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『スリーパー』

スリーパースリーパー
(2008/04/25)
ウディ・アレン

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 ウディ・アレンの映画を観た。アレンの映画を観るのは、今回で二度目になる。以前に観た作品は『おいしい生活』というタイトルで、割と最近の作品だったと思う(今調べてみると、2000年に上映された作品らしい)。『スリーパー』は、それよりもずっと以前の1973年に公開された作品だ。

 主人公は、胃潰瘍の手術中に合併症を起こしてしまい、冷凍保存されてしまうことになった男、マイルスだ。もちろん、演じるのは我らがウディ・アレンである。マイルスは眠り続ける。ひたすら眠り続ける。その間、なんと200年。しかしある時、マイルスは医師の手術によって眠りから目覚めることとなる。200年が経過した世界で、気付けばマイルスは反体制運動に巻き込まれることとなるのであった。

 正直、前半は冗長に感じた。ストーリーを観客に理解させるためか、やたらと状況説明が多かったように思う。有名人を取り上げたマイルスのジョークも、イマイチ理解出来なかったし(知識として知らないために理解出来なかった)。ただ、マイルスが警察に追いかけられる展開になってから、それは幾らか解消された。使用人ロボットに扮装し、他人の家に上がりこむという下らない展開は笑えたし、その家でケーキを作ろうとして失敗し、物凄い勢いで膨らませてしまうギャグも、なかなかベタだったが爆笑した。

 ただ、本当に最高だったのは、終盤の畳みかけだった。終盤、マイルスは医者に紛争し、体制側へと忍び込むのだけれど、総統が地下組織によって爆破テロに合って、鼻しか残っていないことが発覚するのだ。いや、鼻って! 鼻だけって! しかも、この時代の医学では、鼻から総統を復元することが可能なのだという。で、マイルスは案の定、総統を手術する名医と勘違いされ、手術台に連れて行かれ、総統(というか鼻)と対面するのである。……このくだりが、もう下らなくって、おかしくって。というか、手術台の上にチョコンと置かれた鼻が、とにかくおかしかった。本当に面白かったのは、この後なんだけれども……それは流石にネタバレが過ぎるので、控えよう。

 かなり下らなくて、面白い映画だったと思う。買おうとは思わないけれど(今回はレンタルした)、他のウディ・アレンの映画に興味を持てるくらいには、僕の感性を揺り動かす映画だった。今度は何を借りてみようかな。
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 初期の作品ですねー。トラックの中でロボットとアレンが一斉にガタガタ動き出すシーンや、快感ボールのシーンなどもよく覚えています。

 アレン映画ですが、コメディなら「カメレオン・マン」がオススメ。

 初期のテイストが気に入ったなら処女作「泥棒野郎」が好きだなぁ。あと「ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう」(長い!)。

 アレンのラブコメディ路線なら「カイロの紫のバラ」がオススメ。監督としての評価を一気に上げた「アニー・ホール」も大好きですが、セリフの比重が大きいし日本人にはちょっととっつきにくいかも、導入にも「カイロ~」のほうが向いていると思います。
 ちなみにウディ・アレンは一番女優の魅力を引き出す監督なんじゃないだろうか。出てくる人はそこまでパーフェクトな美人顔ではない人ばかりなんですけどね。他の映画ではずいぶんフツーな印象なのに、アレン映画ではやたら魅力的になってしまう女優はたくさんいます。

あー、ありましたね。
トラックの中でガタガタ動くシーンは、あまり窮屈なんで笑ってしまいました。
快感ボールのシーンも良かったですねえ。奪い取るな(笑)

>「カメレオン・マン」
ちょっとググってみました。ドキュメンタリー調ですかー。
なかなか面白そうなので、ちょっと探してみようと思います。

ラブコメに入るのは、もうちょっと段階を踏んだ後で…。
プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

連絡用メールアドレス
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https://twitter.com/Sugaya03

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