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『俺はまだ本気出してないだけ1』(青野春秋)

俺はまだ本気出してないだけ 1 (1) (IKKI COMICS)俺はまだ本気出してないだけ 1 (1) (IKKI COMICS)
(2007/10/30)
青野 春秋

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 先日、広島は紙屋町にある「とらのあな」に行ってきたんですよ。「とらのあな」。ほら、あの黄色いド派手な看板が印象的な、オタクと呼ばれる人たちが愛用する、あの書店ですよ。本以外にも色々なモノを売っていますが、とりあえず書店ということになっていますよ。そこに、後輩たちと一緒に行ったわけです、ええ。
「とらのあな」紙屋町店は三階建てになっておりまして、一階が通常コミック売り場、二階が同人ショップ、三階がアダルトコミック・ノベルス売り場なんですね。で、僕たちは一階でたむろしていたわけです。僕はアダルトな二階や三階にも行きたかったんですけど、やっぱり先輩ですから、そこは性欲を権威欲で抑えて。後輩たちと、やれ『それでも町は廻ってる』だ、やれ『ユリア100式』だ、やれ『百舌谷さん逆上する』だ、言っていました。
 で、とある後輩がですね。本棚から、ある漫画の単行本を取りまして、それを眺めていたんですけども。ふっと、僕の方を見まして。言うんですね。「これ、先輩に似てませんか?」と。横にいた、もう一人の後輩がそれを見まして、やはり「あ、似てますねぇ」と言ったわけです。「あー、まあ似てるかなあ」と、その時は思ったんですが、後で鏡をまじまじと眺めてみると、「あ、似てるわ」という結論に至ったわけです。はい。

 それで、その単行本というのが、これなんですけどね。いやー……複雑ですよ。まずタイトルが、既に後ろ向きなのが凄いですよね。『俺はまだ本気出してないだけ』。言い訳としか聞こえないようなことを、ここまで堂々とタイトルにしてしまった本が、過去に存在したでしょうか。いえ、僕は知りません!
 実際に本を開いてみると、内容もなかなか厳しい。生まれてきてから40年、係長にまで上り詰めた中年男“シズオ”が、ある日突然「自分を探す」ために会社を辞め、フリーターをしながら漫画家を目指す。……どうですか。厳しいでしょ? 探すなら、もっと早めに探せよって気がしませんか?
 ただ面白いのが、シズオが単なるニートやフリーターではなく、ある程度、サラリーマンとしてキャリアを積み重ねてきた大人だという点。その安定しているが退屈な日常から抜け出し、裸一貫で人生をやり直す! これは熱い! でも、40歳! 遅い!
 そして恐いのが、シズオがやろうとしていることに対し、読んでいるこちらも、ちょっとだけ同意してしまっているところ。分かるんだよなあ。この日常から、思い切って飛び出して、自分の夢を探してみる。やってみたい。でも、この日常は壊せない。そんな「脱サラ願望」を持った人たちの思いを、この漫画はカタチにして描いています。思ったよりも背負ってるモノが大きいぞ!

 もしも僕が40歳を過ぎて仕事を辞めたとしたら、この漫画の影響が少なからずあると思います。なので、その時は皆さん、どうぞ「リアルシズオだ!」とお呼び下さい。それまでブログを続けているかも分からないし、それまで今の当ブログ読者が僕に付き合ってくれているかどうかも分かりませんし。分からないことばっかり。
 でも、僕が40歳になるのって、あと16年なんですよね。思ったよりも、遠くない未来なんですよ……って、ああ! 今の調子だと、40歳になった頃に鈴子ちゃんみたいな可愛らしい娘が出来ないじゃないか! 孤独は嫌だ! 誰か、嫁に! 嫁になってくれ!(血迷うな)
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プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

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loxonin1000mg@yahoo.co.jp

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