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『こそこそチャップリン』第9回(2015年11月28日)

■ニューヨーク25
「漫才:友達を空港に行かす」。芸人としてもっと演技力を上げるために、「密かに好意を抱いていた女性が海外へ飛び立つというのに、その思いを伝えようともせずにウジウジ悩んでいる友人にブチギレて空港に行かせる」というシチュエーションを二人で演じる。アメリカ人風、ヤンキー風、オタク風、駅で遭遇するヤバいおじさん風と様々なバリエーションでキレる手数の多さが魅力。どれも的確に演じられていて面白かったのだが、漫才として見ると、器用さばかりが目立ち過ぎていたような気も。この道の先にいるのがテンダラーなのだろうが。とはいえ、これらのキレパターン全てを凝縮したボケと、それに対する「急にベストアルバム出すな!」というツッコミは見事。

■うしろシティ【10】
「コント:記憶喪失」。交通事故で記憶を失った青年の前に現れたのは、彼が所属しているバンドのメンバー。ボーカル担当だという男の話によると、どうやら記憶を失う前の彼はかなりダサいバンドで活動していたらしく……。漫画やドラマにありがちな「記憶を失う前の自分に驚く」設定に、彼らが得意とする“センスの有無”の要素を盛り込んだコント。基本的には「次々と知らされるバンドの強烈なダサさにドン引きする」やりとりが続くが、そこに「バンドの方針を決めたのはリーダーである記憶を失う前の自分」という設定が重ねられることで、無責任に突き離せない状態になっている点が効果的に働いている。特に笑ったのは「ドクロのステッキ」のくだり。バンドメンバーにすら、そういう設定を……。大笑いするほどではないが無難な内容だったので、この結果は意外。まあ、オチが無理矢理だったので、そこに引っ掛かった人がいたのかもしれないが。とはいえ、澤部や土田のリアクションから察するに、やはり驚くべき結果だったのだろう。何が理由だったんだろうか……。

【ふきだまりのコーナー】
ジグザグジギー、アンバランス、相席スタート、サンシャイン池崎、大福、マツモトクラブ、馬鹿よ貴方は、勝又、横澤夏子、インポッシブル、シンボルタワー、ヤーレンズ、スーパーニュウニュウ、おかゆ太郎、ヴィンテージ。楽屋に置いていたフリップに落書きされていた「馬鹿よ貴方は」、その落書きをした張本人の「ヴィンテージ」、そんな地獄のやりとりに参加しなかった「スーパーニュウニュウ」がクローズアップ。

■プー&ムー【17】
「漫才:じゅげむ」。記憶力が良いというおさむが古典落語の『じゅげむ』をスラスラと言っている横で、おたこぷーがジャマしたり野球拳をしたり……。センターマイクを挟むことで漫才の体を成してはいるが、実際にやっているのは、真面目に何かしらかの話をしているおさむの横でおたこぷーがフザケているだけで、なんだかM-1敗者復活戦でやっていた鬼ヶ島の漫才を思い出した(おおかわらと和田が漫才をしている横で、野田が「二人の漫才を聴いてあげてー!!!」と絶叫しながら自由に動き回る……という漫才だった)。おたこぷーの意味不明な動きと言葉を用いたギャグの数々は、そのキレの良さもあって否が応でも笑わずにはいられない。ただ、対するおさむの喋りが、おたこぷーのムチャクチャさを支えられるほど強固ではなく、とはいえおたこぷーを引き立てるために後ろへ下がるでもなく……結果として中途半端におたこぷーの足を引っ張ってしまっている。何回「おたこぷー」って書いているんだ私は。このクセの強さを上手く抑えつけられる枠が必要なのかもしれない。ネタの後には、おさむの娘(8歳)からの手紙を公開。が、頑張れよーっ!

■永野【失格】
1週勝ち抜き。本来なら今回も出場する予定だったが、前回の放送で勝ち抜けるとは思っていなかったマネージャーが先に営業の仕事を入れてしまっていたため、現場に来ることが出来ず。話し合いの結果、失格となった(ちなみに、ゆんぼだんぷと尼崎での営業だったらしい)。仕方がないので土田がくじ引き、馬鹿よ貴方はが急遽ネタを披露することに。

■馬鹿よ貴方は【14】
「漫才:薬局」。薬屋の店員と客の漫才コント。「(普通に喋っているところに)急に歌うなよ」「強盗だ。動くな。金を出す」「気軽にフライパンと呼んでね」などなど、斜め上の方向から飛び込んでくる平井のボケがとにかくスリリングでたまらない。なのに、ボケているとは思えないほどに、低いトーンのしゃべりなのが、またたまらない。しかし、構成を見てみると、ちゃんと「薬局」という設定を大事にした漫才コントになっているから、油断ならない。後半、お金に固執するような流れを作ったところで、一万円預かって四万円を返すというトリッキーなボケで返す流れも上手かった。こちらも点数が低すぎるように感じたが、ニコ動のコメントに「かなり罵倒するところがカットされていた」「だから客が引いたのか?」というものがあって、なるほどなあと。

次回の出演者は、ジグザグジギー(二度目の挑戦)、スーパーニュウニュウ(二度目の挑戦)、ニューヨーク(1週勝ち抜き)、ヤーレンズ。
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非公開コメント

うしろシティはボケの種類が似通っていたのが原因かもしれません。
それでも自分だったら絶対○の札をあげてるでしょうが。
一時期毎週のように特番進出が出ていたので何か口入れがあったのかもしれません。

No title

年末特番まで間もないのに、そんなことするかな…?
ボケの種類が似ているっていうのはあるかもしれない。
でも、そこまで…うーん…。
プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

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