スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『爆笑トライアウト』十月三十日放送感想文

遅ればせながら、感想です。

シャングリラ(baseよしもと)
コント。頼りない弟が気になって、あの世からやってきた兄がやってくる。男女のトリオコント師って珍しいなあ。メンバーの一人が見えないという設定が、なんとなくイヌがニャーと泣いた日を彷彿。全体の流れが綺麗なのが印象的。

うしろシティ(松竹芸能)
コント。銀行までの道を交番に教わりに来た、銀行強盗っぽい人という設定。最初のナンセンスな設定でかなりニヤっときたんだけれど、最後の最後で思わぬどんでん返しがあって、それがちょっと鼻についたかな。こういう意外性のあるオチ自体は嫌いじゃないけど、なんかこう……イヤらしい。

クロンモロン(浅井企画)
漫才。熱血新人教師が不良だらけの教室に来て、甲子園を目指すドラマ。程よい温度のやりとりが心地良い。心地良いんだけど、それ故に笑いが流れてしまっている感。程よい温度の中で、客をグイッと引き込めるような笑いを生み出すことが出来れば、一気に爆発する可能性あり。

ハニーベージュ(げんしじん事務所)
コント。肝試しをしているところで、自爆霊に会う。ダラダラした立ち話の中で、ちょくちょくベタなボケとツッコミのやりとりが入る感じ。じわっとした空気は悪くないんだけど、その空気に適したボケとツッコミじゃないんだよなあ。そういうボケとツッコミでやるのなら、こんなにだらだらした雰囲気にする必要はない筈。

スカイラブハリケーン(ホリプロコム)
漫才。出会いのシチュエーション。ツッコミ役が説明していることを、ボケ役が再現しようとするが、ツッコミ役が想定していることと違ったことをボケ役が演じてしまう……というスタイル。僕がスマイルに求めている芸風を、そのまま演じている感じ。面白いんだけど、ボケ役の見た目とネタの内容にギャップがあるような。フツーにイケメンっぽい人がアホなことやっても、説得力が無いんだよね。

ジグザグジギー(マセキ芸能社)
コント。大したことじゃないことで謝罪してくる友人が、その裏でもっと酷いことをやっていたことが明らかになっているという流れ。ツッコミは上手いんだけど、設定がグロっぽいのが引っかかって笑いにくい。もし、このネタを演じているのがバナナマンだったとしたら、もうちょっと笑えたかもしれない。今後の技術向上次第か。

メンソールライト(太田プロ)
コント。立ち飲み屋で大将と話しているていで、漫談。フツーに漫談として面白いのだけど、それ故に立ち飲み屋という設定が鬱陶しくなってくる。普通に漫談でやればいいじゃん。いや、素の自分で語るのが苦手な人って、確かにいるんだけどね。でも、このスタイルはちょっと、再考の余地あり。

ツートンカラー(ワタナベ)
コント。子役オーディションにおっさんっぽい子どもが参加。なんか石川優吾の漫画を思い出す設定だ。見た目が完全におっさんの子どもが、子どもらしからぬ趣味や嗜好を語るというベタさに安定感を覚えるけれど、こういう安定したネタはその分、真の実力が問われるからなあ。実際問題、もうちょっと何かが欲しかったな。

リトレイン(人力舎)
コント。柵と柵の間から逃げ出そうとする羊を追い戻すバイト、というコント。変な設定だなあ。「それはラムチョップです」に、なんかニヤッと。逃げ出そうとする羊を優しさで柵の中に戻す新人を見て、自信を無くした先輩が仕事から逃げ出そうとしているのを、新人がやはり優しさで引き留めようとする流れが下らなくて良かった。個人的には、好き。

レアレア(東京吉本)
漫才。亀田親子のイメージしかないコンビ。「アホっていう人の方がアホですー」という、小学生のクソ下らない屁理屈混じりのやりとりを延々と続けるという漫才。このスタイル自体は面白かったのに、終盤でちょっとくちゃくちゃになってしまったのが残念で仕方ない。ちゃんと最後まで演じ切っていたら、ガッツリ満足出来たのになあ。

以下、結果。
 
・観客投票
シャングリラ(489tp)
メンソールライト(473tp)
うしろシティ(449tp)
ジグザグジギー(417tp)
スカイラブハリケーン(369tp)
ツートンカラー(361tp)
レアレア(357tp)
リトレイン(289tp)
クロンモロン(285tp)
ハニーベージュ(145tp)

収録で最初にネタを披露したシャングリラが、今回の最高得点を記録。M-1グランプリ2001でいうところの中川家ですな。二番にはメンソールライト。綺麗な流れを作れた二組が、オンバト本戦に出場したという感じか。ジグザグジギーが意外と高評価。分かりやすかったからか?

