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脱・評論家宣言

このところ、頻繁に考えることがあります。それは、現在の僕がブログでやっていることは、果たして自分がブログ開始当初からやろうとしていたことと、同義であると言えるのか、ということです。

もともと、僕がブログを始めようと思ったきっかけは、「個人的に収集しているお笑いDVDの内容を紹介することで、もっと様々な人にお笑いDVDの存在を知ってもらおう」ということでした。もちろん、建前でしょう。本当は、自分のDVDコレクションを自慢したかったから、なのかもしれません。当時の自分の深層心理なんて、分かったもんじゃありませんからね。

そうして始めたお笑いブログ。当初は、ネット芸人(ネット上で行われる大喜利や長文ネタの大会に参加する、愛しさと切なさと心強さを秘めた人たち)の傍らに行ってきましたが、いつしか、お笑い評論系の人たちと付き合うようになり、気付けば、なにやら小難しいことを語りたがっているエセ評論家みたいなことをやるようになってしまいました。

それがダメというわけではないんです。ただ、それが果たして自分の役割なのか、ということなんですよね。正直言って、今は色んなエセ評論家の方たちがネット上で文章を書き連ねていらっしゃいます。その殆どの方が、僕なんかとは比べ物にならないほどに、素晴らしいテキストを書き上げています。文章力も、熱量も、分析力も、まるで比べ物になりません。

それらを見ているうちに、なんだか空しくなってしまいました。自分には、数百本のお笑いビデオを鑑賞してきたというバックボーンはあるけれど、僕の場合、それは単なる経験でしかないわけです。まるで血肉になっていない。

だからもう、評論家ぶるのは止めることにしました。頭が悪ければ、才能も無い。そんな人間が、これ以上どんなことを書いたところで、どうにもならんってもんです。考えてみたところで、まるで結果に繋がりませんし。ここ数日の『エンタの味方!』についての記事も、ああ見えて二日~三日ほど考えて書き上げているんです。労働者の貴重な時間を割いて、何度もDVDを巻き戻して、書き上げたのがアレ。どうにもならんです、ホント。

と、いうわけで。今日からの僕は、エセ評論家ではなく、単なるお笑いバカです。お笑いのことが大好きで、芸人さんのこともケッコー好きで、基本的に雑文を書き、時たまシリアスなことを書いたりする、そんな人になります。わざわざ宣言することではないような気がしますが、そんなわけですので。

調子に乗って、ブログデザインも変えました。ひょっとしたら、タイトルも変えるかもしれません。その時はまた、各所に迷惑をかけることになると思いますが、その辺りも、どうぞ宜しくお願いします。では。

追記。↓の拍手数の多さが気になる。
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初めまして

初めてコメントします。
少し前から拝読してますが、私は評論ぽいと思ったことはなくて、とても読みやすくて心地良い好きな文章だな~と思ってました。
私もラーメンズ好きなので、TOWERの観劇うらやましい限り!
乱文失礼致しました。


No title

評論ぽくなかった!
評論っぽくしてるつもりだったのに!
逆に傷うぐ!(興奮しすぎて噛んだ)

TOWER、TEXTみたくテレビで放送してくれたら良いのに。

No title

web拍手の数>
それだけネットで氾濫するお笑い評論に対して胡散臭い、と思っている人が多いってだけじゃないですか?

ワタクシなぞは自分が面白いと思ったものを面白い、と言っているだけですので評論何それおいしいの?という感じですが。

No title

> 胡散臭い
その胡散臭いモノに感心してしまっている僕は、一体どうすれば良いのでしょうか。いや、聞かれましてもという話でしょうけど。うーん。ネットのお笑い評論は、何気に人を選ぶということなんですかね。いや、だから聞かれてもという話でしょうけど。

> 評論何それおいしいの?
なんとなく、銭の匂いがするのがなんとも。…アフィリエイトじゃ物足りないと申すのか! ええい、そこになおれ! 手打ちにしてくれるわ! …こういう展開はどうですか? 三回目!

