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『キノの旅Ⅸ』(時雨沢恵一)

キノの旅〈9〉the Beautiful World (電撃文庫)キノの旅〈9〉the Beautiful World (電撃文庫)
(2005/10)
時雨沢 恵一

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久しぶりにライトノベルの類いを読む。中学高校の頃は、よく読んでたんだけどなあ。大学に入った途端、読まなくなった。だから、世間で話題になっているアニメの多くを、僕は知らない。僕の中でのライトノベルは、『キノの旅』で止まっているのである。ジェネレーションギャップだね。ちなみに、このシリーズは八巻に入っているやたらと長い話で詰まって、それから読まなくなっていた。あの頃は時間がいっぱいあった筈なのになあ。少なくとも、今よりはあった筈なのになあ。

本書にはショートストーリーが十五話収録されている。キノが主人公になっている話や、過去の作品に登場したキャラクターが主人公になっている話、キノの師匠たちが体験した話など、バリエーションに富んだ内容になっている。その度に文体が変わるので、ちょっと落ち着かないけれど(ハードな内容になるときは“ですます調”になることが多いらしい)。ライトノベルらしく、ほどほどに軽くてさりげなく味わい深い文章は、とても読みやすかった。こーいうのを軽妙と言うのだろーかね(←軽妙を実演してみた)。ただ、動きの多いシーンを文章化するのは、相変わらず苦手な模様。あれがスッと入ってくれば、もっと良かった。

個人的に印象に残っているのは、『殺す国』と『電波の国』。どちらもブラック系だけど、前者がシンプルにブラックユーモアの形式を取っているのに対し、後者はややブラックさの中に猟奇的な香り芳しき内容。どっちが好きということはないけど、『電波の国』で事件が起こったときの描写がなかなかの狂いっぷりを見せていて、そのシーンだけが頭から離れない。僕の頭もどっかの電波を受信してしまっているのかしらん、なんて。おっそろしい話ですばい。

ちなみに、家には十巻までのシリーズが保蔵されている。次は八巻。その次は十巻。そういう風に読み進めていく予定……あくまでも予定。また詰まるかもしれない。別の本に気を取られるかもしれない。だから、予定。むーん。
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菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

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