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“フジファブリック”になりたい『BOYS』



「今のフジファブリックを応援している人たちの多くは義理」という文章を目にした。ショックだった。ああ、確かに、そうかもしれない。志村正彦が生きていた頃のフジファブリックに感じていた、ワクワクというか、ドキドキというか、ベタな言い方をすると「興奮と感動」を、今のフジファブリックに感じているとは言いがたい。でも、それは果たして「義理」なのか。今のフジファブリックが奏でる音楽を聴いているのは、志村正彦というバンドの個性の核であった人物を失ってしまった彼らの背中を押してあげたいという気持ちだけなのか。ははっ、そんなわけない。私がフジファブリックというバンドの音楽を聴き続けているのは、そこに可能性を感じているからだ。個を失ってしまったバンドが如何にして自分たちの音楽を見出そうとしているのか、そのドラマに注目しているからだ。もっと長く、もっともっと長く、“フジファブリック”になるために。きっと何処までも追っかけていくから。


とかなんとか、偉そうなことを言いながらもようやく購入した『BOYS』。思っていたよりもずっと良いアルバムに仕上がっていた。6月リリース、夏を思わせる疾走感は、まさしく自転車にまたがるボーイズ。コミックソングの様なタイトルなのに内容は槇原敬之の『SPY』を彷彿とさせる浮気ソングの名曲だった『夏の大三角関係』、スピード感のあるロックなのに切なさの残る『ALONE ALONE ALONE』が現時点でのお気に入り。

さて、次はどんな『GIRLS』で狂わせてくれるのだろう。
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Newファブリック

志村が亡くなって、もう6年。その後も3人で活動を続けることを聞いたときはちょっとした驚きがありましたが、アルバムも、ある程度の頻度で出していますね。
志村のいたフジファブリックに戻ることは、もちろんできませんが、志村在籍時も、山内や金澤ダイスケの佇まいや、奏でるフレーズには、ちょっとした異常性(^^)を感じていました(そして、加藤の一人浮いているビジュアル)。

ただ、山内の声は、メインボーカルとするにはかなり特徴がある声なので、そこをどう曲として生かしていくか、あるいは山内が歌い方のバリエーションを増やしていけるかが、今後、リスナーに向けての、フジならではの引っ掛かりを作れるかどうかかの鍵かなと思っています。

何年か前だったか、フジファブリックの3人(志村が亡くなって2年後ぐらい)が、小林克也のラジオ番組にゲストで出ていたとき、小林克也が「良い意味で聞く人を裏切っていってほしい。フジファブリックはそういった義務があるバンドだと思います」といったようなこと(ちょっと言葉自体は違ったかもしれませんが、ニュアンスはそんな感じ)を3人に向けて言っていたことがありました。

フジファブリックならではの「心地よい引っ掛かり」というものが、もう少し出てくることを期待したいところです。

No title

小林克也はイイコト言うなあ…まさにソレ。ソレを楽しみにしているし、期待しているし、なんて大体こんなことをなんで私が言ってんのだし。その義務を出来そうで出来なさそうでやきもきしているのよねえ、今はまだ。でも、楽しみは達成されるまでが、また楽し。。。
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菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

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