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「藤子・F・不二雄大全集」現る!

藤子・F・不二雄大全集

mixiのコミュニティ情報より。幼い頃から『藤子・F・不二雄短編集』を愛読していた人間としては、喉から手が出るほど気になる一品。全何巻になるのかは分からないけれど、値段次第では手を出したい。でも、巻数がとんでもないことになりそうな気がするので、その辺がとってもおっかない気もする。手塚治虫漫画全集(言うまでもなく、黒い表紙とド迫力のタイトル書体が印象的なアレのこと。今年一月に発売された、とんでもない値段の愛蔵版のことではない)くらいの値段だと嬉しいけどなあ。

……と、呑気なことを言っている場合ではない。なんと、この「藤子・F・不二雄大全集」には、あの『オバケのQ太郎』が収録される予定なのだそうだ。この事実を知った僕は、思わず「え、あの封印作品が復活するのか!」と、声に出してしまった。嘘だけど。

『オバケのQ太郎』といえば、まだ藤子・F・不二雄と藤子不二雄Aが“藤子不二雄”という共同ペンネームの元、1968年に週刊少年サンデーにて連載が開始された漫画である。頭のてっぺんに毛が三本、犬が苦手でマヌケなオバケのQ太郎が子供たちを巻き込んで繰り広げる騒動に、日本中の子供たちが爆笑したという。『ドラえもん』が大ヒットする前のヒット作品として、『オバケのQ太郎』は藤子不二雄の歴史に燦然と輝いているのであった。ピカピカ(川本真琴)。

ところが、『オバケのQ太郎』はとある事情によって、封印されてしまうという憂き目を見ることとなってしまう。この辺りの詳しい事情は、安藤健二氏のルポルタージュ『封印作品の闇―キャンディ・キャンディからオバQまで』における第四章「怨霊となったオバケ」及び第五章「浮遊霊の行方」に詳しい。今回、『オバケのQ太郎』を復活させるということは、その辺りの問題が片付いたということなのだろうか(まさか『新・オバケのQ太郎』を略して『オバケのQ太郎』なんてことはないよな?)。

問題はまだある。黒人を取り扱っているということで、抗議を受けたという「国際オバケ連合」は収録されるのだろうか。抗議を受けた当時は該当エピソードのみをカットして茶を濁したようだが、仮にも“大全集”などと大々的にアピールをしているシリーズにおいて、抜け落ちるエピソードはあるべきではないと思うのだが。いや、待てよ。そもそも物語のテーマ自体が抗議の対象となってしまった『ジャングル黒べえ』はどうなるんだ? あれも確か藤子F名義だったと思うのだが。

全ての作品を再発するのは難しいだろうことが予想される「藤子・F・不二雄大全集」。果たして、どこまで「大全集」としての姿形を残すことが出来るのか。編集者の頑張りに期待したいところ。

追記。そういえばコレ、「大長編ドラえもん」はどうなるんだろう。アレもF作品だから、一応収録するのかな。でもアレ、F氏が亡くなってしまってからは、藤子プロのスタッフによって描かれていたんだよな。それはF作品とは違うよな。でも、中途半端なところで切っちゃうのは、どうなんだろうという話になりそうだし。うーん。分からん。
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菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

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