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『爆笑トライアウト』五月一日放送 感想文

三日月シュガー(ケイダッシュ)
友人に紹介してもらった彼女が凄いキャラクター、というコント。彼女がただ変なキャラクターを演じるだけではなく、その友人が彼女にベタ惚れという設定が、シチュエーションにちょっと深みを与えているか。「よっ、一級河川!」などのフレーズも好き。まあまあ面白かったけど、こういう軽い感じのネタは自称玄人にウケが悪そうな気も。

ゆってぃ(人力舎)
漫談。売れていない芸人の悲哀をネタにしている。芸歴の長さから来ている喋りの上手さに安定感を覚えるが、ネタ自体がワンパターン化してしまっていることが、少し気になる。まあ、ワンパターン化しているからこそ、安定感が生まれていると言えなくもないが。演芸方面では、ワンパターンを売りにしている人も少なくないし。ただ、もうちょっと笑いの幅は欲しい。

虹の黄昏(げんしじん事務所)
世紀末メジャーリーグ。かなりカオスな世界観のコントで、ノリはさくらんぼブービーのそれを彷彿とさせたが、それよりも随分と不器用な感じ。でも、ちょくちょくオーソドックスなボケを挟み込んだり。「伸びろ! セキレース!」「すみれセプテンバーラーブ!」「それを見守るガラパゴス諸島!」などのフレーズに、思わずニヤニヤ。次世代の鳥居みゆきか?

囲碁将棋(東京吉本)
虎舞竜の『ロード』を歌おうとするが、歌詞やメロディがこんがらがって思い出せない漫才。話の脱線するタイミングや外しっぷりがしっかりと計算されており、なかなかの頭脳派漫才を展開させていた。面白かったといえば面白かったのだが、やや理詰めしすぎな気も。もうちょっと長いネタなら、また幾らか違ってくるのかもしれない。

サイドエイト(baseよしもと)
映画のカッコイイシーンを再現するトリオ漫才。かなりオーソドックスなシチュエーションではあったが、ボケもまたオーソドックスで、ネタには安定感があったが、あまりにもオーソドックス過ぎて受け入れられていなかった感。個人的には、かなり笑ったのだが。囲碁将棋と同様、こちらももう少し長い時間をかけて観たかったような気がする。

クロンモロン(浅井企画)
お母さんが読み聞かせてくれた絵本の漫才。初っ端からの下ネタに心配したが、本筋に入ってからは「片方がナレーション、片方がナレーションに合わせて演技する」スタイルの漫才で披露した、ドラマティックな『赤ずきんちゃん』、一気に観客を惹き付けていた。。麒麟がやっていた漫才にちょっと似てたかな。他のパターンがどれくらいあるのか、気になるところ。

シーソーゲーム(アミーパーク)
失敗しない面接漫才。そういえば『爆笑レッドカーペット』で観たことあるな。関原(メガネの方)のしゃべりが、U字工事の益子っぽくてちょっとニヤニヤ。相方の言っていることを間違えて受け止めては訂正し続ける漫才。TKOがちょっと前にやってた「知ったかぶり」コントに似てるかも。なかなか面白かったけど、こちらももうちょっとネタの幅が欲しい気が。

Yes-man(トゥインクル)
縄跳びを売りつけようとするサラリーマンの友人。昔のチャップメンを髣髴とさせるコントで、なんだか妙に懐かしい。二人のべしゃりだけで成立させるストイックさは評価するが、もうちょっと突き抜けた笑いが欲しい。

山陽ピッツァ(ワタナベ)
剣道コント。分かりやすいボケ、安定した演技力とクオリティが非常に高かったが、シチュエーションの古臭さがどうにもこうにも気になった。ドリフターズじゃないんだから。あと、『爆笑レッドカーペット』『エンタの神様』で既に観たネタだったためか、既視感が凄かったのがちょっと。最後のハーモニカ演奏には苦笑。最後の最後で、まさかの大バカ見せてくれたなあ。

プリンセス金魚(松竹芸能)
ファンに顔を指される漫才。絶妙に変化球なボケ、ストレートで切れ味の良いツッコミが活かされた漫才で、かなり面白かった。ああいう短いシチュエーションを何度も何度も繰り返す漫才は、途中から観ても面白いから良いよねえ。ボケの大前には良いキャラクターをしている雰囲気があるので、今後の活躍にも期待したいところ。

