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『久保ミツロウと能町みね子がオールナイトニッポンやってみた』

久保ミツロウと能町みね子がオールナイトニッポンやってみた久保ミツロウと能町みね子がオールナイトニッポンやってみた
(2014/10/03)
久保 ミツロウ、能町 みね子 他

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「え? 終わるの?」。『久保ミツロウ・能町みね子のオールナイトニッポン』終了の話を知ったとき、率直に思った。私自身は聴いてはいなかったが、Twitterでフォローしている人たちに番組リスナーが多く、その熱量の高さから、終わる様子が感じられなかったからだ。それを無視しても、オールナイトニッポンオーディションからオールナイトニッポン0に勝ち上がり、更にオールナイトニッポン枠へと這い上がって来た完全なるたたき上げという経緯と、“現役の女性漫画家二人によるラジオ番組”という他に類を見ないアピールポイントのある本番組を終わらせる理由など、あるわけがないと思っていた。いや、あるとすればパーソナリティである久保・能町の個人的な都合が絡んでいる場合だろうが、当時のTwitterによると、どうやら当人たちには続けていく意欲があるようだった(だからこそ、番組終了後も“ラジオヤリマン”を自称して、数々のラジオ番組をこなしている現在があるのだろう)。だから当時の私は、「ニッポン放送はバカだ」と結論付けた。

本書は『久保ミツロウ・能町みね子のオールナイトニッポン』の2年間を詰め込んだ一冊だ。購入当初は、コミック本サイズのサイズと厚みなのに1,300円(税抜)というちょい高めな価格設定に「おいおい、ちょっとラジオやったからって、天狗になってんじゃねーの?」と私の心に住む悪魔が囁いたが、その内容を確認して、ド肝を抜いた。二人がオールナイトニッポンを始めるに至った経緯と終了後の心境を描いた久保ミツロウの描き下ろしマンガに、能町みね子自身による“愛のある”どころか“愛しかない”ラジオ書き起こし。番組での全放送での出来事を各回三行でまとめた年表に、番組のコーナー『エア旦那』を支えてきたラジオネーム「迂闊に女子をやってます」による『エア大阪ヤリマン』全まとめ、能町みね子の趣味を爆発させた『能町みね子の相撲ガール教習所』、番組での名言・迷言集……コミック本サイズの薄さに、番組の魅力がとんでもない密度で収められている。番組を一度も聴いたことがない私でも、「面白い番組だったんだなあ……」と思わずにはいられないほど、この本には『久保ミツロウ・能町みね子のオールナイトニッポン』が“在る”。気が付くと、悪魔は何処かへ立ち去ってしまい、本書をトイレにこもりながらニヤニヤ読んでいる私の姿がそこにはあった。

今のニッポン放送のヘッポコぶりから察するに、彼女たちが再びオールナイトニッポンのラジオブースに帰ってくる日もそう遠くはない(ていうか、既に何度か帰ってきてるんだけど)。その時は是非、私も“ラフレ”としてラジオを聴き、採用されないだろうネタ葉書を送り付けることだろう……いや、ごめん。それは多分ウソ。チャンネルをパパッと替えられるテレビとは違い、多少の聴き込みを必要とするラジオは、リスナーとパーソナリティの相性がなによりも重要なメディアだ。既に『オードリーのオールナイトニッポン』と『中島みゆきのオールナイトニッポン月イチ』を聴いている私のスペースに(ていうか、こうして見ると私の嗜好はちょっと能町と被ってないか)、彼女たちが入る余地は今のところは無い。ただ、私ではない他の誰かが、この番組によってスペースのスキマを埋めてもらっていただろうことは、想像に難くない。だから、まあ、復活させればいいんじゃないか。そして、本書の第二弾を出せばいいんじゃないか!(お前の目的はそっちか)
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菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

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loxonin1000mg@yahoo.co.jp

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