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『Sink』(いがらしみきお)

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『Sink』という漫画がある。通常、漫画の多くは雑誌に掲載されてからコミック化するものだが、この作品はインターネット上に掲載されてからコミック化している。随分と未来的なスタイルである。次世代コミックを目指した結果なんだろうか。

作者のいがらしみきおは、『ぼのぼの』『忍ペンまん丸』などの作品で知られている人物だ。いわゆるギャグ漫画を本分とした人で、『ぼのぼの』以前はナンセンスな四コマ作品で一世を風靡していた。僕は先の二作品のどちらも大好きで、今作に対しても、そういうナンセンスギャグを期待していたのだが。フタを開けてみると、そこにはギャグが微塵も存在していなかった。ギャグ漫画を得意としていたいがらし氏は、そこに徹底されたホラーな世界を描き出していた。

しかし、それはこれまでのいがらし作品から、完全に隔離されたものではない。初期の『ぼのぼの』において、主人公のぼのぼのはしきりに恐怖を感じていた。その恐怖のひとつに、いつもと違う行動を取っている父親を“知らない別の生き物”なのではないかと疑う、というものがあった。そんな『ぼのぼの』の恐怖が具現化されてしまった作品が、この『Sink』なのである。

それにしても、この『Sink』という作品。実におっかない。だんだんと日常が破壊されていく様子も怖いが、勝手に人の家に上がりこんでくる謎の人物たちも実に怖い。第二巻で明らかになるのだが、彼らは目を閉じることで姿を消すことが出来るらしい。時折、誰も居ない空間で人の気配を感じてしまうのは、もしや彼らの仕業では……などと、考え出すと怖くて仕方ない。う。
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プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

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