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『EARTH』

アース プレミアム・エディション(2枚組)アース プレミアム・エディション(2枚組)
(2008/06/27)
地球

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 一昨日、『EARTH』という映画を観た。地球の美しい自然を映像として収録した……という感じの映画作品らしい。詳細はよく分からないが、リビングで家族が観ていたので、一緒に観賞した。

「NHKか何かで放送された映像の使い回しがある」という批判もあるらしいが、それを知らない僕は大いに楽しめた。象の群集が水を求めて砂漠を彷徨ったり、渡り鳥の群れが風に押し流されそうになったり、ああ、とっても自然的。特に巨大なサメがアザラシを一飲みするシーンは、背筋がゾクゾクした。圧巻。やっぱり海は良いね。

 そういう映像を堪能して、さあ終わるというところで、急にナレーションが「地球温暖化が進み……」という類いの話を始める。おいおい、そういう映画だったのか。なんだか不意を突かれたようで、苛立ちが募ってくる。で、また、これまでの大自然の映像を使って、「彼らは地球温暖化によって、死の道を辿っている」的なことを語り始めたりするわけだ。うわー。

 別に環境保護の話を真っ向から否定するつもりはないのだ。けれど、それはそういうメッセージを念頭に置いた作品でやるべきで、純粋に自然の凄さを楽しんでいる観客に不意打ちでやるのは間違っているだろう。パフォーマンスで客を集めてから商品を売りさばく“がまの油売り”と同じじゃないか。おかげで、最後の最後で一気に胡散臭くなった。

 そもそも、「地球温暖化防止」というメッセージを語る上で、多くの人々が実感していないだろう「環境の悪化」を映像として提示し、お涙頂戴的に人々の感情へと訴えかけるという手法は、もう古いのではないだろうか。今の時代、誰だって「地球温暖化に対する危機感」というのは、少なからず持っているだろうし。もしも「地球温暖化防止」について訴えた映像を作りたいのなら、とりあえず信頼できるデータの提示と日常生活で使える確かなエコの紹介が必要なのではないかなあ、と思う。映画としては退屈かもしれないが。

 ところで、僕はこの映画を途中(チーターのあたり)から鑑賞したのだけれど、この「地球温暖化防止」についてのメッセージは、冒頭で語られていたのだろうか。だとしたら、僕のツッコミはちょっとばかり無粋なのかもしれない。ただ、「出演:地球」はやっぱりどうかと思うぜ?
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プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

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