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超どうでもいい話。その三。

広島の大学に通っていた頃の話。

当時住んでいたアパートから自転車で15分くらいのところに、大きな本屋があった。“大きな本屋”という漠然とした表現でどれくらい伝わるのかは分からないが、とにかく大きな本屋だ。小説の単行本や漫画は勿論、専門書もズラッと揃っていた。美術書や芸能関係の本もいっぱいあって、田舎から出てきたばかりの頃は「ここが天国か!」とコーフンしながら、2時間~3時間ほど立ち読みしていた記憶がある。ちなみに、私が初めてお笑いのDVDを購入したのも、この店だった。ここで『Rahmens 0001 select』に出会わなければ、今の私は存在しなかっただろう。とんだ不幸だ。

この本屋の道路を挟んで反対側に、某ファーストフード店があった。ピエロみたいなマスコットキャラクターがいる店がいる、全国的に有名なあの店だ。この店の裏手が河川敷になっているのだが、そこによく茶色い紙袋が捨てられていた。某ファーストフード店のお持ち帰り用に使われている、あの紙袋である。持ち帰るために作られた紙袋が、持ち帰られることなく、店の裏側で無残にも捨てられているのである。彼らの死体を目にするたびに、私は不思議な気持ちになった。「店内で食べればゴミも出さずに済むのに、どうしてわざわざお持ち帰りにしてもらって、外で食べて、あまつさえゴミを捨てて帰るのか?」と。

その疑問を同じサークルに所属する友達にぶつけたことがある。当時の私は映画研究部に所属していた。とはいえ、別に映画を作っていたわけではない。そもそもは落語研究会に入るつもりだったのに、入学してみると会そのものが消滅していたので、「まあ映画を観るのも嫌いじゃないし……」という理由で入ったサークルである。作る方には意欲的ではなかった。どちらかといえば観る方専門だった。ただ、卒業間際になって、「何も作品を残さないのはアレじゃないか?」と思い直して、後輩たちを引き連れてショートフィルムの脚本を一本だけ手掛けたことがある。今なら、もうちょっと面白い作品が作れるのではないかと思うが、全ては過去の話だ。

閑話休題。

友達によると、「外で食べたかったんだろう」とのことだった。これがまた、私には理解できなかった。そのファーストフード店の外にあるのは、広くて大きな川である。他にこれといって見るモノもないような場所なのに、どうして外で食おうと考えるのか。アレか。仲間達とつるんで、店の外でハンバーガーにかぶりついて、それっぽい青春の1ページを重ねようというハラなのか。そのために、茶色いお持ち帰り用の紙袋を、目的を達する前に無残な姿で放置するという残虐行為に及ぶのか。バカじゃないのか。いや、青春というのはバカなものだとか、そういうことじゃないんだよ! たかが地方のたかがファーストフード店の外で青春気取るために、お持ち帰り用の袋を捨てていいのかって話なんだよ!

カッコつけてゴミを捨てるという話でいえば、タバコのポイ捨ても同程度の話だと個人的に思っている。タバコのポイ捨てをしている人は「面倒臭いからポイ捨てする」とか言っているイメージがあるけれど、あれだって青春気取ってやっているとしか私は思ってない。ポイ捨てしている、ちょっと不良な自分に酔っているとしか思っていない。そのためにゴミを捨てるな!と。お前の青春気取りをボランティアが拾っているんだぞ!

そんな、どうでもいい話。
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菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

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