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『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』

Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! [DVD]Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! [DVD]
(2008/07/09)
ローワン・アトキンソンエマ・ドゥ・コーヌ

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面白い。いやいや、今更僕がMr.ビーンのことを「面白い」なんて言ったところで、だからどうだという話になるだけだ。だって、Mr.ビーンが面白いことなんて、誰もが知っていることだろうから。いや、でもMr.ビーンがブームになったのって、もう随分と昔のことの様な気がする。ひょっとしたら、Mr.ビーンを知らないという人も少なくないのではないだろうか。これはいけない。あんなに面白いキャラクターのことを知らないなんて、どれだけ人生を損していると言うのだろう。だから、とりあえずMr.ビーンについての話をしてから、本編の話をすることにする。ここまでにMr.ビーンって何回書いた?(答え:六回)

Mr.ビーンとは、イギリス生まれの喜劇役者ローワン・アトキンソンが主演を務めるコメディドラマのタイトルであり、そのドラマの主人公の名前でもある。常に同じ服装で様々な場所へ出向く中年男ビーンが、本能のままに行動して周囲の人々に迷惑をかけたり自爆したりする姿が人気を集め、1997年には映画版まで公開された。しかしこの映画版は、あまり満足の出来るものではなかった。オーソドックスなコメディ映画としてはよく出来てはいたが、その面白さはドラマにおけるMr.ビーンのそれとは全く異なるものだったからだ。それから、およそ十年。すっかりブームが忘れ去られてしまった今になって、Mr.ビーンは再び映画になって帰ってきた。原作のエッセンスをたっぷりと詰め込んで。

前作と今作の最大の違いは、Mr.ビーンがドラマにどれほど参加しているか、という点にある。前作においてMr.ビーンは、アメリカのとある家庭へとホームステイの形で入り込み、そこで起こっている家族問題を解決するという役割を担っていた。余所者が悪しき現状を改善するという、王道パターンである。しかし、今作においてMr.ビーンは、周りの人間をハプニングに巻き込みながらビデオカメラを回し続けるだけだ。自分のせいで迷子になった子供を親元に届けるという目的はあるが、その子供とも途中で逸れてしまい、結局は一人で自分勝手に動き回る。その姿が、実にMr.ビーン。ちゃんと、Mr.ビーンになっている。素晴らしいネ。ところどころで入り込む電話ネタも、ちょこっとブラックなユーモアが含まれていて楽しい。

そして、衝撃のエンディング。ただ親元に子供を届けたというだけではない、様々な偶然が重なって出来上がった、感動のエンディングがそこにはある。日本のお笑いでも頻繁に使用される手法ではあるが、まさかMr.ビーンという作品の締めくくりにこれが使われることになるとは、思いもよらなかった。いや、Mr.ビーンというキャラクターの面白さを引き出すためには、こういうエンディングであって然るべきだったと言えるのかもしれない。一言、面白かった!

余談。相変わらず大団円オチに弱いなあ、僕。
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プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

連絡用メールアドレス
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