗転を急ぎ過ぎた感。もっとじわじわと暗くなっていく方が良かったんじゃないかなー。「お前ボブスレーやってんだろ!」

■今回のオフエア
385kb:タナからイケダ
321kb:ツィンテル
293kb:キサラギ
221kb:寅人
173kb:煮物女子

チャンピオン大会出場条件である今期4勝まであと一歩だったタナからイケダ、無念の敗退。ネタ選びに失敗したという噂も耳にしたが……。2週連続の挑戦となったツィンテルも勝てず。当たれば大きいコンビなだけに、こちらも残念。前回、初出場でオーバー500を叩き出した煮物女子、今回はなんと100kb台でオフエアという無残な結果に。番組が終わってからも、頑張って這い上がってもらいたい。個人的には、寅人が観たかったなあ……。
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非公開コメント

今回も本当に面白かったですね。



ジグザグジギーは席替えのネタをやると思っていたので
このネタを見たときは少し戸惑いましたが、かなり面白かったです。

それと、ジグザグジギーのネタってオチが印象的なコントがなかなか無いですよね。
いつもさらっと終わっているイメージ。


ウエストランドは期待以上でした。
最後の最後にやってくれたな
といった感じでした。


うしろシティは後半の展開が素晴らしくずっと笑ってました。



それと、寅人の敗者コメントを見て番組の終了を実感してしまいました。最後にもう一度見たかった…。

No title

ジグザグはネタを温存してるんじゃないですかね。
オンエアされたら、チャンピオン大会は確実なポジションでしたし。
オチが印象的というと、『オークション』くらいかな。
あれもさらっとしてますが。

ウエストランドは流石でしたね。彼らにしかできないはなむけ!

うしろシティの後半の展開はたまりませんでしたねえ。
個人的には、すぐにオチに入っちゃったのがちょっと残念です。
不条理な「やったんだろ!」をもっと観たかった!

寅人、R-1で評価されるといいなあ。

荒野さんへ

コメントありがとうございます。
が、ネタバレになりうる内容だったので、削除させていただきました。
ご理解くださいませ。
プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

連絡用メールアドレス
loxonin1000mg@yahoo.co.jp

Twitterアカウント
https://twitter.com/Sugaya03

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