まあ、ぬるっと行きますです。いけたら。

No title

脱評論家宣言、いいと思います。
だって菅家さん、芸人さんへの好みがはっきり出ていて、
評論というよりは、芸人さんへの応援、とか心配とか、
情があるテキストだなーと思っていたので。特にラーメンズとか。
評論だとどうしても公平さとか世間の評価との比較がもとめられますけど、
好きなものについて好きなように書く、という体裁なら
今までよりもっと自由に書けるんじゃないでしょうか。
読む側としても、そのほうが気楽で、なおかつ自由に意見が交わせるかな、と思います。
ながながと失礼しました。

No title

> 芸人さんへの好み
実際のところ、評論っぽいのを意識し始めたとたん、
以前よりも自分の視線が冷たくなった気がしましてね。
“芸人至上主義”を謳っていたブログとして、それはどうなんかなあ、と。

まあ、しばらくは堅い感じになると思います。
だんだん、こなれていきたいですね。ういうい。

原点に返りたい

再び失礼します。
私は、菅家さんの批評は他の人の批評に劣るどころか1番だと思っていたので、ちょっと複雑です。
(いい年をしてお笑いにはまり、いまだ論理の組み立てが出来ない私は立つ瀬が無いです)
でも、ブログで重荷を背負うのはまずいですよね。
ご本人が楽しいのが1番です。
私もお笑いファンを自任するようになって、逆にお笑いを楽しめなくなってしまったということが起きたので、ほんの少しだけ気持ちは分かります。
私も、お笑いを以前のように楽しみたいと思いました。
でも、変わらずこれからも記事を読ませていただきます。
それではまた。

No title

まあ、今後も感想は続けていく所存ですので、どうぞ宜しくお願いします。
(評論と感想の違いについては、まあ…意識的なものだと思っていただければ)

とりあえず、偉ぶるのはやめますた。

オリジナルガランドウ(長文失礼)

 まともな評論しているとこはあるんでしょうか。腹がたつだけなのでその手のサイトはもう見ませんが。

 評論ってのは全体の中でどう位置づけるか、なのでその人の考える全体性が見えてこないと、評論とは言えないでしょう。
 しかし単にギャグの手法(それもギャグの部分とは限らないのだが)を並べて説明してるだけのところばっかり。そんなのはベルクソン的に言う”こわばり”の部分を言えばいいだけなので、誰でもできること。

 そもそも手法=スタイルと置くと、一生「ゲロゲーロ」とやってるような芸人が行き着く先となります。
 別にそういうタイプがいちゃいけない、とは言いませんがね。
 手法のパターンがスタイルなら、まさに「ワンパターン」にならざるを得ないのは当然。

 しかし芸というのはドキュメントに接続することで、ドキュメントのインパクトの強さと流動的なスリリングさを持たせることができるわけです。そちらこそ芸の重要な行き先だと思うんですがね。
 そのドキュメントに接続する方法=スタイルと考えるべきですが、ギャグの手法にだけ囚われていてはそのことは見えてきません。

 評論してる人達は一体”芸”をどう考え、どういうものを高みとして目指しているのかな。


 あとギャグの手法にだけ囚われると、結局時代は小さな輪っかをくるくる回るだけなんですよね。しかも実際は、輪っかは回るごとに少しずつ小さくなってしまう。そして最後は全部様式化してつまんなくなっちゃう。
 すでにその悪しきスパイラルを回り始めていて、ますます外に進路が向きにくくなっています。

 このことを芸人も評論してる人も一体どれだけ分かっているのか…もちろん若手のときはちゃんと型を使って鍛えてゆくべきなのですが。
 結局テレビで売りやすい時期の芸を「お笑いである」としている、価値観が媒体に縛られちゃってることにも無自覚なんだよな。


 とお笑いについてのグチを書き連ねてしまいましたが。菅家さんには外への視線を持とうとしているように感じられて、そこも好感を持って読んでますよ。

 さてさて、で菅家さんのブログについてですが。もともと発売されたばかりのDVDを追ってゆく、という「時事性」がコンセプトだと思うので、全体性の中で位置づけをしてゆく「評論」にはそこまで意識を向けなくていいのでは。これまでのかんじで全然問題ないと思いますよ。