・視聴者投票
うしろシティ(1,270票)
メンソールライト(1,051票)
ジグザグジギー(786票)
シャングリラ(762票)
クロンモロン(732票)
ツートンカラー(703票)
レアレア(669票)
スカイラブハリケーン(487票)
リトレイン(429票)
ハニーベージュ(188票)

どんでん返しな展開が評価されたのか、うしろシティが圧倒的支持を受ける。個人的には、なんかわざとらしくて好きじゃなかったんだけどなあ。ああいう捻りはやっぱりウケるのか。あと、こちらではクロンモロンの評価がちょっと高いのも印象的。

というわけで、シャングリラ・メンソールライト・うしろシティの三組が本戦進出。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

シャングリラは河中さんが元ベリー・ベリー。
メンソールライトは元のみくい処。
うしろシティは阿諏訪さんが元ワンスター。

3組共に前のコンビでオンエアに届かなかった人が、本戦進出というのは興味深い結果ですね。

うしろシティの金子さんは元ナナイロでオンエア経験あるんだけど。

No title

リサイクル♪リサイクル♪
前のコンビで活躍できなかった人が、新しい活動で急に売れ売れになることってありますよね。
ふとっちょ☆カウボーイとか、ゆってぃとか。
リサイクル、流行っております。

あ、そうか…ナナイロの人か…。

No title

今さらんコメントですみません。
この回の収録に行ったのですが、
クロンモロンはちょっとボケの方が喉をこわしてたのかなーという印象でした。
前二組が聞き取りやすかっただけに、漫才に集中しづらかったです。
テレビで見たらそうでもなかったですが。
個人的にはクロンモロン、好きです。

No title

あ、そんなハプニングが。
やけに観客の食いつきが悪いなあ、とは思っていたんですが。
なんとも間の悪い時に喉を痛めてしまったもんです。
M-1も三回戦で敗退したみたいですし…。
なんか調子悪いみたいですね。最近。

No title

今回(といっても、もうかなりたっているんだけど)は、いつもより面白かった様な感じがします。
個人的にはメンソールライトが面白かったです。菅家さんは、立ち飲みの設定がいらないといっていましたが、私はあの設定があったからこそテレビでも面白かった様な気がします。
ただ単に漫談をしているよりか、「立ち飲み」の設定を入れて「コント」として見ることが出来たから、本戦に出場できたのではないかと考えています。

ところで、ここで話すべきことではないかもしれませんが、笑神降臨の第2期の批評を「サンドウィッチマン」以来書いてませんね。毎回楽しみしていたので残念です。最終回のよゐこの分を待っています。

No title

先日のオンバト本戦は、早めに感想書きます。うっす。

>メンソールライト
まあ、確かに「立ち飲み屋」の設定だからこそ、面白かったとは言えるんですけども。ただ、それってちょっと逃げてるような気もするんですよね。ちゃんとしたべしゃり芸から。ネタの構成は完全に漫談なんだから、そういうコントで茶を濁すようなことはどうなんだろうなあ、と。そう思うんですけどねえ…。

>笑神降臨
ふはは、すいません。ロバートの回の感想を書きそびれて、そのままにしてしまっていました。キングオブコント2008感想の時もそうですけど、どうもロバートと相性が良くないみたいです。ネタは好きなんですけどねえ。

落語家の衣装を着て「落語の枕」という設定でネタをするところも見たことがあるんですが(ネタの構成は同じ)、そちらのほうがお気に召すかもしれないですね。>メンソールライト
ちなみに、立川談志に憧れているそうです。

No title

あ、そういうのもあるんですか。そうですね、そういうスタイルなら違和感も幾らか解消…というか、それならもう落語家になれば良いのに(いつまでくどくど文句言ってんだか)

>談志に憧れ
あー、なんとなく分かります。
プロフィール

菅家しのぶ

Author:菅家しのぶ
お笑いDVDコレクター。2014年5月からコンテンツリーグ発行のフリーペーパー『SHOW COM(ショーコン)』で名盤DVDレビュー「神宮前四丁目視聴覚室」を連載中。

連絡用メールアドレス
loxonin1000mg@yahoo.co.jp

Twitterアカウント
https://twitter.com/Sugaya03

検索フォーム
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。