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誰よりもハチの巣を愛す

「オールスター感謝祭」終了後、なんとなくチャンネルをコロコロ替えていると、妙な番組にブチ当たった。番組のタイトルは『殺人スズメバチ包囲網激走ハンター最強SP』。文字通り、スズメバチを捕獲する人々の姿をリポートした、ドキュメンタリー番組だった。スズメバチオンリーの番組に、果たして需要があるのか。謎である。

 なにはともかく、これといって他に見る番組も無かったので、なんとなしに視聴を続けてみたら(需要があったネ)、そこに大人しそうな老人の姿が映し出された。「老人はスズメバチの巣を使って、様々なアートを作っているのだ」という風に、番組では紹介されていた。スズメバチアート? なんともカオスな響きだ。現地には山本晋也カントクが出向いていた。

 次の瞬間、画面に映し出される数々のスズメバチアート! なんと、老人はスズメバチの巣をくっつけて、「天狗の鼻」「白鳥」「富士山」などの造形物を作り出していたのである。そのスズメバチアートのサイズは、ギネスにも登録されているのだという。……アートとしては認められているんだろうか。

 更に驚いたのが、なんと、それらスズメバチの巣は、全て老人自身が直接回収しているのだという。その様子もカメラに映し出されていたのだが、その手法がなかなか面白かった。まず昼間、スズメバチの巣を箱で囲う。その箱には蓋がついていて、昼間のうちはその蓋を開けておく。やがて、夜が来る。ハチたちが巣に戻っているのを確認し、その蓋を閉じる。……こうして、ハチとハチの巣を綺麗に回収するのだそうだ。見た感じ、これらの行為は老人一人によって行われていた。巧みだなあ。

 家に持ち帰ったハチの巣は、老人が作りたい形に並べられていた。その時に作っていたのは“番傘”。渋い。なんでも、ハチの巣を並べておくだけで、後はハチたちが互いの巣を勝手にくっつけてくれるのだそうだ。そして、ハチたちが巣立ちの時を迎えたとき、このアートは完成するらしい。……あれ? 殺さないの? 逃がしちゃうの?

 老人は語った。「今後の目標は、ギネス記録を更新するようなアートを作ること」。そこで「ほとんどビョーキ!」と言わなかったカントクは寛大だな、なんてことを思った。
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菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

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