スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

人間の声によく似た風の音

 昨日、仕事場でサザンオールスターズ『世に万葉の花が咲くなり』を見つけた。借りていいかと聞いてみると、別に良いということなので、持って帰ってきて、昨日から延々と聴いている。とはいえ、別にサザンに深く興味があるわけではない。ちょっと気になっていた曲が、このアルバムに収録されていたからだ。その曲のタイトルは、『ニッポンのヒール』。批評性の強いロックミュージックである。

 音楽評論家の中山康樹曰く、この曲は桑田が<どれだけうまくディランを再現できているか>ということに重点を置いた楽曲らしい。なるほど、確かに。アコースティックギターが強調されたアレンジや、やたらと響いてくるハーモニカは、ディランを髣髴とさせる要素だ。歌詞の反体制的というか、権威に対する毒舌っぷりも、かの時代のフォークソングを感じさせる。

 それにしても、桑田佳祐は定期的に社会風刺ソングを発表しているなあ。『Young Love』の「汚れた台所」、『さくら』の「爆笑アイランド」「私の世紀末カルテ」、『ROCK AND ROLL HERO』の「どん底のブルース」。桑田ソロのアルバムに至っては、アルバム全体に社会風刺が盛り込まれている。やっぱり、桑田を形成している要素に、フォークソングが含まれているということなのかなあ。おまけに、どれもこれも名曲ときているから、恐ろしい。

 ただ、YouTubeで『漫画ドリーム07』を見たときは、ちょっと説教臭さを感じた。やっぱり時事という非普遍的な歌詞は、批判の対象とするにはちょっと不安定なところがあるのかもしれない。良い味は出ていると思うけれど、こういうのはあまり映像として残さないほうが良いのかもしれないなあ(DVDに収録されている模様)。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

連絡用メールアドレス
loxonin1000mg@yahoo.co.jp

Twitterアカウント
https://twitter.com/Sugaya03

検索フォーム
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。