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『爆笑オンエアバトル NON STYLE』

爆笑オンエアバトル NON STYLE [DVD]爆笑オンエアバトル NON STYLE [DVD]
(2009/03/31)
NON STYLE

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浅草演芸場からテレビの賞レースへと乗り込んできたナイツ、栃木訛りでローカルな話題を提供するスタイルのU字工事、ツッコミのネガティブなフレーズが強烈な印象を残すザ・パンチ、そして敗者復活戦から勝ち上がってきた脅威の男「春日」を従えるオードリー……そんな、個性的な実力者たちが名を連ねたM-1グランプリ2008決勝の舞台を制したのは、どのコンビよりも無個性で地味な漫才コンビ、NON STYLEだった。

もちろん、NON STYLEが優秀な漫才師であることは、業界筋に詳しい人間ならば誰もが知るところではあった。上方漫才大賞、笑いの超新星、新世代漫才アワード、新人演芸大賞などの輝かしい功績は、彼らが実力者であることを示す、堂々とした証しであった。そんな彼らがM-1グランプリ2008を制する結果となったのも、至極当然だったと言えるのかもしれない。しかし、彼らのM-1優勝を認めない人間は、決して少なくなかった。

その最大の原因となったのが、オードリーである。春日という今時珍しいほどに傍若無人さが伝わってくるキャラクターと、それを巧みに操る若林の高い話術による漫才は、多くの大衆の目を引き寄せた。しかも、彼らには敗者復活を勝ち上がってきたことによる、勢いもあった。恐らく、多くの人間が昨年のサンドウィッチマンと同様、敗者復活からの優勝に期待していたのではないだろうか。

ところが最終決戦で、オードリーはNON STYLEに破れて二位に甘んじる結果となった。それがNON STYLEに対する、ある種の反感を生んでしまったのである。彼らが他の決勝メンバーに比べてキャラクターが弱かったために、優勝後にそれほどバラエティ番組に出演しなかったことが、また反感の勢いを強めていた。「あの結果はヤラセだ」という無知な暴論が、当たり前の様に飛び交った。

2005年2月20日。NON STYLEは初めてオンエアバトルに出演した。なんでも当時、実際は千鳥が出演する予定だったのだが、スケジュール上の都合により、代役としての出演だったそうだ。しかし、フタを開けてみれば、彼らは初挑戦でありながらオーバー500を記録していた。その後も安定した数値を叩き続けて連戦連勝。最終的には、9代目チャンピオンにまで成り上がっていく。

M-1以前のNON STYLEが、どういうネタを披露していたのか。どんなネタを見せて、どのように評価されていたのか。M-1グランプリ2008の結果に納得がいかないという人には、是非とも、このM-1以前の彼らのネタを観てもらいたい。それを面白いと感じるか否かは、人それぞれに判断が違うところだろう。ただ、批判するなら批判するなりに、M-1以前の彼らについて、ある程度は知っておいてもらいたいのである。通常のしゃべくり漫才から、イキリ漫才を開発し、更なる一歩を踏み出そうとしていた、彼らの姿を。

ちなみに、特典映像でのトークにて、ボケ役の石田明(白い方)はM-1の二連覇を狙っていると発言している。あくまで「NON STYLEの未来予想図」という企画によるものなので、それが本気なのか冗談なのかは判断が難しいところがある。ただ、もしも彼らが本気でM-1の連覇を狙っているというのであれば、その時はまた、決勝の舞台でオードリーと並んだ姿を見てみたい。あまり芳しくない結果になったとしても、僕は二組が再びガチンコで戦う姿を、ただ純粋に観てみたい。誰も文句をつけられない大一番、果たして今年の十二月、彼らの姿は決勝の舞台にあるのか! 期待したい。


・本編(74分)+特典映像(13分)
・特典映像:NON STYLEの10年後を未来予想!
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プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

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