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『爆笑オンエアバトル』四月二十四日放送 感想文

・八位:イシバシハザマ『漫才:消防士』(353kb)
イシバシハザマといえば、『おかしな話』に代表されるショートコントのイメージが強かったが、今回はショートコントスタイルで一つのシチュエーションを繋いでいくスタイルでネタを披露。スタイルの完成度は『おかしな話』の方が圧倒的に上だが、こういう一つのシチュエーションを繋いだ擬似漫才スタイルの方が客には伝わりやすいのかもしれない。が、ショートコントのスタイルを強引に応用したためか、ブリッジとなる一言が漫才の流れを止めてしまっており、それがなんともいえない落ち着きの無さを感じさせた。もうしばらく、思案する必要が有る。

・七位:チョコレートプラネット『コント:手術』(377kb)
未だに『ローマ帝国』のイメージが強い彼らが今回披露したのは、手術中の医師たちのやりとりを悪フザケに演じたコント。自然なテンションでさりげなくボケる様は個人的にかなり好みだったのだが、ボケに一貫性が無く、悪い意味で自由にやりすぎてしまっていたような気もする。最後のオチも、後味は悪いがブラックユーモアとしては稚拙という、なんとも残念な結果になってしまった。やりたいことは分からなくもないが、もう少し纏める努力をして頂きたい。

・六位:大輪教授『漫談:百の数字』(393kb)
以前よりホワイトボードを使用した漫談スタイルに傾倒し続けていた大輪教授だが、今回はホワイトボードを置き、更に白衣も脱ぎ捨て、シンプルな漫談スタイルで登場。日常で目にする言葉に含まれる数字に「百」をはめ込む意外性で、着実に笑いを取っていた。腹を抱えて笑うというよりも、じっくりと噛み締めて笑うタイプのネタで、『素因数分解』以後、大輪教授は不調が続いていたので、こういうネタが作れるようになったというだけで一安心。後は、もう少し彼のスタイルが評価されるようになれば、なお嬉しいのだが。

・五位:のろし『漫才:子供のころ』(409kb)
具体的にどういうネタだったのかは覚えていないが、結構な時間をかけて『キセキ』を歌い上げていたことだけは、妙に記憶に残っている。それ以外の部分はやたらとベタなボケが多く、漫才師としては以前にも増して無個性になってしまったという印象。『爆笑トライアウト』に出場していた“だいなお”の漫才の方が、まだ幾らか良かったように思う。要精進。

・四位:ハライチ『漫才:戦隊ヒーロー』(429kb)
登場の時点で雰囲気を作り出している。ツッコミ澤部の話術というか、喋りの味があってこそ出来ることだろう。今回はボケ岩井が戦隊ヒーローの名前を挙げていくというスタイルの漫才に始まり、いつもの長時間に渡るノリツッコミ漫才へ。正直、最初の戦隊ヒーローのくだりが面白かったので、今回はそれを続けたほうが良かったのではないかと思う。少なくとも、今回のノリツッコミ漫才は絶望的にグダグダとしており、中盤あたりからは単に澤部のキャラクターに甘えただけの漫才になってしまっていた。その方向に進むのは、まだ早すぎる。

・三位:ザ・ゴールデンゴールデン『コント:爆弾』(449kb)
彼らのコントを観るのは今回で四度目になるが、相変わらずネタの出来が安定していて、実に面白かった。三人の役割の明確さ、コント内におけるドラマの展開、決して忘れない北沢の顔イジリに至るまで、実に彼ららしいコントだった。ただ、あまりにも彼ららしすぎていたような気もしないでもない。もうちょっと冒険的なコントも観てみたい。

・二位:マシンガンズ『漫才』(489kb)
ビジュアル系バンドの批判、自分たちに対する批判への愚痴、オンエアバトルのジャッジペーパー……と、お馴染みのマシンガンズ漫才が大爆発。ただ怒っているだけの様に見えて、ところどころでユニゾンしてみせたり、ふっと冷静になる瞬間を作って漫才にメリハリをつけたり、さりげなくコンビ仲をアピールしてみせたりと、色々と工夫しているのが実に良い。相変わらず、ネタが方々に飛びまくっているのは気になったが、全体的に笑える漫才だった。このコンビの場合、『爆笑レッドカーペット』への出演のおかげで、スタイルが認知されるようになったのは大きかったのではないかと思う。オンエアバトルでも同様に活躍してもらいたいものだが。

