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詩と批評 というか追記

ぐるぐる(笑現の理由)
 差別についてアレコレ考えてみたけれど、その結果、何が正しいのか分からなくなってしまった。ひょっとしたら、どれも正しくないのかもしれない。とりあえず僕は、テレビの中のナベアツを、何の思想も持たずに観ていた。笑っていた。面白いと思ったから、笑った。以上も以下もない。とにかく面白いから笑った。一緒に「オモロー!」と叫び、楽しさを共有した。

 くだんの記事は、そんな僕の感性を否定しているかのような記事だった。「あの芸には差別的な要素を含んでいる」「演者も観客も、その差別的な要素を意識した上で楽しんだほうが良いんじゃないだろうか」……そんな文章が、僕の心にズカズカと踏み込んできた。そうか、僕は障害児を持つ親には障害児を模倣している様に見えなくもないナベアツの芸を、ただ純粋に楽しんでいた、どうしようもない鈍感野郎だったのか……と、哀しくなった。僕はあの記事を知ったことで、自らの感性が否定されたかの様で、とても傷ついたのだ。

 でも、僕は氏に「ブログを書くな!」とは言わない。それは、表現の自由だとか、言論の自由だとか、そういったオトナ的な事情ではない。僕はいずれ、そのブログの記事を忘れてしまうからだ。いずれ忘れてしまうものを止めろというのは、はっきり言って無駄じゃないか。だから、僕は氏に「こんな文章を世間に晒すのは止めろ!」なんて、バカなことを言うつもりはない。

 それに、結局「ナベアツの芸を「オモロー!」と思わない」人に、僕の気持ちなんて分かるわけがないのだ。「他人の気持ちになる」という言葉があるけれど、そんなの単なる詭弁に過ぎない。僕が傷ついた気持ちなんて、「オモロー!」を否定する人たちには、理解してはもらえないのだ。それはとても哀しいことだけど、でも、仕方が無いことでもある。

 だって、それが人間だから。
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プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

連絡用メールアドレス
loxonin1000mg@yahoo.co.jp

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https://twitter.com/Sugaya03

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