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『007 ドクター・ノオ』

ドクター・ノオ (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]ドクター・ノオ (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]
(2007/08/25)
ショーン・コネリー

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1962年、とある一本の映画がイギリスで上映された。その映画のタイトルは、『ドクター・ノオ』。その後、四十年以上に渡って上映され続けることとなる大人気映画シリーズ「ジェームズ・ボンド 007」の第一弾作品だ。ボンドを演じているのは、かの名優ショーン・コネリー。彼は以後、『ロシアより愛をこめて』『ゴールドフィンガー』『サンダーボール作戦』などのボンド映画に出演している。ちなみに、日本語訳を演じている声優は、若山弦蔵。そのあまりにも渋い声は、一度聞けば忘れることが出来ない。

初期のボンド映画といえば、個性的かつ魅力的な悪役が印象的だが、この『ドクター・ノオ』にも悪役が登場する。その悪役の名は、ジュリアス・ノオ博士。タイトルの『ドクター・ノオ』とは、彼のことである。『悪魔くん』に登場する整形外科医の名の元ネタは、おそらく彼からだろう。先日、この悪役を演じたジョセフ・ワイズマンが病気で亡くなった。今回は、彼への追悼の意味を込めての鑑賞である。まあ、それほど思い入れのある悪役というわけではなかったのだが。ドクター・ノオって、悪役としてはかなり地味だし。

それでは、ここでストーリーを紹介しておこうと思う。と言っても、DVDジャケットの裏に書いてある紹介文を、そのまま抜粋するだけだが。「宇宙ロケットを妨害する怪電波の調査に当たっていたイギリス諜報部員がジャマイカで殺された。早速現地に派遣されたのは、コードネーム=007ことジェームズ・ボンド。そこで彼はドクター・ノオと名乗る中国人博士が所有する謎の島に秘密が隠されていることを知る」。ボンド映画の最初の悪役は、中国人だったのである。演じているジョセフ・ワイズマンはカナダ人だけど。

今作には、まだまだボンド映画でお馴染みの斬新なスパイ道具が登場しない。また、ボンドカーも無いから、移動もタクシーを利用する。なので、これ以後のボンド映画に比べて、今作は非常に地味な印象を受ける。しかし、そのおかげなのか、ロケ地の空気を上手く映画に取り込んでいる。ジャマイカで疑惑のある漁師を訊ねるシーンは、潮の香りがしそうで良い感じだったなあ。

ただ、やっぱり昔の映画なので、今となっては苦笑いしてしまいそうなシーンも幾つか。中でも強烈なのが、ベッドで横になっているボンドの身体の上を、毒蜘蛛が這い回るシーン。両者の間に明らかにガラス板が張られている。あと、ドクター・ノオの島で遭遇する、ドラゴン戦車(クロノトリガーではない)とか、放射能除去装置とか。でもまあ、この辺の演出から滲み出る古臭さというか、懐かしさというか、そういうのを楽しむのもまた一興といったところ。

ところで、今作の悪役であるドクター・ノオだが、彼が映像の中に姿を現すのは、映画が始まって一時間半ばかりが経過した頃である。遅い。遅すぎる。そんなだから、地味な悪役だって言われるんだ。僕に。どうでもいいか。うん。
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菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

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