・一位:U字工事『漫才:栃木、東北へFA』(517kb)
先日の『関根・優香の笑う春休み』でも披露していた漫才だが、新しく長野のくだりが追加されていたので、ちょっと驚いた。これまでの「対茨城ネタ」の視野を広げ、関東を諦めて栃木を東北にしてしまうという発想が、下らなくも面白い。「東北のニューヨークと呼ばれる仙台」「栃木には元関東というブランドがある」「長野にはオリンピックという強みがある」などの名フレーズも、漫才に良いアクセントをつけていた。ローカルネタも少なめに。良い漫才だったなあ。

・オフエア組
ストリーク(349kb)
キスキスバンバン(337kb)
夙川アトム(301kb)
エレファントジョン(257kb)
ヒデヨシ(233kb)
チャーミング(229kb)
カオポイント(137kb)

衝撃だったのは、やはりストリークのオフエア。八位のイシバシハザマとボール一個差というところだったらしいが、中途半端な数字で合格しても仕方が無かったのではないかという気がしないでもない。次に期待。ラーメンズ、エレキコミックに続くトゥインクルの新星カオポイント、まさかの最下位。自己最低キロバトルを更新してしまった。どんなネタを披露したんだろうか。

・オンバトプレミアム:トータルテンボス
『中古車販売』のネタを披露。大村のオリジナリティ溢れる発想が目立つ漫才で、笑いを狙うというよりも、自分たちで楽しくやりたいという意識が感じられた。まあ、ここで妙にガチンコな漫才を披露されても困るので、このくらいが丁度良いのだろう。しかし今後、誰がネタを披露してくれるのやら。なんとなく、タカアンドトシは出そうな気がするが。
 
・個人的視聴者投票
マシンガンズ(純粋にネタで爆笑したので)
大輪教授(こういう小利口なタイプの笑いが地味に好きなので)
チョコレートプラネット(将来性を感じた)

・視聴者投票結果
U字工事(7,958票)
マシンガンズ(4,366票)
ハライチ(3,933票)
イシバシハザマ(2,453票)
大輪教授(2,179票)
のろし(2,146票)
ザ・ゴールデンゴールデン(2,082票)
チョコレートプラネット(1,019票)

既にチャンピオン大会進出が決定しているU字工事が、二位以下を圧倒的に突き放すほどの票を獲得。支持率が凄いな。そんなU字工事よりも3,600票ほど下とはいえ、三位に400票ほどの差をつけたマシンガンズが視聴者投票1位バトルに進出決定。昨年より彼らの活躍に期待していた身としては嬉しい限りだが、これで彼らが今期の通常収録に参加することは無いということになるのだろうか。個人的には、ハライチ・イシバシハザマの票数がちょっと多すぎる気が。露出量の問題か?
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大輪教授、ハライチ、マシンガンズ、U字工事に投票。

期待してたイシバシハザマは2人のツッコミの後に、硲が普通にツッコんでるのが、二重のツッコミになってるのが違和感。それで漫才の流れが途切れてる感じがあるんだよなぁ。
普通のツッコミにシフトするか、あのツッコミの後で次の展開に流すかにした方が上手く流れるような気がする。

>イシバシハザマ
同じツッコミを某亀爆さんもしとりましたが、硲さんの二重ツッコミが無いと、その後の流れに繋ぎにくい気もするんですよね。とはいえ、普通のツッコミにシフトするのは、せっかくのあのスタイルを捨てることになるわけで、それはそれで勿体無いですし。どっちにしろ、もうちょっと思案した方が良いでしょうね。

マシンガンズ最初つきあっている女性のグチ言ってる頃はむしろ嫌いだったんですが、最近は好きですねー

ハライチはボケの人がツッコミに笑ってしまうのがなんとも。あれなんとかならんかなぁ。

U字工事はたぶんチャンピオン大会でこのネタやるつもりだったんじゃないでしょうか。もし決勝行ってたらどうなってたと思います?

> ハライチ
ちょっとボケがツッコミに甘えすぎですからねえ。何か一つ、進化してくれると良いんですが。

> U字工事
あのネタでチャンピオン大会…うーん。あの大会は、全体的に飛び抜けて良かったと言えるネタが無かった大会でしたからねえ。もしU字工事があのネタでチャンピオン大会に出ていたら、まあまあの記録は出せていたのではないかと思います。ただ、トータルテンボスには勝てなかったんじゃないかと。なんとなくですが。
プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

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