スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Good bye Mike.

ロードショーの顔、映画評論家 水野晴郎さん死去(痛ニュー速報!)
映画評論家、水野晴郎氏が亡くなった。その近況を知らなかったため、突然の死の様に感じるが、病院で亡くなったということらしいので、なにかしらの病を背負っていたのだろう。見た目にも明らかに太りすぎだったので、糖尿系の病だったのかもしれない。

水野晴郎氏と言えば、まず思い出すのが「映画って、本ッ当に良いものですね」という名セリフだ。一般的には、恐らく故淀川長治氏の「さよなら、さよなら、さよなら」の方が馴染み深いのではないかと思うが、個人的には、映画のシメのセリフといえば水野晴郎氏だという印象が強い。にこやかな笑顔で発せられるそのセリフは、感情を揺り動かすほどのインパクトは無かったけれど、シメの言葉としては非常に美しかった。

偶然にも、水野氏の訃報が伝えられる前日に、このセリフのことを記事にした人がいたので、紹介することにする。“80年代後半~90年代前半を回顧するブログ”の、きくりん氏だ。僕が水野氏の訃報を知ったのは、この記事を読んだ直後だった。

それと、水野氏といえば、忘れてはならない話がもう一つ。オフィス北野の知性派特攻隊こと、浅草キッドによる名著『お笑い 男の星座』の第11章に収められた「ホモじゃない! 水野晴郎」の一件である。
お笑い 男の星座―芸能私闘編 (文春文庫)お笑い 男の星座―芸能私闘編 (文春文庫)
(2003/03)
浅草キッド

商品詳細を見る

それなりに有名な話だが、かつて「水野はホモではないか?」という疑惑があった。最近もあったのかどうかは分からないが、とにかくそういう疑惑があったのだ。そして、このコラムは、そんな水野氏の疑惑について調べ上げ、報告したものになっている。

このコラムでは、浅草キッドが水野氏の経歴についての解説や、ホモ疑惑の真相について主に書かれているが、個人的には冒頭、浅草キッドが読んでいたスポーツ報知に掲載されていたという、真っ向からホモ疑惑を否定する水野氏のあまりにもぶっちゃけた言い分の方が、強く印象に残っている。以下、その場面を引用する。

「そんなバカなことがあるわけない。分析すると僕が米国の警察官の制服マニアだったり、映画で山下奉文大将の役をやったりしたことで誤解されたんでしょう。今でもつきあってる女性はいるんだから。」と、なぜか、“大胆不適切”なことを語り始めたのだ。
「それはどんな方なんですか?」
「二人いるんですが、一人は水商売で、もう一人は人妻です。もう30年ぐらいになります。でも、この年ですし、しょっちゅう(肉体)関係を結ぶわけじゃない」


このぶっちゃけた発言に、これまで様々な怪人物に遭遇してきた浅草キッドも度肝を抜いたらしい。思わず「リップサービスが過ぎると言うかヒップ・サービスが過ぎるのである」と、冗談混じりに語っている。

ちなみに、この次の章「幻の右 ガッツ石松」においても、水野氏は活躍する。番組上でガッツ石松の『カンバック』をくさした水野氏。すると、その放送をテレビで見ていたガッツが激怒。かくして、水野氏とガッツはホテルの一室で、番組出演者を挟み込んだ上で、血で血を洗う戦いを繰り広げることになるのであった……うーん、カッコ良いなあ。

昭和の空気を保った、豪快な人物がまたこの世から去ってしまったと思うと、なにやら心寂しい気持ちになる。このところ、昭和の怪人たちが次々と亡くなっている感があるなあ。本ッ当に、お疲れ様でした。ご冥福をお祈りします。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

連絡用メールアドレス
loxonin1000mg@yahoo.co.jp

Twitterアカウント
https://twitter.com/Sugaya03

検索フォーム
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。