 菅家さんが結局表現したいことは「現在の芸人を、DVDで見る」というお笑いとのつきあいかたそのもの、なのではないでしょうか。
 もちろんどんなライヴにも自由に行ければそれに越したことはないでしょうが、地理的にも金銭的にも、さすがにそれは一般的なスタンスとは言えませんからね。
 DVDなら、購入までいかなくとも、レンタルでも結構新しいものを追えますし。

 「時事性」はブログというものの日記的なスタイルとの相性も良い。


 あとそういう理屈っぽいことだけでなく、菅家さんの現実的な悩み、というのは一応分かるつもりです。
 柱だと思っているフレッシュなDVD紹介にはなかなかコメントが付きませんもんねー。テレビ番組レビューにはある程度付くのに。
 あんまりにやり甲斐がなくて気持ちが萎えてくる、というのは察します。ウチのブログも似たようなもんですから(苦笑)

 「あんまりうまく書けていないと自分で思うし、いくら打てども反響ないし、あー意味なんてないんじゃないのっ!?(結構負担は大きいんだからねっ)」という。

 でも一本一本は意味がゼロに近くても、積み重なると足し算以上の意味が出る、ということがあります。既に150本近くの新作DVDレビューがあるわけですからね、これはなかなかスゴイ。ちょっとやそっとじゃ真似できない積み重ねの重みが十分あると思いますよ。


 ただちょっと思うのは、全部がひとつのカテゴリに入ってるために、150本が一列に並んでるようにしか見えない、というのはあります。
 これだけDVDを見ていれば菅家さんの中にはきっといろんな文脈があると思うのですが、せっかく菅家さんの中にはあるその構築感が伝わりにくいかも。

 ひとつの案としては、カテゴリ分けするとか…でもどういう風に分けるか…事務所とかも変だしな、
 だとしたら例えば50音順に芸人を並べて、DVD索引のエントリをどこかに作っておく、というのも手かもしれません。あとお気に入りDVDベスト10とかも紹介しておくとか。

 お笑い系じゃないですけど、このブログなんかは普段のエントリとは別に、左のプロフィールの項目からベスト15やお気に入り作品をたどれるエントリが設けてあって、こういうのいいなと思って見てます。
ブログの、日記形式ゆえの弱点を補えているように思います。
http://micchii.blog4.fc2.com/

 いかがでしょうか?

 無意味なモノを独りコツコツ構築し続けて壮大なオリジナルガランドウを建て、自分で「ムヒヒ」と言っている…
 アートだ!サイコーにイカスじゃないですか!!!(全然同意を得られなそう(笑))

追伸、
(相変わらず先走って勝手な意見を長々書いてしまいましたが。見当ハズレありましたら、あまり深く考えずにスルーしてください。)

No title

なんか色々とご心配おかけしたようで。

> 評論
厳密に言うと、「評論っぽいこと」なんでしょうか。カッコイイ文体で、なんだか意味がありそうなことを、さも事実の様に語る姿に対して、僕は激しく憧れていたわけです。…こんなこと書いてますけど、今も憧れてますからね! 本当ですよ!<評論家各位のミナサマガタ

> 「時事性」
軽く目からウロコが落ちました。なるほど…。

> 「現在の芸人を、DVDで見る」
再びウロコが落ちました。ポロッポロしてます。

> テレビ番組レビューにはある程度付くのに。
そうなんですよねえ。某スキマさんとか、某土踏まずさんとか、某社会人が仕事もホニャララさんとか、その辺のテレビレビューな人たちは反応が大きいのに、こういうブログをやってると、あんまり反応が返ってこないんですよねえ。まあ、僕の文章に問題があるんでしょうけど。ネガティブ!

> 150本が一列に並んでるようにしか見えない
ああ、これは気づきませんでした。確かにそうですね。…とりあえず、ジャンル別にしてみようかしら。

> アートだ!
おとっつぁん、おいらアーティストより商売人になりてぇよ!(金の亡者)
プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

連絡用メールアドレス
loxonin1000mg@yahoo.co.jp

Twitterアカウント
https://twitter.com/Sugaya03

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