以下、結果。
 
・観客投票
クロンモロン(517tp)
プリンセス金魚(509tp)
山陽ピッツァ(473tp)
ゆってぃ(469tp)
三日月シュガー(465tp)
シーソーゲーム(373tp)
囲碁将棋(353tp)
サイドエイト(349tp)
Yes-man(325tp)
虹の黄昏(317tp)

前回よりもハイスコアな回。『爆笑トライアウト』初のオーバー500を記録したクロンモロン・プリンセス金魚が本戦進出。個人的にはそこそこ面白いと感じたサイドエイトが、それほど伸びず。それ以外は、割と納得の結果。

・視聴者投票
山陽ピッツァ(1,641票)
プリンセス金魚(1,426票)
クロンモロン(1,193票)
ゆってぃ(1,374票)
囲碁将棋(925票)
シーソーゲーム(464票)
サイドエイト(459票)
三日月シュガー(335票)
虹の黄昏(313票)
Yes-man(301票)

二位以下を大きく突き放して、山陽ピッツァが本戦進出。やっぱりテレビ映えするタイプなのかな。また、プリンセス金魚クロンモロンの順位が入れ替わっている点も、興味深い。一本のストーリーをガッツリと見せたクロンモロンと、複数のシチュエーションを短く見せたプリンセス金魚。この違いが視聴者投票に大きく影響を与えたような。あと、三日月シュガー・囲碁将棋の評価が入れ替わっているのも気になるところ。

というわけで、クロンモロン・プリンセス金魚・山陽ピッツァの三組がオンエアバトル本戦に出場決定。
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東京のお笑いファンです。

はじめまして。
いつも楽しみにしてます。
虹の黄昏、出てたのですね!
大好きなので見逃して後悔です。。
劇場では、大爆笑とドンビキの人が
くっきりわかれて面白いんですが、
どんな感じだったんでしょうか?

> 虹の黄昏
めちゃウケしてる部分と、めちゃスベしてる部分が、極端に分かれていたような気がします。特定の人だけにウケたというのは、あんまり無かったように思います。個人的には…ふふふふふ(濁し笑い)

自称玄人ってなんですか?自分の好きな芸人を腐している人を勝手にそう思っているだけじゃないんですか?

> 自称玄人
確かに、この表現は少し間違っているかもしれません。
が、こういう軽いタイプの芸を根底から否定する人種は、確かに存在します。
で、そういう人に限って、ちょっとディープな芸風をやたらと持ち上げたりするんですよ。
どっちにも需要があるっつーの! どっちが偉いとかじゃねーっつーの!

ちなみに、僕が三日月シュガーのコントを拝見したのは、これが初めてです。あい。

レスありがとうございます。確かにそういう人は存在するし、一言で表現するのが難しいですね。

自分としてはお笑いファンを玄人と一般大衆で二分する考えが好きではなくて気になったのでコメントしました。
音楽とかならまだしも、漫才コントは大部分の人が興味持っている文化ではないと思うので。

いやあ、漫才やコントが一つの表現方法である以上、
玄人と一般大衆の違いは音楽と同様に存在しているとは思いますよ。
その違いを語れと言われると、ちょっと困りますが。
とりあえず、芸人を表面的な部分だけで否定する人は、一般大衆というイメージがあります。
あくまでイメージですが。

まあ、ちっちゃいことは気にすんな♪
ハイ☆ワカチコワカチコ♪

もちろん存在するとは思いますよ。
ただ玄人と一般大衆で二分するには興味を持っている人がまだ少なすぎると思うのですよ。
特にオンバトのような深夜にやっているネタ番組を毎週見ている人は
もう一般大衆からすれば立派な漫才コントオタクに見えると思われます。
ただ菅家氏はその中で更に二分しているみたいなので
先ほどと同じで表現の違いの問題でしょうね。

ワカチコの後で申し訳ない。

前回のオンバトの後に

「関西ではトライアウトは放送しない」とテロップがあったのに、しっかり放送してた。
(録画を逃したし、見れなかった。笑神降臨前にちょっとだけ結果が映りこんでた。)

関西のNHK全部潰れてしまえと思った。

> あらさん
なんだか社会学の領域に突入してきたような気がしますぞ。

> 佐々木さん
ちゃんとラテ欄を確認しないとぉー。
某どらさんも同じこと言ってましたが。なんででしょうね。急に。
プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

連絡用メールアドレス
loxonin1000mg@yahoo.co.jp

Twitterアカウント
https://twitter.com/Sugaya03

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