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『さまぁ~ずライブ9』

さまぁ~ずライブ 9 特別版 [DVD]さまぁ~ずライブ 9 特別版 [DVD]
(2013/11/29)
さまぁ~ず

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三村マサカズと大竹一樹によるお笑いコンビ“バカルディ”が“さまぁ~ず”に改名して、今年で15年目になるらしい。当時、彼らが改名するきっかけとなった番組のことはリアルタイムでは見ていなかったが、改名後、あっという間に売れていったことだけははっきりと覚えている。とはいえ、現在の様に数多くの冠番組を持つ超人気芸人になっているとは、微塵も想像していなかったが。もっと低空飛行の状態を、延々とキープし続けるタイプの芸人だと思っていた。否、だからこそ、長く人気が保てているのかもしれない。

本作にはさまぁ~ずが2013年6月に銀河劇場で開催したライブの模様が収められている。バラエティの最前線に立ち続けている二人のコントは、編集によってシャープにまとめられている笑いとは、まったくかけ離れたものだ。“ポンコツおじさん”三村は当たり前の様に言い間違いを連発し、役に徹しようとする大竹もそれにつられて笑ってしまう。ゆるい空気が蔓延する舞台。でも、コントは揺るがない。江戸っ子訛りで「ひ」と「し」がごっちゃになっている船頭、自宅に刑事が張り込みにやってきてはしゃぐ男、ことあるごとに自作の歌を熱唱する作曲家とその仲間たち、奇妙な遊び場を運営している元戦隊ヒーローのおじさん……多種多様の人々が、その奇妙な日常へと一般人・三村を引き込んでいく。日常だからこそ、まとまらない。形にならない。その不定形さこそ、彼らのコントの魅力であり味であるように思う。ちょいとクセは強いが、ハマるとキく。

印象に残っているネタは『明日から南仏』。南仏への旅行を明日に控えている二人が、当日に向けてアレコレと盛り上がっている様子を描いたコントである。「ちょっとネットで南仏のことを調べてみようか」とか、「ちょっとフランス語を勉強した方がいいんじゃないか」とか、無秩序に色んなことを片付けようとする姿は、旅行前の人間の正しい姿をそのまま切り出しているかのよう。思えば、さまぁ~ずのコントには、旅行が絡んでいることが多かった。個人的に大好きなモロカイ島のコントも、そういえば旅行のネタだったっけ。あの旅行独特のワクワクした雰囲気が上手い具合に表れている。……だからこそ、終盤の悲劇的な展開がたまらない……あいつもう自宅で寝てろよ……。

特典映像は「さまぁ~ずによる舞台セット紹介」。開場前、舞台の幕に隠されている舞台セットを、さまぁ~ずの二人が出演者である岡安章介(ななめ45°)と共に紹介している。今回のライブに仕込まれたネタなども説明されていたが……ムリして統一感を持たせる必要は無かったような気がしないでもない。まあ、そういうのはオマケとして、呑気に楽しめばいいのかな。いやー、でもどうせ仕込むのなら、もうちょっと効果的に盛り込んでもらいたかった気も……。


■本編【96分】
「OP/渡し船」「OPENING VTR」「張り込み」「アプリ」「明日から南仏」「3Dキャラごはん」「センセイ」「トイレクリーン委員会」「虹太郎遊技場」「ENDING VTR」

■特典映像【11分】
「さまぁ~ずによる舞台セット紹介」
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プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

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